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立川通りを横断 立鉄中付第2号線 進捗状況2018.10

立川駅東側で事業中の「川都市計画道路事業都市高速道東日本旅客鉄道央本線属街路第2号線」(=立鉄中付第2号線)の進捗状況を見てきました。

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この都市計画道路は1994年(平成6年)5月11日に都市計画決定されたもの(立川市告示第64号)で、延長660m、幅員8~13mです。JR中央線の連続立体交差事業の付属街路の1つで、同時に都市計画決定されています。

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このうち事業化されていなかった152mの区間について、立川市が2016年(平成28年)3月17日に事業認可を得て事業を進めています(東京都告示第446号)。現在のところ事業期間は2021年3月31日まで。

認可区間の幅員は8mで、うち2mが歩道となる計画です。

写真等
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撮影場所は上の通りです。

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▲①立川駅の東側

立川駅北口のデッキを降りて東側に進んだ先が事業区間となります。

左側には「立川センタービル」が、右側には「JRの保線区」があります。


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▲②立川通り(立川立体)への斜路

この先には立川通りがあり、JR中央線を潜るためアンダーパス(立川立体)になっています。

この斜路はアンダーパスの歩道部分へ接続するための歩道です。

立川市議会録によると、今年度はこの斜路の撤去と、右側に斜路の新設をする計画のようです。もう工事しているのかな…と思っていたのですがまだでした。

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▲③立川通りと立川立体

立鉄中付第2号線立川通りを橋梁で越える計画です。立川立体の擁壁部分には、橋が架けられるよう既に橋台が準備されていました。

立川市議会録によると、橋梁仮設工事は2019年度(平成31年度)に行う予定で、2019年度(平成31年度)の開通を目指すとしています。

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▲④立川駅側の橋台と斜路

ここを何度も通っていましたが、このようになっていたとは気づきませんでした。

立川立体の4車線化の時に施工したのでしょうか。


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▲⑤国立側から立川駅方面を見る

ここに橋が架かって道路ができる光景が想像できますね。斜路は左側に付け替えられます。


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▲⑥立川通りの東側から国立駅方面を見る

木が生い茂っていて見通せませんでした。

「用地取得した土地だな」というパッと見てわかるような場所はありませんでした。ほとんどがJR用地のようなので大丈夫ということでしょうか。1年半程度で本当にできるのかな…と気になりました。


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▲⑦事業期間東側

中途半端にできた道路がありました。

左側および奥の建物はJRのものです。


立川市議会録によると、立川東大和線などが開通するまでの間は駅前に交通が集中しないように、立川駅から国立方面への一方通行規制を行う方向で交通管理者と協議するとしています。

関連記事
立川東大和線
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▲⑧完成している東側の区間

これとほぼ同様の構造になります。

右側の高架はJR中央線で、道路と高架の間の用地は地下複々線のための場所です。もうやらないんですかね。


撮影日:2018年10月20日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2018-10-25 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(2)

立川市羽衣町2丁目に戦時中にできた住宅地を調べた

以前記事にした、立川都市計画道路3・3・30号線の記事を書くときに少し気になることがありました(宿題にしていました)。

表題の「立川市羽衣町2丁目」の住宅地のことです。都市計画道路はこの住宅地を突き抜ける計画で、住宅地はかなり整然としています。かなり細かな区画で、住宅も周囲と比べると小さめの家が密集しているイメージです。

長方形で直線的に区画されたような土地は「土地区画整理事業をした場合」、「耕地整理をした場合」などによく現れます。ほかにも「旧街道沿いの短冊形の区画」や「大企業の分譲地」などもあったりします。

さて、ここはどうやって生まれた区画なのだろうか・・・と気になり、国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスで古い航空写真を見てみました。

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出所の明示:国土地理院の空中写真(C25-C2-84)1941年撮影

1941年の写真です。左側に見えるのが南武線と西国立駅です。

右側の国立方面には現在の区画にも通じる道路がうっすらと広がっているのがわかります。一方で、中央付近の現在の羽衣町2丁目付近は畑や荒れ地といった状況と判読できます。

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出所の明示:国土地理院の空中写真(USA-M451-1_2)1947年撮影

一方、戦後になると一変します。

木が減り、団地のような建物が一気に広がっています。このころに今の羽衣町2丁目の道路形状がほぼ出来上がっているように見えます。

左側には緑川も完成しています。通水したのが1947年とのことなので、ちょうどこの時期です。

緑川についての過去記事
立川市の暗渠「緑川」

上2枚の写真から、住宅地は戦時中あるいは戦後の短い時間にできたとわかりました。
立川には基地や軍需企業があったことから何らかの関係があったのではないかと推測できます。ほかにも立川周辺にはこのような街並みがあり、関係性も気になってきました。

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出所の明示:国土地理院の空中写真(CKT791-C24-24)1979年撮影

さらに時間を進めると、周囲が都市化しているのはもちろんですが、建物がほとんど新しくなっていました。1947年の建物がほとんど残っていません。

建ててから30年経つと建替えもおかしくないですが、一気に無くなっているのも不思議でした。

はて・・・ネットで調べてもよくわからず、SNSで疑問を投げてみると「住宅営団ではないか、埼玉県蕨で似たようなものを見た記憶がある」と教えていただきました。

「なるほど、住宅営団か」。聞いたことはあっても気にしたことがなかった「住宅営団」。

営団」と聞くと「営団地下鉄(現:東京メトロ)」を思い浮かべる人も多いかもしれません。
住宅営団(住宅経営財団)」は関東大震災後の住宅供給を目的に設立された「同潤会」を母体として、1941年に設立された組織です。

国立国会図書館デジタルアーカイブで公開されている、『住宅営団の栞』(住宅営団編 住宅営団 昭和16年出版)には

日支事変以來茲に四年有餘、この間我國は開闢以來未曾有の戰爭を遂行しつゝ同時に外は東亞共榮圏の確立に從事し、内は變轉極りなき世界の情勢に呼應して高度国防國家の建設に主力を傾けつゝある。この戰爭と、建設と、軍備大擴張との三大事業を同時に遂行することは至大の難事業であつて、この事業が實行出來るか否かは一にかゝつて生産力の擴充が豫期の如く行はれるか否かにある。而して生産力擴充の爲には之に要する勞働力を動員し、銃後國民に生活不安なからしめる事を必要とし、これが爲には住宅供給の確保は食料の確保に次で缺くべからざる重要施設となるのである。
(略)
さればこそ住宅營團は非常時局下貴重なる物資の優先的配給を受け、資金の多額の融通を認められて、これ等勞務者その他庶民の住宅供給の事業を遂行せんとするものである。

と、その目的が記されています。そのうえで

住宅營團の現在の計畫は五年間に三十萬戸の小住宅を建設せんとするにある。
(略)
第一年即ち本年度に於ては準備その他のため時日を要することも尠くないのであるから三萬戸を建て、來年度は六萬戸、再來年度より三年間は毎年七萬戸づゝ合計三十萬戸を新築する豫定である。

と、5年間で30万戸の小住宅建設を予定していました。
また、

現在の所では住宅營團の建てる家は次の六種の型に分れて居る。
  |室数   |一戸の標準坪數
い型|二    |九坪
ろ型|二又は三 |十二坪
は型|三    |十五坪
に型|三又は四 |十八坪
ほ型|四    |二十一坪
へ型|四又は五 |二十四坪

と書かれています。随分と小さな住宅です。これについても「貧民層を造ることになりはしないかと懸念を持つ人があるが、在来の労働者住宅と異なり、一定の集合住宅計画の下に道路、広場、緑地等をとり、さらに児童遊園、集会所、託児所、浴場、市場、店舗、診療所のごとき厚生施設を設け、建築面積に対する敷地も豊かにとる」としています。

住宅営団はポツダム宣言受諾後、GHQにより閉鎖機関に指定され、1946年12月に解散しています。
このことから、実際に30万戸建てたのかなど、不明な点も多いそうです。

さて、羽衣町2丁目ですが、調べていくと、上の航空写真の住宅も、住宅営団による住宅地だとわかりました。大きさや街の構造も、航空写真と『住宅営団の栞』に書かれていることがよく似ています。

立川市教育委員会1999年発行の『昭和初期の耕地整理と鉄道網の発達』によると、1944年1月に立川市字向郷、谷保村大字石田、大字青柳、大字谷保のそれぞれ一部が住宅営団東京支部の一人施行で「立川羽衣町土地区画整理」が認可されています。

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詳しい範囲がわかりませんが、この区画整理によって住宅営団の住宅地が面的整備されたことが推測できます。
この施行範囲の地名が現在の国立市(当時の谷保村)の範囲も含まれているのは、当時は立川市でない範囲があったからで、のちに立川市に移管されました。
移管時期は、くにたち中央図書館2012年発行の『くにたちしらべNo.15』によると1949年、前記『昭和初期の耕地整理と鉄道網の発達』によると1948年とされています。

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▲現在の羽衣町2丁目

たましん地域文化財団2005年発行の『多摩のあゆみNo.119』によれば、羽衣町の住宅営団の住宅地はすべて賃貸住宅戸数は72陸軍獣医資材本廠(現:東立川駐屯地他)の官舎だったそうです。(数えたら72戸よりはるかに多いのは謎)

住宅営団の解散後は、閉鎖機関としての住宅営団、その後東京都を経て個人に払い下げられたそうです。払い下げられた経緯と現在の住宅地への発展経緯も気になるのですが、調べるのはギブアップ。

なお、立川市内には高松町(現:栄町4付近)や錦町にも営団住宅があったそうです。戦後の航空写真を見ると立川周辺にこのほかにも似たような住宅があり、気になるのですがよくわからず。もと軍都として何らかの関係があったのですかね。東曙町住宅とかの小区画とそこにある古そうな住宅とかすごく気になっています。軍都、立川といえば赤線地帯も存在しました。調べたら様々なサイトが出てきます。

営団住宅はこのほか多摩地域で「東野住宅」や「山中住宅」などバス停名として痕跡が残っている場所があります。

参考
・たましん地域文化財団 (2005) 『多摩のあゆみ No.119』
・立川市教育委員会 (1996) 『立川の建物疎開の記録』
・立川市教育委員会 (1999) 『昭和初期の耕地整理と鉄道網の発達』
・立川市史編纂委員会 (1978) 『立川市史』立川市
・くにたち中央図書館 (2012) 『くにたちしらべNo.15
・住宅営団 (1941) 『住宅営団の栞』
・羽衣町一丁目自治会 (1977) 『創立三十周年記念誌』
・地図・空中写真閲覧サービス

記載内容は筆者調べのもので正誤の判断は保証しかねます。参考文献は文中に記載。引用は原文ママですが、PCで表示できない文字は置き換えました。

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by yunomi-chawan1 | 2018-10-18 00:00 | 地域 | Comments(0)

鉄道総研の廃線を6年ぶりに訪問したら遊歩道になっていた

鉄道総研の一般公開「平兵衛まつり」に行ったついでに、6年ぶりに鉄道総研の引込線跡(廃線)を見てきました。

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鉄道総研の際あたり。

ここは下草も刈ってあって、架線もあります。奥の方には柵がありますが、今でも使っているのでしょうか。


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鉄道総研から出たところで北大通りと交わっていました。

線路が引かれていたころは踏切信号があったそうです。今は線路は剥がされています。

ただ、舗装が少し違っていたり、歩道の点字ブロックが残っていたりと、当時の面影はありそうです。(まぁ6年前と変わってません)。

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国立駅方面に向けて、アパートと階段の間を抜けていたそうです。非電化だったみたいですね。

この辺りも6年前と変わらず。階段とか変わっているのかなと思っていましたが、何も変わっていませんでした。


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アパートの裏手を見てみると、「」の境界標が埋められていました。鉄道関係のアパートなんですかね。


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アパートを抜けると遊歩道になっていました。「ポッポみち」というそうです。

廃線は遊歩道になりがちです。左側の鉄道用の電線はいまでも現役のようです。


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ちなみに6年前(2012年)はこのように駐輪場となっていたので、遊歩道になっていたのは少し驚きました。


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遊歩道にはレールをイメージさせる舗装がされています。

レールは2004年頃まで残っていたそうですが、私はその当時を知りません。


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中央線の手前で遊歩道は終了。ここに少しだけ実物のレールで再現されていました。

中央線は高架化されています。この引込線も高架化して繋がっていたら面白かったんですけどね。


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国立駅の方に向かっています。

高架の脇のJRの駐輪場用地は高架化で捻出されたものなのか、廃線の鉄道用地だったのか。そんなことを想像しながら廃線探索終了です。


撮影日:2018年10月13日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2018-10-16 00:00 | 鉄道 | Comments(0)

矢川北団地~日野橋 さくら通り延伸 着手前状況2018.9

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国立市矢川北団地付近~立川市日野橋交差点付近を結ぶ道路計画の、着手前の状況を見てきました。

国立市域国立3・4・5号立川青梅線として1967年5月23日に、立川市域立川3・4・5号新奥多摩街道線として1961年10月5日にそれぞれ都市計画決定されています。(その後何度か変更有)

計画幅員は交差点部分などを除いて20mとなっています。

日野橋交差点から西側は新奥多摩街道として既に供用されているほか、国立市域青柳・石田地区土地区画整理事業矢川北団地付近、富士見台地区土地区画整理事業が施行された区域で既に供用されています。また、富士見台地区の東側は現在事業中の東八道路まで延伸する事業が行われています。

矢川北団地付近~日野橋交差点付近は一部を除きまだ事業化されていません

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この道路は「多摩東西道路」の1つのうちの一部でもあります。

2016年(平成28年)3月に東京都や26市などが公表した「東京における都市計画道路の整備方針(第4事業化計画)」では、今後10年間で優先的に整備すべき路線(=優先整備路線)に選定されています。(それどころか第2次事業化計画から連続して選定されている(第1次は資料が手元にないためわかりません))

今回はそこの状況を見てきました。

写真等
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撮影位置は上の図の通りです。

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▲①矢川北団地内より谷保方面を見る

この付近は矢川北団地ができたころより道路用地が確保されていた模様です。

この先を進むとさくら通りとして国立市内を東西に横断します。日本住宅公団施行の富士見台地区土地区画整理事業によって整備された場所です。(1963年認可・1965年換地処分)←道路計画決定の前なのが気になるけど

ちなみに、さくら通りは現在、4車線→2車線への減少と、自転車道を設置する再整備が行われています。

さくら通りの再整備についてはこちら
国立市「さくら通り」の自転車道整備

この写真の位置で「多摩南北道路」の1つ、立川東大和線(中新田立川線)が交わる計画です。

立川東大和線についてはこちら
立川東大和線・中新田立川線
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▲②JR南武線と交差する

矢川北団地(都営矢川北アパート)の西側でJR南武線と交差します。

現在は道路が立体交差する計画ですが、現在JR南武線の連続立体交差事業に向けた検討が進められており、将来的には鉄道が立体交差するよう計画変更が行われるものと思われます。


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▲③矢川北団地

改めて矢川北団地を見てみるとこのような感じ。

建物が最近順次建て替えられていて、若干高層化しました。


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▲④青柳地区の東側の端

この付近は組合施行の青柳・石田地区土地区画整理事業によって整備されました。(1995年5月16日認可・1999年10月8日換地処分)

このため、区域内のみ道路が整備され、突然行き止まりになるような構造になっています。道路は2車線で中央分離帯を有する道路です。

通り抜けられるような道ではないため、交通量は多くなく、専ら地域道路のような性格となっていました。

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▲⑤東向き

開通を見越してなのかよくわかりませんが、ケーヨーデーツーやネッツトヨタ、シャトレーゼなどが沿道に出店していました。


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▲⑥みのわ通りを交わる

みのわ通りと丁字路になってぶつかります。信号は横断用で、交差点の交通整理を行っているものではありませんでした。

3・4・5号線側には左折レーン用の用地が確保されていましたが、置きガードレールの設置によって塞がれていました。

道路はこの先、日野橋交差点方面に向けてまっすぐと計画されています。

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▲⑦日野橋交差点

日野橋立川通り甲州街道奥多摩街道新奥多摩街道が交わる5差路の交差点です。(奥多摩街道は交差点から出る方向のみの一方通行)

甲州街道はかつて国道20号線と指定され、この交差点で渋滞が発生していましたが、2007年に日野バイパスが開通したことなどから、日野橋交差点の交通量が4割減少したことなどが公表されています。いまでも混んでいるときがありますが、確かに減ったかなという気がします。

なお、3・4・5号線ができると6差路となるようで、どのように交通を処理するのか気になるところです。

ちなみに、第4次事業化計画を策定する際のオープンハウスで都職員に聞いた時には、3・4・5号線←→新奥多摩街道の立体交差になると言っていました。

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▲⑧日野橋交差点の西側

この先まっすぐに道路ができるとは想像できませんね。


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▲⑨事業予定区間の西側

このあたりが西側となる予定です。既に道路があることから、やはり日野橋の立体化はあるのかなという気がします。

ただ、この辺り青柳崖線の高低差があるので、どうやるのかも気になるところです。


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▲周辺の計画図(都市計画図を参考に作成・赤線の事業範囲は便宜上描いたもので、公表されたものはありません)

この日野橋交差点の西側には「支線1」が計画されています。おそらく日野橋を立体化して交通処理する際のう回路のようなものだと思われます。計画幅員は9m。

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▲第4次事業化計画の(案)のときの図面

2016年3月策定の第4次事業化計画には支線1優先整備路線には含まれていませんが、計画策定前に「(案)」として公表していた図面には優先整備路線に含まれていました。

どうして消したのか、間違えて書いていたのか、よくわかりませんが、ずっと気になっています。

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▲⑩現在の「支線1」部分

現在は「根川緑道」として整備されています。この辺り一帯が立川公園として決定されています。都市計画道路と被っているのでどうするのかなぁと。

仮にこれを無くすとなると、相当の反対がありそうな気もします。

この道路は事業化しておらず、今後計画変更される可能性が高いです。公表される役所の資料を参考にしてください。この記事は計画を証明するものではありません。

撮影日:2018年9月19日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2018-10-02 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

立川東大和線・中新田立川線 着手前現況2018.9 その3

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立川3・3・30号立川東大和線国立3・3・15号中新田立川線の着手前の現況をレポートしています。

その2」の続きです。概要は「その1」に記載しています。下記より参照してください。


写真等 JR中央線付近~立川南通り
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今回はJR中央線付近立川南通りまでの状況です。

その1」でも書きましたが、北側の泉体育館駅付近都道145号線145までの区間は、既に環境影響評価や都市計画変更といった手続きが行われており、事業化に向けた準備が進められています。

都道145号線145より南側はいまのところそういった準備の話は聞こえてきませんが、いわゆる第4次事業化計画の優先整備路線に選定されています。

この記事では現在の都市計画をもとに書きます。今後事業化に当たり変更がある可能性がありますのでご注意ください。

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撮影位置は上の図の通りです。

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▲①JR中央線南側(羽衣町2丁目地内)

この記事「その3」で扱う範囲は、計画されている区間でもっとも戸建て住宅が密集している地区ともいえます。

写真を撮影している位置は、将来の道路の歩道と車道の境目あたりかと思われます。その先丁字路あたりが道路境界でしょうか。(道路区域は測量などにより確定して行くことになります)

この道路、かなり古くからあるようで、明治時代の地形図にも書かれています。

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▲②都道145号線北側

この付近は将来の道路の真ん中でしょうか。


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▲地区内に掲げられている看板1

このような看板がちらほらありました。


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▲地区内に掲げられている看板2

羽衣町の街づくりを考える会」というグループができているようです。名前が変わったという情報もありますがよくわかりません。

東八道路(西原町~谷保間)や、新府中街道(小平市域)、小金井3・4・11号、南多摩尾根幹線(1970年代)などでも反対運動がありました(あります)。

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▲都道145号線

左側車列の最後尾付近でほぼ直角に道路が交わる予定です。

ここから北側(右側)が現在、都市計画変更や環境影響評価の手続きが行われています。南側(左側)も時期に準備が行われていくものと思われます。

この道路は幅16mで都市計画決定されていますが、現在はそれだけの幅で造られていません(おそらく12mくらい?)。右折レーンを造る目的でもしかしたら拡幅する……かもしれませんがわかりません。

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▲④羽衣町2丁目

この辺りの古い航空写真を見ると、1941年には雑木林のようだった場所が、1947年には住宅地へ変貌しています。そのころの住宅地の道路区画が現在でも残っているようで、周辺と違った細かい区画はそのときの名残のようです。

どういう経緯で住宅地を作ったのだろうかと気になっていました。どうも住宅営団が関係しているようで、軍事関係もありそうですが、詳しくわからないので、これを調べるのは私の宿題としますかね。住宅営団自体はGHQにより解体されて、この付近は今では民有地の住宅地となっているようです。

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▲⑤「④」の反対向き

このあたり、南北にやや広い道路が突き抜けています。この道路も戦時中にできたもののようです。

立川東大和線はこの道路の東側(左側)に拡幅するような形で計画されています。


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▲⑥

この道路は広いですが、交通量は多くありません。


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▲⑦立川南通りにぶつかる

現道は立川南通りに信号のない交差点でぶつかります。

この先は国立市となり、都市計画道路名称は中新田立川線と変わります。

ただし、国立市域の中新田立川線も含めて「立川東大和線」と呼ぶことが多くあります。都道の名前としても「立川東大和線」があります。

計画されている道路はこのさきまっすぐと抜け、矢川三丁目交差点まで繋がる予定です。

撮影日:2018年9月19日

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by yunomi-chawan1 | 2018-09-28 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

立川東大和線・中新田立川線 着手前現況2018.9 その2

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立川3・3・30号立川東大和線国立3・3・15号中新田立川線の着手前の状況をレポートしています。

その1」の続きです。道路概要なども「その1」に書いているので参照してください。


写真等 立川通り~JR中央線付近
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前回記事の続きで立川通りJR中央線付近です。

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撮影位置は上記の通りです。

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▲①立川通り南側

立川通りの南側、ワークマン裏です。

このあたりは畑が広がっていました。都市計画図によると生産緑地も含まれているようです。


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▲②東立川駐屯地北側より北向きに撮影

この正面をやや左にカーブしながら泉体育館駅方向に計画されています。

ちなみにこの辺りで、立川3・4・25号立川小川橋線の未成区間と交わる計画です。たぶん実現しないでしょう。

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▲③東立川駐屯地北側より南向きに撮影

ここから東立川駐屯地の西側に沿って道路が計画されています。

駐屯地沿いには都道43号43の現道が通っています。道は狭いですが、これでも主要地方道で交通量はそれなりにある道路です。

道路は駐屯地側に拡幅するようです。幅員28mで都市計画決定されています。


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▲④立川二中の西側

駐屯地沿いに進み、さらに立川二中沿いにまっすぐと計画されています。


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▲⑤立川二中前交差点を南向きに撮影

都道43号43現道は東(左)へ直角に曲がって行きますが、計画道路はこのまままっすぐ狭い道方面に計画されています。

狭い道ですが抜け道として利用されているようです。それだけまともな道がないということなんでしょうかね。


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▲⑥立川二中前交差点を北向きに撮影

この交差点の角には曙町駐在所があります。そちら側に拡幅となるようです。


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▲⑦の位置の住宅地

この辺りは幅員28.7mで計画されていますが、JR中央線付近の立体交差方法を変更するため、幅員28mに都市計画変更される予定です。

都市計画変更については前回記事を参照。

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▲中央線付近の拡大図


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▲⑧(東向き)この辺りで交わる

この辺りは完全な住宅街です。

道が狭い場所もありますが、意図的に一方通行にしているような場所も近くにありますね。


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▲⑧(西向き)現在「支線1」として決定されている部分

現在は立川3・2・10号緑川通り線支線1が決定されている区域です。

支線1は計画廃止される予定です。

都市計画変更については前回記事を参照。


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▲⑨JR中央線の北側

この辺りには住宅が建っていない場所もありました。

生産緑地のようで、航空写真を見ても畑がありましたが、このときは草が茂っていました。


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▲⑩JR中央線北側側道

左の高架がJR中央線です。このあたりで計画道路が横切る予定です。

ちなみに、この側道自体も西側へ伸ばす計画があります。


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▲⑩の位置から撮影したJR中央線の高架

JR中央線高架橋は道路計画を見越して造られているようで、スパンの長い橋が架かっていました。


おまけ:立川3・2・10号緑川通り線

ついでなので、付近で交わる計画道路を少しだけ掲載しておきます。

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A 現在の緑川通り

現在、JR中央線の北側~東橋交差点まで、片側1車線の道路が続いています。

道路の中央部には幅の広い中央分離帯のようなものがあり、駐車場として利用されていたりします。

この道路、緑川通りといいますが、「緑川」はここを流れている人工の河川のことで、現在は暗渠化され道路の下を流れています(現在は下水道化)。

いまでも当時の橋の名残として高欄(欄干)が残っていたり、曙橋東橋という名前の交差点があるのはその名残です。

緑川JR中央線をくぐって南へ流れ、いちょう通りみのわ通りの下を通って、多摩川に注いでいます。

緑川については過去記事で
立川市の暗渠「緑川」

立川3・2・10号緑川通り線東橋立川3・3・30号線までの間で第4次事業化計画優先整備路線に選定されています。

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緑川幹線改築(下水道)事業の説明会資料より抜粋

なお、この道路の建設には前述の緑川公共下水道緑川幹線の改築が必要となります。この管路は立川市で最も古いらしく、道路を通すためには大型車両への対応も必要なため、今年度(2018年度・平成30年度)から改築に着手しています。

管路の改修は平成40年度(2028年度)までの予定で、それから道路部分の築造に着手する模様で、市議会録などによると、「立川3・3・30号立川東大和線の事業進捗にあわせて供用開始できるよう進める」とのことです。

「立川東大和線にあわせて」というあたり、抜け道利用や他の道路への流入を恐れているのかなぁ?

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B 現在の緑川通りの端

ここから国立3・4・8号日野駅国立線方向に伸びる計画です。

ここの広い土地は何用地なんですかね。前から気になってるんですが。

多摩青果市場立川支所跡だそうです。(2018年10月7日追記)


おまけ:立鉄中付1・立鉄中付2
立鉄中付1は「川都市高速道東日本旅客鉄道央線属街路第1号線(2号線)」のことで、JR中央線が連続立体交差する際に、線路北側に計画された側道のことです。

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立鉄中付2

この位置(旧野沢踏切)から立川駅方面が立鉄中付2です。

この先、立川通り付近が完成しておらず、2019年度(平成31年度)には立川通り橋梁架設及び道路築造を行う予定で、市議会録によると、2019年度(平成31年度)の開放を目指しているそうです。

なお、開通後も、立川東大和線などが整備されるまでは、「駅前に交通が集中しないように、立川駅から国立方面への一方通行規制を行う方向で交通管理者と協議(市議会録より)」しているとのこと。

抜け道利用や住宅街への流入を相当警戒している感じですね。


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立鉄中付1

この位置(旧野沢踏切)から立川東大和線までが立鉄中付1です。

JR中央線高架化に伴う仮線などがあった場所で、用地はおおむね確保できているものと思われますが、事業着手は立川東大和線に合わせて行う計画のようです(市議会録より)。

このように周辺道路の整備も立川東大和線の整備が行われないとできない状況でもあるようで、立川東大和線の重要性が感じられます。

JR中央線より南側は次の記事で
予定
撮影日:2018年9月19日

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by yunomi-chawan1 | 2018-09-26 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(2)

立川東大和線・中新田立川線 概要と着手前現況2018.9 その1

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立川市国立市立川3・3・30号立川東大和線国立3・3・15号中新田立川線のうち、事業化が計画されている矢川三丁目交差点泉体育館駅付近間の現在のようすを見てきました。

道路概要

このブログでは初めて扱う道路なので、概要を記載しておきます。

立川3・3・30号立川東大和線立川市羽衣町二丁目東大和市多摩湖六丁目に至る全長8,060mの都市計画道路です。都市計画決定は1961年(昭和36年)10月1日です。

国立3・3・15号中新田立川線国立市大字谷保字中新田国立市大字石田字田村道に至る全長約2,300mの都市計画道路です。都市計画決定は1967年(昭和42年)5月23日です。

これらは一部区間で事業に着手していません。このうち、矢川三丁目交差点泉体育館駅付近間がこの記事で扱う区間です。

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この道路は「調布保谷線(武蔵境通りなど)」、「府中清瀬線(新小金井街道)」、「府中所沢線・鎌倉街道線(新府中街道・鎌倉街道など)」、「八王子村山線(多摩大橋通り)」と並んで、「多摩南北主要5路線」のうちの1つに数えられています。

調布保谷線や府中清瀬線、八王子村山線は全線開通。府中所沢線・鎌倉街道線は全線で事業着手している一方で、立川東大和線は5路線の中で唯一事業着手していない区間があります。

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『東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)』より抜粋

東京都や26市などが2016年(平成28年)3月に策定した『東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)』では、「今後10年間(平成28年度から平成37年度まで)で優先的に整備すべき路線(=優先整備路線)」に選定されました。(都-84、市-51、都-126に該当)

事業はいくつかの区間に分けて事業着手されるものと思われます。

東京都では、北側の都道145号線145泉体育館駅付近間の約2.5kmの事業着手に向けた準備を行っています。

このうち、事業着手の前に、JR中央線付近で都市計画変更を行うため、2016年(平成28年)12月に周辺住民向けに都市計画変更素案説明会が開かれた模様です。また、これと並行して2016年(平成28年)12月21日には、環境影響評価の対象となる立川市羽衣町二丁目栄町四丁目環境影響評価調査計画書を提出しています。

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都市計画変更は、現在の都市計画ではJR中央線をアンダーパスで交差し、立川3・2・10号線と国立3・4・8号線とも立体交差、立川3・2・10号線と支線で結ぶこととなっています。JR中央線は連続立体交差事業により高架化されアンダーパスで交差する必要はないことから、道路を地表式に直し、支線を廃止、立川3・2・10号線と国立3・4・8号線とは平面交差とし、付近の幅員を28mにするものです。
(図を見た方が早い)

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※JR中央線の連続立体化は1994年(平成6年)5月11日に決定済み。既に完成。

今後、何らかの動きがあるものと思われます。

写真等(泉体育館駅付近→立川通り)
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※まだ着手していません。事業範囲等は今後確定することになるため、地図と異なる場合があります。

今回は北→南向きに撮影したので、その順番で掲載します。

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撮影位置は上記地図の通り。

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▲①完成済みの立川東大和線と泉体育館駅

私はよくわかりませんが、この付近は多摩モノレールの事業に合わせて拡幅された模様です。

道路は青梅街道まで繋がり、途中玉川上水駅付近まで4車線(片側2車線)となっています。


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▲②事業予定区間北端

ここから先、芋窪街道に沿ってしばらく事業予定区間となります。

多摩モノレールはここで西(右)へそれ、立川駅方面へと向かいます。モノレールに沿って大通りが整備されています。

ちなみに、この先のJR中央線などを越える数少ない立体交差の幹線道路である立川通り立川立体に交通が集中し、慢性的な交通渋滞が発生しています。全然動かないこともしばしば。
この道路ができることで、立川駅付近を回避して南北の交通ができることに期待しています。20年……30年先かなぁ……?

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▲③さっきの交差点のすぐ南側「江ノ島住宅バス停」

この先の芋窪街道は現況2車線の道路となります。交通量もそれなりにある道路です。

この付近は道路東側数十メートルだけバスベイ用地や歩道用地として、既に拡幅部分が確保されている状態でした。

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道路は現道を拡幅し、幅員28m4車線にする予定のようです。近隣では日野市万願寺付近の日野バイパスなんかが似たような幅員です(わかりませんが構成は違うと思います)
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▲④やや緩やかな右カーブ

直線部分では現道両側に拡幅するようですが、ここのカーブ付近はインコース側に拡幅するようです。

この辺りの道路は車道が若干広いような気がしますね。歩道が狭いです。


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▲⑤この付近で現道と分かれる

栄町4付近です。この付近で芋窪街道と分かれ、左斜め方向へと進む計画です。


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▲⑥分岐する箇所

このあたりは道路の西側歩道部分になっているでしょうか。道なき場所なので、都市計画図とにらめっこしながら探索しました。


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▲⑦いなげや立川栄町店北側の道

この付近でこの細い道路をほぼ直角に横切るようです。

このあたりは倉庫や駐車場、住宅などが点在している場所でした。右の垣根の奥は庭なのか広い土地が広がっていました。


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▲⑧いなげや南側から いなげや駐車場

この駐車場の柵の向こう側あたりが道路計画地のようです。

このいなげや、道路計画を意識したような店舗配置に見えました。実際どうなのか知りませんけど。

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▲⑧いなげや南側「立川通り」

この付近で立川通りをほぼ直角に交わるようです。

都市計画図を見た感じでは、ワークマンは道路計画地と被っているようでした。


撮影日:2018年9月19日

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by yunomi-chawan1 | 2018-09-25 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

立川市・国立市の根川の樋門が完成していました

立川市・国立市を流れる根川多摩川に合流する地点に「樋門」が完成していました。

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▲完成した樋門

場所は多摩川左岸の立川公園下流部です。

これまでは大きな樋門もなく木が茂ってうっそうとした場所でしたが、周辺もきれいに整備されました。芝生がいまも養生中です。


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▲銘板

銘板によると「根川排水樋門」というそうです。


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▲設置されていた工事案内看板(3月ごろ撮影)

書いてある通り、多摩川の洪水時にゲートを閉めることで根川への逆流を防ぐはたらきがあるようです。


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▲根川上流の根川貝殻坂橋から見た樋門

根川自体はそれほど大きな河川ではありません。

昔は立川崖線の涌水を集める河川だったそうですが、残堀川の水を受け入れるようになりました。その後、立川市柴崎町付近に多摩川に短絡する水路が造られ、いまでは残堀川から分水する河川となっています。

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▲3月ごろの様子

3月ごろは根川の水を閉め切って工事が行われていました。

工事が始まる前の写真も撮影していた気がするのですが、パソコンから見つかりませんでした。


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▲樋門下流部

樋門周辺の護岸や多摩川も整備されたようです。


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▲樋門上部の堤防・遊歩道

樋門の上部にも遊歩道が整備されました。

ただ、ここから中央自動車道付近までもともと遊歩道が整備されてなく、この遊歩道もすぐに行き止まりとなっています。

将来整備する計画があるのか・・・調べてみましたがよくわかりませんでした。あると見通しの悪い車道を通らずに済んで便利なんですけどね。

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▲立川公園付近の多摩川左岸

この近辺の多摩川は、ここ数年少しずつ整備されています。工事中川の流路を変更したりしていましたね。


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▲日野橋

甲州街道、旧国道20号線の「日野橋」は架け替えの話が上がっています。

どうなるんですかね。


撮影日:2018年3月31日、9月19日

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by yunomi-chawan1 | 2018-09-22 00:00 | 地域 | Comments(0)

南武線(立川駅付近~矢川駅付近)連続立体化の機運高まるか?

このほど、JR南武線立川駅付近~矢川駅付近で、鉄道の連続立体交差化の気運が高まりつつあるようです。

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▲参考:南武線で使われるE233系電車


連続立体交差事業とは

連続立体交差事業とは、市街地において道路と交差している鉄道を一定区間連続して高架化又は地下化することで立体化を行い、多数の踏切の除却や新設交差道路との立体交差を一挙に実現する都市計画事業のこと(平成16年 踏切対策基本方針)です。

国が定めた「都市における道路と鉄道との連続立体交差化に関する要綱」には詳しい定義がされていますが、参考にリンクだけ貼っておきます。

この事業は「道路整備」の一環として行われるもので、事業費は事業者である都市側のほかに、鉄道側も一部を負担することとなっています。また、増線(複々線化等)などの鉄道施設の増強に関わる部分の費用は鉄道側が全額負担することになっています。

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▲参考:地下化による連続立体交差事業を行った京王線調布駅付近

都内では、1961年(昭和36年)に東急東横線学芸大学駅~自由が丘駅間の約0.9kmが立体化して以降、多くの路線で連続立体化が行われています。

これとは別に、鉄道と交差する道路を立体化、あるいは鉄道を短区間で立体化する「単独立体交差事業」もあります。(前者の例:横浜線と北野街道が交差する打越土入立体、後者の例:西武拝島線と府中街道の交差)

また、近年では踏切の新設は原則認められないため、新しくできた鉄道は立体交差しています。

2004年の踏切対策基本方針
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東京都が2004年(平成16年)に策定した「踏切対策基本方針」があります。

これでは「重点踏切」や「鉄道立体化の検討対象区間」、「鉄道立体化以外の対策の検討対象区間」が抽出されています。

10年以上前の計画ですが、現在もこの方針に沿って計画されています。

このうち「鉄道立体化の検討対象区間」には20区間(京王線は1路線とした)が抽出され、京王線(笹塚~仙川駅間)や西武線東村山駅付近など、実際に事業化あるいは事業化に向けた手続き中の箇所があります。

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このなかで、JR南武線のうち矢川踏切~羽衣踏切間が抽出されています。

この区間には重点踏切4か所を含む計9か所の踏切があるほか、重点交差予定箇所踏切が2か所あるとされています。

なお、この区間外の立川側には1か所、川崎側には複数の踏切がありますが、この区間は鉄道立体化の検討対象区間には抽出されていません。ただし、「方針策定後、具体的に対策を検討するにあたっては、区間毎に地域特性が異なることなどから、本方針による区間の範囲に拘束されるものではない。」とされていることから、今後の検討状況でそれらの踏切も対象区間に含まれていく可能性もあります。

2018年9月28日追記:東京都のサイトが更新され、解消される踏切数14、延長約3.0kmとされました。仮に立川側の1つ目の踏切からすると、国立市役所の西側付近までが区間となります。

東京都の「事業候補区間」に

この区間は2012年(平成24年)9月に東京都の「事業候補区間」に選定されました。

これに伴い、東京都は2013年度(平成25年度)から事業範囲や構造形式の検討を行っているとしています。ただ、それ以降主だった動きはなさそうです。

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▲『平成30年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求』より抜粋

また、東京都は『国の施策及び予算に対する東京都の提案要求』で毎年、連続立体交差事業の推進を提案要求しています。この中の参考図でも事業候補区間になっているほか、「今後新たに事業化に取り組む箇所については必要な財源を確保すること」としています。

いわゆる「第4次事業化計画」の優先整備路線などが交わる
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▲国立3・4・5号立川青梅線との交差予定箇所

東京都は2016年(平成28年)3月に『東京における都市計画道路の整備方針』いわゆる『第4次事業化計画』を策定し、今後10年間で優先的に整備すべき路線(優先整備路線)を選定しました。

この中で、鉄道立体化の検討対象区間には優先整備路線が2か所交差する予定です。

東西に横切る「国立3・4・5号立川青梅線」は西側の「立川3・4・5号新奥多摩街道線」とともに優先整備路線に選定されていて、国立市のさくら通り日野橋交差点を繋ぐ計画です。

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▲国立3・4・15号中新田立川線との交差予定箇所

南北に横切る「国立3・4・15号中新田立川線」は北側の「立川3・3・30号立川東大和」とともに優先整備路線に選定されています。

この道路は多摩南北道路主要5路線のうちの一つ「立川東大和線」を構成する一部で、未整備の立川市内一部区間は事業化に向けた都市計画変更の手続きを行っています。

ちなみにこの2路線は「第3次事業化計画」でも優先整備路線に選定されていましたが、結局事業化されず、第4次事業化計画でも選定されまたという経緯があります。

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▲かつてあった看板(2015年撮影)

これらの道路が通る都営矢川北団地には写真のような看板が掲示されていました。

いつごろ撤去されたのかわかりませんが、現在はありません。

矢川北団地は建て替えが進められ、既に新しい棟が完成しています。

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▲立川南通り(立川3・5・6号国立昭島線)

立川南通りは南武線と踏切で交差しています。

激しい時では立川駅の南側付近まで断続的に渋滞していることもあります。

また、沿線には立川病院などの病院があります。


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▲矢川駅東側の踏切

この踏切も重点踏切に選定されています。

この道路は都市計画道路ではありませんが、南武線を横断する、バスも通る道路です。

矢川駅はバリアフリー機能や耐震性などの問題から2011年(平成23年)に建て替えられ、現在の駅舎になりました。

国立市南部地域整備基本計画」では駅南側に広場を整備し、アクセス道路の整備もするなどの検討が行われています。

立川市のマスタープランで立体化が明記

立川市都市計画マスタープラン(平成29年6月改訂)には、南武線の立体化が明記され、

JR南武線の鉄道立体化の促進を図るとともに、それに合わせたJR西国立駅駅前の整備とにぎわいの創出を図ります。
と、されています。

国立市のマスタープラン改訂で立体化が明記される予定

国立市が2003年(平成15年)に策定した都市計画マスタープランは、2011年(平成23年)に最初の改訂をおこない、現在、2回目の改定に向けて見直しを行っています。

その見直し原案が公表され、その中で新たに「JR南武線連続立体交差事業の推進」が明記されました。

また、上で書いた矢川駅南側についてもゾーンの改定が行われる予定です。

まだ原案のため、正式に改訂が決定しているわけではありませんが、今後、そのように改訂される模様です。

これまで、国立市では立体化の根拠となるようなものがほとんどなかったため、市議会でもあいまいな答弁が続いていたように思えます。また、議論もそれほど活発ではなかったように見えます。

しかし、ここに来て議会でも活発になってきたかなという感じで、機運も高まりつつあるように思えました。

関係あるかわからないけど・・・
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谷保駅にエレベータを設置しバリアフリー化したときに、市の広報物にこんな記述がありました。(現在はネット上からなくなってる?)

上から2番目と3番目が気になるところです。

ちなみに、谷保駅は「鉄道立体化の検討対象区間」には含まれていませんが、谷保駅の南側も都市計画マスタープランの改定でゾーンの変化があるようです。

ちょっとだけ
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▲矢川~谷保駅間の踏切

矢川~谷保駅間には人道踏切が複数あるほか、都市計画道路や都道も交わっています。「鉄道立体化の検討対象区間」にはこれらは含まれていませんが、これらの解消も同時に考えた方がいいのではないかと思ったりします。

国立市議会では

都市整備部長
(前略)・・・鉄道立体化の検討対象区間として矢川から立川駅付近ということとしております。高架化にならない場所として、具体的には府中市域のところが掘割といいましょうか、地面の下を掘って交差をしているという、甲州街道なんかそういうことになっているんですけれども、そこから谷保駅に向かって上がってくるときに、谷保駅が高架になるということになりますと、勾配がかなりきつくなるということがございますので、物理的に勾配の関係で不可能であろうかなと。また、貨物列車が走っておりまして、こちらのほうにも一定の勾配のルールがございまして、そういったところの問題もあって、谷保駅の西側の都道との交差点のところの踏切、あるいはその西側のところでいう滝之院の踏切、そこからまた西側に行きますと小さな人道の踏切があるんですけれども、そこの部分のところは高架化がされないだろうなと。ただ、市役所西側の部分になりますと、国立市役所前の踏切というところがあります。ここでは、高架化になった場合、地面といいましょうか、道路と高架化になるところの桁というんでしょうか、すき間というか、空間というのでしょうか、これが確保できるかどうか、その辺のところが微妙なところかなと思いますけれども、それよりも西側、矢川駅の方向については地形的なこともございますけれども、高架化が可能であろうと考えているところでございます。
(国立市議会平成29年第4回定例会)

と、答弁があったり、すべてを鉄道の立体化で解消するのは難しいようです。(これを見ていると市役所西側の立川崖線部分で高架化するように見えるが(立体化も高架・地下化の構造形式もまだ決定していないはずだが)

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▲参考:南武線を走る貨物列車


また、今年の都議会でも

建設局長
交差する幹線道路の整備計画が具体化いたしますとともに、地元市によります駅周辺のまちづくりが進められていることから、国に対しまして、着工準備に係る補助金を新たに要望し、事業化に向けまして一歩踏み出すことといたしました。 今後、構造形式や施工方法の検討を進めますとともに、地元市や鉄道事業者と連携し、事業化に向けまして積極的に取り組んでまいります。
都議会平成30年第1回定例会
と、あり、事業化に向けて進展するのかなと思います。

連続立体交差事業といっても、まだ都市計画決定もしていません。これから先は長いと思いますが、駅周辺のまちづくりの進展など起爆剤ともなりえる大きな事業です。今後も様子を見ていきたいと思います。

参考
国立市都市計画マスタープラン<第2次改訂版(原案)>について
国立市南部地域整備基本計画について
立川市都市計画マスタープランについて
・多摩地域における都市計画道路の整備方針(第三次事業化計画)
・東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)
都市における道路と鉄道との連続立体交差化に関する要綱
・踏切対策基本方針
道路と鉄道の連続立体交差事業(直リンク)
平成30年度 国の施策及び予算に対する 東京都の提案要求
国立市議会 議会録
立川市議会 議会録
東京都議会 議会録
この記事は都市計画や今後のまちづくりを証明するものではありません。私個人による予測も多々含まれています。詳細は参考資料などをご確認ください。

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by yunomi-chawan1 | 2018-04-28 17:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

立川病院裏手の道路拡幅が完了していました

以前の記事で取り上げた立川市道1級5号やすらぎ通りの拡幅が完了していました。訪問は3月下旬です。

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場所はJR南武線西国立駅の西側で、立川病院の北側です。周辺状況については前回記事(12月の写真)で書いていますので省略します。

子ども未来センター北子ども未来センター東間は2015年度(平成27年度)に整備されています。

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▲新設された自転車歩行者道

工事によって植樹帯含め幅6mの自転車歩行者道が整備されました。

用地については、国有地や立川病院用地が使われているようです。立川病院は現在建て替え中で、その姿も大きく変わっています。

写真左側は国有地で、錦中央公園の拡張、管理棟として別途再整備されています。

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▲拡幅された車道

車道は幅約1.6mほど拡幅され、幅7mとなりました。

これによりセンターラインも新たに設置され、歩行者や車両の安全性も向上したのではないでしょうか。


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▲西側を見る

今回拡幅されたのは立川病院の職員駐車場付近までです。平成30年度以降、立川病院に沿う形で道路が拡幅整備される予定です。

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by yunomi-chawan1 | 2018-04-04 18:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)


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