タグ:町田市 ( 37 ) タグの人気記事

非公開理由を考慮し非公開コメントには基本的に返信していません

都道156号線[小野路宿通り]の拡幅の大部分が完成

a0332275_23432016.jpg

よく通る道なのに全然記録してこなかった道ですが、都道156号町田日野線156小野路宿通り区間の拡幅がおおむね完成したので記録してきました。

a0332275_23455699.png

町田市北部の小野路地区の都道156号町田日野線156の一部です。

この通りは現在の鎌倉街道の旧道ルートにあたります。並もっと古い時代の鎌倉街道は少し違うルートだったみたいです。

ここにはかつて宿場があったとされ、拡幅前はその面影を色濃く残す町並みでした。私も拡幅が始まる前から頻繁に通る道でしたが、全然記録してないんですよね。

現在は、町田市域と多摩市を結ぶ数少ないルートの1つで、多くの車が行き交います。

a0332275_00024146.png

事業区間には都市計画道路はなく、やや南側を迂回するようなルートで決定されています。この事業は道路事業として現道の拡幅をするもので、拡幅後の幅員は約8.5mで、中央線のない道路となりました。

なお、都市計画マスタープランなどには、現在の都市計画より南を迂回するようにルートを変更する方針が記載されています。数年前の町田市の予算ではその調査費が計上されていたはずです。

a0332275_00100195.jpg

▲(参考)URがかつて計画していた小野路西部土地区画整理事業

URが平成初頭に事業を進めようとしていた小野路西部地区土地区画整理事業では、このルート変更を前提としたまちづくりを進める予定でしたが、2002年(平成14年)に土地区画整理事業は中止され、都市計画道路のルートも変更されないまま現在まできています。個人的にはいまのままでいい気がするんですけどね。

a0332275_00274287.png
拡幅前の写真が掲載されたサイトを見つけたので紹介させていただきます
里山の残る小野路町を歩く: 写真撮っけど,さすけねがい?
概要
a0332275_00285576.jpg

▲小野神社前交差点

拡幅により東方向車線が2レーンに増えました

かつては幅4mくらいの道で、ちょっと大きめの普通乗用車同士のすれ違いでもミラーを畳まないとすれ違えないこともあったくらいです。

a0332275_00351157.jpg

▲小野神社前交差点から事業区間を見る

この付近は写真左側に拡幅しました。右側の塀はそのままです。工事設計書には右側は「次期工事」と書いてあるんですが、広げるんですかね。

左側は水路も完成しました。水路は拡幅前からあったもので、拡幅前は柵など特になく、道は狭いし左は落ちそうだし、怖かったものです。

この地区は小野路宿通り景観形成誘導地区に指定され、景観に配慮されたまちづくり・道路づくりがなされていることがよくわかります。

ちなみに、右側の小島家といい、町田の歴史を調べるとたまに出てきます。小島資料館が併設されています。

a0332275_00471673.jpg

▲拡幅完成箇所

このような道路になりました。歩道はインターロッキングブロック舗装となっています。

ここには古くから路線バスがあり、拡幅前の道路でも普通に大型路線バスが突っ込んできたので怖かったものです。

写真のバスは貸し切りの大型バスですが、拡幅後このような大きな車の流入が増え、普通自動車も増えた気がします。

a0332275_00540888.jpg

▲未拡幅箇所

拡幅が遅れていた箇所もいよいよ工事ができる段階にまでなりました。


a0332275_00553911.jpg

▲市道

事業区間北側は市道となり、このような道路が続きます。


細かいところに注目
高札場を模した案内板も設置
a0332275_00581609.jpg

▲中宿バス停

事業区間の中ほど、中宿バス停の隣には高札場を模した案内板が設置されました。道路事業者の東京都ではなく、町田市が設置したものです。


a0332275_01140457.jpg

▲案内板

案内板にはこのあたりの説明が書いてあります。


電線類は地中化
a0332275_01162286.jpg

▲電線共同溝

電線共同溝が整備され、電線類は地中化されました。

都道でよく見る電線共同溝よりも小さいものが使われているように見えます。


a0332275_01162249.jpg

▲電線共同溝の地上機器

通常、歩道や道路沿いに個別に置かれていることが多い地上機器は道路脇にまとめて目立たないように設置されています。

歩道が狭いからか、景観上の配慮かわかりませんが、すごくいいと思います。


2011年との比較

全然記録していないんですが、工事中の2011年の写真を見つけたので2枚だけ比較してみました。

a0332275_01230199.jpg

区間の西側

a0332275_01230173.jpg

区間の中ほど

全体的に、かなりいい雰囲気の道になったなという印象です。

撮影日:2019年6月16日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

非公開理由を考慮し非公開コメントには基本的に返信していません
by yunomi-chawan1 | 2019-07-06 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(2)

相原駅西口広場完成前の写真を発掘した

パソコンのフォルダを漁っていたら相原駅西口広場が完成する前の写真を発掘したので、ほぼ同じ場所で撮影してきました。

2011年にこんなの撮影した記憶がないんですけどね・・・

相原駅西口広場は2016年に供用を開始しています。

マウスを重ねるか、タッチで画像を切り替えます。スマホではタップが必要かも。

その1

町田街道から相原駅西口広場に至る相原南北線です。

道路が整備され、無電柱化、植栽などが施されました。細かいところだと八千代銀行が合併できらぼし銀行に、左にはセブンイレブンが新規出店したりしていますね。

その2

2011年段階では用地取得がほとんど終わったような状況だったんでしょうか。

完成後の駅前広場には路線バスも入り、ローソンが出店したりしました。

その3

駅前広場を別角度から。家が建ったり小さい変化も多いです。

その4

大きく変化しましたね。

当時掲示されていた看板
a0332275_00575150.jpg

駅前広場ができる前は町田街道に面した空き地みたいなところで路線バスの転回をしていました。

駅前広場のイメージ図は車道部分が現在より大きいのがわかるでしょうか。車道を小さくし歩道を広く変更したんですよね。ローソン前あたりの広い歩道いいですよね。


非公開理由を考慮し非公開コメントには基本的に返信していません
by yunomi-chawan1 | 2019-06-30 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(2)

南多摩尾根幹線道路 相模原方面延伸 進捗状況2019.5

a0332275_16033855.png

町田市~相模原市にかけて事業が行われる予定の町田3・3・50号小山宮下線相模原3・5・3号宮下横山台線の様子を見てきました。

この道路は町田街道を終点に止まっている南多摩尾根幹線道路の相模原方面の延伸部分にあたります。

a0332275_16155892.png

この部分にはもともと都市計画道路は存在しませんでした。

a0332275_16230368.png
東京における都市計画道路の整備方針(第4次事業化計画)より抜粋

2016年(平成28年)に策定された『東京における都市計画道路の整備方針(第4次事業化計画)』において、神奈川県(相模原市方面)との連携強化として、新しい都市計画道路の検討がなされました。

相模原市においても、2017年(平成29年)に改定された『相模原市新道路整備計画(改定版)』において優先整備箇所に位置付けられました。

その後、東京都、相模原市で手続きが進められ、どちら側も2018年(平成30年) 6月18日に都市計画決定されました。東京都側は町田3・3・50号小山宮下線を新設する形で、相模原市側は相模原3・5・3号宮下横山台線を延伸する形です。

a0332275_16454512.png

延長は約550m(東京都約210m、相模原市約340m)で、幅員は28mで、4車線となる計画です。ただし、相模原市側で接続する既存道路が2車線のため、事業区間南側では2車線に絞られる計画です。

東京都側は東京都が、相模原市側は相模原市が施行者となる予定です(相模原市は政令指定都市)。

相模原市の相模原市大規模事業評価調書によれば、事業実施後の予測交通量は18,400 台/日と見込まれています。

どのような手法で整備するのか知りませんが、平日は毎日官報を見ていてまだ都市計画道路事業の認可はされていないはずです。

ようす
a0332275_17060935.png

撮影位置はこの通りです。

a0332275_17064918.jpg

▲①宮下交差点

この交差点から先が事業区間になります。

この道路は県道503号相模原立川線(東京都は都道)に指定されています。現在、都県境付近は直線的に結ぶ道路がなく迂回した形状になっています。

a0332275_17092748.jpg

▲②国道16号線方面

国道16号16方面は2車線で供用されています。

この付近は相模原の軍都計画によって土地区画整理が行われた場所で、長方形に区画された街並みが続きます。この道路もそれによって整備されたようです。

なお、この道路も多車線化が検討されているはずですが、いまはどうなったのだろうか?

a0332275_17134218.jpg

▲③宮下本町の住宅街

この先、宮下本町の住宅街に入っていきます。この付近は軍都計画の範囲外で、くねくねした狭い道が存在します。

また、都県境に境川が流れていて、緩やかな下り勾配になっています。


a0332275_17155325.jpg

▲④住宅地

この付近を横切る計画です。左が町田市側です。


a0332275_17163516.jpg

▲⑤境川

境川を渡って東京都に入ります。道路は橋梁を新設して横断することになります。

この付近には昭和橋と平成橋があって、新しい橋は令和橋にしたらいいのにと思わなくもないです。


a0332275_17185596.jpg

▲⑥東京都町田市内

東京都町田市側も同様の住宅街が続いています。


a0332275_17195072.jpg

▲⑦町田市側から事業区間

現在はやや斜めな丁字路で止まっている南多摩尾根幹線道路の正面に道路ができる予定です。


a0332275_17210064.jpg

▲⑧南多摩尾根幹線道路

こちらは4車線の道路が続いています。ちなみに写真の部分は2014年11月9日に開通しました。

しばらく進むと暫定2車線区間となりますが、現在東京都が4車線化する事業を進めています。


a0332275_17240374.jpg

▲⑨町田街道

交差する町田街道も拡幅工事が進められています。


撮影日:2019年5月11日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

非公開理由を考慮し非公開コメントには基本的に返信していません
by yunomi-chawan1 | 2019-05-30 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(2)

246号旧道探索その2 すずかけ台地区

「戦時~高度成長期」頃の国道246号旧道を探索するシリーズ。今回はすずかけ台駅付近です。

歴史のある道ですが、探索するのは江戸時代などの道ではなく、あくまでも昭和期の旧道です。

他の区間はこちら
246旧道探索
a0332275_11542497.png
町田市辻付近
a0332275_11561954.jpg

▲町田市辻付近

以前記事にした続きで二子玉川に向けて進んでいきます。

このあたりは1980年代まで2車線だったようで、写真にある高架橋の立体交差の完成と同時期に4車線化したようです。

a0332275_12074821.jpg

▲町田市辻の道祖神

町田市辻の交差点近くには道祖神が置かれていました。

いわれはよくわかりませんが、道として重要な場所だったのかなと想像します。


すずかけ台駅南側の旧道
a0332275_12105044.jpg

▲旧道の入口

すずかけ台駅の近くで旧道は左下へと下って行きます。右の道が現在の国道246号です。

航空写真によると、現在の道は1961年~1964年頃に開通したようです。このあたりが市街化する直前期と言えます。1960年代後半~1970年代には付近で土地区画整理事業が開始され、1968年には横浜町田インターが開設、1972年には田園都市線が開通と、10年ほどの期間に目まぐるしく景色が変わって行ったのでしょう。

a0332275_12263659.jpg

▲旧道

ここには谷があるようで、旧道は急な坂を下った後、再び現在の国道246号まで駆け上がります。

旧道の沿線には自動車販売店かなにかの駐車場がありました。


a0332275_12290340.jpg

▲旧道(北側から撮影)

旧道は一方通行のようですが、2車線に足りるほどの幅員はあります。


つくし野交差点付近の旧道
a0332275_12384443.jpg

▲東工大入口交差点付近

さきほどから数百メートル進むと、再び左に逸れる旧道があります。

この付近の現在の国道246号1961年~64年頃に開通したようですね。


a0332275_12403531.jpg

▲旧道の坂道

航空写真によると、ここの旧道は現在の道が開通した後「廃道」と化していたようで、1980年代に再び道として復活しています。かなり狭い道ですが、現役だったときにはもう少し広かったんじゃなかろうか。


a0332275_12454264.jpg

▲旧道

坂道を上りきると、少しばかり平たんな道が続き、再び現在の国道246号に向けて下って行きます。1960年代までかなりアップダウンのある道だったのですね。今でも起伏のある道だなと感じるところですが。

この辺りは「馬の背」と呼ばれることがあるらしく、町田市側への眺望がかなりいい場所でもあります。

この道は都県境になっていて、写真の左側は東京都町田市です。町田市側は土地区画整理事業が行われた地域で、道の半分には意味あるのかわからない歩道も設置されていて、ギャップのようなものを感じさせます。

a0332275_12490994.jpg

▲旧道

旧道は坂を下ると、現在の国道246号246を横断し、向かい側にも旧道が続きます。ガソリンスタンドの裏側に入って行きます。上の地図を見るとわかりやすいと思います。

このように新道をグネグネまとわりつく旧道は、「旧道らしさ」があっていいものです。

a0332275_12560588.jpg

▲横断歩道橋から見る

白い矢印が旧道ルートです。

現在の国道246号は山を切り崩して開通させたのですかね。


a0332275_12590191.jpg

▲二子玉川方面

逆向きを見ると、旧道はガソリンスタンドの裏を抜けてすぐに現在の国道246号に合流します。いまでは旧道はガソリンスタンドのための道のような扱いになっています。


a0332275_13012790.jpg

▲北側の旧道入口

ガソリンスタンドへは旧道から入って行く仕組みになっていて、旧道の利用車の90%以上はガソリンスタンド利用車なのではないかと思います。

それに広いガソリンスタンドだから大型車がバンバン入って行くというね。

撮影日:2019年2月7日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

非公開理由を考慮し非公開コメントには基本的に返信していません
by yunomi-chawan1 | 2019-03-05 00:00 | 散策 | Comments(0)

246号旧道探索その1 鶴間駅~南町田

a0332275_23592811.png

こんな感じで現在の道路の横に見える旧道が好きな人・・・たぶん友達です。

さて、今回、神奈川県大和市鶴間駅から東京都世田谷区二子玉川駅まで国道246号246「旧道」を探索しに行きました。

国道246号246は神奈川県北部を東西に横切る幹線道路です。「にーよんろく」と地元では呼ばれています。一般に販売される道路マップには「厚木大山街道」や「大山街道」などと書かれることがあります。

道の歴史は古く、8世紀ころには存在したようで、その後江戸時代には矢倉沢往還として整備され、大山へ参拝する道として栄えたようです。

江戸期の街道の探索や遺構については、多くのウェブサイトで紹介され、本も出版されているようです。
今回は、「戦時~高度成長期」頃の旧道を探索することをメインにしました。

鶴間駅→南町田
a0332275_00183470.png

今回の記事で取り上げるのはこの区間です。並行する橙色で示したのが国道246号です。

他の区間はこちら
246旧道探索
a0332275_00222458.png

航空写真などによれば、道路の開通時期はこのような感じです。

現在の国道246号である大和厚木バイパスは1992年に開通したようです。また、東名入口付近は1989年の開通です。

a0332275_00285378.jpg

▲左の旧旧道を進む

鶴間駅を出て東に行くと、すぐに「ト」の字形の特徴的な交差点が現れます。今回進むのは左の道です。

右の道は上の地図でピンク色で示したもので、航空写真によれば戦時中に完成したようです。戦時中であることと、道路が現在の厚木基地に向かっていることから軍事目的だったと思っていますが、裏付けられていません。すみません。

国道246号線の最初の指定が1956年であることから、左の道が国道になったことがあるのかはわかりません。右の道大和厚木バイパスが完成後、市道に格下げされています。私が持っている1989年の地図では国道になっていて、1997年の地図では市道になっていますね。

・・・・・・ということは左の道は旧旧道ってことになりますね。
当初、移管時期など全部調べようと思って官報などあさったのですが、膨大過ぎて諦めました。

a0332275_00525373.jpg

▲案内板

駅前には「矢倉沢往還」を伝える案内板が設置されていました。


a0332275_00551583.jpg

▲旧旧道

このような幅の道を進んでいきます。抜け道として利用されているらしく、そこそこの交通量がありました。

ちょっと街並みが「旧道」らしさがあるような気がします。


a0332275_01003007.jpg

▲案内の碑[地図]

途中にもまた案内の碑がありました。

矢倉沢往還については先ほどの案内と同じようなことが書いてあります。

滝山街道は鎌倉の玉縄城と八王子の滝山城を結んだ戦国時代の軍事用の街道だったそうです。

右の石塔は庚申塔でしょうか。街道を歩いているとよく見かけますが、そのあたり不勉強なのでよくわかりません。

a0332275_01112223.jpg

▲下鶴間宿付近

しばらく行くと目黒川に向かって下り坂が続きます。


a0332275_01133144.jpg

▲旧下鶴間宿の案内板

ここには下鶴間宿があったらしいです。1947年の航空写真でも集落が読み取れます。いまではその面影を感じることは難しくなっていました。


a0332275_01175772.jpg

▲高札場の再現

下鶴間駐在所がある交差点角には高札場の再現がありました。


a0332275_01211760.jpg

▲下鶴間ふるさと館[地図]

高札場の裏には下鶴間ふるさと館がありました。小学生が地域学習かなにかで来ていました。


a0332275_01242622.jpg

▲大山阿夫利神社御分霊社[地図]

さらに進みます。

観音寺前交差点の近くには大山阿夫利神社御分霊社がありました。大山街道ゆえの施設ですね。


「戦時~高度成長期」頃の旧道を探索することをメインとしていたはずなのに、ちょっと寄り道してしまいました。

a0332275_01285225.jpg

▲観音寺前交差点

観音寺前交差点八王子街道と交差します。この道も戦争と関係ありそうなんですが詳しくはよくわからず。

奥に見える高架が現在の国道246号です。


a0332275_02004501.png
a0332275_02010465.jpg

▲①現在の246号と交わる

現在の国道246号に突き当たります。

この先にも旧道が続いているのですが、高架に繋がる擁壁ができたことで現在は分断されています。


a0332275_02060375.jpg

▲②五貫目町交差点

この付近は旧道が錯綜しています。

上の図でいうと、ピンク色の道が開通後、短絡する目的で黄色の道が開通。その後緑色の道が開通し現在のようになったそうです。

この写真の右奥が黄色の道です。手前のあたりが植栽で広い歩道になっているあたりに、「旧道感」を感じるものです。

a0332275_02145015.jpg

▲③黄色の道

地図で黄色の道として示した道です。

この道はこの先東名入口(旧道側)を越えて町田市辻付近まで、1989年にバイパスが完成するまで現役の国道でした。

バイパス完成後暫く国道指定のままだったようですが、市議会録などによると、1995年に市道に移管されたそうです。

a0332275_02225208.jpg

▲④の場所

左が黄色の道、右が赤色の道です。

道というのは古くなっても残るから面白いものです。


a0332275_02270148.jpg

▲町田市鶴間(現:鶴間四丁目および五丁目)の旧道を進む

現在の交通量には似つかわしくない横断歩道橋がありました。航空写真によると、少なくとも1971年には完成していたようです。

いまでもこの横断歩道を使う人はいるのでしょうか・・・?

a0332275_02364426.jpg

▲案内標識

東名入口(旧道側)の手前には案内標識がありました。標識そのものは新しく交換されているようですが、ポールはおそらく当時のままで錆さびでした。

国道の標識(通称:おにぎり)は補助標識で方向が書かれています。これは……国道時代のものなのか……ちょっと怪しいです。

a0332275_02475667.jpg

▲東名入口交差点(旧道側)

ここで国道16号と交わります。

この付近は2重の立体交差になっているのに、旧道が現役で単なる十字路だったときはどんな感じだったんでしょうか。ご存知の方教えてください。(246のバイパスができて立体化してからしか知りません…)

東名入口という名前は旧道側と現道側両方の交差点に付けられています。

a0332275_02554559.jpg

▲左が旧道、右が現道

ここの旧道は交差点のショートカットで使う車が多いですね。


撮影日:2019年2月7日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

非公開理由を考慮し非公開コメントには基本的に返信していません
by yunomi-chawan1 | 2019-02-24 00:00 | 散策 | Comments(0)

町田3・4・34号本町田金森線(金森)が実質開通

町田市金森地区で事業が行われている町田3・4・34号本町田金森線(金森)ですが、実質的に開通したとの情報を聞き、見に行きました。

a0332275_00261865.png

▲位置図

この道路は2010年(平成22年)2月8日に事業認可を得て町田市が施行者となり事業を進めてきたもので、延長は約360mです。事業認可期間は現在のところ2019年(平成31年)3月31日までとなっていて、このまま延長せず事業終了するものと思われます。

過去・未来記事 一覧
本町田金森線

この道路の前回の記事
本町田金森線(金森) 進捗状況2018.12
2月28日追記
2019年2月22日10時に正式に交通開放されました。
全体の状況(2月17日撮影)
a0332275_01421641.png

撮影位置はこの通りです。

a0332275_00325819.jpg

①町田街道側の交差点

2018年6月中旬ごろより、2019年2月上旬までの予定で、株式会社石井工務店が施工者とする「都市計画道路3・4・34号線(金森)道路築造工事(その2)」の工事が行われていました。

工事はおおむね終了したようで、工事車両などはありませんでした。ただし、工事の看板は残っていました。

●実質開通

さて、このブログ記事タイトルを「実質開通」としましたが、実質というのに少々問題があります。
これからご覧いただくように、道路はほぼ完成していて2車線で通行が可能な状態となっています。しかし、信号機が未稼働であったり、道路標識が未設置だったたりと、道路としては未完成な状態です。
この道路の場所にはもともと狭い生活道路が存在し、その道路を広げるような形のため、沿道アクセスなどのために道を開けている状態と思われます。ただ、誰でも通れるのは確かです。
市から交通開放のお知らせなどは2月17日現在なく、正式な開通がいつなのかわかりません。個人的には2月15日付の市の広報でお知らせがあるものだと予想していたのですが、ありませんでしたね。

a0332275_00452191.jpg

②逆向き

この道を行くと金森図書館へと繋がります。2005年に開通した道です。

今回の新道開通に合わせて、右折レーンが新たに設置されました。

さて、新道であるこちら側に向く信号機は手前の1機にカバーが被せられているのがわかります。また、奥の信号機にも「自転車専用」の標識があり、手前には一時停止の標識が設置されています。

a0332275_00515210.jpg

自転車専用信号機と一時停止の標識

これらのものは新道開通前からあったもので、本来ならば自転車専用と一時停止は撤去しなければなりませんが、2月17日現在撤去されていません。

こうであれば、「自転車専用」の信号機は従わなくてもいいような気もしますよね。実際に赤現示中に停止線を出ようとしている車を見かけました。間違ってはいない気もするものの、信号無視と同じくらい危険だと思います。
というか警察ちゃんとしないと・・・

こうした交通管理者と道路管理者のちぐはぐは以前にも見かけましたが、しっかりして欲しいものです。

「自転車専用」信号機

この「自転車専用」は東京都独特のものだと思います。遠くの県は知りませんが神奈川県ではまず見ません。

「自転車専用」の信号機は、丁字路の道路が無い方に向けて設置されているものでした。自転車は2段階右折をしなければならないために設置されているものと思われます。これは数年前まで一部の交差点に設置され、こうした信号機にはほぼ必ず「自転車専用」の標識が付けられていました。

しかし、1年か2年ほど前からその運用が変わりました。
自転車用信号機が設置されていなかった丁字路にも信号機が設置されたのが大きな変化です。
また、原則として「自転車専用」の標識は撤去されましたが、丁字路に駐車場出口がある場合や、一方通行の入口がある場合、ごく細い道(一時停止標識で運用)がある場合には「自転車専用」の標識が付いています。
ただし、例外はいくつもあり謎も多いです。
※私の想像も含みます。

a0332275_01072806.jpg

③交差する町田街道

交差する町田街道の交差点全体の舗装もきれいになりました。

交差点部分に街路灯も新設されています。

町田街道は右折レーンがなく渋滞など発生しないかなと見ていましたが、右折車はそんなにいないので大丈夫そうでした。

a0332275_01123107.jpg

④道路の状況

幅員16mで標準的な構造です。

このような構造が続きます。


a0332275_01221014.jpg

自転車専用レーンの設置

今回開通区間には交差点付近を除き、自転車専用レーンが設置されました。金森図書館方面にも設置されているものです。

本来ならば自転車専用レーンの標識も設置されているはずですが、2月17日現在設置されていません。また、自転車専用レーンがガードパイプで区切られ、未供用の状態であることがわかります。

a0332275_01274997.jpg

歩道の状況

歩道と車道の間には一部を除き防護柵が設置されました。グレーっぽい茶色が採用されています。

電線共同溝も整備され無電柱化しました。

また、植栽も施されています。高木のみの設置です。

a0332275_01312472.jpg

縁石の状況

縁石はセミフラット型が採用されています。最近の道路では普通のことです。

排水溝は縦にスリットが入った細いタイプが採用されています。自転車にとっては優しいものではないでしょうか。

a0332275_01334617.jpg

街路灯の状況

街路灯はもちろんLEDが採用されています。街路灯の根元が保護材でくるまれていたため、「消えないまちだ君」が採用されたかどうかは確認できませんでした。

町田市の街路灯といえば、つい先週、町田市内にあるLED化されていない街路灯約27,000灯、公園灯1,500灯を2021年3月末までにすべてLED化することが公表されました。近隣市でもすべて一斉にLED化する流れが出ています。

a0332275_01404544.jpg

⑤横断歩道

新道の中央よりやや北側に横断歩道が新設されました。

ただ、現在のところ道路標識は無く少々危険な状態です。


a0332275_01451014.jpg

⑥金森天神(天満宮)横

道路事業前からあった道路が左へ蛇行していた関係で、この付近は道路がやや広くなっています。


a0332275_01504801.jpg

⑦都道56号線(通称:藤沢街道)にぶつかる

都道56号線56にぶつかって事業区間が終了します。この先への延伸計画はありません。

交差点には信号機が設置されましたが、2月17日現在稼働していませんでした。

a0332275_01542551.jpg

⑧都道56号線から見た道路

道路はまっすぐで起伏があります。


a0332275_01560579.jpg

⑨都道56号線の状況

都道56号線側には右折レーンは設置されませんでした。もともと道幅は広いので右折車がいても普通車程度なら横を通り抜けられそうです。


撮影日:2019年2月17日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

非公開理由を考慮し非公開コメントには基本的に返信していません
by yunomi-chawan1 | 2019-02-18 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

多摩モノレール町田方面延伸予定ルートを探索 [町田市民病院~町田駅]

a0332275_00334758.png

今回は多摩モノレール町田方面延伸ルートのうち町田市民病院~町田駅間です。連続で投稿しているこのシリーズの最後になります。

町田方面延伸構想の全体の概要や、他の区間の詳細は既に投稿しているので参考にしてください。

a0332275_00381472.png

町田市のパンフレットなどによると、今回の区間は上図のようなルートでモノレール導入が想定されています。

ただし、まだ多摩モノレール町田方面延伸は具体化しておらず、ルート等の詳細は決定していません。

上図の通り、この区間にはモノレール導入空間となる道路が存在していない箇所があります。

a0332275_00521788.png

2016年に東京都や特別区、26市、2町が策定した『東京における都市計画道路の整備方針(第4次事業化計画)』では、図で赤破線で示した町田3・3・36号相原鶴間線の区間が優先整備路線に選定されています。
ただ2019年1月末現在、着手はしていません。
東京都が道路を整備する予定ですが、

この区間の整備を確実に進めるため、町田市が用地取得その他について地元説明会を含めて積極的に協力すると旨していきますということで、ことし(2017年)2月に小池都知事にお会いして、私のほうから直接そういう用意があるということを申し上げた
と、市議会で市長が答弁しています。

また、青破線で示した原町田大通り延伸部に当たる町田3・4・11号停車場成瀬線については、第3次みちづくり・まちづくりパートナー事業を活用して建設する予定です。

みちづくり・まちづくりパートナー事業
地域のまちづくりに関連する都道のうち、事業化計画などで優先整備路線に選定されていないで、地元市町村から要望の強い路線を、東京都が用地費、補償費、無電柱化等関連事業費並びに大規模構造物などの事業費を負担し、自治体はそれ以外の舗装工事費・設計費などを負担することで協力して都道を整備する東京都の事業。1999年度から第1次に当たる『みちづくり・まちづくりパートナー事業』を、2009年度から第1次に当たる『新みちづくり・まちづくりパートナー事業』を、2017年度から『第3次みちづくり・まちづくりパートナー事業』を行っている。

何度も言いますがモノレール軌道等の計画は決まっていません。

写真等

撮影位置は以下の通りです。

a0332275_01472682.png
a0332275_01481857.jpg

①町田市民病院そば(町田駅方面を望む)

ここから先はモノレール導入空間となる道路が存在していません。


a0332275_01574214.jpg

②町田中央公園西側(多摩センター方面を望む)

町田中央公園の西側です。写真の左手には協和発酵キリンの企業値があります。航空写真を見る限り、都市計画道路に重なる部分は空き地になっているようです。

a0332275_02022923.jpg

③町田中央公そば(多摩センター方面を望む)

都市計画道路の一部が公園を通ることになります。

このあたりは若干起伏のあるところで、道路をつくるときは高低差の処理が必要になるかもしれません。


a0332275_02043476.jpg

④鎌倉街道との交差部分

鎌倉街道と交差します。この部分の鎌倉街道はつい最近まで拡幅事業を行っていましたが、その際に将来交差点となる写真の部分の隅切りなど用地が確保されました。


a0332275_02094616.jpg

⑤セブンイレブン町田本町田中町店

町田高校北側のコンビニ(昨年までサンクス)の大部分は都市計画道路の敷地と重なります。


a0332275_02132177.jpg

⑥町田高校の横の道(多摩センター駅方面を望む)

都立町田高校のグラウンドやテニスコートの一部が都市計画道路と重なるようです。

この先で小田急小田原線を飛び越える計画です。


a0332275_02164047.jpg

芹ヶ谷せりがや公園北側

写真奥から来たモノレールはこのあたりで直角に写真左に進み、そこから町田駅に向けて一直線となる想定のようです。

左側は芹ヶ谷公園拡張用地で、現在拡張工事が行われています。

a0332275_02200721.jpg

拡張工事はこんな感じです。地図には原町田大通りの延伸部分が線だけ書かれています。

a0332275_02230697.jpg

⑧芹ヶ谷公園を跨ぐ予定箇所

公園名に「谷」と付くくらいですから、本当に谷があって橋梁で跨ぐよう市が検討しています。


a0332275_02253797.jpg

⑨芹ヶ谷公園の南側

南側から見てもわかるくらいの谷にになっていますね。


a0332275_02270819.jpg

⑨原町田五丁目交差点

芹ヶ谷公園からまっすぐに町田駅方向に進むと原町田大通りに当たります。

現在この交差点は町田街道にぶつかる丁字路ですが、写真のこの先の道路を建設予定だとは上で書いた通りです。

ちなみに現在すでに開通済みの原町田大通りは2002年11月8日に交通開放されました。市街地再開発事業で建設された場所を除いて都道でしたが、2009年に市道に移管されました。

a0332275_02541093.jpg

⑩原町田大通り

原町田大通りは4車線で、一部に中央分離帯を持ちます。


a0332275_02561274.jpg

⑪町田駅すぐそば

原町田大通りはJR町田駅にぶつかります。

モノレールの駅がどこにできるかなどは何も決定していませんが、1994年の調査報告書では様々な位置で検討されています。



非公開理由を考慮し非公開コメントには基本的に返信していません
by yunomi-chawan1 | 2019-02-04 06:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

多摩モノレール町田方面延伸予定ルートを探索 [多摩南野~桜美林学園]

a0332275_22033626.png

今回は多摩モノレール町田方面延伸ルートのうち、多摩南野~桜美林学園を取り上げます。

a0332275_22075849.png

この区間では、上のようなルートでモノレール導入が想定されています。

ただし、現在正式に決定したものは無く、今後具体化した際に決定して行くことになります。

この付近は町田市の北部に位置し、北部丘陵と呼ばれています。市街化調整区域に指定されるなど、自然が多く残り開発から逃れている地域でもあります。町田市では2011年に『町田市北部丘陵活性化計画』を策定し、取り組みを行っています。

a0332275_22182529.png

一方でこの区間には課題もあります。黒線は現在決定されている都市計画道路です。

モノレールのインフラ部(支柱や桁・駅など)は道路の一部として扱われるため、道路があることが条件となります。しかし、導入想定ルートには現在道路は存在せず、都市計画道路も存在していません。

a0332275_22302905.png

また都市計画道路が存在していて既に道路がある区間も、モノレール導入には幅員が足りないなど、幅員の検討が必要な区間が存在しています。

a0332275_22334630.jpg

東京における都市計画道路の整備方針(第4次事業化計画)より

そんななか、2016年に東京都・特別区・26市・2町が決定した『東京における都市計画道路の整備方針(第4次事業化計画)』では、「新たな都市計画道路の検討」としてこの区間が挙げられています。


a0332275_22445968.jpg

町田市ではここのところ毎年モノレール関連の予算を計上しています。

a0332275_23190907.jpg

2018年度6月補正予算ではこのようなスケジュールが示されています。(※2月に市長選挙があったため市長政策的事業は補正予算で計上された)また、報道などでは2025年度に事業化、2032年度開業を目指すとされています。

コラム かつての町田市内の地下鉄構想
町田市にはかつて地下鉄を建設する話が持ち上がっていました。
町田市議会録によると、リニア方式のミニ地下鉄の検討が始まったのは大下市長時代のこと。1987年?88年?に「町田市新交通システム研究会」が設置されました。1989年にはリニア地下鉄だけではなくて、モノレール等を含めて総合的な交通システムを研究してほしいことから「町田市総合交通システム調査研究」と名前を変えています。
当初モノレールとはウエイトを置いて地下鉄が議論されていましたが、そんななか立川方面の多摩モノレール建設も始まり、1990年には寺田市長となり、1991年に「多摩地域都市モノレール等建設促進協議会」に参画しました。その後2年ほどモノレールとミニ地下鉄の両方が議論されていました。
1992年に東京都都市計画局が町田方面を「事業化に向けて導入空間の確保に着手すべき路線」と選定。
1993年3月定例会に置いて市長が「今のところはリニア地下鉄については、既に研究をしてきたことを当面のピリオドとして、この問題については、もうしばらく今後の推移を見守るということにいたしたいと考えております。そこで、当面は、やはり何といっても東京都の進める多摩都市モノレールを早く町田まで乗り入れてもらうということが必要であります。」と発言し、このころより地下鉄構想は消えていきました。
現在は構想すら存在していません。
写真等
a0332275_00282948.png

撮影位置はこの通りです。

a0332275_00305095.jpg

①多摩南野交差点から町田方面

多摩南野交差点から町田方面は幅員20mの道路となります。中央分離帯もあります。

この付近は多摩ニュータウン事業の一環として、東京都施行の小野路第一土地区画整理事業によって整備されました。

多摩モノレールを導入するとき2車線の場合、幅員22m以上が基準とされているそうで、幅員の検討が必要とされています。

a0332275_00380467.jpg

②町田市に入る

多摩南野交差点から300mほどで多摩市から町田市に入ります。

ここから先は多摩ニュータウンの域外となり、未開発の土地となります。道路もここから急に狭くなります。

a0332275_00414448.jpg

多摩ニュータウン事業誌より

この周辺は1989年に土地区画整理準備組合が設立され、1992年に町田市より都市基盤整備公団に対して土地区画整理事業の施行要請。1993年に公団地区が決定し、小野路西部土地区画整理事業として計画、用地買収が開始されました。その後、特殊法人等整理合理化計画、社会経済情勢の変化等をふまえ2002年8月に事業が中止されました。

地図を見るとわかるように土地区画整理事業ではモノレール導入も想定して計画されていました。この土地区画整理事業の中止はモノレール導入の足かせとなったのは間違いないでしょう。

a0332275_01014022.jpg

②町田市に入ったところ

町田市に入ると急坂が続き左カーブをします。今は2車線の道ですがこの先センターラインがなくなります。バスも通ります。

モノレールはこのままやや右奥方向に構想されているようです。(まだ正式に決定していません)


a0332275_01053831.jpg

③小野路の山中

土地区画整理事業が行われていたなら住宅街となっていたかもしれないこの場所ですが、現在はこんな感じ。自然が残っていて好きな場所ですね。ここをモノレールが通ることになるのかと思うと少々残念ではあります。

地形を見る限り、土地区画整理事業では多くの盛土切土の造成を考えていたようですが、道路やモノレールだけ造るとなるとどうするのかな……と気になります。

a0332275_01100758.jpg

④扇橋付近から多摩センター方面を見る

小野路西部地区を抜けた扇橋付近です。上の土地区画整理事業の計画図でいうと左端です。

このようにかなり起伏のある地形です。


a0332275_01174188.jpg

④扇橋付近から町田方面を見る

このような山と山の間に入り組んだ谷のような地形を谷戸(やと)といいます。地域によっては「やち」や「やつ」というところもあるかもしれませんね。


a0332275_01202387.jpg

⑤小山田緑地駐車場付近

小山田緑地の間を縫っていく構想のようです。小山田緑地は用地買収されいまでも少しずつ拡張しています。


a0332275_01251360.jpg

このような土地


a0332275_01275330.jpg

⑦桜台通りが都道町田平山八王子線にぶつかる交差点(多摩センター駅方面を見る)

現在は丁字路となっています。


a0332275_01343316.jpg

⑧桜台通り(多摩センター駅方面を見る)

桜台通り幅員18mで、町田市が現在幅員22mにするための検討を行っているそうです。

ちなみに、平成6年の調査報告書ではこの写真の右側にある町田市廃棄物最終処分場に車両基地を建設することが検討されていました。

a0332275_01443674.jpg

町田市予算概要より

ただ町田市はこのような整備をする計画のようで、車両基地の話はなくなったのかな?


a0332275_01465671.jpg

⑧小山田隧道(町田駅方面を見る)

ここには尾根緑道を潜る小山田隧道があります。

平成6年の調査報告書では車両基地を作る場合は勾配によりトンネルの上を越えることはできず、橋梁形式に変更する必要があるとされています。ただ、車両基地を造らないのなら上を越えることも可能なのかな。

a0332275_01522362.jpg

⑨(通称)新町田街道にぶつかる

ここで(通称)新町田街道にぶつかり丁字路となります。

モノレールはここで左に曲がり、街道上を町田方面に進むことが想定されています。


この記事は過去の計画や構想、想像に基づく記述があります。現在町田方面延伸に関して詳細に決定した事項はありません。

撮影日:2019年1月29日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

非公開理由を考慮し非公開コメントには基本的に返信していません
by yunomi-chawan1 | 2019-02-02 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

多摩モノレール町田方面延伸予定ルートを探索 [多摩センタ~多摩南野]

多摩モノレールの延伸が構想されている町田方面ルートを探索してきました。

a0332275_00214574.jpg

▲多摩モノレールの車両(イメージ)多摩動物公園駅で撮影


地元なので何度も通ったことがある道ですが、今回は延伸を想定してじっくりと見てきました。

a0332275_00144627.png

東京都都市整備局HP、交通政策審議会答申などを参考に作成

そもそも多摩モノレールは1981年(昭和56年)に『多摩都市モノレール等基本計画調査報告』において全長93kmの路線として構想されたのに始まります。そのうち、必要の高い、現在の営業区間の多摩センター駅~立川北駅~上北台駅の約16kmが先行開業しています。

2016年の国土交通省 交通政策審議会答申第198号『東京圏における今後の都市鉄道のあり方について』では3区間が示されています。このうちの1つが多摩センター~町田間で、意義として「多摩地域の主要地区間のアクセス利便性の向上。」が挙げられています。

このほかの2区間は上図の通りです。なお箱根ヶ崎方面は、新青梅街道のうちモノレールの延伸が想定される全区間で拡幅事業が認可済みです。

その他の構想路線は「構想」にとどまり具体化していません。

a0332275_00345939.png

町田方面はこのようなルートで構想されています。まだ都市計画決定などしておらず正式に決定していませんが、市の資料やパンフレットにはこのルートが示されています。
町田市を南北に貫き、鉄道空白地帯の山崎団地などを経由するルートとなっています。

都市モノレールの軌道桁や支柱、駅などのインフラ部道路の一部として扱われ、道路管理者が建設します。そのほかの車両や配電施設などのインフラ外部は多摩都市モノレール株式会社が整備します。
このようにモノレールの延伸には道路が必要となります。

a0332275_00524063.png

一方で、町田市北部の区間には道路の計画(都市計画道路)すら存在せず、また一部箇所では拡幅が必要である箇所や、計画はあるものの道路が存在しない個所も存在し、交通政策審議会答申においても課題として「導入空間となりうる道路整備が前提となるため、その進捗を見極めつつ、事業化に向けて関係地方公共団体・鉄道事業者等において具体的な調整を進めるべき。」とされています。

各区間の詳しい状況などは今後の記事で書くこととします。

多摩センター駅~多摩南野間の様子

今回は多摩センター駅~多摩南野間の状況について見ていきましょう。その他の区間は下記リンクから飛んでください。

a0332275_01014383.png

この区間では多摩モノレール通り上に建設することが想定されています。

多摩モノレール通りは2014年4月1日に東京都が決定した通称道路名で、立川柴崎町四丁目多摩南野まで設定されています。モノレールが存在しない多摩センター駅以南も設定されていますが、単にきりが良いところまで設定しただけでしょう。

この区間はモノレール建設には十分な幅員です。

a0332275_01145481.jpg

▲多摩センター駅端から町田方面を見る

現在は複線の2本のレールが駅から少しだけ伸びて終点となっています。

この先は多摩南野まで上り勾配がこととなります。

写真にも写るように、多摩ニュータウンの特徴でもある歩道橋や橋が多摩南野まで複数架けられています。多摩センター駅から出て1つ目の橋はゆうゆう橋です。ゆうゆう橋と多摩センター駅はほとんど同じ高さにあります。

a0332275_01220382.jpg

▲ゆうゆう橋から多摩センター駅を見る

平成6年に当時の住宅・都市整備公団南多摩開発局がまとめた『多摩ニュータウン等における次期多摩都市モノレール(町田ルート)の実現化に関する調査報告書』(以下、調査報告書)によると、多摩モノレールはゆうゆう橋の上を通るものと想定されています。

このためか、レール終端部もやや登りに勾配が付けられています。

なお調査報告書によれば、この間100mで5m上るもので50‰となります。(※多摩モノレールの営業路線の最急勾配は57.5‰、設計上は60‰(短区間なら100‰)が可能だそうです)

注意:調査報告書は平成6年当時の状況などからまとめられたものであり、現在の計画ではありません。現在決定している詳細な計画はありません。

a0332275_01325174.jpg

▲郵便局東側橋から町田方面を見る

調査報告書によれば、モノレールは2つ目の橋「郵便局東側橋」も上を越えていくことが想定されています。

この先多摩南野まで6車線の道路(一部右折専用レーンあり)が続きます。モノレールが造られるときは4車線に減ることになるものと予想します。ただ現在の道路交通量からすると6車線は過剰で、4車線にしても何も問題ないのかなと思います。

写真の橋は多摩センター駅から3つ目の橋「多1・3・3-1橋(歩道橋)」です。調査報告書によれば、モノレールは多1・3・3-1橋の先で町田ルート八王子ルートが分岐することが想定され、町田ルートが歩道橋の下を、八王子ルートが歩道橋の上を通ることが想定されています。この場合、歩道橋が支障となり架け替えが必要であるとされています。

a0332275_01475375.jpg

多摩ニュータウン等における次期多摩都市モノレール(町田ルート)の実現化に関する調査報告書より

一方調査報告書の図を見る限り、八王子ルートを考えないのであれば、多1・3・3-1橋を架け替えずに通せるようにも見えます。

ただ、歩道橋の上を通すのなら、かなり高い位置にモノレールが通ることになり景観は損なわれてしまいそうな気もします。

調査報告書が出た平成6年から周辺環境は大きく変わり、商業施設やマンションの立地も進みました。当時の調査報告書のようには行かない個所も多くありそうで、今後町田ルートがより具体化したときにどうするのか気になるものです。

a0332275_01543350.jpg

▲多1・3・3-1橋から町田方面

調査報告書によれば、ここで八王子ルートの分岐が想定されていたようです。個人的には鶴牧四丁目附近の道を通るのかなと思っていたのですが。

個人的に町田ルートも八王子ルートもそんなに必要はないかなと思っているのですが、八王子ルートは特に要らないですね。

a0332275_02045477.jpg

▲宝野公園・奈良原公園橋から町田方面

多摩南野までずっとこのような道路が続きます。

途中歩道橋と何ヶ所か交差します。歩道橋の上を通るか下を通るか検討する箇所がありますが、下の場合道路の拡張や歩道橋の嵩上げが必要となる可能性があります。

平成6年の調査報告書では途中何カ所か駅が想定されていますが、正式に決定したものではないので割愛します。

a0332275_02071051.jpg

▲多摩南野交差点

この交差点で南多摩尾根幹線道路と交差します。この道路には是政ルートが構想されていますが、構想にとどまり具体化はしていません。地元の気運もほぼゼロです。また、現在都市計画変更手続き中の南多摩尾根幹線道路においても是政ルートは想定されていません。

6車線の道路はここまでとなり、この先では幅員を減少して町田市に入って行きます。

続きは以下。

注意:多摩ニュータウン等における次期多摩都市モノレール(町田ルート)の実現化に関する調査報告書は平成6年当時の状況などからまとめられたものであり、現在の計画ではありません。現在決定している詳細な計画は存在しません。

撮影日:2018年5月20日、2018年12月9日、2019年1月29日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

非公開理由を考慮し非公開コメントには基本的に返信していません
by yunomi-chawan1 | 2019-02-01 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

小田急町田駅の構造が好きなんだけど

小田急線町田駅の構造が好きです。

町田駅を知らない人のために少しだけ説明しておきましょう。

小田急線の町田駅は町田市の中心駅で、小田急の中で新宿駅に次ぐ乗降人員を誇る巨大ターミナルです。横浜線とも乗り換えが可能。ただし、横浜線とは少し離れていて一度改札を出る必要があります。

私が好きなのは小田急線の町田駅の「構造」

a0332275_00424401.jpg

▲駅の北側(新宿側)

駅の北側は通称第一踏切と呼ばれる玉川学園8号踏切があり、すぐ先には町田駅のホームが見えています。

a0332275_00514990.jpg

▲駅の南側(小田原側)

一方駅の南側はホーム部分が一部高架になっています。真下には町田駅前通り町田バスセンターがあります。

a0332275_14202090.png

なぜこのような構造になっているのかというと、小田急線町田駅が傾斜地に存在しているからです。北側は斜面の上にあり、南側は斜面から張り出しているような格好です。

古い写真を見る限り、かつて車両が短かった時代には張り出していなかったようです。

この部分は境川の低地部分となっていて、小田急線は盛土(築堤)や橋梁によって越えて行きます。横浜線ともちゃっかり立体交差できています。

a0332275_01333307.jpg

▲駅横の坂道と小田急百貨店(右)

そして斜面部分には小田急百貨店町田店が存在していて、これが町田駅の構造の個人的「良さ」をアップさせているポイントの1つ。

小田急線が小田急百貨店の建物を突き抜けるように存在しています。

a0332275_01354872.jpg

▲小田急線の改札階

小田急線の線路の部分は2階と3階の中間に当たる「M3階」。改札階は「2階」にあります。

改札階からはほぼフラット(階段数段)にペデストリアンデッキにつながり、バスセンター側から見れば確かに2階。

a0332275_02052562.jpg

▲北口

しかし北口からは改札階へ「下る」必要があり、改札階は見た目は地下階。


a0332275_02081312.jpg

▲百貨店M3階

それでもって線路が突き抜けるM3階には百貨店のフロアはないのですが、百貨店のエスカレータだけは踊り場の階が存在します。丸い窓があって隣に電車が見え、だけど売り場はないという……小さい頃はこの構造が理解できなかったな。

ただまぁ…もう少しできるのが遅かったらバリアフリーにもう少し配慮されてたのかな…とも。

もう少し言えば、駅から新宿方面に少し行ったところ。芹ヶ谷公園付近もうまーく谷を避けていく様子もよく考えられているなぁと思います。

地形を生かした(?)、地形を克服した(?)この構造は面白いものです。

撮影日:2019年1月6日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

非公開理由を考慮し非公開コメントには基本的に返信していません
by yunomi-chawan1 | 2019-01-11 00:00 | 鉄道 | Comments(5)


「まち」の変化を追っていきます


by yunomi-chawan

プロフィールを見る
更新通知を受け取る

メモ帳

2015年にブログを移転しました。一部リンクが前のブログに飛びます。
新元号は2019年4月1日以降に更新した記事のみ対応します。それ以前の記事は直しません。
まとめサイトを含む多種サイト、SNS等への画像の無断使用と引用を禁止します。
コメントについて 非公開コメントへの返信は基本的に行っておりません。
以前のブログ
YouTube
役所メシ
↑2018/09/28更新
東京都の都市計画道路
神奈川県の都市計画道路
埼玉県の都市計画道路
京王線連続立体交差事業

カテゴリ

全体
ブログ
鉄道
鉄塔
散策
地域
道路計画や開通など
京王線連続立体交差事業
行き止まりシリーズ
多摩NTの橋ぜんぶ撮影プロジェクト
未分類

最新の記事

東八道路・放射第5号 開通1..
at 2019-07-24 00:00
補助217号線(上祖師谷)が..
at 2019-07-22 00:00
自転車競技ロードレース!東京..
at 2019-07-21 18:00
補助第54号線(上祖師谷) ..
at 2019-07-20 00:00
つつじヶ丘南口線 進捗状況2..
at 2019-07-18 00:00
放射第23号線(松原) 進捗..
at 2019-07-16 00:00
[多摩NTの橋ぜんぶ撮影PJ..
at 2019-07-14 00:00
西平山の空白地
at 2019-07-13 00:00
日野バイパス(延伸)[川辺堀..
at 2019-07-11 00:00
館町のトンネルが貫通!八王子..
at 2019-07-09 00:00

以前の記事

2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2016年 10月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月

最新のコメント

以前、千歳烏山6号踏切の..
by ヒロコロ助 at 00:44
開通予告看板が出ました。..
by 東村山市民 at 20:31
誤字のご報告ありがとうご..
by yunomi-chawan1 at 17:04
懐かしい道の報告ありがと..
by sho at 00:12
仙川より西側詳しい図面を..
by yunomi-chawan1 at 00:12
事業化はしていますが、完..
by yunomi-chawan1 at 00:09

検索

記事ランキング

タグ

(47)
(37)
(35)
(33)
(28)
(25)
(25)
(24)
(23)
(23)
(22)
(21)
(18)
(15)
(11)
(11)
(11)
(11)
(10)
(10)
(10)
(9)
(9)
(9)
(9)
(8)
(8)
(7)
(7)
(7)
(6)
(6)
(6)
(6)
(6)
(6)
(5)
(5)
(5)
(5)
(5)
(5)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)