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町田3・4・34号本町田金森線(金森)が実質開通

町田市金森地区で事業が行われている町田3・4・34号本町田金森線(金森)ですが、実質的に開通したとの情報を聞き、見に行きました。

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▲位置図

この道路は2010年(平成22年)2月8日に事業認可を得て町田市が施行者となり事業を進めてきたもので、延長は約360mです。事業認可期間は現在のところ2019年(平成31年)3月31日までとなっていて、このまま延長せず事業終了するものと思われます。

過去・未来記事 一覧
本町田金森線

この道路の前回の記事
本町田金森線(金森) 進捗状況2018.12
全体の状況(2月17日撮影)
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撮影位置はこの通りです。

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①町田街道側の交差点

2018年6月中旬ごろより、2019年2月上旬までの予定で、株式会社石井工務店が施工者とする「都市計画道路3・4・34号線(金森)道路築造工事(その2)」の工事が行われていました。

工事はおおむね終了したようで、工事車両などはありませんでした。ただし、工事の看板は残っていました。

●実質開通

さて、このブログ記事タイトルを「実質開通」としましたが、実質というのに少々問題があります。
これからご覧いただくように、道路はほぼ完成していて2車線で通行が可能な状態となっています。しかし、信号機が未稼働であったり、道路標識が未設置だったたりと、道路としては未完成な状態です。
この道路の場所にはもともと狭い生活道路が存在し、その道路を広げるような形のため、沿道アクセスなどのために道を開けている状態と思われます。ただ、誰でも通れるのは確かです。
市から交通開放のお知らせなどは2月17日現在なく、正式な開通がいつなのかわかりません。個人的には2月15日付の市の広報でお知らせがあるものだと予想していたのですが、ありませんでしたね。

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②逆向き

この道を行くと金森図書館へと繋がります。2005年に開通した道です。

今回の新道開通に合わせて、右折レーンが新たに設置されました。

さて、新道であるこちら側に向く信号機は手前の1機にカバーが被せられているのがわかります。また、奥の信号機にも「自転車専用」の標識があり、手前には一時停止の標識が設置されています。

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自転車専用信号機と一時停止の標識

これらのものは新道開通前からあったもので、本来ならば自転車専用と一時停止は撤去しなければなりませんが、2月17日現在撤去されていません。

こうであれば、「自転車専用」の信号機は従わなくてもいいような気もしますよね。実際に赤現示中に停止線を出ようとしている車を見かけました。間違ってはいない気もするものの、信号無視と同じくらい危険だと思います。
というか警察ちゃんとしないと・・・

こうした交通管理者と道路管理者のちぐはぐは以前にも見かけましたが、しっかりして欲しいものです。

「自転車専用」信号機

この「自転車専用」は東京都独特のものだと思います。遠くの県は知りませんが神奈川県ではまず見ません。

「自転車専用」の信号機は、丁字路の道路が無い方に向けて設置されているものでした。自転車は2段階右折をしなければならないために設置されているものと思われます。これは数年前まで一部の交差点に設置され、こうした信号機にはほぼ必ず「自転車専用」の標識が付けられていました。

しかし、1年か2年ほど前からその運用が変わりました。
自転車用信号機が設置されていなかった丁字路にも信号機が設置されたのが大きな変化です。
また、原則として「自転車専用」の標識は撤去されましたが、丁字路に駐車場出口がある場合や、一方通行の入口がある場合、ごく細い道(一時停止標識で運用)がある場合には「自転車専用」の標識が付いています。
ただし、例外はいくつもあり謎も多いです。
※私の想像も含みます。

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③交差する町田街道

交差する町田街道の交差点全体の舗装もきれいになりました。

交差点部分に街路灯も新設されています。

町田街道は右折レーンがなく渋滞など発生しないかなと見ていましたが、右折車はそんなにいないので大丈夫そうでした。

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④道路の状況

幅員16mで標準的な構造です。

このような構造が続きます。


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自転車専用レーンの設置

今回開通区間には交差点付近を除き、自転車専用レーンが設置されました。金森図書館方面にも設置されているものです。

本来ならば自転車専用レーンの標識も設置されているはずですが、2月17日現在設置されていません。また、自転車専用レーンがガードパイプで区切られ、未供用の状態であることがわかります。

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歩道の状況

歩道と車道の間には一部を除き防護柵が設置されました。グレーっぽい茶色が採用されています。

電線共同溝も整備され無電柱化しました。

また、植栽も施されています。高木のみの設置です。

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縁石の状況

縁石はセミフラット型が採用されています。最近の道路では普通のことです。

排水溝は縦にスリットが入った細いタイプが採用されています。自転車にとっては優しいものではないでしょうか。

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街路灯の状況

街路灯はもちろんLEDが採用されています。街路灯の根元が保護材でくるまれていたため、「消えないまちだ君」が採用されたかどうかは確認できませんでした。

町田市の街路灯といえば、つい先週、町田市内にあるLED化されていない街路灯約27,000灯、公園灯1,500灯を2021年3月末までにすべてLED化することが公表されました。近隣市でもすべて一斉にLED化する流れが出ています。

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⑤横断歩道

新道の中央よりやや北側に横断歩道が新設されました。

ただ、現在のところ道路標識は無く少々危険な状態です。


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⑥金森天神(天満宮)横

道路事業前からあった道路が左へ蛇行していた関係で、この付近は道路がやや広くなっています。


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⑦都道56号線(通称:藤沢街道)にぶつかる

都道56号線56にぶつかって事業区間が終了します。この先への延伸計画はありません。

交差点には信号機が設置されましたが、2月17日現在稼働していませんでした。

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⑧都道56号線から見た道路

道路はまっすぐで起伏があります。


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⑨都道56号線の状況

都道56号線側には右折レーンは設置されませんでした。もともと道幅は広いので右折車がいても普通車程度なら横を通り抜けられそうです。


撮影日:2019年2月17日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-02-18 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

多摩モノレール町田方面延伸予定ルートを探索 [町田市民病院~町田駅]

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今回は多摩モノレール町田方面延伸ルートのうち町田市民病院~町田駅間です。連続で投稿しているこのシリーズの最後になります。

町田方面延伸構想の全体の概要や、他の区間の詳細は既に投稿しているので参考にしてください。

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町田市のパンフレットなどによると、今回の区間は上図のようなルートでモノレール導入が想定されています。

ただし、まだ多摩モノレール町田方面延伸は具体化しておらず、ルート等の詳細は決定していません。

上図の通り、この区間にはモノレール導入空間となる道路が存在していない箇所があります。

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2016年に東京都や特別区、26市、2町が策定した『東京における都市計画道路の整備方針(第4次事業化計画)』では、図で赤破線で示した町田3・3・36号相原鶴間線の区間が優先整備路線に選定されています。
ただ2019年1月末現在、着手はしていません。
東京都が道路を整備する予定ですが、

この区間の整備を確実に進めるため、町田市が用地取得その他について地元説明会を含めて積極的に協力すると旨していきますということで、ことし(2017年)2月に小池都知事にお会いして、私のほうから直接そういう用意があるということを申し上げた
と、市議会で市長が答弁しています。

また、青破線で示した原町田大通り延伸部に当たる町田3・4・11号停車場成瀬線については、第3次みちづくり・まちづくりパートナー事業を活用して建設する予定です。

みちづくり・まちづくりパートナー事業
地域のまちづくりに関連する都道のうち、事業化計画などで優先整備路線に選定されていないで、地元市町村から要望の強い路線を、東京都が用地費、補償費、無電柱化等関連事業費並びに大規模構造物などの事業費を負担し、自治体はそれ以外の舗装工事費・設計費などを負担することで協力して都道を整備する東京都の事業。1999年度から第1次に当たる『みちづくり・まちづくりパートナー事業』を、2009年度から第1次に当たる『新みちづくり・まちづくりパートナー事業』を、2017年度から『第3次みちづくり・まちづくりパートナー事業』を行っている。

何度も言いますがモノレール軌道等の計画は決まっていません。

写真等

撮影位置は以下の通りです。

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①町田市民病院そば(町田駅方面を望む)

ここから先はモノレール導入空間となる道路が存在していません。


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②町田中央公園西側(多摩センター方面を望む)

町田中央公園の西側です。写真の左手には協和発酵キリンの企業値があります。航空写真を見る限り、都市計画道路に重なる部分は空き地になっているようです。

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③町田中央公そば(多摩センター方面を望む)

都市計画道路の一部が公園を通ることになります。

このあたりは若干起伏のあるところで、道路をつくるときは高低差の処理が必要になるかもしれません。


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④鎌倉街道との交差部分

鎌倉街道と交差します。この部分の鎌倉街道はつい最近まで拡幅事業を行っていましたが、その際に将来交差点となる写真の部分の隅切りなど用地が確保されました。


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⑤セブンイレブン町田本町田中町店

町田高校北側のコンビニ(昨年までサンクス)の大部分は都市計画道路の敷地と重なります。


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⑥町田高校の横の道(多摩センター駅方面を望む)

都立町田高校のグラウンドやテニスコートの一部が都市計画道路と重なるようです。

この先で小田急小田原線を飛び越える計画です。


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芹ヶ谷せりがや公園北側

写真奥から来たモノレールはこのあたりで直角に写真左に進み、そこから町田駅に向けて一直線となる想定のようです。

左側は芹ヶ谷公園拡張用地で、現在拡張工事が行われています。

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拡張工事はこんな感じです。地図には原町田大通りの延伸部分が線だけ書かれています。

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⑧芹ヶ谷公園を跨ぐ予定箇所

公園名に「谷」と付くくらいですから、本当に谷があって橋梁で跨ぐよう市が検討しています。


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⑨芹ヶ谷公園の南側

南側から見てもわかるくらいの谷にになっていますね。


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⑨原町田五丁目交差点

芹ヶ谷公園からまっすぐに町田駅方向に進むと原町田大通りに当たります。

現在この交差点は町田街道にぶつかる丁字路ですが、写真のこの先の道路を建設予定だとは上で書いた通りです。

ちなみに現在すでに開通済みの原町田大通りは2002年11月8日に交通開放されました。市街地再開発事業で建設された場所を除いて都道でしたが、2009年に市道に移管されました。

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⑩原町田大通り

原町田大通りは4車線で、一部に中央分離帯を持ちます。


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⑪町田駅すぐそば

原町田大通りはJR町田駅にぶつかります。

モノレールの駅がどこにできるかなどは何も決定していませんが、1994年の調査報告書では様々な位置で検討されています。



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by yunomi-chawan1 | 2019-02-04 06:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

多摩モノレール町田方面延伸予定ルートを探索 [多摩南野~桜美林学園]

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今回は多摩モノレール町田方面延伸ルートのうち、多摩南野~桜美林学園を取り上げます。

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この区間では、上のようなルートでモノレール導入が想定されています。

ただし、現在正式に決定したものは無く、今後具体化した際に決定して行くことになります。

この付近は町田市の北部に位置し、北部丘陵と呼ばれています。市街化調整区域に指定されるなど、自然が多く残り開発から逃れている地域でもあります。町田市では2011年に『町田市北部丘陵活性化計画』を策定し、取り組みを行っています。

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一方でこの区間には課題もあります。黒線は現在決定されている都市計画道路です。

モノレールのインフラ部(支柱や桁・駅など)は道路の一部として扱われるため、道路があることが条件となります。しかし、導入想定ルートには現在道路は存在せず、都市計画道路も存在していません。

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また都市計画道路が存在していて既に道路がある区間も、モノレール導入には幅員が足りないなど、幅員の検討が必要な区間が存在しています。

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東京における都市計画道路の整備方針(第4次事業化計画)より

そんななか、2016年に東京都・特別区・26市・2町が決定した『東京における都市計画道路の整備方針(第4次事業化計画)』では、「新たな都市計画道路の検討」としてこの区間が挙げられています。


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町田市ではここのところ毎年モノレール関連の予算を計上しています。

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2018年度6月補正予算ではこのようなスケジュールが示されています。(※2月に市長選挙があったため市長政策的事業は補正予算で計上された)また、報道などでは2025年度に事業化、2032年度開業を目指すとされています。

コラム かつての町田市内の地下鉄構想
町田市にはかつて地下鉄を建設する話が持ち上がっていました。
町田市議会録によると、リニア方式のミニ地下鉄の検討が始まったのは大下市長時代のこと。1987年?88年?に「町田市新交通システム研究会」が設置されました。1989年にはリニア地下鉄だけではなくて、モノレール等を含めて総合的な交通システムを研究してほしいことから「町田市総合交通システム調査研究」と名前を変えています。
当初モノレールとはウエイトを置いて地下鉄が議論されていましたが、そんななか立川方面の多摩モノレール建設も始まり、1990年には寺田市長となり、1991年に「多摩地域都市モノレール等建設促進協議会」に参画しました。その後2年ほどモノレールとミニ地下鉄の両方が議論されていました。
1992年に東京都都市計画局が町田方面を「事業化に向けて導入空間の確保に着手すべき路線」と選定。
1993年3月定例会に置いて市長が「今のところはリニア地下鉄については、既に研究をしてきたことを当面のピリオドとして、この問題については、もうしばらく今後の推移を見守るということにいたしたいと考えております。そこで、当面は、やはり何といっても東京都の進める多摩都市モノレールを早く町田まで乗り入れてもらうということが必要であります。」と発言し、このころより地下鉄構想は消えていきました。
現在は構想すら存在していません。
写真等
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撮影位置はこの通りです。

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①多摩南野交差点から町田方面

多摩南野交差点から町田方面は幅員20mの道路となります。中央分離帯もあります。

この付近は多摩ニュータウン事業の一環として、東京都施行の小野路第一土地区画整理事業によって整備されました。

多摩モノレールを導入するとき2車線の場合、幅員22m以上が基準とされているそうで、幅員の検討が必要とされています。

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②町田市に入る

多摩南野交差点から300mほどで多摩市から町田市に入ります。

ここから先は多摩ニュータウンの域外となり、未開発の土地となります。道路もここから急に狭くなります。

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多摩ニュータウン事業誌より

この周辺は1989年に土地区画整理準備組合が設立され、1992年に町田市より都市基盤整備公団に対して土地区画整理事業の施行要請。1993年に公団地区が決定し、小野路西部土地区画整理事業として計画、用地買収が開始されました。その後、特殊法人等整理合理化計画、社会経済情勢の変化等をふまえ2002年8月に事業が中止されました。

地図を見るとわかるように土地区画整理事業ではモノレール導入も想定して計画されていました。この土地区画整理事業の中止はモノレール導入の足かせとなったのは間違いないでしょう。

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②町田市に入ったところ

町田市に入ると急坂が続き左カーブをします。今は2車線の道ですがこの先センターラインがなくなります。バスも通ります。

モノレールはこのままやや右奥方向に構想されているようです。(まだ正式に決定していません)


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③小野路の山中

土地区画整理事業が行われていたなら住宅街となっていたかもしれないこの場所ですが、現在はこんな感じ。自然が残っていて好きな場所ですね。ここをモノレールが通ることになるのかと思うと少々残念ではあります。

地形を見る限り、土地区画整理事業では多くの盛土切土の造成を考えていたようですが、道路やモノレールだけ造るとなるとどうするのかな……と気になります。

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④扇橋付近から多摩センター方面を見る

小野路西部地区を抜けた扇橋付近です。上の土地区画整理事業の計画図でいうと左端です。

このようにかなり起伏のある地形です。


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④扇橋付近から町田方面を見る

このような山と山の間に入り組んだ谷のような地形を谷戸(やと)といいます。地域によっては「やち」や「やつ」というところもあるかもしれませんね。


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⑤小山田緑地駐車場付近

小山田緑地の間を縫っていく構想のようです。小山田緑地は用地買収されいまでも少しずつ拡張しています。


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このような土地


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⑦桜台通りが都道町田平山八王子線にぶつかる交差点(多摩センター駅方面を見る)

現在は丁字路となっています。


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⑧桜台通り(多摩センター駅方面を見る)

桜台通り幅員18mで、町田市が現在幅員22mにするための検討を行っているそうです。

ちなみに、平成6年の調査報告書ではこの写真の右側にある町田市廃棄物最終処分場に車両基地を建設することが検討されていました。

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町田市予算概要より

ただ町田市はこのような整備をする計画のようで、車両基地の話はなくなったのかな?


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⑧小山田隧道(町田駅方面を見る)

ここには尾根緑道を潜る小山田隧道があります。

平成6年の調査報告書では車両基地を作る場合は勾配によりトンネルの上を越えることはできず、橋梁形式に変更する必要があるとされています。ただ、車両基地を造らないのなら上を越えることも可能なのかな。

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⑨(通称)新町田街道にぶつかる

ここで(通称)新町田街道にぶつかり丁字路となります。

モノレールはここで左に曲がり、街道上を町田方面に進むことが想定されています。


この記事は過去の計画や構想、想像に基づく記述があります。現在町田方面延伸に関して詳細に決定した事項はありません。

撮影日:2019年1月29日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-02-02 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

多摩モノレール町田方面延伸予定ルートを探索 [多摩センタ~多摩南野]

多摩モノレールの延伸が構想されている町田方面ルートを探索してきました。

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▲多摩モノレールの車両(イメージ)多摩動物公園駅で撮影


地元なので何度も通ったことがある道ですが、今回は延伸を想定してじっくりと見てきました。

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東京都都市整備局HP、交通政策審議会答申などを参考に作成

そもそも多摩モノレールは1981年(昭和56年)に『多摩都市モノレール等基本計画調査報告』において全長93kmの路線として構想されたのに始まります。そのうち、必要の高い、現在の営業区間の多摩センター駅~立川北駅~上北台駅の約16kmが先行開業しています。

2016年の国土交通省 交通政策審議会答申第198号『東京圏における今後の都市鉄道のあり方について』では3区間が示されています。このうちの1つが多摩センター~町田間で、意義として「多摩地域の主要地区間のアクセス利便性の向上。」が挙げられています。

このほかの2区間は上図の通りです。なお箱根ヶ崎方面は、新青梅街道のうちモノレールの延伸が想定される全区間で拡幅事業が認可済みです。

その他の構想路線は「構想」にとどまり具体化していません。

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町田方面はこのようなルートで構想されています。まだ都市計画決定などしておらず正式に決定していませんが、市の資料やパンフレットにはこのルートが示されています。
町田市を南北に貫き、鉄道空白地帯の山崎団地などを経由するルートとなっています。

都市モノレールの軌道桁や支柱、駅などのインフラ部道路の一部として扱われ、道路管理者が建設します。そのほかの車両や配電施設などのインフラ外部は多摩都市モノレール株式会社が整備します。
このようにモノレールの延伸には道路が必要となります。

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一方で、町田市北部の区間には道路の計画(都市計画道路)すら存在せず、また一部箇所では拡幅が必要である箇所や、計画はあるものの道路が存在しない個所も存在し、交通政策審議会答申においても課題として「導入空間となりうる道路整備が前提となるため、その進捗を見極めつつ、事業化に向けて関係地方公共団体・鉄道事業者等において具体的な調整を進めるべき。」とされています。

各区間の詳しい状況などは今後の記事で書くこととします。

多摩センター駅~多摩南野間の様子

今回は多摩センター駅~多摩南野間の状況について見ていきましょう。その他の区間は下記リンクから飛んでください。

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この区間では多摩モノレール通り上に建設することが想定されています。

多摩モノレール通りは2014年4月1日に東京都が決定した通称道路名で、立川柴崎町四丁目多摩南野まで設定されています。モノレールが存在しない多摩センター駅以南も設定されていますが、単にきりが良いところまで設定しただけでしょう。

この区間はモノレール建設には十分な幅員です。

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▲多摩センター駅端から町田方面を見る

現在は複線の2本のレールが駅から少しだけ伸びて終点となっています。

この先は多摩南野まで上り勾配がこととなります。

写真にも写るように、多摩ニュータウンの特徴でもある歩道橋や橋が多摩南野まで複数架けられています。多摩センター駅から出て1つ目の橋はゆうゆう橋です。ゆうゆう橋と多摩センター駅はほとんど同じ高さにあります。

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▲ゆうゆう橋から多摩センター駅を見る

平成6年に当時の住宅・都市整備公団南多摩開発局がまとめた『多摩ニュータウン等における次期多摩都市モノレール(町田ルート)の実現化に関する調査報告書』(以下、調査報告書)によると、多摩モノレールはゆうゆう橋の上を通るものと想定されています。

このためか、レール終端部もやや登りに勾配が付けられています。

なお調査報告書によれば、この間100mで5m上るもので50‰となります。(※多摩モノレールの営業路線の最急勾配は57.5‰、設計上は60‰(短区間なら100‰)が可能だそうです)

注意:調査報告書は平成6年当時の状況などからまとめられたものであり、現在の計画ではありません。現在決定している詳細な計画はありません。

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▲郵便局東側橋から町田方面を見る

調査報告書によれば、モノレールは2つ目の橋「郵便局東側橋」も上を越えていくことが想定されています。

この先多摩南野まで6車線の道路(一部右折専用レーンあり)が続きます。モノレールが造られるときは4車線に減ることになるものと予想します。ただ現在の道路交通量からすると6車線は過剰で、4車線にしても何も問題ないのかなと思います。

写真の橋は多摩センター駅から3つ目の橋「多1・3・3-1橋(歩道橋)」です。調査報告書によれば、モノレールは多1・3・3-1橋の先で町田ルート八王子ルートが分岐することが想定され、町田ルートが歩道橋の下を、八王子ルートが歩道橋の上を通ることが想定されています。この場合、歩道橋が支障となり架け替えが必要であるとされています。

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多摩ニュータウン等における次期多摩都市モノレール(町田ルート)の実現化に関する調査報告書より

一方調査報告書の図を見る限り、八王子ルートを考えないのであれば、多1・3・3-1橋を架け替えずに通せるようにも見えます。

ただ、歩道橋の上を通すのなら、かなり高い位置にモノレールが通ることになり景観は損なわれてしまいそうな気もします。

調査報告書が出た平成6年から周辺環境は大きく変わり、商業施設やマンションの立地も進みました。当時の調査報告書のようには行かない個所も多くありそうで、今後町田ルートがより具体化したときにどうするのか気になるものです。

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▲多1・3・3-1橋から町田方面

調査報告書によれば、ここで八王子ルートの分岐が想定されていたようです。個人的には鶴牧四丁目附近の道を通るのかなと思っていたのですが。

個人的に町田ルートも八王子ルートもそんなに必要はないかなと思っているのですが、八王子ルートは特に要らないですね。

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▲宝野公園・奈良原公園橋から町田方面

多摩南野までずっとこのような道路が続きます。

途中歩道橋と何ヶ所か交差します。歩道橋の上を通るか下を通るか検討する箇所がありますが、下の場合道路の拡張や歩道橋の嵩上げが必要となる可能性があります。

平成6年の調査報告書では途中何カ所か駅が想定されていますが、正式に決定したものではないので割愛します。

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▲多摩南野交差点

この交差点で南多摩尾根幹線道路と交差します。この道路には是政ルートが構想されていますが、構想にとどまり具体化はしていません。地元の気運もほぼゼロです。また、現在都市計画変更手続き中の南多摩尾根幹線道路においても是政ルートは想定されていません。

6車線の道路はここまでとなり、この先では幅員を減少して町田市に入って行きます。

続きは以下。

注意:多摩ニュータウン等における次期多摩都市モノレール(町田ルート)の実現化に関する調査報告書は平成6年当時の状況などからまとめられたものであり、現在の計画ではありません。現在決定している詳細な計画は存在しません。

撮影日:2018年5月20日、2018年12月9日、2019年1月29日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-02-01 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

小田急町田駅の構造が好きなんだけど

小田急線町田駅の構造が好きです。

町田駅を知らない人のために少しだけ説明しておきましょう。

小田急線の町田駅は町田市の中心駅で、小田急の中で新宿駅に次ぐ乗降人員を誇る巨大ターミナルです。横浜線とも乗り換えが可能。ただし、横浜線とは少し離れていて一度改札を出る必要があります。

私が好きなのは小田急線の町田駅の「構造」

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▲駅の北側(新宿側)

駅の北側は通称第一踏切と呼ばれる玉川学園8号踏切があり、すぐ先には町田駅のホームが見えています。

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▲駅の南側(小田原側)

一方駅の南側はホーム部分が一部高架になっています。真下には町田駅前通り町田バスセンターがあります。

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なぜこのような構造になっているのかというと、小田急線町田駅が傾斜地に存在しているからです。北側は斜面の上にあり、南側は斜面から張り出しているような格好です。

古い写真を見る限り、かつて車両が短かった時代には張り出していなかったようです。

この部分は境川の低地部分となっていて、小田急線は盛土(築堤)や橋梁によって越えて行きます。横浜線ともちゃっかり立体交差できています。

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▲駅横の坂道と小田急百貨店(右)

そして斜面部分には小田急百貨店町田店が存在していて、これが町田駅の構造の個人的「良さ」をアップさせているポイントの1つ。

小田急線が小田急百貨店の建物を突き抜けるように存在しています。

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▲小田急線の改札階

小田急線の線路の部分は2階と3階の中間に当たる「M3階」。改札階は「2階」にあります。

改札階からはほぼフラット(階段数段)にペデストリアンデッキにつながり、バスセンター側から見れば確かに2階。

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▲北口

しかし北口からは改札階へ「下る」必要があり、改札階は見た目は地下階。


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▲百貨店M3階

それでもって線路が突き抜けるM3階には百貨店のフロアはないのですが、百貨店のエスカレータだけは踊り場の階が存在します。丸い窓があって隣に電車が見え、だけど売り場はないという……小さい頃はこの構造が理解できなかったな。

ただまぁ…もう少しできるのが遅かったらバリアフリーにもう少し配慮されてたのかな…とも。

もう少し言えば、駅から新宿方面に少し行ったところ。芹ヶ谷公園付近もうまーく谷を避けていく様子もよく考えられているなぁと思います。

地形を生かした(?)、地形を克服した(?)この構造は面白いものです。

撮影日:2019年1月6日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-01-11 00:00 | 鉄道 | Comments(5)

本町田金森線(金森) 進捗状況2018.12

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町田市の金森地区で行われている町田3・4・34号本町田金森線(金森)の建設工事の進捗状況を見てきました。

前回見に行ったのは2018年6月で、約半年ぶりの訪問ですが、工事が進んでいる印象を受けました。予定通り年度末にも交通開放されるものと思われます。

この道路は2010年(平成22年)2月8日に事業認可を得て町田市が施行者となり事業を進めているもので、延長は約360m、事業認可期間は現在のところ2019年(平成31年)3月31日までとなっています。

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▲看板(完成予想図)

道路は幅員16mの標準的な構造です。


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▲工事看板

現在行われている工事の件名は「都市計画道路3・4・34号線(金森)道路築造工事(その2)」で、施工者は株式会社石井工務店、工事期間は2月上旬までとなっています。


写真等
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撮影位置はこの通りです。

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▲①町田街道との交差点

町田街道141とは信号機のある丁字路に接続し、十字路となります。

ここにはもともと細い道路があったため、交通を維持するために工事中ながら部分的に通行できます。


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▲②交差点を逆向きに

交差点にはこちら向きにも既に信号機が設置されています。信号機は黒色系が採用されています。


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▲③町田街道

町田街道には手が加えられておらず、右折レーンが設置されていません。渋滞がなければいいのですがね。


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▲④工事の様子

舗装も段階的に行われ、徐々に道路らしくなってきました。部分的に防護柵も設置されています。

植栽用の植樹桝も用意されています。まだ木は植えられていません。ただ、東京都の道路にしては植栽が少ない気がします。


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▲⑤電線共同溝

電線共同溝も設置され、電線類は地中化されます。


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▲⑥坂道

私が見に行ったときはこのあたりを集中的に工事していました。


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▲⑦都道目黒町町田線とぶつかる

道路は都道目黒町町田線141にぶつかり、丁字路となります。

交差点には信号機が設置されるらしく、信号機用のポールが設置されています。黒色の信号機となるようです。

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▲⑧都道141号から

このように道路らしくなってきました。

右側には神社がありますが、隣接する歩道部分はやや弾力的に設計されているようです。

来年春ごろまでには開通することになりますが、それほど大きな道路環境の変化にはならないのかなという印象です。

撮影日:2018年12月24日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2018-12-27 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

相原駅南側 町田街道「大戸踏切」の立体化 進捗2018.11

JR横浜線相原駅JH29の南側、町田街道大戸踏切で行われている単独立体交差事業の進捗を見てきました。

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この事業は2014年(平成26年)12月1日に認可を得て行っている都市計画道路事業です。

認可区間は町田3・3・36号相原鶴間線のうちの約490mで、幅員18m~32.5m、2車線です。施行者は東京都。

事業前には幅員の変更と、町田3・4・48号相原駅南線の廃止の都市計画変更が行われました。

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道路をアンダーパスにすることで立体化します。立体部分には沿道アクセスのための側道が設けられます。

近隣の相原元橋本立体や、北野街道の打越町土入立体と同様の構造と言えるでしょう。JR横浜線は道路が立体化するパターンが多い印象を受けます。

2018年4月1日時点での用地取得率は21%。事業認可期間は現時点で2021年3月31日(平成32年度末)まで。

写真等
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撮影位置はこの通りです。

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▲①事業区間西側

この交差点付近は町田3・4・49号相原南北線(相原駅西側の南北の道路)の整備に合わせて北側が拡幅され、右折レーンが設置されました。

都市計画図などによれば、車道南側(写真右)にももう少し拡幅されると思われます。

相模原市方面の相原南北線については下記を参照。

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▲②サイゼリヤ前

写真左側は既に用地取得したようですね。

写真でもあるように踏切を先頭とした渋滞が暫し発生します。これはマシなほうですが、酷いときは通過にかなりの時間を要することがあります。


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▲③いなげやina21町田相原駅前店付近

この付近から踏切にかけて緩い上り坂になっています。

写真左側には相原バス停の折返場がありましたが、駅西口広場ができたことにより折返し機能は広場に移設され、現在はバス停のみが残っています。現在は駅前広場に乗り入れない路線がしようしています。

写真左側は町田市等によって土地利用誘導地区として様々な検討がなされているようです。もともと区画整理で西側を整備する方針だったようですが。

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▲④大戸踏切

こちらが大戸踏切です。

ちなみに写真左方向には、相原駅まで行く都市計画道路「町田3・4・49号相原駅南線」がかつてはありましたが、この立体化に係る都市計画変更と同時に廃止されました。


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▲大戸踏切の看板


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▲⑤踏切から相原駅方面

奥の方に相原駅が見えます。

この踏切は電車が相原駅に入るかどうかあたりから鳴り出し、踏切の遮断時間が長いような気がします。私鉄みたいに直前に閉まるようになれば渋滞も少しは軽減されそうなんですけどね。

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▲⑥踏切東側セブンイレブン前

踏切横断後すぐに信号機があり(⑦写真)、踏切は渡れても赤信号ということもしばしばありますね。


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▲⑦相原駅入口交差点

踏切から近いため誤認防止の装置が取り付けられています。

ちなみに交差点左側は都道171号相原駅停車場線171です。(※ここから国道16号までは都道47号八王子町田線と重複)

「相原駅東口のまちづくり」(後述)に伴って市道に移管される予定です。

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▲⑧逆向きに撮影

堺市民センター付近はところどころで用地取得がされていました。

あとから都市計画変更されたため、堅牢な建物も存在しています。


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▲⑨事業区間東端付近

この先辺りで事業区間が終了します。

こっちも渋滞していますね。

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計画は変更される場合があります

相原駅東側では町田市により相原駅東口まちづくり検討会が開かれ、まちづくりの検討が行われています。

駅へアクセスする幅員12mの道路(2020年度から用地取得の予定)や、用途地域の変更も検討されています。検討会資料を見ていると、西口が整備され賑やかになることへの危機感のようなものがあるように見えます。

相原駅の隣の橋本駅にはリニア中央新幹線の駅もできる予定ですし、今後も気になる界隈です。

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▲相原駅東口

相原駅東口の現状はこんな感じ。ローソンスリーエフと庄やくらいしかなく、正直なところ寂しいです。西口も寂しいんですが。


撮影日:2018年11月24日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2018-12-10 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

多摩ニュータウン通り延伸 進捗状況2018.11

現在、町田市相模原市を繋ぐ道路が計画・構想されていますが、そのうちの1つ多摩ニュータウン通りの延伸部を見てきました。

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この道路は町田3・4・41号ニュータウン幹線相模原3・4・6号宮上横山線として都市計画決定されているうちの一部です。

相模原市側
相模原市側の事業延長は約670m、幅員18mで、町田市議会録などによると、神奈川県相模原市側では2002年度(平成14年度)に事業に着手し、2016年(平成28年)4月12日には都市計画道路事業の認可を受けました(神奈川県告示第212号)。都市計画道路事業の事業認可は2021年(平成33年)3月31日までとなっています。相模原市議会録(2018年9月定例会)によると用地取得率約91%。施行者は相模原市。2016年度冬ごろより工事に着手し、整備率10%となっています。

町田市側
町田市側の事業延長は約50m、幅員18m2車線で、町田市議会録(2017年3月定例会)によると用地取得は残り2筆となっています。施行者は町田市。まだ工事に着手はしていません。

なお、境川の部分で都県境・市境があります。もともとは旧河川に沿い都県境が決められ、境川が河川改修により直線的になった後も残り、川向こうの飛び地が存在していましたが、2016年(平成28年)12月1日に概ね現況河川に沿って都県境が改められました。

写真
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撮影位置は以上の通り。南側から見ていきます。

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▲①南側

南側はエネオスがある先からが事業区間となります。

見える高架は京王相模原線です。


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▲②国道16号線方面

事業区間外の東京環状16方面は完成しています。

軍都計画によって整備された長方形の整然とした区画があるのが相模原の特徴です。

ただ、この先でのJR横浜線との交差が踏切であり、開通後もそのままだとネックになるかもしれませんね。JR横浜線は連続立体交差の計画があります。相模原駅に小田急多摩線を持ってくることを前提としているようですが、個人的にはどっちもうーん……。とりあえず単独交差でよくないか。

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▲③京王相模原線南側の歩道

京王相模原線の南側では、道路の東側歩道のみ整備され、歩行者通路として暫定供用されています。

車道部分や西側歩道部分はまだ用地取得で来ていません。

おそらくこの歩道はこのまま完成だと思います。植樹桝が用意されていますね。それにしても神奈川県の道路って植樹が少ないんだよなぁ。東京が多いだけなんですけど。

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▲④京王相模原線高架部分

京王相模原線は京王多摩川駅から橋本方面に延伸時に、既に全線踏切なしで建設されていて、この付近は高架が連続しています(その後の調布駅付近連続立体交差事業により相模原線全線の踏切消滅)

この部分は道路が高架の下をくぐることになりますが、見た目では計画幅ほど柱が開いていないためどうするのか気になるものです。

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▲⑤高架北側

この部分は2016年度(平成28年度)冬ごろより工事に着手し、数十メートルのみ完成しています。


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▲⑥もう少し北側

⑤のもう少し北側では現在道路築造工事が行われていました。こちらも数十メートルのみの施工となっています。少しずつですね。


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▲工事看板

件名「都市計画道路宮上横山線道路改良工事」で、株式会社陽子屋が施工しています。看板によると、工期は2019年(平成31年)2月28日まで。


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▲⑦高低差の上

この先で、境川が形成した谷部に入ります。ここから境川付近までの高低差は10mほど。

写真でもわかるように、用地取得は概ね済んでいるみたいです。

なんでも東京都と比較するのはよくないですが、用地取得地をアスファルト等で防塵化しないのですね。土地に出入りできちゃうのも違う点です。

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▲⑧高低差の下

下から見ると高低差がよくわかると思います。高低差を利用しカルバートで駐車場を造りその上に住宅があったようで、用地取得後はカルバートや擁壁だけ残っています。


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▲⑨境川

境川の右岸側(相模原市側)を川に沿って道路は進みます。

現在ある河川沿い道路との兼ね合いも気になるところです。

※右岸側は概ね相模原市ですが、一部町田市も食い込んでいます。


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▲⑩このあたりで境川を渡る

この付近で境川を渡り、左側の町田市に入ります。


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▲⑪河川沿い道路から撮影

町田市内の区間はほんのわずかです。写真の場所は用地取得が済んだようで、河川沿いの道路から多摩ニュータウン通りが見えます。


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▲⑫多摩ニュータウン通り

こちらが接続する多摩ニュータウン通りです。名前の通り、多摩ニュータウンを突き抜ける幹線道路で、この先は4車線または5車線となります。

その先では、鎌倉街道新府中街道と続き、小平や東村山付近で事業中箇所が完成すれば将来的には所沢付近まで道なりに進むことができるようになります。

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▲⑬多摩ニュータウンから撮影

この先が事業箇所です。

現在は変則的な4差路となっています。(見た目丁字路)

この道路はリニア中央新幹線の駅ができる橋本駅付近への重要なアクセス路となることでしょう。また、この記事1枚目のように、南多摩尾根幹線でも相模原方面の延伸を2018年6月18日に都市計画決定しました。

市境、県境はボトルネックになりがちですが、町田市と相模原市は市境を変更してるくらいですし、このほか相原南北線・相原大沢線や橋の架け替えなど結構繋がりがいいなと感じるところです。

撮影日:2018年11月24日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2018-12-05 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(5)

(通称)新町田街道の(仮称)旭町陸橋 工事が中断

町田市で行われている(通称)新町田街道町田3・3・36号鶴間相原線)の(仮称)旭町陸橋の「旭町陸橋(仮称)下部工工事(27南東の一町田3・3・36旭町その2」ですが、10月より工事が中断しています。

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▲工事案内看板

この工事は東京都が発注し、エムテック・新開工業建設共同企業体が施工者となっていました。


過去・未来記事
新町田街道(旭町)
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▲現場に貼られていた

このうち株式会社エム・テックが10月1日付けで民事再生手続きを申し立てました。


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10月22日には再生手続廃止が決定しました。現場には保全管理区域となったことを知らせる貼り紙が掲示されていました。


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▲現場

工事はおもに橋脚6基と橋台1基を建設するもので、橋脚6基は完成していました。残りは町田市民病院側の橋台1基でした。

当たり前ですが現場は静かでした。


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▲看板

工期は延長されたうえで11月9日までということになっていました(順調に行っていてもこれで完成は難しかったのではないかと思うが)。

この看板の施工者の部分は黒く塗りつぶされていました。

今後、何らかの遅れが出るのでしょうかね。

※相原側橋台等の工事の施工者は別で、現在工事中です。

撮影日:2018年10月28日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2018-10-31 00:00 | 道路計画や開通など

東京都と神奈川県をさまよう「都県道139号真光寺長津田線」を調査した(後編)

(前編)の続きです。
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前回同様、東京都神奈川県の境界を走る都県道139号真光寺長津田線139をたどっています。

後編は、三輪緑山住宅入口TBS緑山スタジオ付近までです。


三輪緑山住宅入口~三輪緑山住宅中央入口

三輪緑山住宅入口交差点と、三輪緑山住宅中央入口交差点。非常によく似た名前の交差点で、どちらも三輪緑山住宅にアクセスする丁字路となっています。

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▲三輪緑山住宅入口交差点

北側の三輪緑山住宅入口交差点です。

この県道139号真光寺長津田線139に沿って都県境がありますが、道路は神奈川県道となっています。左から接続する道は町田市道の「ゆりのき通り」です。

この交差点は神奈川県が管理しているようで、信号機は神奈川県が設置したものでした。東京都内の信号機はほぼ100%LED化したので、信号機の形を見ても神奈川県のものであるとわかります。

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ゆりのき通りの方を見ると、信号機以外は東京都の施設となっていますね。

写真の右側、東京都神奈川県が色々とあるのは面白いです。


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▲交差点の間

さて、三輪緑山住宅入口交差点と三輪緑山住宅中央入口交差点の間はこんな感じ。

街路灯は神奈川県のものです。


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▲三輪緑山住宅中央入口交差点

さて、南側の三輪緑山住宅中央入口交差点も同様に、神奈川県道町田市道がぶつかる丁字路となっています。町田市道は「けやき通り」といいます。

しかし、三輪緑山住宅入口交差点と違うのは、ここの信号機は東京都の管理であること。丸Kが目印です。信号機はLEDに更新されています。信号機横に設置されている時差式標識も市松模様の東京都仕様です。

しかし、交差点名を示した看板には川崎市の点検シールが貼られています。そう、1つの信号アームに東京都のと神奈川県が混在した状態となっていました。交通管理者と道路管理者が違うのでしょうか。

TBS北側、フットサルパーク付近
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最後はグリーンヒルズ緑山フットサルパーク付近です。

これまで、県道にほとんど沿って存在した都県境がここで数十メートル逸れます。県道が完全に東京都に入っていますが、神奈川県道のようです。

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右手がフットサルパーク。地図から推測した都県境はこんな風になっています。一生懸命都県境の印を探したのですよくわかりませんでした。小さな「びょう」はあったのですが、それが都県境を示しているかはっきりしません。


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フットサルパーク側から撮影しました。

律儀なのが「電柱の広告に表示された地名」。左側には神奈川県の地名が書いてあり、1本奥は東京都の地名が書いてあります。ちょうど都県境がずれている部分で、ちゃんとしているなぁ…と。

右側のフットサルパークは敷地の中に都県境が存在しています。クラブハウスのある所在地は東京都町田市のようですが、コート内の雨水貯留浸透装置は川崎市長の印があって、何が何だか・・・。

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このフットサルコートのどこかに都県境があるんだろうなぁ・・・とネット越しに眺めていました。


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▲フットサルパーク角の交差点

この一部分だけ東京都に入る部分は完全に神奈川県化しているかと思いきや、「大型車直進」の道路標識だけが東京都の公安委員会設置のものでした。道路管理者と交通管理者が越境して錯綜することってあるんですかね。

信号機や街路灯は神奈川県仕様です。

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この交差点から南側は横浜市です。この先、ドラマ撮影やSASUKEの撮影で使われるTBS緑山スタジオを突っ切り、長津田方面へと伸びています。

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ちなみに、フットサルパークすぐそばの歩道上に川崎市町田市横浜市の境界標があります。ちょっとレアじゃないですかね。

ちなみに、玉川学園の校内にも同様のものがあるそうですよ。


【おまけ】緑山サーキットの道

地図を見るとわかるのですが、TBS緑山スタジオの東側に大きく迂回するように県道139号線旧道が走っています。

周辺の地図
Googleマップ
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▲旧道の入口

グネグネした道路などからローリング族が集まり走っていたそうです。「緑山サーキット」や「緑山峠」と呼ばれていたそうな。稲城市のランド坂と並んで人気の場所だったそうですね。YouTubeで検索すると当時の映像が出てきます。

現在の道路が開通以降閉鎖され、遊歩道となっています。南側の一部分を除いて、柵があるため車両の進入は物理的にできません。かつては「二輪車進入禁止」の標識があったのですが、数年前に撤去されました。どういうことかはわかりません。

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▲旧道

横浜市の道路認定路線図を見ると、県道と書かれています。降格はされていないのでしょうか。ここにある街路灯などは横浜市が管理しています。

写真左側は町田市で、1980年代に三輪土地区画整理事業が行われ、現在の三輪緑山住宅が誕生しました。この柵は施行境界ですかね。

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三輪緑山住宅と旧道は何か所か通り抜けできる場所がありますが、このようにバリケードがあって歩行者(と自転車)以外は絶対に通さない構造になっていたりします。変な感じはしますね。


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一部当時の舗装と道路標識が残っていたり。

この道路が現役の時は事故も多くあったという話も聞いたことがあります。一部で心霊スポットとして取り上げられているようですが、意外と散歩している人も多くて日中であればそこまで不気味ではないですね。かといって好んで通りたい道ではないですけどね。


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by yunomi-chawan1 | 2018-10-22 00:00 | 散策 | Comments(0)


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