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立川市羽衣町2丁目に戦時中にできた住宅地を調べた

以前記事にした、立川都市計画道路3・3・30号線の記事を書くときに少し気になることがありました(宿題にしていました)。

表題の「立川市羽衣町2丁目」の住宅地のことです。都市計画道路はこの住宅地を突き抜ける計画で、住宅地はかなり整然としています。かなり細かな区画で、住宅も周囲と比べると小さめの家が密集しているイメージです。

長方形で直線的に区画されたような土地は「土地区画整理事業をした場合」、「耕地整理をした場合」などによく現れます。ほかにも「旧街道沿いの短冊形の区画」や「大企業の分譲地」などもあったりします。

さて、ここはどうやって生まれた区画なのだろうか・・・と気になり、国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスで古い航空写真を見てみました。

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出所の明示:国土地理院の空中写真(C25-C2-84)1941年撮影

1941年の写真です。左側に見えるのが南武線と西国立駅です。

右側の国立方面には現在の区画にも通じる道路がうっすらと広がっているのがわかります。一方で、中央付近の現在の羽衣町2丁目付近は畑や荒れ地といった状況と判読できます。

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出所の明示:国土地理院の空中写真(USA-M451-1_2)1947年撮影

一方、戦後になると一変します。

木が減り、団地のような建物が一気に広がっています。このころに今の羽衣町2丁目の道路形状がほぼ出来上がっているように見えます。

左側には緑川も完成しています。通水したのが1947年とのことなので、ちょうどこの時期です。

緑川についての過去記事
立川市の暗渠「緑川」

上2枚の写真から、住宅地は戦時中あるいは戦後の短い時間にできたとわかりました。
立川には基地や軍需企業があったことから何らかの関係があったのではないかと推測できます。ほかにも立川周辺にはこのような街並みがあり、関係性も気になってきました。

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出所の明示:国土地理院の空中写真(CKT791-C24-24)1979年撮影

さらに時間を進めると、周囲が都市化しているのはもちろんですが、建物がほとんど新しくなっていました。1947年の建物がほとんど残っていません。

建ててから30年経つと建替えもおかしくないですが、一気に無くなっているのも不思議でした。

はて・・・ネットで調べてもよくわからず、SNSで疑問を投げてみると「住宅営団ではないか、埼玉県蕨で似たようなものを見た記憶がある」と教えていただきました。

「なるほど、住宅営団か」。聞いたことはあっても気にしたことがなかった「住宅営団」。

営団」と聞くと「営団地下鉄(現:東京メトロ)」を思い浮かべる人も多いかもしれません。
住宅営団(住宅経営財団)」は関東大震災後の住宅供給を目的に設立された「同潤会」を母体として、1941年に設立された組織です。

国立国会図書館デジタルアーカイブで公開されている、『住宅営団の栞』(住宅営団編 住宅営団 昭和16年出版)には

日支事変以來茲に四年有餘、この間我國は開闢以來未曾有の戰爭を遂行しつゝ同時に外は東亞共榮圏の確立に從事し、内は變轉極りなき世界の情勢に呼應して高度国防國家の建設に主力を傾けつゝある。この戰爭と、建設と、軍備大擴張との三大事業を同時に遂行することは至大の難事業であつて、この事業が實行出來るか否かは一にかゝつて生産力の擴充が豫期の如く行はれるか否かにある。而して生産力擴充の爲には之に要する勞働力を動員し、銃後國民に生活不安なからしめる事を必要とし、これが爲には住宅供給の確保は食料の確保に次で缺くべからざる重要施設となるのである。
(略)
さればこそ住宅營團は非常時局下貴重なる物資の優先的配給を受け、資金の多額の融通を認められて、これ等勞務者その他庶民の住宅供給の事業を遂行せんとするものである。

と、その目的が記されています。そのうえで

住宅營團の現在の計畫は五年間に三十萬戸の小住宅を建設せんとするにある。
(略)
第一年即ち本年度に於ては準備その他のため時日を要することも尠くないのであるから三萬戸を建て、來年度は六萬戸、再來年度より三年間は毎年七萬戸づゝ合計三十萬戸を新築する豫定である。

と、5年間で30万戸の小住宅建設を予定していました。
また、

現在の所では住宅營團の建てる家は次の六種の型に分れて居る。
  |室数   |一戸の標準坪數
い型|二    |九坪
ろ型|二又は三 |十二坪
は型|三    |十五坪
に型|三又は四 |十八坪
ほ型|四    |二十一坪
へ型|四又は五 |二十四坪

と書かれています。随分と小さな住宅です。これについても「貧民層を造ることになりはしないかと懸念を持つ人があるが、在来の労働者住宅と異なり、一定の集合住宅計画の下に道路、広場、緑地等をとり、さらに児童遊園、集会所、託児所、浴場、市場、店舗、診療所のごとき厚生施設を設け、建築面積に対する敷地も豊かにとる」としています。

住宅営団はポツダム宣言受諾後、GHQにより閉鎖機関に指定され、1946年12月に解散しています。
このことから、実際に30万戸建てたのかなど、不明な点も多いそうです。

さて、羽衣町2丁目ですが、調べていくと、上の航空写真の住宅も、住宅営団による住宅地だとわかりました。大きさや街の構造も、航空写真と『住宅営団の栞』に書かれていることがよく似ています。

立川市教育委員会1999年発行の『昭和初期の耕地整理と鉄道網の発達』によると、1944年1月に立川市字向郷、谷保村大字石田、大字青柳、大字谷保のそれぞれ一部が住宅営団東京支部の一人施行で「立川羽衣町土地区画整理」が認可されています。

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詳しい範囲がわかりませんが、この区画整理によって住宅営団の住宅地が面的整備されたことが推測できます。
この施行範囲の地名が現在の国立市(当時の谷保村)の範囲も含まれているのは、当時は立川市でない範囲があったからで、のちに立川市に移管されました。
移管時期は、くにたち中央図書館2012年発行の『くにたちしらべNo.15』によると1949年、前記『昭和初期の耕地整理と鉄道網の発達』によると1948年とされています。

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▲現在の羽衣町2丁目

たましん地域文化財団2005年発行の『多摩のあゆみNo.119』によれば、羽衣町の住宅営団の住宅地はすべて賃貸住宅戸数は72陸軍獣医資材本廠(現:東立川駐屯地他)の官舎だったそうです。(数えたら72戸よりはるかに多いのは謎)

住宅営団の解散後は、閉鎖機関としての住宅営団、その後東京都を経て個人に払い下げられたそうです。払い下げられた経緯と現在の住宅地への発展経緯も気になるのですが、調べるのはギブアップ。

なお、立川市内には高松町(現:栄町4付近)や錦町にも営団住宅があったそうです。戦後の航空写真を見ると立川周辺にこのほかにも似たような住宅があり、気になるのですがよくわからず。もと軍都として何らかの関係があったのですかね。東曙町住宅とかの小区画とそこにある古そうな住宅とかすごく気になっています。軍都、立川といえば赤線地帯も存在しました。調べたら様々なサイトが出てきます。

営団住宅はこのほか多摩地域で「東野住宅」や「山中住宅」などバス停名として痕跡が残っている場所があります。

参考
・たましん地域文化財団 (2005) 『多摩のあゆみ No.119』
・立川市教育委員会 (1996) 『立川の建物疎開の記録』
・立川市教育委員会 (1999) 『昭和初期の耕地整理と鉄道網の発達』
・立川市史編纂委員会 (1978) 『立川市史』立川市
・くにたち中央図書館 (2012) 『くにたちしらべNo.15
・住宅営団 (1941) 『住宅営団の栞』
・羽衣町一丁目自治会 (1977) 『創立三十周年記念誌』
・地図・空中写真閲覧サービス

記載内容は筆者調べのもので正誤の判断は保証しかねます。参考文献は文中に記載。引用は原文ママですが、PCで表示できない文字は置き換えました。

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by yunomi-chawan1 | 2018-10-18 00:00 | 地域 | Comments(0)

警察多い!信号の複雑な多摩市「新大栗橋交差点」

通るたびに警察車両に遭遇する多摩市新大栗橋交差点を1時間ほど眺めていました。暇じゃないです。

新大栗橋交差点は鎌倉街道18川崎街道41が交わる主要な交差点です。

平成27年度(2015年度)の道路交通センサスでは、交差点北側の関戸橋付近(41010)で28,523台/12h、東側の連光寺付近(41810)で22,621台/12hと、交通量の多い交差点となっています。

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鎌倉街道側は5レーンを有するなど、交差点の規模も多摩地域でトップクラスで大きいと言えると思います。2012年にはバイク事故が都内最多箇所にもなったそうです(ソースは警視庁Twitterより)

都市計画的には立体交差にする計画があるようですが、いまのところ平面のままです。渋滞……はそんなに起きている印象はないですし、私が遭遇したこともないですが、どうなんでしょう。

十字路のように見えますが、上の写真左側に(旧)鎌倉街道が交わっています。これは信号もなく、左折のみ可能です。

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そんな新大栗橋交差点ですが、2015年3月に小学生が左折トラックに巻き込まれ亡くなる事故が発生し、2015年10月25日午前10時から信号サイクルが変更され「歩車分離式」となりました。

変更に際に、転回禁止化、稲城方面からのレーンの変更、日野方面からの旧鎌倉街道への右折禁止化などが行われています。交差点改良はいまも続いています。


スマホ版ではレイアウトが崩れる場合があります

渋谷のスクランブル式交差点のような歩車分離式ではなく、矢印をうまく表示させて車と歩行者が交わらないような工夫がされています。車同士の交差も全くない信号サイクル(現示)です。1サイクルは約2分40秒です。

各方面が左折・直進・右折のレーンが分離していることから可能となったサイクルとも言えるかと思います。

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2017年8月29日撮影

左折信号や直進信号が複雑のため、少し前までこのような看板が立っていました。今回見たときは無くなっていました。


警察が多い
私が新大栗橋交差点を通ると、警察車両を見ないことがないくらいです。本当に多いのか確かめるために、1時間ほど観察してみました。

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見始めると、さっそくパトカー3台が信号待ちの先頭に。 第九方面交通機動隊の車両もいます。

先頭で信号待ちできるようにタイミングを合わせているように見えました。


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と、思ったら早速サイレンを鳴らして緊急走行。右側(稲城方面)から来た左折車両の信号無視でした。

この「左折の信号無視」がかなりあるんですね。いつもの信号サイクルだと思って走ると、左折矢印が点灯していないのを見落としてしまいます。

さらに、直進矢印が不意に出るため、気づかず後ろの車両にクラクションを鳴らされている光景もよく見かけました。

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覆面も緊急走行。これも左折信号無視の取り締まりでした。

覆面はサイレンを鳴らしてないと見分けられなかったですが、何台かいたかもしれません。雨のためか、普段はよく見る白バイはいませんでした。


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これは緊急走行ではないですが……。

パトカー3台は新大栗橋交差点付近を行ったり来たりしていました。


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右折同士で離合。

今回は見かけませんでしたが、原付の二段階右折もよく取り締まっています。ここでの二段階右折嫌なんですよね。私は旧道を使ったりしてここでの右折を回避しています。

そうこう観察していると1時間が過ぎていました。帰ろうかと思った頃、またサイレンが鳴っていました。本当によく警察がいますね。注意喚起…にもなっているのかな?

信号サイクルといえば、野崎八幡前も若干複雑ですね。あそこも警察多い。


撮影日:2018年10月4日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2018-10-06 00:00 | 地域 | Comments(0)

立川市・国立市の根川の樋門が完成していました

立川市・国立市を流れる根川多摩川に合流する地点に「樋門」が完成していました。

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▲完成した樋門

場所は多摩川左岸の立川公園下流部です。

これまでは大きな樋門もなく木が茂ってうっそうとした場所でしたが、周辺もきれいに整備されました。芝生がいまも養生中です。


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▲銘板

銘板によると「根川排水樋門」というそうです。


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▲設置されていた工事案内看板(3月ごろ撮影)

書いてある通り、多摩川の洪水時にゲートを閉めることで根川への逆流を防ぐはたらきがあるようです。


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▲根川上流の根川貝殻坂橋から見た樋門

根川自体はそれほど大きな河川ではありません。

昔は立川崖線の涌水を集める河川だったそうですが、残堀川の水を受け入れるようになりました。その後、立川市柴崎町付近に多摩川に短絡する水路が造られ、いまでは残堀川から分水する河川となっています。

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▲3月ごろの様子

3月ごろは根川の水を閉め切って工事が行われていました。

工事が始まる前の写真も撮影していた気がするのですが、パソコンから見つかりませんでした。


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▲樋門下流部

樋門周辺の護岸や多摩川も整備されたようです。


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▲樋門上部の堤防・遊歩道

樋門の上部にも遊歩道が整備されました。

ただ、ここから中央自動車道付近までもともと遊歩道が整備されてなく、この遊歩道もすぐに行き止まりとなっています。

将来整備する計画があるのか・・・調べてみましたがよくわかりませんでした。あると見通しの悪い車道を通らずに済んで便利なんですけどね。

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▲立川公園付近の多摩川左岸

この近辺の多摩川は、ここ数年少しずつ整備されています。工事中川の流路を変更したりしていましたね。


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▲日野橋

甲州街道、旧国道20号線の「日野橋」は架け替えの話が上がっています。

どうなるんですかね。


撮影日:2018年3月31日、9月19日

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by yunomi-chawan1 | 2018-09-22 00:00 | 地域 | Comments(0)

途中バス停わずか1つ 若葉台駅→黒川の短距離バス路線に乗車した

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昔から気になっていた「若11 若葉台駅~黒川」というバス路線に乗ってみました。

バス停は「若葉台駅」~「下黒川」~「黒川」と、途中バス停はたった1つ、起終点含めて3つだけの短いバス路線です。運行は小田急バス。

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バスは土曜日と休日のみ1往復のみ運行されます。若葉台駅発黒川行きは若葉台駅を22:24に、黒川発若葉台駅行きは黒川を6:17に発車します。乗りにくい時間帯でもありますね。

私は若葉台駅発黒川行きに乗車。

稲城駅→若葉台駅の路線で運行した車両が、この路線に充当されました。

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さっそくバスに乗ろうとすると、運転士に「このバスは黒川までしか行きませんが大丈夫ですか?」と聞かれました。

それもそのはず、2つ先で終点。歩いても行ける距離です。日中には黒川バス停から先、鶴川駅方面や柿生駅方面に行くバス路線もあり、それではないことの確認をされたのでしょう。

本当は一番前の席に座りたかったものの、オタク感出したくなかったので後ろの方に座りました。モニタを見ると、2つだけこの先のバス停が表示されていました。

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乗客は私一人。4分後、終点黒川バス停に到着です。この調子だと普段は誰も乗っていないことがほとんどでしょうね。

黒川バス停は小田急線の高架下、鶴川街道上にあります。黒川駅前の道路に乗り入れるバス路線はありません(マイコンシティの循環バスがあるけどね)

この黒川バス停はバス停ポールが小田急と神奈中それぞれで設置してあります。

バスを降りたらすぐに方向幕が「回送」に。

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あっという間に発車して行ってしまいました。どうやら野津田車庫まで回送されるそうです。

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そもそも、このバス路線なぜあるのかという考察です。

2015年5月15日までの若葉台駅・下黒川・黒川を通るバス路線を書いてみました。

鶴21鶴22(休日1往復のみ)神奈中バスによる運行なので、小田急バスのみ抜き出してみると下記のとおり。

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そう。若11下黒川~若葉台駅のこのルートでの小田急バスの免許維持的な性質があったようです。

ちなみに柿24は主に柿生駅北口~稲城駅を結ぶ路線ですが、系統番号同じで一部調布駅南口に行く路線(休日1往復のみ)があったり、図の稲城台病院入口を経由して若葉台駅に乗り入れる路線(休日1往復のみ)があったりします。

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ところが2015年5月16日から柿24のうち、稲城駅→柿生駅北口方向の路線が若葉台駅に乗り入れるようになりました。(柿生駅北口→稲城駅は従来通り若葉台駅に乗り入れない)

すると、若11の免許維持的な性質が薄らいでしまいました。正直なところ、いつ廃止されてもおかしくないのかな……という気がします。
そのあたり詳しくないけど。

Wikipedia情報によると若11は小田急バスで3番目に短い路線らしいです。(小田急バス運賃・距離証明書によると1.3km)

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話は戻りますが、若葉台駅バス停4番乗り場を発車する路線、ほとんど免許維持なんですよね。日中普段は「鶴21」や稲城市iバスなどが使っています。


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by yunomi-chawan1 | 2018-09-20 00:00 | 地域 | Comments(0)

日本の三角測量の原点「相模野基線」を訪ねた

山の頂上(とも限らないけど)などに設置されている「三角点」。三角測量の基準となる点で、全国に約10万点あるといわれています。

三角測量では初めに原点を決め、その原点に都合のいい場所に「基線」を決めてその長さを測量する必要があります。その基線が相模原市・座間市にあるということで、見てきました。「相模野基線」と言われています。

以前より行きたい場所だったのですが、なかなか機会がなかったのでようやく行くことができました。

相模野基線の説明はWikipediaで十分だと思うのでリンクを貼っておきます
相模野基線 - Wikipedia
相模野基線 南端
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座間市ひばりが丘のマルエツひばりが丘店横、鳥羽内科の敷地内にあります。

点名「座間村ざまむら」。明治15年(1882年)5月に選点され、8月に設置された一等三角点です。

周辺は非常に平たんな場所で、三角点は民有地の道路際にありました。


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三角点は綺麗な状態でした。横には国土地理院が設置した案内板が設置してあります。


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座間市教育委員会が設置した看板もありました。(PC版では画像クリックで拡大します)

座間市の指定重要文化財のほか、土木学会の選奨土木遺産にも認定されているようです。


ここから北に向けて、「中間点」、「北端」も見ていきます。

相模野基線 中間点
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中間点は小田急線の線路南側住宅地の道路にあります。

点名はそのまま「基線中間点きせんちゅうかんてん」で、ここは四等三角点のようです。

このマンホールを開けると、中に泥まみれになった金属標付の三角点がありました。

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少し離れた場所に案内板が立っていました。南端と違って図説付きで少し詳しく説明されています。


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案内板によると、かつては第1中間点、第2中間点、補点、百米比較室もあったようですが、いまは現存していません。


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この基線をもとにした三角網。(鳶尾山が蔦尾山に誤字している)


相模野基線 北端
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北端は相模原市の麻溝台中学校西側にあります。ここは三角点用の敷地が用意されていました。

点名は「下溝村しもみぞむら」で、一等三角点です。


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こちらは相模原市内のため、相模原市教育委員会が設置した看板がありました。相模原市指定の史跡となっています。


これにより相模野基線の訪問終了。

この基線を底辺として作らた三角形、「長津田村」と「鳶尾山とびおさん」の三角点がありますが、比較的アクセスしやすい「長津田村」に行って見ることにしました。

一等三角点 長津田村
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横浜市の横浜町田ICの北側にある高尾山にあります。八王子市のハイキングスポットとして知られる高尾山とは違います。が、関係はあるそうです。(詳しくは調べて)

横浜市緑区の最高峰でもあり、山頂には飯綱神社いづなじんじゃがありました。


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神社の鳥居をくぐった左側にあるのが一等三角点長津田村ながつだむら」です。駅名は「ながつ」ですが、三角点名は「ながつ」です。この辺りの読みは論争がありますね。道路標識も「Nagatsuta」と修正したものをよく見かけます。


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一等三角点があるだけあって眺めはよく、晴れていれば丹沢の山々もよく見えることでしょう。

この山は分水嶺でもあるようですね。


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ついでだから連光寺の一等三角点も(別日撮影)
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多摩市の八坂神社境内にあるのが、一等三角点連光寺村れんこうじむら」です。多摩市の最高峰でもあります。

さきほどの「鳶尾山」と「長津田村」を底辺として測られたのがこの点です。

十年位前、三角点にはまって周辺かなりの数の三角点を地形図片手に探した記憶があります。点の記も見ずに。懐かしいですね。またやろうかな……。

大切にしましょう三角点

撮影日:2017年11月3日(連光寺)、2018年9月13日(その他)

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by yunomi-chawan1 | 2018-09-16 00:00 | 地域 | Comments(0)

東京都檜原村 払沢の滝を見に行きました

ふと、東京都檜原村の払沢の滝に行きたくなり、行ってきました。初めてです。

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青梅線・五日市線を乗り継いで武蔵五日市駅へ。どうでもいいですが、東京都内のJR線で武蔵増戸駅~武蔵五日市駅の1駅区間だけ乗ったことがなかったので、これで都内JR線全線乗ったことがあることになりました。

武蔵五日市駅からはバスに乗り込み30分。払沢の滝入口バス停で下車です。

意外とバスも本数があって、乗客もいました。

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滝まではこんな道を進みます。意外と外国の方も来られていました。どうやって調べるんだろう…ガイドブックやサイトに載っているのかな?


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滝が見えてきました。

この辺りは簡易水道の水源地となっているようで、水の中に入ることはしないように看板が立っていました。入っている人いたけど。

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こんな滝。

日本の滝百選にも選ばれているそうです。落差は全段で60mとのことなので、この上にも滝があるのかな?

なかなか気持ちのいい場所で、15分くらい居ちゃいました。

この滝は冬には全面凍結する年もあり、凍ったときにはNHKの関東ローカルニュースにもなりますね。今度凍ったときには来てみようかな。


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再びバスに乗車し家路に。

檜原村ではこの日、花火の打ち上げと祭りが行われるらしく、バスも増便していました。


撮影日:2018年8月19日

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by yunomi-chawan1 | 2018-09-03 00:00 | 地域 | Comments(0)

川崎市 五反田川放水路を見学

川崎市で「五反田川放水路 夏休み親子見学会」が開催され、抽選に当たったので見に行ってきました。

「大人のみの参加も可」とのことで申し込んだんですが、行って見ると「自由研究お助け企画」など書かれていて、親子ばかりで本当に申し訳なかったと思います。すみません。

ただ……夏休みになると小中学生対象の見学会が多く開かれますが、大人も対象の見学会ももうちょっと開いてほしいぞ

五反田川放水路とは
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五反田川は麻生区細山を源流とし、多摩区東生田で二ヶ領本川(二ヶ領用水)に合流する全長4.8kmの河川です。このうち、一級河川に指定されている区間は下流~田中橋までの約1.48km、準用河川はその上流約3.275kmです。

五反田川は比較的短く小さな河川ながら、急勾配でかつ付近が都市化され、度重なる水害が発生していました。

一方で、合流先の二ヶ領本川は都市化により河道拡幅が困難でした。このため、五反田川の途中から多摩川に直接放流できる放水路を建設することになり、これが五反田川放水路です。

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五反田川放水路は五反田川側の分流立坑と、多摩川側の放流立坑を全長約2,025mのトンネルで結んでいます。トンネルの深さは場所にもよりますが40~50mです。

洪水時には五反田川の全量を五反田川放水路に流入させることになります。水は水位差により自然流下されます(逆サイフォン)が、洪水後トンネル内に残った水は五反田川側のポンプ設備で排水されます。

事業自体は平成4年度(1992年度)に着手され、平成35年度(2023年度)までの予定で事業が行われています。これにより、現在35mm/h(1.5年に1度の大雨)に対応している五反田川と二ヶ領本川を、90mm/h(30年に1度の大雨)に対応できるようになります。

見学会
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▲分流施設

当日は分流施設で見学会が行われました。1日に3回に分けて、各回30人のようでした。

分流施設は小田急小田原線の向ヶ丘遊園駅~生田駅間にあり、車窓からもよく見えます。長いこと工事してるあれです。

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▲立坑

参加者を2グループに分けて、1グループは前半トンネル見学・後半重機など見学、もう1グループはその逆で行われました。

私は最初にトンネル見学。ヘルメットを着用し、さっそく立坑を降りていきます。

立坑は深く、底がよくわかりません。

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▲降りていきます

立坑の深さは62m、完成時には管理用のエレベータなどができるようですが、まだまだ工事中でそのようなものはないので、仮設階段を下りていきます。仮設階段は揺れたり下が見えたりとちょっと怖い。


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▲少しだけ降りたところ

7mだけ降りたところ。横には水が流入する場所が見えます。こちらは現在開削中。

ちなみに、立坑自体は平成12年度(2000年度)に完成しています。


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▲トンネル部が見えてくる

さらに降りていくとトンネル部が見えてきました。気温も徐々に下がって涼しくなってきます。


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やっと最下部に到着。


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▲上を見ると

立坑最下部から上を見ると遠くに青空が見えました。これからトンネル部を見ていきます。


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▲トンネル

トンネルは真っ暗。懐中電灯を持って数十メートル進みます。

トンネルはシールドマシンによって掘られ、平成26年度(2014年度)に完成しています。

トンネルの内径は8.7mで、五反田川側に向かって1/1000(1m進んで1mm下がる)の下り勾配になっているそうです。

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▲五反田川側

トンネルはカーブもしていたり。なかなかこういう見学をする機会はないのでうれしく思います。

今後の工事の進捗では、今後ここを見学できる機会があるかわからないとのこと。(完成したらスポット的開催にするかもしれないがそれは何も決めていないと市職員さんが仰っていました。外郭放水路みたいに見学できたら面白いんですけどね。)

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▲ちょっと画になる


見終わった後、再びあの階段を上って地上に戻ります。まぁ疲れるわ。

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▲五反田川の水門予定地

地上にがった後は地上部の建設状況の見学と、重機の操縦体験がありました。

五反田川水門は、洪水時に川を締め切り、水を放水路側に流入させるためのもので、現在建設が進められています。

見ての通り、五反田川はそんなに大きな河川ではないんですけどね。


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▲関連施設予定地

ここには沈砂池除塵機流入規制ゲートなどが設けられる予定で、現在は清水・真淵共同企業体が建設を進めています。かなりコンパクトな敷地で工事が行われています。本当はもう少し用地が欲しかったそうです。

ここを掘っている最中に木が出てきたりして、工事が難航したこともあったんだとか。

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▲重機操縦体験

重機操縦体験も行われ、見学会終了。


ついでだから合流施設まで歩いてみる

見学会終了後、ついでなので多摩川まで歩いてみることにしました。

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▲根岸陸橋

五反田川放水路のトンネル部は主に津久井道(世田谷町田線)3の真下を通っています。用地や区分地上権の取得を極力避けるためだそうです。

分流施設からすぐの根岸陸橋の真下もトンネルが通っています。側道部ではなく陸橋部の真下を通っているそうですよ。

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▲多摩警察署前交差点

府中街道9と交わる多摩警察署前交差点もトンネルで通過。その先の二ヶ領本川の下も通過していきます。

シールドマシンでの工事だったので、地上からは開削せず、トンネルがあることを知らない人も多いことでしょう。

ちなみに、この付近に幅の広い中央分離帯があるのは五反田川放水路とは関係ないとのこと。

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▲合流施設

こちらも何やら完成していました。平成24年度(2012年度)に完成しているとのこと。


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▲多摩川への水門

こちらもできていました。関連工事自体はまだ行われているようです。

2017年4月に来たときはまだ水門ができていなくて、道路が大きく迂回していました。

終了。

撮影日:2018年8月17日

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by yunomi-chawan1 | 2018-08-20 00:00 | 地域 | Comments(0)

リニア東百合丘・片平/能ヶ谷非常口の工事状況

東百合丘非常口

現在建設が進められているリニア中央新幹線ですが、東京近郊では大深度地下を用いてトンネルで建設され、約5kmおきに非常口が設けられる予定です。そのうちの1つ、「東百合丘非常口」の進捗状況を見てきました。

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▲リニア東百合丘非常口

東百合丘非常口ヨネッティ王禅寺の前、いなげや新ゆりヨネッティ―王禅寺前店の横に建設が行われています。

面している道路は尻手黒川道路です。

この場所はJSR東京研究所跡地で、ブロック積み擁壁などでこんもりとした山があった気がしますが、工事に伴い切り崩されているようです。

大きな重機が動いているのがわかります。

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▲看板

施行者は大林・フジタ・大本中央新幹線東百合丘非常口新設工事共同企業体で平成32年(2020年)9月15日までの予定のようです。


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▲現場内

場内は整然としていて工事が行われていました。仮囲いがあってよくわかりません。


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▲敷地内

敷地内には丸いタンクのようなものも設置されていました。


片平/能ヶ谷非常口

東百合丘非常口の名古屋寄りの隣に建設が予定されているのが片平/能ヶ谷非常口です。

川崎市片平と町田市能ヶ谷の境界付近に建設される予定です。

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▲片平/能ヶ谷非常口

日本政策投資銀行鶴川総合グラウンドがあった場所で、現在は使われていないようです。

工事もまだ行われていないようでした。


撮影日:2018年7月29日、8月10日

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by yunomi-chawan1 | 2018-08-18 00:00 | 地域 | Comments(0)

多磨駅周辺のまちづくりとオリンピック

西武多摩川線の多磨駅周辺でもまちづくりが進行中です。

多磨駅のリニューアル
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▲多磨駅の改札口

2018年6月に西武鉄道が西武多摩川線多磨駅のリニューアルを公表しました。

西武多摩川線は単線の路線で、多磨駅は2面2線の行き違いができる駅です。改札口は西側の1か所のみ設けられています。自動改札機は設置されていません。

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▲構内踏切

2つのホームは構内踏切によって結ばれています。都内で構内踏切というのは少ないと思います。


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▲ホーム

ホームは対面式で2つありますが、日中は行き違いをほとんどしていないようです。

リニューアル計画ではホームを1つ廃止し、1つにしたうえで、ホームの幅員を拡幅することにしています。

また、橋上駅舎を新設し、東西の自由通路も造ることとなっています。橋上駅舎ですが、線路上には東京電力の高圧送電線がありますので、そのあたりどうするのかなと気になるものではあります。

橋上駅舎設置後は、現在ある東西の地下通路は廃止される計画です。

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▲東口

現在は東口には改札口は設けられていませんが、リニューアル後は自由通路の整備によってこちら側にも出入りできることになります。

プレスリリースにはオリンピック関連のことは書いていませんが、周辺の公園がオリンピックの会場にもなる予定です。

このほか、駅付近ではイトーヨーカドーが出店予定のほか、駅西側にも駅前広場ができる計画で用地取得を進めています。

イトーヨーカドー出店計画
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▲予定地

多磨駅東側にはイトーヨーカ堂が「(仮称)府中朝日町SC計画」を計画しています。駐車台数1822台の大規模なもので、環境影響評価案件となり、2015年11月24日に調査計画書の告示がありました。

その後音沙汰がなかったので見に来ましたが、まだ荒地が広がっていました。

ネット情報によると2021年開店を目指しているそうで、オリンピックとは何ら関係なさそうです。

電線共同溝整備
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▲案内看板

多磨駅東側の道路で電線共同溝の整備を進めています。電線共同溝は簡単に言うと電線類の地中化で、看板にある通り東京オリンピック・パラリンピックを見越した整備となります。

府中市HPによると、工事は2016年度(平成28年度)から行われており、2019年(平成31年)6月下旬の完成を目指しています。

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▲状況

都内では、新設する都市計画道路すでに多くの場所で電線類は地中化されているほか、東京都が2018年3月に策定した『東京都無電柱化計画』では「都市計画道路の新設又は拡幅事業を行う際は、同時に無電柱化を実施する」とされています。

また、同計画では、「競技会場予定地周辺の区市道で、地元区市と合意した区間において、国からの補助金と合わせて100%を補助し、平成 31 年度までに無電柱化を完了させていく。」とされているほか、2014年に策定された『東京都無電柱化推進計画』でも「東京オリンピック・パラリンピック競技会場予定地周辺等の区市道において、無電柱化を促進する。地元区市と合意した区間において補助率の割合を現行よりも引き上げて、平成 31 年度までに無電柱化を完了させる。」とされていました。

通常、区市町村が施行する整備では、国が55%、都が22.5%、市区町村が22.5%の負担となりますが、競技会場予定地周辺では市区町村分を都が負担することになっています。この多磨駅付近もこれを用いた事業です。

ちなみに、一般的には400m施工するのに7年かかるとされているので、かなり素早い施工になっています。

こうした機会がなければ、市町村が単独で既存道路の電線類地中化をするのは大変でしょうし、ほとんど行われていない印象があります。区部と多摩地域では整備率の隔たりも大きく、整備対象延長に対し区部で1288kmのうち57%、多摩地域で1040kmのうち18%となっています。区部が優先されるのはわからなくないけどね。

撮影日:2018年7月19日

非公開理由を考慮し非公開コメントには基本的に返信していません
by yunomi-chawan1 | 2018-07-31 00:00 | 地域 | Comments(0)

調布市飛田給付近もオリンピック・パラリンピック見据え準備進む

東京オリンピック開催まで2年を切り、会場の1つである調布市飛田給駅周辺も準備が進んでいます。

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▲武蔵野の森総合スポーツプラザ

昨年11月に完成した施設です。プールやアリーナなどが完備されています。

オリンピックではバドミントンと近代五種のフェンシング、パラリンピックでは車いすバスケットボールが行われる予定です。

なお、隣接する東京スタジアム(味の素スタジアム)では、オリンピックのサッカー、ラグビー、近代五種の水泳、フェンシング、馬術、レーザーランが行われる予定とのこと。またその隣にある武蔵野の森公園は自転車のロードレースのスタート地点となる予定です。

競技会場情報は東京オリ・パラの公式サイトより。東京スタジアムで水泳できるのかな…?

今回は施設以外に周辺まちづくりを取り上げてみようと思います。

国道20号 飛田給・白糸台電線共同溝
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▲東京スタジアム(味の素スタジアム)前の国道20号

東京オリンピック・パラリンピックに向けた事業として、国が行っている「国道20号 飛田給・白糸台電線共同溝」は、調布IC車返団地入口北までの約4.1km電線共同溝事業を行っています。

電線共同溝事業は簡単に言うと、電線類の地中化のことです。仙川より都心側で整備がされている(している)「共同溝」はガス・水道なども含めて共同溝に含ませるものでちょっと違います。

国道20号 飛田給・白糸台電線共同溝は今年度は7億円の予算が付けられ、占用企業者(東電など)による電線共同溝本体への引込管等工事や路面復旧工事を推進することにしています。

路面復旧工事は来年のにかけて、防護柵及び照明灯の更新、植栽帯の整備、街路樹の剪定・撤去・更新、遮熱性舗装、歩道の遮熱・透水性平板の整備、植栽桝のツリーサイクルの整備をし、来年のラグビーワールドカップに間に合わせるそうです。

スタジアム通り(主要市道33号線) 再整備
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▲スタジアム通り

飛田給駅と東京スタジアムや武蔵野の森総合スポーツプラザなどを結ぶメインストリートです。

東京スタジアム(味の素スタジアム)の開設に合わせて整備され、既に開通から18年近く経っています。

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このたびは灰色の遮熱性舗装が整備されました。都心部では導入が進む遮熱性舗装ですが、多摩地域ではほとんど見たことがないですね。

また、自転車専用通行帯が整備される予定で、その部分には遮熱性舗装が整備されずに残されています。今後青色系の舗装がなされるものと思われます。

飛田給1号踏切拡幅
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▲飛田給1号踏切

飛田給駅の八王子側にある飛田給1号踏切の拡幅が行われる予定です。

駅南口道路は2017年3月27日に交通開放されましたが、北口とを結ぶ踏切道部分は狭いままでした。現在の幅員構成は車道空間5m、歩行者空間は西側のみ1mという状況です。

この踏切道の拡幅により、新たに東側にも歩行者空間が設けられ、車道空間6m、歩行者空間2m×2という構成になる予定です。

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▲踏切道南側から撮影

拡幅された踏切道も幅10mと、前後の道路幅16mよりかは狭いままとなりますが、幾分窮屈感は和らぎそうですね。多客によって車と歩行者が錯綜するのだけは避けたいところ。


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▲踏切道部分の線路

従来あった飛田給駅2番線→下り線への折返線ポイントは踏切の拡幅の支障となるため、八王子側に6m移設予定です。6月初旬に撤去が開始されたようです。7月19日現在、ポイントは一時的に撤去されています。

市の資料を見る限り、移設されるポイントの位置の関係上、3番線→下り線は引き続きできなさそうですね。

ちなみに、このポイント一時撤去に伴い、飛田給で折り返していた回送や臨時列車が東府中本線上で折り返すようになったと聞きました。私は確かめてないけど

飛田給駅の対策
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▲改札

東京スタジアム(味の素スタジアム)の開設に合わせてリニューアルされた駅で、券売機や改札機を多く備えるなど、多客慣れはしている飛田給駅ですが、さらなる安全性などのため整備されるそうです。

ちなみに、改札外の南北自由通路は都市計画道路として決定しています。自由通路ではありがちなやつですね。

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▲ホーム

駅のホームは3つ。そのうち上り線には2つあります。周辺イベント時には普段は通過する種別の列車が臨時停車することもあります。

京王電鉄では「さらなる安全性と利便性向上を図り、お客様に安心してご利用いただく(報道発表)」ため、ホームドアの整備を計画しています。2019年3月に1番線、2019年8月に2番線、2020年3月に3番線の稼働を予定しているそうです。

一応今でもホームの一部に固定柵が設置されています。

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▲ホーム

また、今あるエレベータのほかに大型のエレベータが増設されるらしく、下り線には20人乗り、上り線には15人乗りが設置されるようです。7月19日現在、工事らしき様子は見られませんでした。

このほか、トイレの改修も予定しているそうです。

これらの情報は昨年の京王プレスリリースでありましたが、「オリンピック」と一言も書かれていないあたりスポンサーのあれこれ難しいんだろうなと思いました(それだけ

このほか補修工事など行われるようですが、大きく変化はなさそうなので省略。

撮影日:2018年7月19日

非公開理由を考慮し非公開コメントには基本的に返信していません
by yunomi-chawan1 | 2018-07-30 00:00 | 地域 | Comments(0)


「まち」の変化を追っていきます


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