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新宿駅の新しいサインを見てきた

新宿駅は入り組んだ地下街と通路で「新宿迷宮」とも呼ばれることがある。
私自身は新宿駅で迷ったことはほとんどないのだが、案内サインが不親切だと感じることがあった。(渋谷駅の方が迷宮・・・)

昨年10月、東京都を主体として新しい案内サインの試験的な掲出が始まったそうなので、新宿駅に行ったついでに見てきた。
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試験的に掲出が始まったのは京王モール内。京王線の南口から西口広場の方へ歩いて行く途中にあった。ちょうどファミリーマートとかがあるあたり。
新しいサインでは電車のマークや色遣いでぱっと見で方向が分かるようになっていた。

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新宿駅と言えば、西口広場のこの案内サイン。新宿駅西口の特徴のようだが正直わかりにくい。

新宿駅の案内サインはここだけではなく、各社局によってデザインはばらばら。東京都などではこれからオリンピックも見据えて統一していく方針のようだ。道路の案内標識も都内や国道などで英語表記やピクトグラムの統一がすすめられていくそうだ。


by yunomi-chawan1 | 2017-03-02 12:00 | 散策 | Comments(0)

「丘を越えて」かつての桜の名所 稲田堤へ

「♪丘を越えて行こうよ…」という歌手で有名な藤山一郎の『丘を越えて』。

言わずと知れた昭和の名曲だが、この曲が神奈川県川崎市多摩区稲田堤にゆかりのある曲だと知って稲田堤に行くことにした。

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稲田堤は南武線に稲田堤駅があり、京王相模原線にも京王稲田堤駅がある。2つの駅は400メートルほど離れていて、乗り換えはめんどくさいということで有名だ。

稲田堤駅がある周辺の地名は菅という。駅から数百メートル北へ行けば多摩川があり、堤という名前にふさわしい。
この地に南武線が通ったのは、1927年(昭和2年)のことだ。戦時買収前の南武鉄道の時代だ。駅開設当初からこの駅の名前は変わっていない。駅の名前を菅ではなく「稲田堤」にしたのは、当時稲田堤が桜の名所として広く知られていたことがあるようだ。

稲田堤駅前、写真右手の踏切は観光道踏切いい、ここにも当時の痕跡が残っていると言える。

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稲田堤駅前の通りを北へ10分ほど。多摩川のほとりへと辿り着く。

ここには 小田急バスの稲田堤折返場のバス停があり、そのバス停は手書きだというのは風情がある。

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多摩川の堤防に立つと桜の木はほとんど見当たらない。わずかに数本の桜が植わっているくらいだ。そもそも桜の名所ならマスコミにも多く取り上げられ知っているはずだ。

残念ながらこの地の桜の木は切り倒された過去があるのだった。

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『稲田堤の桜』角田益信 より
この地に桜が植えられたのは明治の頃だ。多摩川の堤防が改修され、日清戦争の戦勝記念して明治31年 にすぎ村の人々が総出で吉野桜の苗木を3本か5本ずつ持ち寄り植えたらしい。当時の目的は、多摩川が増水したときに伐採し、ナギに使用することだったそうだ。

北は矢野口の境、南は二ヶ領上河原堰までの約2キロに251本を植えた。後に一部が枯れたため、1917年(大正6年)にソメイヨシノなど325本を追加で植えている。
一時は関東で3本指に入るほどの桜の名所として知られたそうだ。

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1916年(大正5年)に、京王多摩川支線(多摩川原支線)(いまの相模原線)が調布駅から多摩川原駅(いまの京王多摩川駅)まで開通すると、京王電車によって「稲田堤」として広く宣伝された。稲田堤という名前は一説によると、このころついたとか。のちに南武線が開通し駅が開設された。

多摩川原駅は稲田堤とは多摩川隔てて反対側の駅で、多摩川支線が多摩川を渡り延伸されたのは、多摩ニュータウン開発の頃(1971年(昭和46年))まで待つことになる。

当時、多摩川に今ほど橋はなく、渡し船がまだ多くあった。稲田堤も例外でなく、菅の渡しや、上菅の渡しがあった。
花見の観光客は京王線に乗り、船で多摩川を渡って来たようだ。

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いまでは渡し船があった場所には碑が立っている。今ある橋の間隔よりも小さく渡し場があったところもあって、今でも渡し船があったら便利なのになぁ…と思うことはある。

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稲田堤にあった菅の渡しは、京王相模原線が延伸し多摩川を渡った2年の1973年(昭和48年)に廃止された。多摩川で最後まで残っていたのもこらしい。

渡し船はたいへん賑わったそうだ。



さて、「丘を越えて行こうよ真澄の空は朗らかに…」という歌詞で知られる藤山一郎さんが歌う『丘を越えて』。この歌は稲田堤にゆかりがある。

丘を越えてのメロディーを作った古賀政男は明治大学卒業前の春、マンドリン倶楽部の学友と稲田堤に行き、花見酒を満喫した。下宿に帰り学帽を脱いだとき、顎紐についた花びらを見てメロディが次々と湧いた…。ということだ。
古賀政男の青春がここ稲田堤にゆかりがあった。


その後、稲田堤の桜は道路工事などに伴って昭和30年頃に伐採されたそうだ。

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稲田堤から上流へ数百メートル。都県境付近の右岸には小さな桜並木があった。ここがこの辺りでは一番桜が密集してそうだ。

この辺りの多摩川の右岸にはサイクリングロードが整備されておらず、自転車乗りには酷評されている場所。この辺りから川崎市方面に向けて下流側は多摩川沿線道路があって、川沿いということもあり信号機が少ないからか、ダンプなど交通量が多い。歩道はない。

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桜並木には「稲田堤桜の碑」が立っていた。1922年(大正11年)に建立されたそうだ。

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稲田堤駅から府中街道方面へ行った脇に和菓子の「はしば」という和菓子屋がある。そこには丘を越えての発祥の地を由来として、和菓子の「丘を越えて」が売られている。稲田堤にわずかに残る桜を見ながら、和菓子を食べるのも良い。

ちなみに、噂によると、稲田堤駅の発車メロディ(発車前に鳴らすメロディのこと)を「丘を越えて」にしようという運動があるらしい。
乗り換える駅から、ちょっと足を伸ばして散策してみてはいかがだろうか。


(公開が桜の時期が過ぎた頃になってすみません)

参考資料
『稲田堤の桜』角田益信/1977/
『あゆたか44号』稲田郷土史会/2006
by yunomi-chawan1 | 2016-04-24 00:00 | 散策 | Comments(3)

赤黄赤信号機-町田市野津田町

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町田市野津田町、小田急バス野津田車庫の出入口に「赤黄赤」配列の信号機がある。

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芝溝街道に面したこの交差点。右側が小田急バス野津田車庫で、バスの出入りのために付けられているようだ。
芝溝街道には横断歩道もなく、完全に小田急バスに特化している。ちなみに、隣接する神奈中バス野津田車庫の出入口には信号機はない。

都内ではほとんどの信号機がLEDに交換されているなか、ここは電球式が残っている。交換も残り数年か?
ただ、この信号機の管理は警察だとしても、設置費用を小田急バスが出しているとすると、もっとおそいだろうか?わからない。

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赤黄赤の信号機は野津田車庫方面を向いている。
普段は、いつも通りの右の赤が点灯している。

車両が近づくと、感知式により感知して、左側の赤が点滅する。

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そして、いつも通り黄色になって、(右側点灯の)赤信号となる。

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この交差点、芝溝街道側は西陽により何色が点灯しているのかわからない状態。写真のものは青信号ですが。

この付近は昨年より道の拡幅が事業化。用地取得にまだ時間がかかると思うが、信号機もろもろ、変化がありそうな地区だ。
by yunomi-chawan1 | 2016-03-28 06:00 | 散策 | Comments(0)

古めかしい大泉寺バス停

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 町田市小山田に小屋を持った古めかしいバス停がある。その名は「大泉寺バス停」という。大泉寺は付近にあるお寺のことだ。この付近は町田市でもあまり開発が進んでいない地区だ。

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 バス停の小屋には手書きの広告がびっしり。
 小屋には「昭和38年4月改修」と書かれている。昭和38年とは1963年のことだから、少なくとも50年以上前に完成した小屋だということがわかる。改修がそれだから、もっと古くからあったのだろう。今でも現役なのが不思議なくらいだ。
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 墨で手書きの広告はどれも味があって美しい。電話番号も今では見かけない表記だったり、いまは使われていない有線番号も書かれている。
 中には昔町田駅付近にあった吉川百貨店まである。吉川百貨店は町田を代表する百貨店だったそうだ。
 調べてみたら、このうち半分くらいが現存している(検索に引っ掛かったもののみ)。

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 そんなこんなしていたらバスが到着(このために5分ほど待った)。

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 この付近の狭い道を塞ぐようにして停車。乗客1人を降ろして出発していった。
 このバス停の小屋はいったい何世代分のバスを見ていったのだろうか。

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 実はこのバス停は片側にしかポールがなく、反対方面行き(町田駅方面)はバス停がない場所で待つように指示されている。この方式が取り入れられてるのも町田市でも珍しく、都内でも少ないのではなかろうか。

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 実はバス停の付近は道路を20mに拡張し、北側へ付け替える工事が行われている。バス停はどうなるのか…現時点でよくわからないが、この小屋の趣はいつまでも残ってほしいと、個人的には感じた。
by yunomi-chawan1 | 2016-03-27 07:30 | 散策 | Comments(0)

変わり行く上野駅と新宿駅

春というと何かと変化がある季節。
ダイヤ改正、オープン等々、町も変化の音が聞こえます。
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25日。新宿駅新南口にNEWoManという駅ビルがオープン。ニュウマンと読むそうです。
その場所には新宿駅のバスターミナルを終結させたバスターミナル「バスタ新宿」も4月4日に開業予定。
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当日朝、式典の準備中。
女性向けの施設みたいです。

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新南口には甲州街道改札やミライナタワー改札もできていました。サザンテラス口という名前は過去のものに。

新宿の大きな変化になりそうです。


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先日、所用で上野に行ったついでに、上野駅13番線に寄ってきました。
13番線というと、上野発の寝台列車が発車していたホーム。カシオペアが運転終了というニュースもありましたが、ひっそりとしていました。
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上野東京ラインができて早1年。上野発の普通列車も数を減らし、「ふるさとの訛なつかし」さは、もう無いのかも…しれません。
ただ、外国人が多い都心で、日本語を聞くと懐かしさを感じてしまいました。
(当日はダイヤ乱れのため宇都宮線は上野で折り返し運転をしていた)

北海道新幹線も開業し、まだまだ変化がありそうな東京都心です。

by yunomi-chawan1 | 2016-03-26 08:00 | 散策 | Comments(0)

狭隘都道155号線 小山田区間

以前のブログの方でも紹介したことがありますが、再び都道155号線を取り上げます。

都道155号町田平山八王子線は町田市の図師大橋交差点から始まり、平山を通って、八王子まで行く一般都道です。町田市内の計画復員は20m、八王子市内は多摩ニュータウン区間では4車線+αのところもあり、幹線道路のようですが、町田市の一部区間は幅2mほどの狭隘道路があるのです。
さらに、車は通れない区間も存在すると言う、バリエーションに富んだ都道です。
(平山区間は幅の広い2車線で開通済みですが、開通以前の旧道(1車線)がまだ都道指定されています。)

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このあたりは多摩ニュータウン区間の都道155号線で、交差点の奥から八王子市、手前が多摩市です。
奥の道が4車線+αの広い幅だと言いたかったのですが、撮影場所間違えましたね。

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そしてこちらが、多摩市区間です。
一応ここも多摩ニュータウンなのですが、端ということもあってか、2008年にようやく開通しました。ここも計画幅員は20mですが、需要もそこまでないためか、半分くらいの幅でしか整備されていません。

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多摩市内はこんな感じの1.5車線が続きます。車通りはほとんどないです。
右の小高い場所がもともとの地面レベルなので、このあたりはかなり削っているんですね。

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そして、丁字路にぶつかります。ここから先は町田市に入ります。
道路計画上はこの先に直進する計画ですが、実現性はかなり低いと思われます。
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付近の地図はこんな感じ。丁字路に交わる道は町田市道で都道ではないようです。


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そして、丁字路を右へ曲がるとバリケード。幅約2メートル以上は物理的に入らせないようにしています。昔よりバリケードが広がった気がしなくもないのですが。
看板も物々しい明朝体のものがあり、東京都の設置です。

ちなみに右側の空き地は多摩ニュータウン事業として売り出し中。

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そして、再び丁字路にぶつかります。左右に交わるのが再び都道155号線になります。
といっても、右側は車は入れません。

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まずは右側から散策。柵が立っていて四輪車は進めません。これでも一応都道です。

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上の写真のような道が続き、見張らし広場に出ます。さっきの小高い丘の上です。
道はまだ続きますが、都道指定区間はここまでのようです。

この道は、若葉台から続く「よこやまの道」の区間のひとつだそうで、ウォーキングをされてるかたがいました。

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道には東京都の道界がありました。

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さて、狭隘区間です。南の町田市方面へ抜けます。2メートル以上幅の車は法的に入れません。小型車もすれ違いは考える道です。

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左右に柵があります。不法投棄が多いことからこうしていると思われます。

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どこの田舎や!という風景を横目に。

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切通みたいな区間もあって

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谷戸を抜けるコースも出現し

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くねくねっと曲がって

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ゴール

非常に楽しい都道
by yunomi-chawan1 | 2016-03-25 08:55 | 散策 | Comments(0)

尾根幹 長池公園脇の旧道

 舛添都知事が視察をして整備すると言ってから、にわかに本格整備に向けて進み出した南多摩尾根幹線道路、通称「尾根幹」。
 昨年のいまごろ、東側区間の都市計画を変更し、昨年末の優先整備路線(案)にも追加されるなど、4車線化に向けて現実味を帯びてきた。
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▲未整備の尾根幹
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 そんな尾根幹、唐木田より西側区間は概ね工事が完了して完成形になっているが、その区間に旧道が存在する。
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 尾根幹を相模原方面へ向かい、ちょうど八王子市に入ったあたりで始まる。ぐりーんうぉーくの西側、長池公園の近くと言えばいいだろうか。

 たまホームが見えたすぐ脇だ。案内標識もないのでよくわかりにくい。何気なく通りすぎてしまいがちだ。

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 周辺の地図はこんな感じ。緑色で示した道路が旧道だ。このうねうね感が旧道っぽい。
尾根幹はその名の通り、尾根道を通っているのだが、前述の通り旧道が市境なので、この旧道は自然地形を利用した道だと言えそうだ。

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 旧道に入るとすぐに車止めが出現する。四輪車は物理的に入れるのはここまでになる。ただ、法的な規制はない。あと、右側の事業所駐車場にお邪魔したら四輪車も入れなくはないけどやめましょう。

 一応旧道は現在の尾根幹から入ったところから始まるが、このあたりは現在の尾根幹に垂直に接続するために付け替えているようなので、車止めのあたりからが実際の旧道かもしれない。

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 旧道に入って180°転回すると、現在の尾根幹を越える陸橋を渡る。
 「長池上小山田陸橋」といい、歩道なしの2車線くらいの広さだ。現在の尾根幹と比べると狭い。

 できれば架橋年を知りたかったのだがよくわからないままだった。道が必要になって「廃道」にするならばメンテナンス費用もかかるこの橋は必要ないわけで、廃道にせず、旧道としていまも残っているのだ。

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 長池上小山田陸橋から稲城方面。この付近はこれで完成形。1枚目の未整備区間と比べると走りやすい。
 最近まで付近の制限速度が40km/hとあって取締ポイントだったが、道路に見あったように改善された。いまは50km/hか60km/hかだが、道路中央の制限速度標識が上を向いているからまた変更があるのだろうか。(多摩ニュータウン通りで50km/h表示が消されていて、そっちも変更があるのかも)

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 相模原方面。ここは尾根幹で唯一立体交差の交差点。こういう風に整備が進んだら走りやすいんだけどね…。

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 さて、話を旧道に戻す前に、多摩ニュータウン開発前の付近の道の状況を。地図に薄い赤で示したのが、開発前の道の位置だ。
 これらの道は自然地形を利用した古くからの道で、今ある道路もこれらのルートを概ね継承していることがわかる。古くは現在の長池公園の中を抜ける道があったようで、いまの園路とほぼ重なっている。
 尾根幹から東側の町田市は多摩ニュータウン範囲外で、当時からほとんど変わっていない。

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 長池上小山田陸橋を渡り終えると若干の右カーブのち、左へ大きく曲がる。
 道路の中央にはセンターラインの他、反射版まで残っていた。この道がいつまで本格的に使われていたのか知りたかったが、よくわからなかった。ただ、「多摩テックに行くのによく通った」というネットの書き込みも見られた。

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 左カーブから反対向きに見るとこんな感じ。S字カーブに近いかもしれない。

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 カーブ箇所の角には米軍の由木通信所がある。これがあるから廃道にできないのではないかと思えてきたり。
 
 この写真を撮っているときに携帯電話が鳴り出して超ビビった。

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 カーブから相模原方面へ。枯れ葉で覆われた路面に、人が一人歩ける程度隙間ができている。四輪車は物理的に通れないこの道も、一定数の通行はあるのか。
 夏になると両脇から草が侵食するらしいから冬場の方が良さそうだ。
 一時期は放置ごみが散乱していたようだが、それもなく綺麗。

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 道路標識も現存。下の黄色い看板は古い道に多いんよね。

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 先に進むと竹が侵食。重みに耐えられなくなったか。

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 そして進むと左カーブ。現在の尾根幹へと繋がる。前述の通り、ここのあたりから右の長池公園側に道があったのか。一応今でも園路はある。

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 そして尾根幹に接続。入口にもあったけど、とても需要を感じられない案内標識。
 昔は直進して道が続いていたようだが、その痕跡はない。

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 相模原側から見た入口はこんな感じで、不法投棄禁止の看板が掲げられていた。

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 最後に長池上小山田陸橋。立派な橋だ。
by yunomi-chawan1 | 2016-03-24 08:30 | 散策 | Comments(4)

旧道はいいぞ「上麻生連光寺線」

新しい道ができて主役としての役割を終えた道を「旧道」という。今回は「上麻生連光寺線」だ。

県道138号上麻生連光寺線は柿生交差点より、多摩市の連光寺坂上交差点までを結ぶ一般県道だ。もちろん、東京都内は都道。

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柿生付近~黒川交差点までは「尻手黒川道路」の一貫のして整備されている。この付近ではそれを示す標識は今のところないが、柿生付近で道が開通すれば設置されるのだろうか。

もともとこの道は2車線の歩道なしの狭い道であったため、拡幅と同時に曲線部分は直線化された。そこに旧道が出現している。この区間でも数ヵ所そのようなところが見られるが、川崎市栗木地内を紹介。
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白線がうっすらと消えて使い古したようなアスファルトが味を出している。この付近の細目の道はゾーン30に指定され、この旧道も指定された。ちょっと残念な気もするかなぁ…。
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旧道特有のカーブが現れる。注意標識もいい感じだが、これは最近設置されたものらしい。
この付近は昭和40年代~50年代、平成初期にそれぞれ土地区画整理事業が行われ市街化がはかられた。

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数百メートル行くと現道に戻る。
このような細い道路が右へカーブして続いていたのかな…と想像して終了。
by yunomi-chawan1 | 2016-03-18 09:00 | 散策 | Comments(2)

町田市に残る「几号水準点」を見に行く

町田市図師町に「几号水準点」なるものがあると聞き見に行った。几号は「きごう」と読む。

Googleマップ

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几号水準点があるのは町田市図師町の熊野神社。けっして大きな神社ではなく、町に馴染んだ神社だ。
芝溝街道から北へ道を入って数十メートル。谷戸の山際にある。


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神社にお参りして、本殿を見て左側の常夜燈にそれがある。
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常夜燈の下部に「不」と刻まれた文字がある。これが几号水準点だ。
几号水準点というのは明治初期に内務省が地図作りに用いた水準測量の基準点らしい。明治後期には現在のような石標の水準測量に移行したらしい。詳しくは几号水準点で検索してほしい。

明治期の技術的な遺産らしいが、あまり知られてないという。


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※出所の明示:国土地理院の電子地形図を掲載したものである。
地理院地図
ウェブでの掲載について→こちら

地形図を見ると、図師町に実際に水準点があることは明記されているが、これは熊野神社の几号水準点ではない。
上記地図の左側の鳥居が熊野神社。熊野神社から見て東側のお寺の前に水準点がある。

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圓福寺の入口

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道路にゴルフの穴程度の穴が開いていて、金属製の水準点がある。点の記にも記載されている。


ただ、熊野神社の几号水準点、この水準点ともに、近くに他の点がない。大抵は現在も使われている水準点は国道沿いに連続であったりするのだが、ここだけ飛んだようにある。それは謎だ。


現在ではGPSを使うようになった地図作りも、このような形で技術遺産が残っているのは興味深い。
by yunomi-chawan1 | 2016-03-14 17:30 | 散策 | Comments(0)

下水道管の中へ・・・小平市ふれあい下水道館

汚い物(略)が苦手な方はバックバック!!

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▲外観
小平市のやや南寄り。府中街道に面し、玉川上水の南側に「小平市ふれあい下水道館」なるものがある。
下水道を「ふれあう」なんて、ふれあいたくもない。ま、毎日お世話にはなってるよ。しかも「下水道館」って「下水道管」とかけているのだろうか。
外観は至ってふつう。公民館のような感じだ。


ここに来ようと思ったのは、この近くに住む友人が「こんなものがある」と教えてくれたことに始まる。小平市や国分寺市の小学生は社会科見学で必ず来るところらしい。私が小学生の時は、羽田空港の近くの昭和島にある「森ケ崎水再生センター」に行った記憶がある。
それはさておき、なんといってもここは下水道管の中に入れるそうではないか。行くしかないでしょ。

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▲外のモニュメント
下水道館の外にはちょっとしたモニュメントがあった。シールド掘削機だ。これで実物大なのだろうか?地下鉄で使われるほど大きなものもあるのか?

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▲入るぞ!!
ALSOKで警戒。危険物持ち込み禁止。
これは危険なにおいがプンプンするぞ~。さぁ。

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▲ドアの但し書き
ってちょっとまて。
「館内の気圧が下がる為、ドアーを開け放しにしないでください。下水のにおいが充満します」
ええええっ。

か・・・館内は臭いのか?


入ってみた。
においはせず。

気圧のお話は、よく分煙のお話であるあの仕組みを利用しているのだろう。にしてもこれは。

見学料は無料。駐車場完備。バリアフリー対応。地上2階、地下5階になっている。
撮影可ということだったので、ちょっと載せます。(ネタバレ注意)

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▲地下1階 講座室ワークショップ
ビデオが上映されていた。ただ、誰もいない。
ビデオの上演時間は地味に長いので、ごめんパス!

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▲メスシリンダーに入っているのは???
「本日の原水」と「本日の処理水」
「本日の原水」ときれいな言葉で書いてあるけど、つまりは・・・そういうことだ。ブツは見えなかった。
にしても、「処理水」がこんなにもきれいになるのかと少し感動した。

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▲地下2階 展示室1 くらしと下水道
江戸時代~現代までの下水道を紹介。詳しくはネタバレになるので割愛。この1室だけでも30分はいられるよ。

地下3階~4階もこんな感じで水道関連の展示。ネタバレになるので割愛。
どれも見ごたえある。

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▲地下は深い
地下へ下りる階段の中央にはボーリングの断面のようなものも。
「本日の地下水の水位」を示した張り紙もあった。小平の地下水といえば、武蔵野線新小平駅に地下水があふれ冠水したこともあった。

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▲そして地下5階
最も下の階「ふれあい体験室」

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▲入口
地下5階だけドアが閉まっている。自動ドアだ。

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▲発生ガス
しれっと片隅に置いてあるホワイトボード。
酸素20.9vol%(体積パーセント)
メタン!硫化水素!は0だった。よかった。

中学校の理科で習ったとは思うが、空気中の酸素は21%くらいなので、外気とほとんど(まったく)変わらないといってもいいだろう。

a0332275_17110089.jpg

▲下水道管の断面
下水道館の油やコンクリートが固まるとこんな風になるらしい。すごい。

a0332275_17130951.jpg

▲そして
お待ちかねの体験コーナー
両脇に消毒液完備、非常ベルも備え付け。

ちなみにこの段階でにおいはほとんどしない。


かばんは念のためここに置いていくことにした。


a0332275_17164373.jpg

▲入口から見た管内
ファンが回り、空気は外へ出ないようにはなっている。でもちょっと漂う異臭。
この奥に下水道管があるわけだ。

っとここにきて足がすくむ。「臭そう」

a0332275_17225000.jpg

臭い!
ゴーーっという音ともに流れる黄土色の水。この下水道管は現役。小川幹線といって、小平市の一部地域、約2万世帯、約4万5千人によって使われた水が流れてきている。内径は4.5メートルというから相当大きい。
写真という媒体が、運良く(悪く?)においまでお伝えできない。においの程度でいうと、公衆便所より圧倒的に臭く、ボットントイレよりは臭くない。ボットンといれを何度か使ったことある私としては「あれ?なんだ・・・」という感じもしたが、でもやっぱり臭い。

長居するとにおいが染みつきそうなので足早に退散。

しかしながら、貴重な体験ができた。
日本で唯一、下水道管に入れる場所らしいので、行ってみる価値は十分ある。
そして、下水道を学んで、見て、感じることによって、私たちが使った水がどうされているのか、どうなっているのかというのが学べるというのは良いことだ。
私たちの生活にはなくてはならない下水道管。ふれあいながら学べる「小平市ふれあい下水道館」
超おすすめ
行くべし!

a0332275_17394071.jpgそのあと玉川上水の脇の小川が下水道に見えてしまったのは内緒。


by yunomi-chawan1 | 2016-03-02 07:00 | 散策 | Comments(0)


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