カテゴリ:鉄道( 65 )

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スイッチバック旅(8) 浅間山のふもと 御代田駅

この記事の写真は9月16日に撮影したものです。台風19号において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

撮影位置はこの通りです。

なかなか更新が進まなくてすみません、スイッチバック駅を辿る旅をしています。

東京より週末パスを使って、中央本線→松本→篠ノ井線→長野(宿泊)・・・ときて、これからしなの鉄道に乗車し東京に戻ります。

しなの鉄道は第三セクターで青春18きっぷでは利用できないため、なかなか乗る機会がないのですが、今回は週末パスなので初めての乗車しました。

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スイッチバック旅

長野駅からは途中上田と小諸で降りつつ(後日掲載)、最初の「スイッチバックだった駅」は御代田みよたです。正直、調べるまで知らなかった駅ですが、軽井沢駅と小諸駅の中間あたりにあります。

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▲①御代田駅軽井沢方面ホーム

正直なところ、このあたりはそこまで勾配がキツイ印象はなかったのですが、駅を降りてみるとすぐにキツイ勾配がわかりました。

もちろん軽井沢方面(碓氷方面)に向かって上り坂です。

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▲②駅舎

綺麗な駅舎がありました。

駅の利用者は1日1500人ほどだそうで、結構いる印象です。乗ってきた電車も混み合っていました。

①の写真でもわかるように、現在は相対式のホームになっていて、スイッチバック構造ではありません。


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▲③以前の分岐箇所

駅の東側より軽井沢方面を見ています。

かつてはこのあたりより本線から分岐し、左手前方向に駅への線路が存在していたようです。(上地図参照)

現在でも分岐器がありますが、関係あるのかわかりません。スイッチバック廃止後も保線用の線路でもあったのかもしれません。

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▲④現在のホームと高台

正面に現在の駅のホームが見えていますが、スイッチバック方式だった当時は右の高台に駅がありました。

この高低差から、線路の勾配具合がわかるかと思います。


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▲⑤かつて駅への線路があった部分

八十二銀行の駐車場もかつては駅への線路があった場所のようです。

右側のスカ色の電車が走る線路は本線です。

・・・と正面にあるのは

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▲⑥SL

SLだ!

御代田町交通記念館として保存されているD51-787蒸気機関車。柵の中に入ることはできませんが、屋根付きの場所で保存され、車体はピカピカで、地元の方に愛されているのが伝わってきました。

御代田駅のスイッチバックが廃止されたのは1971年ごろのようですが、ネット上では様々な日付が書かれています。御代田町のHPには2月1日とあるので、そういうことにしておきましょう。
この蒸気機関車は1971年4月23日に電気機関車にけん引されここに置かれたようです。ちょうどスイッチバックを廃止して必要なくなった線路に置いたという感じなのでしょうかね。

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▲⑦ポイント跡

このあたりが本線とスイッチバック線が分岐していたであろう箇所。

ここにはポイントが残されています。このポイントがスイッチバック当時に使われていたのかわかりません。結構最近までこのポイントから線路が少し伸びていたようですが、現在は数十センチで切断されています。

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▲⑧引き上げ線跡

駅とは反対側の引き上げ線はこのあたりにあったようです。

道路からはよくわかりませんが、左側の高台に線路が少し残っているようです。


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▲⑨駅跡

スイッチバック式当時の駅はこのあたりにありました。

現在は御代田町の駐車場や人権啓発センター、アパートになっています。よくある廃線の使われ方ですね。

今回のスイッチバック旅は残りあと1駅です。

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撮影日:2019年9月16日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-11-14 00:00 | 鉄道 | Comments(0)

休止寸前の上野のモノレールを見に行った

報道でもあるように、10月31日をもって休止される上野モノレールを休止寸前の10月29日に見に行きました。

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10月21日には東京都公報にて、交通局告示第7号で「東京都懸垂電車の運輸営業を次のように一時休止する」と告示がありました。

理由は「平成13年度の運行開始から18年が経過し、経年劣化が顕著に進んでいるため」とされています。

廃止ではなく休止ですが、実質廃止という見方が強いようです。

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上野動物園内のごく短い区間を結ぶモノレールで、出発のタイミングでは歩いた方が早いので、これまで乗ったこともなく、この日も乗りませんでした。

ただこれを撮影するためだけに入園料600円払いました。

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廃止寸前でしたが、雨や平日のせいもあってか利用者はほぼなくガラガラでした。

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日本で最初のモノレールということで、仕組みも色々独特なこともあって改修しにくいようです。無くなるのはちょっと寂しいものです。


撮影日:2019年10月29日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-11-05 00:00 | 鉄道 | Comments(2)

スイッチバック旅(7) 松本観光と現役スイッチバック姨捨駅

スイッチバック式だった駅をめぐる旅をしています。

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スイッチバック旅
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長坂駅からは普通列車で小淵沢駅へ。

そこから先、松本方面の普通列車が暫くないため、特急に課金し上諏訪までワープしました。

特急あずさ号には何度か乗ったことがありますが、新型のE353系は初めての乗車です。綺麗な車両でした。

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上諏訪からは松本行きの普通電車に乗り換え、松本駅に到着。「まつもと~まつもと~」という独特な到着放送で出迎えてくれます。

松本駅は乗り換えで使ったことはあるものの、降りるのは今回が初めてです。松本では「まともな」観光をしようと思います。

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松本は景観に力を入れている街だと聞いたことがあります。


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裏道に入ってみたり。ここまで車道をいじめる道路もなかなかいい。

盆地なだけあって、山の近さが感じられる街です。


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松本城も。外国人に人気なようでした。

場内を見学したかったものの、入場に40分、見学に50分かかるようなのでやめました。


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松本駅に戻ってリゾートビューふるさとに乗りました。本当は次の普通電車に乗るつもりでしたが、空いているみたいだったので予定変更です。


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松本駅からは篠ノ井線に入ります。

リゾートビューふるさと号は観光快速列車で、乗車券のほかに指定席券のみで乗車できる超お得な列車です。

列車内には前面展望を映したモニタがあってこれは飽きません。

現役のスイッチバック駅「姨捨駅」到着

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姨捨駅に到着です。

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これまでかつてスイッチバック式だった駅6か所に降りて来ましたが、この駅は現役のスイッチバック式の駅です。

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長野方面行列車はこのような動きをして駅に止まります。

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反対に、松本方面行列車はこのような動きをします。通過列車は折り返しせずに移動します。

動画には撮れていませんが、リゾートビューふるさと号では到着前にスイッチバック式の説明が軽くありました。

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とりあえず駅の外に出てみるとこんな駅。無人駅ですが立派な駅舎がありました。

実はクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」が停車することになって大規模な改修がなされ、どこもかしこも綺麗です。


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ホームには臨時観光列車「ろくもん」の「姨捨ナイトクルーズ号」が停車中。


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駅の行き止まり側はこんな感じ。変電設備があるようです。


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姨捨駅は絶景が有名です。

ここからの景色は「日本三大車窓」にも数えられ、駅から見下ろす善光寺平は絶景です。一度は来るべきだと思いました。

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もう一度駅を出てスイッチバックの分岐点付近に行きました。踏切から撮影しています。

左奥の線路が引き込み線です。


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駅にはさっきの観光列車が停車中です。


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再び駅に戻ったころにはどっぷり夜。

夜景も素晴らしい。

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そうこうしていたら観光列車が松本方面に向けて発車していきました。


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観光列車が去ったあとも駅のホームにはそこそこ人がいます。

夏場は蚊がいるので気をつけてください。


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駅名標はスイッチバックが再現されています。


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そして長野行き電車が到着。

この夜は長野で宿泊です。


撮影日:2019年9月15日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-10-30 00:00 | 鉄道 | Comments(0)

スイッチバック旅(6) 長坂駅

穴山駅を出て、次の目的地は中央本線長坂駅です。

長坂駅もかつてスイッチバック式の駅だったので、その以降巡りです。

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スイッチバック旅
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普通電車で到着。2,3人だけが降りていきました。つい最近まで特急列車も一部が止まっていた駅ですが、現在は特急は通過します。

さて、降りてもわかるように、塩尻方面に向かって上り坂になっています。駅舎は跨線橋を上って、写真右側の高台にあります。

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現在の駅舎はこんな感じ。マイマイガでしょうか、びっしりとくっついています。

現在は無人駅です。長坂と言えば中央自動車道のインターにもなっているせいか、現在の所在地「北斗市」よりも知名度はありそうな気がします。


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線路より高い場所にある駅舎の前は広場になっています。

この広場の場所が、スイッチバック式だった当時の駅の線路があった場所のようです。


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駅舎より塩尻方面を見てみると、保線用の敷地がありました。

スイッチバックの駅機能がなくなったいまでも、鉄道関係の敷地となっているのはよくあることのようです。

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拡大してみると、線路が少しだけ残っているようでした。

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東京方面には北斗ながさか図書館が併設された市の施設が立っています。

駅用地に公共施設があることは、これもあるあるですかね。


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図書館の裏側も公共施設のようです。

ここに来たのは土曜日でしたが、駅前とはいってもかなり静かでした。

次の電車で次のスイッチバック式駅を目指す前に、松本で途中下車してブラブラしました。


撮影日:2019年9月15日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-10-25 00:00 | 鉄道 | Comments(0)

スイッチバック旅(5) 静かな穴山駅

なかなか完結しなくてすみません。

かつてスイッチバック式の駅だった駅に訪問する旅をしています。

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スイッチバック旅
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韮崎駅を出て2つ隣の穴山駅で下車しました。

韮崎駅と穴山駅の間の新府駅も、駅昇格前にはスイッチバック式の信号場だったようですが、今回は通過しました。


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穴山駅周辺の状況をざっくり表すとこんな感じ。

知名度はそれほどなさそうな穴山駅ですが、この駅もスイッチバック式の駅でした。複線化に伴い、1971年にスイッチバックは解消されています。

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乗ってきた電車から降りたのは私含めて2人。他の客は足早に駅を出て行ってしまいました。

電車を降りてすぐにわかる勾配感。塩尻方面に向かって上り坂になっています。


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塩尻方面を見るとこんな感じ。

右手の高台に旧駅の線路がありました。


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拡大。(旧駅跡bのbは誤タイプです)

現在でも保線用の線路が残っているようでポイントが設置されています。

その先、本線はしばらくまっすぐ向かっていたようですが、昔は手前で右にカーブする旧線を通っていました。

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塩尻方面です。右側の高台が旧駅跡です。相当な勾配であることがよくわかります。


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東京方面を見ると、本線はトンネルに潜っていきます。

この辺りは電車に乗っていても急な坂だなと感じる場所であります。


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駅舎はこんなこじんまりとしたもので無人駅です。券売機もなく、Suicaの簡易読み取り機のみ設置されています。左側はトイレです。

この駅舎は昔の旧駅線路跡に建てられています。昔の駅舎はもう少し手前にあって、スイッチバック廃止後もしばらく現役だったようです。

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駅前には石碑がありました。駅がどうたらこうたら……と書いてありますが、文字が風化しかけていてよく読めません。


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現在の駅舎の左側。かつてスイッチバック式の駅の線路があったであろう場所。

現在は変電所などがありました。何か建設中でしたが説明書きはありませんでした。


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さて、次の電車まで1時間ほど時間があるので、塩尻方面に残る旧線跡を見に行くことに。

航空写真を見るとすぐに「旧線だな」とわかるのですが、行ってみるとかなり周りと溶け込んでいました。

中央本線というと、各所に旧線などの遺構があります。それだけ重要な路線でかつ、苦労して作ったんだなと思いました。

撮影日:2019年9月15日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-10-20 00:00 | 鉄道 | Comments(0)

スイッチバック旅(4) 25‰勾配の上にある韮崎駅

かつてスイッチバック式だった駅に降りていく今回の旅。

勝沼ぶどう郷駅から中央本線の普通列車に乗り、韮崎駅で下車しました。

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韮崎駅もかつてスイッチバック式の駅でした。1970年に複線化に伴いスイッチバックは解消しています。

降りた瞬間に感じるホームの傾斜。これは期待できます。

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電車が行ったあとに線路を見ると、25パーミル(‰)の勾配標が立っていました。1000m進んで25m上る勾配を表しています。

25‰=2.5%のこと。道路だと大した勾配ではないように感じますが、鉄道ではこれは急な勾配です。首都圏で言うと、中央線の三鷹~武蔵境駅間の高架線に上る勾配が24‰のようですので、そんな勾配のところにホームがあります。

昔の鉄道ではこのような勾配にホームを作ることができなかったので、平らな場所にホームを作り、スイッチバック式としていました。

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ホームから東京方面を見ています。

かつてはこの右側に引き上げ線があったそうです。航空写真を見るとちょっとした茂みが見て取れますが、それがそうだったのかはよくわかりません。

ちなみに現在、こちら側には中線があり貨物列車などが使っているようです。

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小淵沢方面を見ています。

線路の右側(北側)に保線用の線路が少しだけ伸びています。かつてはこの保線用の線路がもう少し先まで伸びていて、ホームが存在したようです。

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現在のホームの小淵沢寄りです。

ホームからは駅前広場公共施設が見えますが、かつてはこのスペースにホームがありました。ホームの端から端を移動しただけでこの高低差ができるのですから、かなり急勾配であることがわかると思います。

ちなみに、上り線のホームの長さは332mで八王子支社管内で最長です。

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さて、駅を出てみようと思ったら、駅構内にこんな掲示物がありました。韮崎駅115周年だそうです。(でも2019年では116周年)

この右下の写真には昔の駅が写っています。蒸気機関車が走っているあたりが現在のホームでしょうか。

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駅を出ました。直営駅のようです。


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駅前には駅前広場があります。何度も言うように、ここはかつてのホームがあった場所です。

駅のすぐ近くには大規模な商業施設もあって、甲府~上諏訪の間の駅ではもっとも駅前がにぎやかに見えます。


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駅前広場の先にあるのは「二コリ」という公共施設です。

建物の外観も、内装も綺麗で最近できた建物なのかなぁ・・・と思ったら、1984年~2004年にイトーヨーカドーとして、2004年~2007年にオギノとして営業した商業施設の居抜きのようです。

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古い航空写真を見ると、線路はもう少し先まで伸びていたようです。ちょっと怪しいカーブを描いた小道が奥に伸びていました。


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さて、韮崎駅はこれくらいにして、次の電車で次のスイッチバック駅を目指します。


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撮影日:2019年9月15日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-10-12 00:00 | 鉄道 | Comments(0)

スイッチバック旅(3) 勝沼ぶどう郷駅

かつて・現在スイッチバック式の駅を巡る旅、初狩駅笹子駅ときて、3駅目は勝沼ぶどう郷駅です。

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現在の駅はこんな感じです。スイッチバックは複線化に伴い、1968年に廃止しています。

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普通列車で駅に到着。島式の狭いホームで、勾配を感じます。特急列車は臨時停車することがあります。


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電車を降りると目の前に広がるこのブドウ畑。すごいの一言!

かなり急斜面にホームがあって、反対側は甲府の盆地が広がっています。


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ホームから甲府方面を見ると、現在のホームの左下に古いホームの跡があります。後で行きます。

現在の線路の奥のカーブの先にはスイッチバック用の線路が伸びていたようです。

さてさて、ここで駅を出てみましょう。

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駅をでて甲府方面へ。ここにはかつてのホームが復元されています。駅名標も復元されていて、駅名が昔の「勝沼」になっているほか、隣駅が甲斐大和ではなく旧駅名の「初鹿野」になっています。

ところどころに駅の成り立ちを説明した看板もあって、この駅が地域に貢献した様子がよくわかりました。

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現駅舎の東京寄りにはEF64電気機関車が置いてありました。2006年にここに設置されたようで、結構最近の機関車です。中央本線が単線時代を知っている機関車のようですよ。

ところどころ痛みも出てきています。

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電気機関車のさらに奥も、かつて線路があった場所は公園として整備されていました。ホームを感じさせるような盛土もありました。


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かつてのスイッチバック線路はこの辺りまで続いていたようです。橋台のようなものが見えました。


スイッチバックの名残の探索はこれくらいで終了。この上に古いトンネルがあるので見に行きました。

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セミがわんさか鳴く階段を上ったところにあるのがこの右側のトンネルです。大日影トンネルといい、中央本線の敷設によって建設され、複線化後もしばらく使用されましたが、1997年に左側の新大日影第二トンネルが完成したことにより廃止されました。

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トンネルの用途廃止後、一時期は遊歩道として開放されていたようですが、現在は劣化等の関係で閉鎖されています。


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奥の光が一直線にこちらまで届いています。

今後遊歩道として再開するのかどうか知りませんが、向こうまで通り抜けて歩いて見たいものです。


これにて勝沼ぶどう郷駅散策は終了。乗ってきた2本次の電車で次の駅へ向かいます。

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撮影日:2019年9月15日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-10-06 00:00 | 鉄道 | Comments(0)

スイッチバック旅(2) 笹子峠の入口「笹子駅」

初狩駅から普通電車に乗って隣の笹子駅へ。かつてスイッチバック式だった駅を訪ねています。

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スイッチバック旅
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このあたりは両側が山に囲まれ、いよいよ峠越え区間です。

笹子駅のホームは島式の2面2線です。

ちなみに笹子駅は空から見るとこんな感じです。山の陰に入っていてよくわかりませんが。

駅から出る前にちょっとホームを散策します。

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ホームの長野寄りから東京方面を向いて撮影。

下り線(右側)の方に線路が伸びています。かつてはここに駅のホームがあったようです。現在は別の用途で使われています。


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長野方面に向いて撮影。

かつてはこちら側にもスイッチバック用の線路があったようですが、複線化のせいもあってかよくわかりません。


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ホームの散策はこのくらいにして駅の外に出てみました。

右の道路は甲州街道で、中央本線は高架で越えています。その先線路は山のへりに進みます。

ちなみに無人駅で券売機すらありません。一方で車掌は切符・改札業務をほとんどしていません。JR東海だとそのあたり徹底的にしてる感じするのですが、JR東日本はいいんですかね。(私は週末パス利用)

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さて、さきほどホームで見た駅のスイッチバックホーム跡の方へ向かってみると、「笹子設備トレーニングセンター」やらがあります。ホームから見えたものはこれです。


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施設内には駅のホームとか、踏切とか、鉄道の施設が一通りそろっていました。字のごとく、トレーニングする施設のようです。もちろん旅客列車は来ません。


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トレーニングセンターを遠くから見てみるとこんな感じ。かつてはここに旅客ホームがあったみたいです。


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スイッチバックだったころは、もっと長く線路が伸びていたようですが、現在は線路が剥がされています。ちょっと線路の名残っぽい気がしますね。

すぐ近くには大月市の施設もあって、そこはかつて鉄道関連の施設があったのかなぁと妄想が膨らみます。

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スイッチバック散策はこれくらいにして駅前の甲州街道へ。

駅前すぐに笹子餅を販売しているお店があります。かつては駅での販売を行っていたほか、特急車内でも販売をしていました。

中央本線開通当初から笹子トンネルはありましたが、この峠越えを苦労した時代もあったのかなと、当時の景色を想像してしまいます。

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乗ってきた次の電車で次のスイッチバック駅を目指します。


撮影日:2019年9月15日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-09-30 00:00 | 鉄道 | Comments(0)

スイッチバック旅(1) 初狩駅へ

3連休は泊りを伴う旅行へ。

今回の旅のテーマは「スイッチバック」です。かつてスイッチバック式だった駅、または現役でスイッチバック式の駅をひたすら降りていきます。

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スイッチバックというと小田急江ノ島線の藤沢駅とか、西武池袋線の飯能駅が思い出されるところですが、それとはちょっと性格が異なり、今回見た駅はすべてこのタイプのスイッチバック駅。

急坂のところに駅を設置したいけど、鉄道は坂に弱い乗り物。そのため平らな部分を作り駅を設置、列車は図のよう動きをします。

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高尾駅から中央本線に乗って西へ。

大月駅の隣の初狩駅で下車。ここは1968年に現在の場所にホームが移設され、旅客列車のスイッチバックは廃止されています。


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ホームの東京寄りに行ってみると、こんな感じ。ポイントがいくつかあって、本線以外にも線路があります。

旅客列車のスイッチバックは廃止されていますが、貨物列車は使用します。「初狩工臨」などというやつです。

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ホームは築堤上にあるので、階段を下りて駅を出ます。


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階段を下りた先にあるのは線路
その先に駅舎


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反対側(駅舎側)から見るとこんな感じ。
奥の旅客ホームが勾配のある場所にあるのがよくわかると思います。


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横断した線路は貨物用の線路。いまは空っぽの構内です。貨物列車(初狩工臨)は来ても短いようですね。

かつてはここにホームがあったようです。


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やっと駅の外へ。小さな駅舎で無人駅です。


公道を歩いて、先ほどの貨物線路の方(駅の西側)へ行ってみます。

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貨物線構内に踏切がありました。写真は甲府方向を見ています。行き止まりです。


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今度は駅の東側、線路の分岐部に近づいてみました。

右の線路を行くと、現在は砕石場があるらしいです。


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再びホームへ。

かつてホームがあった右側と、現在のホーム。特急あずさが高速で走り抜けていきます。


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次の電車で甲府方面へ。


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撮影日:2019年9月15日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-09-22 00:00 | 鉄道 | Comments(0)

横浜市営地下鉄ブルーライン延伸説明会に行ってきた

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横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸に関する説明会が行われたので行ってきました。

この写真は開始30分ほど前に撮影したもので、最終的には席が全部埋まり、急遽席を増やすほどでした。

説明会資料は下に載せておきます。

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ざっくりいうと、横浜市営地下鉄ブルーラインあざみ野駅 B32 から新百合ヶ丘駅まで延伸する計画です。途中駅は3駅を予定し、そのうち2駅はあざみ野駅側から、嶮山付近すすき野付近を予定しているとのことです。

川崎市内はヨネッティ王禅寺付近に駅を設置する東側ルート王禅寺公園付近に駅を設置する中央ルート白山付近に駅を設置する西側ルートが検討され、より整備効果が高い東側ルートが有力ルート案と説明がありました。ヨネッティ王禅寺付近は既存バス路線が多方面にあることが重要視されていました。

説明会では後半に質疑応答がありました。こういうところだと、ものによっては結構反対意見があったりするのですが、私が行った回では真っ向から反対を述べるようなものはありませんでした。意外でした。一方で、本当に東側ルートが有力なのか、といった意見や質問がいくつかありました。ほかにはリニア中央新幹線との影響を聞く質問などもありました。

今後ルートを確定し、詳しい設計や環境影響評価等の手続きに入るとのことです。

個人的にはどのルートでも、あざみ野と新百合ヶ丘が繋がれば満足です!

駅設置が想定される付近に行ってみた

ということで、これら駅設置が想定される場所に行ってみました。まだルートや駅の詳しい位置は確定していませんので、「このへんだろう」くらいの感覚です。

いずれの場所も何度か通ったことがある場所で土地勘はあるつもりです。

嶮山けんざん付近
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あざみ野駅を出て1つ目の駅の設置が想定されているのが嶮山付近です。この付近は嶮山第二土地区画整理事業(1970~1974)によって整備された地区です。

地区内にはあざみ野ガーデンズ(旧東急嶮山スポーツガーデン)という商業施設とスポーツ施設が融合した施設があります。戸建て住宅のほか中層の住宅施設もあるような地区です。ざっくりいうと「田園都市線沿線の街」そのものです。

すすき野付近
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2つ目の駅がすすき野付近です。

この辺りは嶮山第一土地区画整理事業(1970~1974)や、早野土地区画整理事業(1971~1975)などによって整備された地区で、団地形式の建物が多く存在する地区になっています。


東側ルート ヨネッティ王禅寺付近
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尻手黒川道路の川崎市・横浜市境付近にあるのがヨネッティ王禅寺です。ごみ焼却場の余熱利用施設で、温水プールを核とする公共施設があります。もちろんごみ焼却場が隣にあります。

また最近になって未利用地に大型商業施設が開業、リニア中央新幹線の非常口が建設中です。すぐ近くには田園調布大学があります。

市境で峠のようになっていて標高が高い場所です。

中央ルート 王禅寺公園付近
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この付近は1970年代に民間の開発によって整備された地区です。

尻手黒川道路にそって商業施設がありますが、ほとんど戸建て住宅が占めています。


西側ルート 白山付近
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この地区は1970年代後半~80年代初頭に開発された地区で、大型のマンションがある地区です。公園や緑地に囲まれた地区で、木が多いなと感じます。


新百合ヶ丘駅
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小田急多摩線開業に伴い線路を移設の上1974年に開業した駅です。開業当時は何もない場所でしたが、特定土地区画整理事業など整備により現在は川崎北部の重要拠点になっています。

路線バスも多方面にでているほか、空港連絡バスもあります。


延伸開業は令和12年(2030年)を目標としているとのことです。

撮影日:2019年8月23日25日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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by yunomi-chawan1 | 2019-08-26 00:00 | 鉄道 | Comments(5)


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