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南山東部土地区画整理事業にヤオコー出店へ

10月15日付けの東京都広報第15987号の「大規模小売店舗立地法に基づく新設の届出について」によると、稲城市の稲城駅の南側で開発中の南山東部土地区画整理事業地に、埼玉県を本拠地とするスーパーマーケットのヤオコーが出店することがわかりました。

2016年2月追記
建物が完成していました。その記事は→
こちら

3月追記
3/19オープンしました!



ヤオコーは稲城市内では若葉台駅前のフレスポ内にも出店しています。

店舗名:ヤオコー稲城南山店
所在地:稲城市大字東長沼九号2530番地
開設日:平成28年5月19日
面積 :1773平米
駐車場:北側に116台、南側に185台(2箇所に出入口)
開閉店:9:00~22:45

とのことです。なお、まだ決定事項でないと思われ、今後変更の可能性があります。この届け出等は平成28年2月15日まで東京都産業労働局商工部地域産業振興課で縦覧できます。


稲城市は住居表示されてないので字つき番地では詳細な場所がよくわかりませんが、何かわかり次第このページに追記します。

10/19追記しました。下記矢印の場所です。
図は稲城市ホームページより引用。

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出店予定場所(平成27年4月撮影)

以下、3月20日追記
オープン翌日の様子です。
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様子を見に来たような客で一杯でした。付近はまだスーパーしかありません。ま、普通のスーパーでした。



参考サイト
ヤオコーホームページ
http://www.yaoko-net.com/

東京都広報(平成27年10月15日付)
http://www.tokyoto-koho.metro.tokyo.jp/


このブログの参考ページ
2015年5月
2014年11月
2014年3月
2013年11月
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by yunomi-chawan1 | 2015-10-15 14:10 | 地域 | Comments(0)

稲城上平尾土地区画整理[2015年8月]

公開が遅れてしまいました。8月末に稲城上平尾土地区画整理事業の様子を見てきたので書いておきます。隣の稲城小田良土地区画整理も眺めることができました。

以前の記事(以前のブログの方に飛びます)別窓



約半年ごとに様子を見に行っていて、今年の春は行けていなかったのですが、いけました。

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入れた部分。大まかで、北側はよくわかりません。


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区画の中央部分の交差点。多摩都市計画道路3・4・17号線を北側に見ます。
トンネルが出現していました。
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2014年の段階では、このように掘削をしていたので、開削をして後から埋め直す工法でトンネルができたようです。
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写真にもありますが、トンネルの右側は暫定的にバスの引き返し場になっています。
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新百合ヶ丘~上平尾区画整理までのバスが開設されて、まだ本数は少ないものの、大切な交通手段です。ただ、この路線の1つ手前の上平尾バス停まで少し歩けば、バスは多く走っています。
ここの分譲をしている野村不動産(プラウドシティ栗平)では、多摩線の栗平駅を徒歩圏内だとアピールしていますね。
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このままコンビニでも作れそうな場所ですね。
折り返し場には簡易便所があって、運転士が休憩をしていました。

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先程の交差点を北東側、小田良側に望む。
行き止まりになっています。計画図では点線になっているので、トンネルにするのか、開削するのか、どちらでしょうか。

この上には学園通りがあって、その道の考慮も必要となりそうですね。

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今度は南西側です。区画線もはっきりと引かれていないのは前回とあまり変わりません。

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次は南東側。新百合ヶ丘駅までまっすぐ繋がります。この道の沿道にはまだ何もありません。


先程の南西の道(都市計画道路 多3・4・36号)を進んでみることにします。栗平駅方面へ抜けられるようになる道です。前回より奥まで行けるようになっていました。
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写真奥のバリケードまで進むことができました。左側は絶賛分譲中です。右側は日大の寮ができるそうです。すぐそばに区画整理以前から日大のグラウンドがありました。
ちなみに、この撮影している付近は、区画整理以前は人工の調整池がありました。埋めたんですね。
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左へ若干カーブして神奈川県との都県境の尾根にぶつかります。尾根は絶賛開削中で、反対側の都市計画道路栗木線と繋がる予定です。都の担当者によると2015年9月中とのこと。

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1つ上の写真と反対側を望む。。
西北線の鉄塔が並びます。鉄塔の回りの土は取り除かれ、新興住宅地特有の「そこだけ高い鉄塔」になっています。多摩ニュータウンでもよく見られます。
いまは鉄塔の回りに柵はありません。

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住宅街の区画道路も工事は順調。建て売りで、まだ入居した家は少ないみたいです。

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先程の栗平へ抜ける道の栗平側からの道。この道は栗木線と言って、栗木第一土地区画整理事業で昭和57年頃にかけて整備されました。この奥の上平尾土地区画整理事業はやっと工事をして道が繋がります。

道の行き止まりから、都県境(事業地境)まで10メートルほどあったので、そこの工事認可も取って工事をしているようです。工期は9月末まで。道の開通もそのくらいですかね。
平成27年(2015年)12月追記:12月時点で開通はしておらず、工事中です。現場の方にうかがったところ、平成28年(2016年)の3月頃に完成すると思うが、市に引き取ってもらわなくてはならず、それをして開通するとなると初夏ごろではないかとのことでした。

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この栗木線。現在の道はこの先の尻手黒川道路に突き当たって終わっていますが、都市計画的にはその先の町田市広袴まで繋がる計画です。ただ、川崎市、町田市ともに事業認可は降りていません。
間には峠のような尾根道があることからトンネルになることは十分に想像でき、費用が問題になっているのかもしれません。
双方の議会でもこの道の開通について話し合いが行われているようで、道の重要性は確認されているみたいですが、やはり事業認可にはほど遠いようです。

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おまけ。車から見えた小田良土地区画整理。
こんな感じです。この区画整理の反対側(京王線側)から見た方が工事が進んでいるように見えます。
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by yunomi-chawan1 | 2015-09-12 07:40 | 地域 | Comments(0)

坂浜平尾土地区画整理事業と坂浜新駅構想とその経緯

新着記事情報
【追記】5月30日に上平尾土地区画整理地内の区間が開通しました!詳しくはこちら


このブログでも何度か紹介をしている稲城市の「稲城上平尾土地区画整理事業」と「稲城小田良土地区画整理事業」。これらは稲城市の南部、京王相模原線若葉台駅の東側、小田急多摩線栗平駅の北側で行われている大規模な区画整理事業です。

この付近の地主が「組合」を作り民間が施工をする区画整理事業です。都立公園や都市計画道路は自治体から補助が出ますが、ほとんどが地主のお金で施工することになります。
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稲城上平尾土地区画整理事業の区画整理組合設立認可は平成22年7月29日。稲城小田良土地区画整理事業は平成24年12月25日です。
しかし、よく調べていると、これらの認可の前に、これらの地区に加え北側も含めて、東京都が施工で坂浜平尾土地区画整理事業なるものを計画していたことがわかりました。
ただ、その東京都施工の範囲の内部で、現在地元の地主による組合が区画整理をしているということは、東京都の計画はどうなったのか。と、ふと疑問になったのです。

インターネットが盛んになった以降の計画はほとんどがインターネット上にその情報があるので調べやすいのですが、坂浜平尾土地区画整理事業はそれ以前のものらしく、ほとんどインターネット上に情報がありませんでした。
そのことから、東京都に情報公開請求で情報開示を求めてみることにしました。

以前の記事(以前のブログの方に飛びます)別窓


この記事の目次




マスコミなどが役所などの行政に対して行うイメージのある情報公開請求ですが、法律上は誰でも行うことができることになっています。
『行政機関の保有する情報の公開に関する法律』の第3条には
何人も、この法律の定めるところにより、行政機関の長(前条第一項第四号及び第五号の政令で定める機関にあっては、その機関ごとに政令で定める者をいう。以下同じ。)に対し、当該行政機関の保有する行政文書の開示を請求することができる。
とあり、何人=「誰でも」できます。

法律にも規定があるようですが、個人を特定できるような情報は公開できなかったりし、公開できないことへの不服申し立ても法律に規定されています。

公開の請求については、各自治体などが条例で定めているようですが、方法などは多少異なったりするので、確認してみてください。ここでは東京都の情報公開請求についてです。



東京都の情報公開請求はインターネット、FAX、郵送で申し込むことができます。インターネットは早くて便利なのですが、スマートフォンのブラウザには対応していなかったので、郵送で行いました。

その後、都から電話があり、開示内容を相談。窓口での縦覧もしくは写しの交付という流れになります。規定により、請求代と写しの場合はコピー代を払う必要あります。


開示の担当をしてくださったのは、東京都 都市整備局 市街地整備部の方。
電話相談の際、「開示を請求された公文書をすべてコピーしていたら何千円にもなってしまうので、都庁にいらして必要な部分だけコピーされてはいかがですか。」との相談。「はい、行きます。」と、即決しました。そこまでお金が膨らむとは私自身考えてなかったのですが、配慮をしてくださって嬉しかったです。

8月の来る日。都庁に初登庁。(駄洒落じゃないよ)
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無駄にでかいぜ

開示の電話で相談をしてくださった方と、もう一方と計1時間40分ほどお話をしました。ありがとうございました。開示内容以外にもいろいろ聞くことができ勉強になりました。もう、取材になってしまいました。



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平成18年3月時点での計画図。最初の都市計画は平成9年で、それから何度か計画が変更されている(後述)。稲城市ホームページより引用。

坂浜平尾土地区画整理事業は、頭にも書いたが、京王相模原線若葉台駅の東、小田急多摩線の栗平駅の北側に位置しています。
地図には栗平駅の記載がありませんが、図の左下あたりにあります。

「坂浜平尾」というのは2つの地名で、「坂浜」と「平尾」があります。坂浜というのは現在の若葉台地区も昔は坂浜でした。この計画図の上側にあたります。平尾というのは計画図の下側で、既に平尾団地という団地もできています。
稲城市では平尾は隔離されたような位置で、市内の他の地区とは違って、小田急多摩線の栗平駅や、小田急小田原線の新百合ヶ丘駅を使う人が多い地区です。ちなみに、平尾団地は昭和45年に入居が始まりました。

この地図についてですが、稲城市ホームページが更新され、『平成18年3月に策定された「坂浜平尾まちづくりイメージ図」は、策定当時に想定したまちづくり手法と対象区域を示したものです。そのため、必ずしも現都市計画等と合致するものではありません』とされました。



多摩ニュータウンと坂浜平尾

多摩ニュータウンは昭和30年代後半~40年代前半にかけて計画されました。当初では、この坂浜平尾地区も多摩ニュータウン計画の1つに入っていたそうです。
多摩ニュータウンは、当初は「新住宅市街地開発法」に基づく、「新住宅市街地開発事業」として開発が行われる予定でした。これは、土地を全面的に買い上げて、公団が住宅を販売する方式です。
しかし、もともとその土地に住んでいた人からは難色が出ました。買い上げも比較的低い価格で、かつ自分の思うようにはならない部分もあったからだそうです。そこで、東京都などは「区画整理」という方法を用いて土地を開発することにしたそうです。
この「区画整理」では、現在の多摩ニュータウンには8箇所が該当します。その一部は多摩市南野付近です。

ただ、坂浜平尾地区はその計画からも外れたそうです(正式には平成9年まで外れてはいない)。この地区は「市街化調整区域」(=開発が制限された地区)として、取り残される結果となりました。

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一般的に言われる多摩ニュータウンと坂浜平尾地区
http://www.openstreetmap.org/

市街化の波とバブル経済

西側の多摩ニュータウンに続々と入居が始まり、東側の新百合ヶ丘駅付近も発展を見せます。さらには南側の小田急多摩線の沿線でも住宅地化が進みます。地区内には京王相模原線が通り、都心まで40分程度という好立地です。

そんな地区の真ん中に取り残された広大な未開発地「坂浜平尾」。市街化調整区域に指定されていて、開発もできない、土地の価格が上がらない。そういったことで、地主らも痺れをきかせて、都に「早く開発してくれ」とお願いされたそうです。
そこにバブル経済の波。

東京都は平成元年ごろに長期計画を決定し、付近の開発を行うことを決めます。


坂浜平尾土地区画整理事業の決定とその後

平成9年8月1日。東京都は「坂浜平尾土地区画整理事業」を正式に事業認可します。(東京都告示874号)
これは東京都が施工する方式でした。
しかし、平成9年はとっくにバブル経済は終了。
さらに、この年の同じ月に、東京都はお金を削減する意味もあって、「これ以上東京都が施工する区画整理はしない」との決定をしたそうです。

なんとも笑い話ですね。話をうかがった担当の方によると、都庁内でも縦割りで部署外での連絡がうまくいってなかったそうなのです。

それでも、坂浜平尾土地区画整理事業はすると決めたことだから行う方針を続行。その後、3度の計画を変更するも大きな動きがない日が続きます。
「区画整理事業」をすると、4メートル以上の道路に面していないと家を立て替えられない(この付近の道路は狭い)、下水道を整備できない(するなら区画整理で一括して行うから)など、法的に様々な制約が出ます。
そんななか、なかなか事業が進まないことへ、地主や稲城市から不満が出ます。

そこで坂浜平尾土地区画整理事業の中に「上平尾土地区画整理事業」「小田良土地区画整理事業」を民間(地主)施工で行うことになったそうなのです。


平成9年8月1日以降、3回の計画変更をしています。

平成9年8月1日 事業決定[東京都告示第874号]
平成19年8月4日 坂浜西地区地区計画の決定に伴う削除[第1277号]
平成21年11月20日 都市計画道路の変更に伴う変更[第1532号]
平成23年12月19日 都市計画公園の変更に伴う変更[第1777号]

事業決定(平成9年8月1日)

都市計画事業決定[告示874号]
┣市街化区域及び市街化調整区域の変更[告示875号]
┣都市計画道路の変更[告示876号]
┣都市計画公園の変更[告示877号]
┣都市計画緑地の変更[告示878号]
┗新住宅市街地開発事業の削除[告示879号]

はじめに付け加えておくと、告示というのは都が毎日出している公報にでた番号のこと。公報に掲載されて初めて一般にでたことになる.。


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このときに設定された都市計画道路がこちら。区域右上に駅前のような広場を作ることがわかります。

それに付随する道路として、多3・4・32号清水谷戸小田良線多3・4・33号坂浜京王南線多3・4・34号坂浜京王北線多3・4・35号坂浜京王南北線です。

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それと同時に市街化調整区域から市街化区域に変更された区域です。ほぼ全域で、かなり広大です。

坂浜西地区地区計画の決定に伴う削除(平成19年8月4日)

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当初予定していた坂浜平尾土地区画整理事業の区域のうち、おおむね鶴川街道(主要地方道町田調布線:都道19号線:多摩都市計画道路 3・4・15号 東長沼坂浜線)より北側の地区を除外します。
これは、この区域を区画整理ではなく、土地計画に基づいて町作りをすることに決めたからです。土地計画というのは、「○メートル以上の道路にする」だとか「○は作らない」というように、ルールをつくって町作りをする方法です。これによって、面積が約27.6ha減少しました。



都市計画道路の変更に伴う変更(平成21年11月20日)
都市計画公園の変更に伴う変更(平成23年12月19日)

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この変更では、現在の計画と同じ姿となりました。東京都の計画図では、京王線への新駅のアクセス路が消滅。北へ延びていた都市計画道路も軒並み消えました。



風の噂に聞く「坂浜新駅構想」。しかし、その構想は実はなぞ。東京都の担当者に直接質問しました。

坂浜新駅構想の経緯
京王相模原線の稲城駅~若葉台駅は3.3kmの距離があり、複々線(扱い)になっている笹塚~新宿駅を除けば京王で最長の距離で、相模原線建設当初から計画が存在しました。そのため、建設当初から付近は線路の勾配をなだらかにしているらしいです。(駅を設置するのに勾配の基準がある)
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構想がある(あった)区域
東京都の当初の計画でも、上の図からもわかるように駅前広場を設置して、駅を開設する計画でした。

このとき、東京都と京王とのやり取りは以下のようになっていました。
平成6年6月29日。東京都多摩都市整備本部(現存せず)は京王電鉄に区画整理の計画説明と、駅設置の検討協力を依頼しました。
(略)
さて、東京都では多摩ニュータウン並びに周辺地区整備計画の一環として稲城市坂浜平尾地区の面積約212ヘクタールの区域につきて、土地区画整理事業による新市街地の整備を行うことを計画しております。
この、坂浜平尾地区の市街地整備計画につきましては、東京都第3期長期計画により施工方針を決定し、(略)、事業化へ向けて権利者の機運が高まっています。このためには、当地区を通過している京王相模原線に新駅を開設して、まにづくりの核として事業を施工する必要があります。
つきましては、新駅の設置に係わる諸問題について、ご検討、ご協力をお願いいたします。


平成6年10月4日、京王からは
(略)坂浜・平尾地区の新駅は、同地区の発展に大きく寄与し、ひいては地権者の利益を大きく増進するものであると考えます。しかしながら、当該区画整理事業による市街地熟成に長期間を要するため、当社にとりましては、請願駅の建設費を(都が)全額負担いたはだきましても、なお駅運営等にかかる費用が大きな負担となります。このような状況のもとにおいて、新駅については、建設費はもとより運営に係る費用を新駅か開設によって便益を受ける区画整理事業全体でご負担担いただかなければ、新駅設置は困難であると考えます。
と回答しました。

平成6年10月5日。都と京王は次のような確認を交わしました。
(略)

1.駅等の運営で発生する乙(京王)の超過負担については、新駅設置によって、受益を受ける区画整理事業地内で負担すべきであるという乙(京王)の主張を理解し、区画整理事業区域内において乙(京王)が所有する土地の換地により補填する。(鉄道外用地 7200平米、鉄道敷用地(法面)12000平米)

2.甲(東京都)は乙(京王)が所有する鉄道外用地および鉄道敷用地(法面)について、住宅地に一括換地する。

3.この他は協議して決める(略)。


こうして、当時は計画が進んでいきました。
今もそうですが、鉄道会社は自費で新たに駅を作りたがりません。多摩ニュータウンへの延伸時は、自社の不動産屋が分譲できるわけでもなく(公団がやっていた)、延伸さえ渋っていたのは有名です。
また、都と担当者の話によると、坂浜の新駅については、当時の京王電鉄は「新駅は若葉台駅と稲城駅の利用客が移るだけ」との考えもあったそうです。


そして、東京都は区画整理を実行できないまま月日が過ぎました。

平成21年9月9日。東京都は京王電鉄に計画の取り下げを申し入れます。これにて、東京都の新駅の構想はなくなりました。


現在の新駅構想
現在の計画では新駅構想はどうなっているなか質問した。
答えは、「東京都の計画にはない。京王電鉄の計画にもない。民間の区画整理組合の計画にもない。」そうだ。これは駅設置の10~30億円を負担できないらしい。
しかし、「稲城市の計画にはある」とのことです。

「えっ!?」と問うと、
「誰が費用するかもわからない。でも、稲城市の計画にはある。」
とのこと。ますます謎。

その計画図が冒頭にも出したこれらしいです。
ただし、これは平成18年3月に策定された「坂浜平尾まちづくりイメージ図」であり、策定当時に想定したまちづくり手法と対象区域を示したもの。現在の都市計画と合致するものではないと稲城市ホームページではされています。





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(元図は稲城市HPより)

区域内の3本の都市計画道路の開通時期がわかった。

・ 多摩都市計画道路3・4・36号小田良上平尾線
神奈川県との県境部分については、早ければ9月にも開通する予定だそうです。
平成27年12月追記:現在もなお開通しておらず、現場の方にうかがったところ、「工事は平成28年3月にも終わりそうだが、市に引き渡して開通となると6月くらいになるかも」とのことでした。
平成28年6月追記:6月現在工事は川崎市側の川崎市施行部分数十メートルも含め終了しています。開通は警察との協議のもと決定するそうです。平成28年秋との情報もあるが・・・?
小田良土地区画整理事業地も工事中でこちらは未定。

その先の京王線より北側は稲城市が施行するが、まだ事業化はされていない。この道は稲城市でも整備のランクが上から3番目で、いつ着工できるのかさえ不明らしいです。
平成28年6月追記:小田良土地区画整理事業北側~鶴川街道区間が、第四次優先整備路線に選定されました。平成28年から10年で優先的に整備すべき路線です。



・多摩都市計画道路3・4・17号坂浜平尾線
2年後をメドに全線開通を目指しています。組合施工区間は進んでいるが、東京都施工部分が遅れているそうです。
平成28年5月31日追記:上平尾区画整理地内は5月30日14:45を持って開通しました。都整備区間は引き続き工事続行中です。

2014年撮影

・鶴川街道
用地買収が進んだため、もうすこしで着工できる。

区域内の公園緑地についても、費用が大きく、なかなか整備が進んでいないそうです。


今後は、小田良土地区画整理事業、上平尾土地区画整理事業ともに入居が進んで町らしくなっていくことでしょう。なお、坂浜平尾土地区画整理事業内の他の地区でも組合による区画整理を検討中らしいので、またなにか動きがあるかも…しれません。


忙しい中、私に熱心に説明してくださった東京都の職員の皆様に御礼申し上げます。

参考サイト(50音)
ウェブサイトはすべて平成27年8月24日閲覧。
・25 坂浜西地区-稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/chikukeikaku/ichiran/25sakahamanishichiku.html
・稲城上平尾地区-稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/kumiaisekou/kamihirao.html
・稲城小田良地区-稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/kumiaisekou/kodara.html
・坂浜平尾土地-稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/kentouchiku/sakahamahirao.html
・多摩3・4・17号坂浜平尾線の事業に着手します。-東京都
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/11/20mbc300.htm
・多摩ニュータウンガイド-UR都市機構
http://www.ur-net.go.jp/syutoken/nt/
・坂浜平尾土地区画整理事業における稲城市坂浜地内に設置を計画する新駅に伴う確認書などの公文書


ご意見、ご感想、訂正はコメントまでお願いします。
長くなってしまいましたが、最後までお読みくださいましてありがとうございました。

2015年10月29日 追記
記事が半分ほど消えてしまい、Googleのキャッシュから復元したため、画像をクリックで拡大できないなど、問題があるかもしれません。

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by yunomi-chawan1 | 2015-08-25 18:00 | 地域 | Comments(4)

稲城長沼駅前に「いなぎ発信基地ペアテラス」整備へ ガンダム像も設置

4月1日追記:4月23日(土)オープンです!

昨年秋ごろに、稲城市が発表していた「稲城長沼駅前に観光拠点を整備する」ことの詳細が8月発表されました。市の広報にも掲載され、市民、市内への通勤通学者を対象として、ネーミングを募集しています(8月31日まで)。

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稲城長沼駅付近計画の超略図

場所は稲城長沼駅前の改札を出て正面の場所ですが、現在、付近では区画整理中で、将来できる道路(多摩都市計画道路3・4・14号線稲城長沼駅前通り線)もできていないため、わかりにくいです。

いまは、改札を出ると北口と南口にわかれていて、付近にはほとんどなにもありませんが、区画整理の計画では、改札の正面に幹線道路、北口と南口の両方に駅前広場ができる予定です。
観光発信拠点は、改札を出て幹線道路をわたった高架下に設置される予定です。

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現在の高架下を川崎方面に望む。高架の橋が平らな部分の下に都市計画道路(幹線道路)ができ、その奥の高架の脚がある部分の左側に観光発信拠点ができる。

計画では面積240平方メートル。施設の隣には市の整備で広場も設けられるそうです。
施設には、市のコンシェルジュ機能としてイベント案内、またマーケット機能、観光発信としてギャラリースペース機能、プロモーション機能を持たせる他、稲城市にゆかりのある大河原邦夫さんのガンダム、ザクの高さ3.6メートルの像を作るそうです。

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直リンク注意
10/3追記:リンク切れ確認

開設予定は平成28年4月の予定です。

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多摩都市計画道路3・4・14号線稲城長沼駅前通り線の高架下。杭が打たれはじめた。

稲城長沼駅の都市計画道路もちょっとずつ工事の進展が見られます。道路の計画線には場所を示すものと思われる小さな杭が打たれ始めました。
また、周辺の立ち退きも進むと共に、新しい建物も出来始めています。
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北口からの景色。右側では新しい建物を建てている。


この付近の地区計画では、
「本地区は、稲城市北部のJR南武線稲城長沼駅周辺市街地であり、土地区画整理事業の事業効果の維持と増進を図るとともに、土地の合理的かつ健全な高度利用による中心地区にふさわしい商業・業務機能等を備えた生活拠点の形成、利便性の高い快適な都市型住宅地の形成及び低層住宅と中層住宅が調和する住宅市街地の形成を図ることを目標とする。」(稲城市HPより引用)
としていて、低層住宅中心だった駅前にも、今後変化がありそうです。

ちなみに、稲城市内ほとんどの地区でもそうですが、特産である梨への害虫を予防するためイブキ類は植えてはならないことになっています。

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北口広場予定地の現在。

観光発信拠点、完成が楽しみですね。
その他、JRによる高架下利用も気になるところです。

10/3追記
稲城市などにより10/2、高架下の利用計画が策定されましたことが発表されました。詳しくは稲城市ホームページを確認ください。駐輪場なども計画されています。




11/26追記
25日の記者会見で「いなぎ発信基地ペアテラス」に正式名称が決まったことが発表されました。
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11月24日の様子
11月末現在、基礎工事などが行われていたようです。建設のためのプレハブ小屋は南口駅前に設置されています。
また、北口では旧仮駅舎があった場所で道路の建設工事が行われていました。





参考サイト(リンク切れ注意)
稲城市観光発信拠点内の施設の名称を募集します-稲城市
https://www.city.inagi.tokyo.jp/kanko/kanko_tokusyoku/kankou/kankouhasshinnkyoten.html
(同ページ内、各種ファイル)

稲城稲城長沼駅周辺地区-稲城市
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/shisekou/naganuma.html

17 稲城長沼駅周辺地区-稲城市
https://www.city.inagi.tokyo.jp/
shisei/machi_zukuri/chikukeikaku/ichiran/naganuma.html


命名 いなぎ発信基地-読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20151125-OYTNT50488.html


稲城長沼駅関連の当ブログ記事(一部以前のブログに飛びます)
稲城長沼1番線使用開始!3月の稲城長沼駅
2014年10月29日 1番線の完成が迫る
2014年7月28日 旧駅舎解体
2014年2月26日 新駅舎
2014年2月21日 旧駅舎
2013年12月24日 上り線高架化当日
2013年12月23日 上り線高架化前日
2013年8月



11月26日
「稲城長沼駅前に観光発信拠点整備へ ガンダム像も設置」から「稲城長沼駅駅前に『いなぎ発信基地ペアテラス』整備へ ガンダム像も設置」へ改題しました。
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by yunomi-chawan1 | 2015-08-16 09:40 | 地域 | Comments(2)

県境じゃないのに「県境バス停」?その謎に迫る

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ここは東京都稲城市。
鶴川街道沿いに「県境」というバス停が立っている。

バス停の名前というのは利用者にとって分かりやすいことが求められ、大抵が「○○前」だとか「○○入口」、さらにその土地の名前が付けられることが多い。

この「県境」というバス停も県境とだけあって、土地の目印となりそうだ。

しかし、県境には存在しない

地図を見ていただこう。
a0332275_01170831.jpg(© OpenStreetMap Contributor)

地図上の赤い矢印が「県境バス停」があるところだ。もっとも近い県境までおよそ900メートルもあるのだ。まったく県境ではない。

上にも書いたが、バス停の名前にはその土地の地名が付けられることが多いので、もしかしたら字とかで「県境」という地名があるのではないかと調べたが、そうではなかった。

このバス停に来る2つのバス会社にそれぞれ問い合わせてみることにした。
1つめは神奈中バス、2つめは小田急バスだ。
ただし、神奈中バスは免許維持路線と言って、バス運行の免許を維持するためだけに運行しているので、週1本(上下合わせて2本)しか運行していない。(バスの運行許可を得るのはものすごく大変らしく、今後何かのためにこのようなことをすることが多い。)



先に神奈中から回答があった。
そのまま載せるわけにはいかないので、要約する。

 神奈中バスでは昭和33年(1958年)6月10日にバス停を設置した。当初のバス停は現在よりも神奈川県寄りの実際の県境付近にあった。その後、現在の場所に移設したが年月日や理由など詳細は不明。
 名前は小田急バスが既に同じ場所にバス停を設置していたことから同一名称とした。そのため、由来に関しては理由や経緯はわからない。
(要約)

なるほど。
もともとは本当の県境に存在したことは確かなようだ。

続いて小田急バス。
 小田急バスでは昭和24年(1949年)12月27日に、調布駅~柿生駅を結ぶ路線として新規設置した。当初は東京都と神奈川県の境にあったと考えられ、その地にあったことが名前の由来と推測される。
 しかしながら、柿生線の運行当初は小田急バスの前身の武蔵野乗合自動車にて道路占用を取得し、その後譲渡されたと考えられ、そのため停留所に関する資料が乏しく詳しくは調べることができない。
(要約)

やはり、県境にあったことは確かみたいだ。
武蔵野乗合自動車から小田急バスになったのは昭和25年9月1日のことであり、翌年である。

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その、現在の実際の「県境」というのはこのような感じだ。

京王相模原線の高架が横切り、すぐ先に若葉台駅がある。そして、なんと県境付近には「下黒川」というバス停が存在するのだ。
県境を横取りしてる。

さらに、下黒川バス停と県境バス停の間に「於部屋」なるちょっと変わった名前のバス停も存在する。

このバス停について小田急バスは、
下黒川と於部屋バス停は昭和48年(1973年)6月13日に設置された。しかし、県境バス停移設との関連はわからない。
(要約)
ということだ。
おそらくこのバス停の新設のときに移設したのだろう。しかし、なぜ移設する必要があったのか…それはよくわからない。

京王相模原線(京王よみうりランド駅~京王多摩センター駅)の開通が昭和49年(1974年)10月18日。下黒川バス停の新設はこれに合わせたものなのかもしれない。

ネットで調べてみると、県境バス停とは直接は関係ないが、鶴川駅と、下黒川バス停のさらに神奈川県側の黒川バス停を結ぶバスが、京王相模原線の開通後に下黒川バス停まで延長されてるらしい。
その後1999年4月5日に、若葉台駅にロータリーができてその路線も下黒川バス停から脇道にそれて、若葉台駅ロータリーの若葉台駅バス停が終着となっている。



結局、時期や理由は不明なものの、県境バス停はもともと県境にあったことがわかったので謎が解けた。


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ちなみに、下黒川バス停と県境バス停の間にある「於部屋」というバス停は地名から来ている。
於部屋の由来は、 富永氏の御部屋様という人の居住地だったという伝説があるらしい。
一応、字以下の地名として今もあるようだが、この近辺は大字で地名を呼ぶことが多いので、滅多に見かけることはない。

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ただ、このバス停の於部屋という地名も、本来は今の県境バス停付近をさすようだ。県境バス停から歩いてすぐの三沢川の橋の名前にもなっている。



さらにさらに蛇足だけれど、このバス路線の日影、中の橋、宮の台、鶴巻や、戸隠も古い地名や字以下地名なので、普段の生活では滅多に見かけない地名だ。
バス停をたよりに地名を調べてみるのも面白地かもしれない。


参考サイト(50音順)
いなぎ歴史探検<いなぎ歴史探検MAP<坂浜(若葉台・長峰含む)
トップページURL:http://inagi.info/index.html
該当ページURL:http://inagi.info/sakahama.html

カナちゃん号-神奈中バス(神奈川中央交通-かなちゅう)ファンページ<神奈中バス(神奈川中央交通-かなちゅう)車両&路線&方向幕順位等一覧< 系統番号が付く前の過去路線-神奈中バス
トップページURL:http://kanachango.web.fc2.com/
該当ページURL: http://kanachango.web.fc2.com/kako.htm
※トップページのみリンクを推奨しているため、該当ページは記載のみとします。


新浅川鉄道の部屋<小田急バス私設ファンクラブ<小田急バス雑記帳<1999年
トップページURL:http://www.shin-asakawa.jp/index.html
該当ページURL:http://www.shin-asakawa.jp/odakyu-bus-fan/odq_topic/topic_99.htm



※このページは投稿日詐称記事です。12月に書きました。
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by yunomi-chawan1 | 2015-08-10 00:00 | 地域 | Comments(0)

稲城長沼駅前の立ち食いそば「なかむら」

かねて気になっていた南武線 稲城長沼駅前の立ち食いそばに行きました。お店の名前は「なかむら」。暖簾に小さくかいてあるだけのお店でした。立川駅構内の立ち食いそばは中村亭というお店が元祖でNREに合流しましたが、関係は無さそうです。


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稲城長沼駅の北口を出るとタクシー乗り場と「なかむら」だけあります。南武線は高架化工事をしていることは何度も書いていますが、以前は北口がメインで南口はありませんでした。
また、付近は稲城市による区画整理事業も行われていて、北口にはロータリーもできる予定なのも何度か紹介しています。
現在の「なかむら」は仮店舗で営業中で、以前は写真奥の空き地で営業していましたが、都市計画道路を作るために移動したようです。


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かつては北口の駅舎はこの辺りにあって(反対側)、この通りが駅へのメインルートでした。右側が都市計画道路の予定地です。
「なかむら」さんは、左の建物です。

なお、外観とお蕎麦の写真は許可を得て撮影しました。


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これが「なかむら」のお蕎麦だ!

おじさんとお姉さんが切り盛りしているようで、とても雰囲気のよい方々です。いるだけで元気をもらいそうです。

メニューはそばとうどんとサイドメニュー。そばうどんにはきつねなど、定番メニューが並びます。
私はかけそば250円を注文。
ささっと茹でてすぐ出てきました。濃いめの汁が身にしみて美味しいです。

麺は隣の南多摩駅近くにある麺のナカニシから仕入れているみたいです。

区画整理でこの先どうなるのかわかりませんが、続けてほしいものです。また行こうかな。




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稲城長沼ってのんびりしていていいところですよ。



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by yunomi-chawan1 | 2015-05-13 15:53 | ブログ | Comments(0)

アクロスプラザ若葉台イーストオープン!

2015年4月より、稲城市若葉台に建設していたアクロスプラザ若葉台イーストの店舗が順次オープンしています。

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過去の記事


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店舗構造は前回の記事と同様です。
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オープンした店舗
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4月下旬現在、上記看板のような店舗がオープン、またはオープン準備をしていました。

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JSSスイミングスクール若葉台
4月7日プレオープン、5月7日よりグランドオープン予定です。
各方面への送迎バスも設定されていて、稲城駅、新百合ヶ丘駅付近のスイミングスクールとも競争が激化しそうです。こちらの建物は他の店舗と独立した形をとっています。


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ペットフォレスト 若葉台店
4月25日よりオープンしました。
ペット、その他用品を扱うお店です。販売されてる小鳥があまり元気がなかったのが気になります。
近隣ホームセンターのユニディのなかにペット販売売り場がありますので、競争が激化しそうです。


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ウエルシア稲城若葉台アクロスプラザ店 (1024号店)
4月23日オープン。
大型薬局のウエルシアです。ここの店舗は比較的小さめですね。ここのところ合併して勢いを増しているドラッグストアです。
近隣にドラッグストアは複数あるので競争が激化しそうです。



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高倉町珈琲 若葉台店
4月24日オープン。
珈琲店です。近隣にはドトールコーヒー、モリバなど複数店舗ありますが、オープン早々主婦たちで席が埋まっていました。いい客寄せ要素になりそうです。



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焼き肉味ん味ん 若葉台店
5月18日オープン予定。
若葉台には改札付近に牛角がありますが、どのような感じになるか気になります。味ん味んは稲城市内には矢野口方面にもあります。



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Colour Jacques(美容室)
4月23日オープン。



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個別指導 明光義塾 若葉台教室
4月23日オープン。
いま若葉台は子供がたくさんいるので、どうなるでしょうか。
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by yunomi-chawan1 | 2015-04-24 07:28 | 地域 | Comments(0)

稲城駅南側の大規模造成 南山東部土地区画整理事業[2015/4]

この記事の写真は2015年4月のものです。最新版はこちら

稲城駅の南側で行われている大規模造成で新たな動きがあったので載せます。

何度かこのブログでも取り上げていますが、再びまとめておきます。

南山東部土地区画整理事業は、京王相模原線の稲城駅~京王よみうりランド駅の南側で行われています。北端は京王線の線路沿い、南端は神奈川県との都県境となっています。
面積は約87.46ヘクタールにものぼり、工期は平成18年(2006年)~平成34年(2022年)となっています。
京王線に乗っていてもよく分かるほど、大規模に工事を行っています。多摩丘陵の北にあたり、ここより北側は多摩川を越えて、武蔵野台地と平らな土地が広がるため、埼玉県の入間での自衛隊訓練の煙が見えたり、東には東京スカイツリーや副都心の高層ビル群が見える大変見晴らしのいい土地となっています。

この区画整理はもともとの土地の所有者がおもな事業者となる組合(260人)による方式で行われていて、事業費は408億円とたいへん莫大なもので、合算減歩率は68.16%です。

もともと区画整理の場所は多摩丘陵の自然が残る場所でした。
土地のほとんどが私有地であり、昭和33年の狩野川台風で斜面が崩落りたり、高度経済成長期の土の埋め戻しや砂利の最終などで大きな崖が露出。危険な状態が続いたりし、土地の所有者にたいして改善が求めらていました。また、地権者にとっては相続税も大きな負担となり、スプロール化も懸念されていました。
こうしたことから昭和45年に都市計画法の市街化区域及び市街化調整区に指定されました。このことで地権者の負担も増え、地権者の組合により区画整理事業がおこなわれることになりました。

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稲城市ホームページより引用。
もともとのページはこちらです。(PDFが開きます)
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/kumiaisekou/minamiyama.files/sekkeizu.pdf 



今回、大きな動きがあったのは、敷地内にこの春新たに「稲城市立南山小学校」が開校することです。
昨今、学校の統廃合など、全国各地で閉校となっているようで、東京都多摩市の多摩ニュータウンでも高齢化の影響もあり、閉校となった学校があります。そんななか、ここではこれから多くの住宅が建つと見込まれることから、小学校が建設されることになりました。中学校は予定されていないようです。
※町田市内でも新興住宅が増えてた小山地区で新し学校ができるなどの動きがある。

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稲城市ホームページより引用の上加工しました。
今回立ち入れた区域を青の網掛けにしました。画像中央下側の広い場所が稲城市立南山小学校です。とりあえず小学校までの道を整備しましたといった感じでしょうか。
区画内を東西に横切るのが、多摩都市計画道路3・4・16号稲城南多摩線です。西側は北へ曲がって稲城駅前を通り、向陽台方面へつながります。東へ行くとよみうりランドにつながり、さらには神奈川県内の世田谷通りにつながることになります。区画内の中央交差点付近で多摩都市計画道路3・4・12号読売ランド線と名前を変えているようです。
区画内の中央から円を描くようにして北側へ抜けているのが、多摩都市計画道路7・4・5号東長沼矢野口線です。
多摩都市計画道路7・4・5号東長沼矢野口線と多摩都市計画道路3・4・12号読売ランド線は、現在は同じ道路としてつながっている細い道がありますが、このようにループ状にするようです。現在の道はかなり急な坂で、ヘアピン(まではいかないけど)のような急カーブもあって、バイクが流行したころには「ランド坂」として乗り屋に親しまれたようです。



それでは、稲城駅側から入ってみましょう。
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ケーキ屋の行き止まりだった場所からさきに、通行が可能になっています。
まだ入り口部分は全面的に開通していません。1車線分がまだのようです。

前回11月に来た時はまだ工事中で立ち入ることができませんでしたが、やっとメインストリートが開通です。
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入ると急な坂道で左カーブとなります。
区画内は南側にかけて上り坂となっています。多摩丘陵の一角で、平らな土地がほとんどありません。

左側に見える建物はこの春できた感じの保育園です。見学に来ている親子がいらっしゃいました。
この道路は多摩都市計画道路3・4・16号稲城南多摩線ですが、路肩なしの2車線で、両側に歩道が整備されています。歩道には点字ブロックが整備されていて、電線類は地中化されています。

写真の右側はまだ開発されていませんが、奥畑谷戸公園です。この公園も都市計画で決定された多摩都市計画公園第4・4・3号奥畑谷戸公園で、大規模なものになる予定です。計画図を見たところでは、南山小学校付近までず~っと公園でつながるようです。

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ちょっと進みました。
右側は公園になるとはさっき書きましたが、この土を最終的にどこかへ持っていくのですね。

訪れた日は交差なのかPM2.5なのかよくわかりませんが、空がかすんでいました。

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道路の左側にはプラウドシティ南山というマンションが建設されています。下の階から外壁をつけているようでした。一時期、駅前で頻繁にこのマンションの広告を配っていましたが、最近は見かけませんね。

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また50メートルほど進むと、道路が左右に引っこんでいる場所がありました。おそらくバス停ができるバスベイでしょう。いかにも怪しすぎます。バス停の近くは工事関係者がいたので離れて撮影しました。
バスベイにはまだバス停は設置されていません。ただ、点字ブロックは整備済みで、目の不自由な方にはちょっと戸惑ってしまうのではないかなぁと感じました。今回確認できたバス停はここだけでしたが、道路が開通した時にはバス路線ができるのはほぼ確実と言っていいでしょう。いくら駅に近いとはいえ(10分ほど)、この急な土地にバスがないと厳しいものがありますよね。

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バス停を過ぎたところから後ろを振り返ります。
だいぶ坂を上ってきました。右側の箱は電線の制御などをするものです。写真奥に電話ボックスがみえますが、新設されるみたいです。まだ電話機はついていません。この時代に電話ボックスとは珍しい感じもします。

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再び奥を見ますと、道路はここまでになっています。右側に折れます。
この道路はこの先もまっすぐつながる予定ですが、見てもわかるようにまだ土の壁があって絶賛工事中です。

道路にはゼブラ帯があるように、将来は右折レーンとかができるんじゃないでしょうか。
横断歩道は今はありませんが、設置できるように歩道の段差がなくなっていました。
交通量が多くなったら信号機もできるんじゃないかなって私は想像しています。

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交差点を右に曲がって、再び交差点を眺めます。
将来の姿を想像してみると面白いかもしれません。

全面にはまだ白い囲いがしてあって、その先は造成中ですが、家かマンションか、商店か・・・なにができるのでしょうか。

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再び戻ります。
今度はまた左へ曲がります。

この道自体はこのまままっすぐ区画整理の西の先までつながる予定ですが、まだ工事中です。
道はいまのところ強制的に左へ曲がります。左へ曲がると南山小学校が見えてきます。

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まだ、見えてきませんでした。
小学校までの道は北側のみ歩道があります。右側は今は絶壁のようになっていますが、ここも奥畑谷戸公園になる予定です。まだ、整備は進んでいません。というより、本当に小学校までの道を先に作ってしまった感じで、周りに何もないです。

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やっと見えてきました。
一番最初に感じたのは、うわぁきれいだということです。駅からずっと進んできましたが、全工程で上り坂でした。
これは小学生から上り坂ばっかりと文句が出そう。(私も小学生のころ勾配が激しくて文句言っていた)



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稲城市立南山小学校です。
黄色を基調とした外壁ですね。この学校名を決める際、一般公募が行われたようで、472件の応募から最も多かった106件の南山小学校に決定したみたいです(稲城市HPより)。この辺りはむかしから南山と呼ばれていたので、順当な名前だったのではないでしょうか。
ほかの応募には、「南山東」「みなみやま」「稲城南山」など、地名をもとにした学校名があるほか、「梨の里」「梨の花」といった稲城市の特産品を前に出した応募もあったようです。なかには、「なしのすけ」という稲城市のゆるキャラや、「青空」「元気」などもあります。「丘の上」という候補もあって、(たしかに丘の上だ)と納得してしまいました。

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まだ学校は静かです。学校が始まってから写真を撮ってたら変人ですね。
先生と思われる人が出入りしていました。

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学校の正門から先、突き当りを右に曲がった小学校の東門まで行くことができました。
東門は小学校の自動車の出入り口になっているみたいです。

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右へ。
この先も道路ができる予定です。
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突き当り、東門まえで終了。
突き当りに見える塔は日本山妙法院というお寺です。お寺の先はよみうりゴルフクラブになります。
この道路は将来的に、お寺の南側(ゴルフ場の北側)まで通じる予定だそうです。

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こちらは小学校の東門。
小学校には学童保育クラブが併設されていて4月1日より運営されています。そのためか、グラウンドに子供が数人見えました。グラウンドの向こう側は公営墓地が建設されています。


以上、新たに入ることができた、駅~小学校までの写真でした。
プラウドシティ南山の北側の地区ははいれる区域は変わってなかったので割愛します。

今回は入れるようになった地区はまだまだ一部です。
今後分譲が始まり、バス路線も運行されると町として完成していきそうです。






ギャラリー

記事で説明できなかった写真を貼り付けていき来ます。
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このブログの関連記事
2014年11月
2014年3月
2013年11月

参考ページ、お役立ちサイト
・南山東部地区-稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/kumiaisekou/minamiyama.html
・南山東部土地区画整理 設計図
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/kumiaisekou/minamiyama.files/sekkeizu.pdf
・新設小学校の校名「稲城市立南山小学校」に決定(7月10日 リンク切れ確認)
https://www.city.inagi.tokyo.jp/kosodate/gakko_kyoiku/koumeikettei.html


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by yunomi-chawan1 | 2015-04-07 00:00 | 地域 | Comments(2)

アクロスプラザ若葉台イースト建設状況

この記事の最新の情報はこちら




前々から何度か記事にしたアクロスプラザ若葉台イーストですが、再び見たところ、大きく変化していました。

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過去の記事



場所などは以前の記事にかいてあるので割愛します。




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このくらいまで完成していました。

看板が出ているのは、大型薬局の「ウエルシア」、ペットショップの「ペットフォレスト」、「七輪炭火焼肉味ん味ん」、「JSSスイミング」です。

店舗は上下二段構造になっていて、上段はスイミングが入居する形になっています。
下段はその他が入居する予定で、1階と2階は店舗、屋上は駐車場です。
斜面にあるので、1階、2階ともに場所によっては地下のように見えます。

4月7日追記:JSSスイミングについて、7日にプレオープンしました。店舗名は「JSSスイミングスクール若葉台」です。グランドオープンは5月7日の予定。

4月10日追記
ペットフォレストについては公式サイトにて4月下旬オープンと公表されました。ウエルシアについてはまだ記載がありません。南多摩駅前店でもそうでしたが、ウエルシアは公表が遅いみたいです。


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駐車場は、大通りから入場するようになっていて、脇の生活道路には流れさせない構造になっています。


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土地面積の関係か、駐車場は若干狭い感じがします。
駅からも距離があるところなので、車客をどう呼び込むかですね。

写真からもわかるように、前の道路は中央分離帯があるので、入庫にはどう入るか考えが必要です。

この先の道は多摩都市計画道路3・4・17号線が建設中で、数年後には新百合ヶ丘方面と直結する予定です。

店舗前にバス停がありますが、平日運行なしの若葉台と聖蹟桜ヶ丘を結ぶ便です。




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話はそれますが、反対側の土地のテレ朝が用地を取得した場所は草刈りが行われていました。工事を知らせる看板はまだありませんが、どう開発するのか気になるところです。
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by yunomi-chawan1 | 2015-03-25 00:00 | 地域 | Comments(0)

南多摩尾根幹線 整備方針を策定 平面4車線化へはずみ?

東京都多摩地区南部を東西に横切る「南多摩尾根幹線道路」(通称:尾根幹線、尾根幹)の整備方針が2015年(平成27年)2月に策定され、同月18日に公表されました。

その後、2月から3月にかけて説明会やオープンハウスが開かれていました。

東京都の該当ページ(別窓)


"尾根幹"とは?


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南多摩尾根幹線道路は都市計画上の名前は「多摩都市計画道路3・1・6号南多摩尾根幹線」です。3は幹線道路を示し、1は幅員40メートル以上であることを示します。6は一連の遠し番号のようなものです。
都市計画上の起点は稲城市と調布市の市境(多摩川原橋)で、終点は町田市の町田街道との交点です。

都市計画道路の名前はあっても一般名称ではないため、これまで正式な通り名としての呼び名はありませんでしたが、2014年(平成26年)4月1日付けの公告で「南多摩尾根幹線道路」と通り名が名づけられました。その区間は町田市小山(町田街道交点)~稲城市百村(稲城福祉センター入口)です。稲城福祉センター入口~多摩河原橋は鶴川街道です。

暫定区間はあるものの、既に全線で開通していて始点から終点まで走り抜けることができます。総延長は16.6キロとなっていて、現在の平均的な幅員は43メートルです。
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東京都では、整備方針を示した前年の2014年(平成26年)12月に、「東京都長期ビジョン」を策定し、広域的な道路ネットワークの強化や防災性の向上、多摩ニュータウンの再生と合わせた地域の魅力向上などを目的として、本路線の整備を推進し、早期に広域的な道路ネットワークを形成することとしています。

また、本路線を「多摩地区の骨格を成す重要な幹線道路であるとともに、調布保谷線と接続して埼玉県から神奈川県に至る広域的な道路ネットワークを形成する重要な路線」と、位置付けているようです。
※調布保谷線と言うのは多摩川原橋から北へ行く道路です。




尾根幹の歴史

この項目は筆者の考察も含まれます。

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南多摩尾根幹線の歴史は多摩ニュータウン開発と同時に始まります。

1963年(昭和38年)に多摩ニュータウンの構想が示されました。南多摩尾根幹線の姿が現れたのは、都市計画学会報告書のニュータウンの第3次案からとされています。

第4次案ではアクセスコントロールを行う道路として提案されました。
(画像は上から1次案と3次案)

その後、1966年(昭和41年)12月24日に「多摩1・3・4号線」と告示され都市計画決定されました(建設省告示第4123号)。※当時の番号の振り方は現在とは異なる。

1969年(昭和44年)4月には詳細な設計を行います。『多摩ニュータウン尾根幹線道路基本設計調査報告書(基本設計'69案)』によると、「尾根幹線は、この広域幹線道路網に、南西部の放射幹線として取り囲まれている。(略)尾根幹線は、多摩ニュータウンという大規模開発地域から発生する交通、および相模原、町田方面からの交通を処理するほか、津久井湖周辺遠くは富士五湖を目的とするレジャー交通の用にも供するものとみなされる」とされています。
このうえで、本線部分と側道部分を有する複道システムとして設計され、主要交差点には本線へのランプを設け、本線は時速80キロの道路と計画されました。
その一方で、この時期から既に稲城市部分の道路が25メートル幅であることや、そのさきの調布市内は18メートル幅であることからボトルネックになることが指定されている。現在の稲城大橋である「多摩2・1・1号線」に交通を流すことも視野に入っていたようです。
その後の1977年の計画『多摩ニュータウン尾根幹線道路基本設計'77調査報告』によれば、このころ複道システムは視野から外れているようで、4車線の一般道路として供用する方向になっているようで。この中でも多摩ニュータウンの中だけ立派な計画で、接続する道路が乏しいことが指摘されています。

1969年(昭和44年)5月20日に都市計画は「多摩 広路1号」として名称や幅員延長が変更されました。これとほぼ同時期から南多摩尾根幹線も工事に着手していったようです。

a0332275_17373494.jpg1971年(昭和46年)には多摩ニュータウンの入居が始まります。
そんななか、1974年(昭和49年)4月に、多摩ニュータウンに入居した諏訪・永山地区の住民から自然環境や生活環境の破壊を理由に計画の破棄を求める反対運動がおこりました。ビラ配りなどの運動から徐々に運動は拡大し、11月には座り込みや道路封鎖まで発展しました。当時のビラは多摩市立図書館で見ることができます。

住民の反対運動に対し、東京都や公団は説明会などを実施するも理解が得られず、1979年(昭和54年)に諏訪・永山地区の南側側道の工事を強行し、1982年(昭和57年)に永山~南野間が交通解放されました。この区間は住民の反対運動から、現在でも南側側道での対面通行とし、北側は自転車歩行者専用道路となっています。





a0332275_17484778.jpg1991年(平成3年)には一部地区で都市計画を変更。
本線部分を「掘割式」にすることで、環境への影響を少なくしようとしたようです。掘割式(ほりわりしき)というのは、地面を掘って、半地下方式での道のことです。

2001年(平成13年)に東京都版の事業仕分けのようなものがあり、尾根幹の整備の抜本的見直しが行われ、2007年(平成19年)に全線で暫定2車線(一部4車線)で開通。
そしてこの方針で、こんご掘割式から再度平面式へと都市計画が変更されることになります。



都市計画変更のポイント


(一部引用あり)

●目的
南多摩尾根幹線の早期整備を実現するため、道路構造の基本的な考え方や今後の進め方を定める。

●基本的な考え方
★「渋滞の緩和、広域的な幹線道路機能確保のため、全線4車線とする
a0332275_17484854.jpg

資料の図をもとに作成
4車線は2車線より交通処理能力が高いとしています。また、4車線化によって、緊急輸送路の確保なども挙げています。
前者後者ともに、他の道路を開通するときや、線路を高架化するときも必ず持ってくる理由のひとつです(例として八王子南バイパスや調布駅付近地下化など)。

ただし、今回は4車線化にするというだけで、どのような道路設計にするかはまったくの未定でこれから考えることになる、としています。


★「沿道へのアクセスやまちづくりとの一体性などから平面構造とする
業務商業用地の誘致で賑わいを創出したり、地域の方も利用しやすいこと、整備維持費の低減を理由にあげています。

が、実際は一番最後のやつが理由でしょう。説明会質疑でそう言ってました。「東京都版の事業仕分けのようなもので、掘割式が見直しされた」と。つまりは、尾根幹に掘割式は贅沢ということですよね。
実際、贅沢だと思います。甲州街道や東八道路など、都内の主要な道でさえ平面なのに、それより明らかに交通量の少ない尾根幹では…ね。

※なお、唐木田駅付近から西側の区間はもとから平面構造の都市計画だったため、変更はありません。



★「現在の道路用地を有効活用し、沿道環境に配慮した道路形態とする。
具体的には広幅員の歩道整備や植樹帯の整備があるとしています。
説明会で例にあげていたのが、調布保谷線です。あの道は、自転車専用レーンなども整備した広い歩道があります。
ただし、これらもまだ設計はこれからなので、すべて未定。

個人的には、尾根幹はアップダウンの激しい道なので、歩道を整備したところで調布保谷線ほど利用者はいないと思います。尾根幹は多摩ニュータウンの端の道という性格もあり、一部地域では住宅があまりありません。
自転車はそこそこの距離があって、アップダウンが激しいことを逆手にとって、トレーニングをしてる方をよく見かけます。


★「多摩市及び稲城市の市境付近はトンネル構造とし、保全地域に配慮したルートの検討を行う
若葉台地区のことです。ここは暫定的に計画上の路線を迂回するように対面式2車線で整備されています。
'77計画ではトンネルではなく山を切り崩す形での設計図となっていましたが、ここで陸生の貝の希少種が見つかったことから、保全地域に指定され、それを配慮した形にするそうです。
a0332275_09312497.jpg

↑トンネルルート検討区間の地図

西側の多摩大学付近が「連光寺・若葉台里山保全地域」に指定されています。指定は2014年(平成26年)11月14日です。尾根幹の整備方針を示した少し前に、この保全地域も指定されていることから、何らかの関係性があるのではないかと疑ってしまいます。
連光寺・若葉台里山保全地域を指定しました(東京都報道発表)
a0332275_08242063.jpg



今後の予定



今回都市計画を変更するのは唐木田駅から東側の区間で、西側区間は一部大妻女子大付近を除いて完成済みとなっています。
したがって、都市計画を変更する区間としない区間では予定が異なります。


★東側区間
東京都環境影響評価条例に基づいて環境アセスメントをする必要があります。

現地調査・測量・設計
 ↓ 
 ↓ 

都市計画変更
環境アセス

 ↓ 
 ↓ 

工事着手
完成


設計は複数案作り、それぞれについてアセスメントをしてよいものを生み出すとしていました。さらに、アセスメントを踏むことから、着工には3年か4年かかるそうです。


★西側区間(唐木田区間)
都市計画の変更がないため、アセスメントは必要ありません。

現地調査・測量・設計
工事着手
完成



こちらの区間は早ければ、春より巨大中央分離帯の土のすき取りを開始 するそうです。さらには唐木田駅付近の「多摩総合福祉センター前」交差点の改良工事を始めるそうです。



質疑応答(要約)



説明会での質疑応答です。約1時間ありましたが、出席者約50人からの希望者による質疑応答は時間内に終わりませんでした。
JR東海のリニア中央新幹線のアセスメント説明会にも行ったことがあるのですが、それと比べるとかなり丁寧に答えていたように感じました。


東京オリンピックも控えるなかで、尾根幹を走る自転車も増えると思うが、自転車対策はどう考えているか。
→自転車専用レーンの整備も含めて道路設計を検討していく。道路設計はこれからである。


尾根幹の広大な土地に多摩モノレールを八王子や是政まで伸ばす構想があるが、どうなっているか。
→交通審議会の中間発表で多摩モノレールについては、上北台から箱根ヶ崎、多摩センターから町田については整備を促進していくことが確認された。ただし、八王子や是政ルートはまだ構想段階で計画にはなっていない。


沿線の商業地が寂しいが、今後どうするのか。
→多摩市:「駅を中心としたコンパクトシティ」として、駅の中心に商業や医療施設、駅から歩いて暮らせる中高層住宅、その外側にはゆとりある戸建住宅と沿道型土地利用といった、整備計画をたてている。
稲城市:稲城市内の沿道には2箇所の未整備地があるので、整備を検討する。


武蔵野南線の陸橋は現時点では4車線化は不可能に見えるが、どうするのか。
→現在は上下の橋の間に空間がある。車道をあらたに空間の場所に橋を作るのか、それともどちらかに寄せるのか、なども含めて複数案つくって検討したい。設計はこれからである。


以前の説明会では側道を片側2車線以上にはしないといっていたが、今回の変更は片側2車線にするものではないか。環境への影響は。
→今回は本道を片側2車線で整備する。現在の側道部分は広大な歩道や植樹帯にする。環境への影響は少なくなる。掘割式でなくても、技術の進歩により以前より影響が少なくなっている。また、舗装についても地理が発生しにくい方法が開発されている。4車線化によって渋滞が減ることで、有害物質が減ることも確認されてる。


平面構造とするとあるが、八王子市内のように立体交差の交差点は作らないのか。
→幹線道路との接続は立体交差にする予定ではある。道路設計はこれから行う。


町田街道から先は行き止まりになっているが、どうなるのか。
→相模原市と協議して開通に向けた議論を行っている。

a0332275_12160816.jpg

参考:2014年(平成26年)11月9日に開通した小山沼陸橋(写真は工事中のもの)。開通で2車線から4車線になった。反対側は丁字路で相模原方面へは通り抜けできない。


プレゼン資料を配布してほしい。
→オープンハウスで分かりやすいように掲示したい。


その後のこと(2016年2月追記)


平成27年12月に示された「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)(案)」において、今後10年で優先的に整備する路線に追加されました。
都議会録を見ても、地元選出の都議会議員さんを中心に働きかけが行われており、都の方も尾根幹の整備を推進したいとしているようです。

東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)(案)-東京都報道発表


おわりに




沿線に見ものは少ないのですが、道路が様々に"変化する"ので楽しいのもありますね。

a0332275_17484910.jpg

沿道にはこのように上下線で高低差のある箇所がありますが、どう整備していくのかも気になります。


a0332275_17433590.jpg

いつになったら完成するのか…というのが多くの利用者の思いだと思います。用地確保はほとんど必要ない(既にほとんど完了してる)という、都内の他の計画道路とは違いますから、東京都の本気度が試されそうです。


2015年11月20日 改稿
2016年1月21日 図の差し替え
2016年2月17日 一部文章を読みやすく、図の追加、若葉台トンネル検討区間の補足
2016年3月28日 地図の差し替え
2016年9月27日 誤記訂正 タイトル変更
2017年3月10日 改稿

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by yunomi-chawan1 | 2015-03-22 15:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)


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