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徐行の標識を探す

 夏ごろから徐々に「止まれ」の標識に「STOP」が併記されるようになっているのはご存じだろうか。


 オリンピックを控えた対応ということではあるが、オリンピック競技地域以外の住宅街でも既に地区ごとに一括して交換が始まっている。東京都内だけでなく、山梨県の河口湖周辺でも交換されているのを目撃した。

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 新しい一時停止の標識は「止まれ」の日本語の下に英語で「STOP」が併記された。逆三角形で赤色のおなじみの標識なことは変わりはない。

 東京都警視庁の平成28年(2016年)の統計によると、都内に設置されている一時停止の標識の枚数は約14万枚。駐車禁止等の標識に次ぐ枚数ということだ。なお日経などの記事によると、全国には約170万か所に設置されているらしい。

 そんな一時停止の標識であるが、同じ逆三角形の標識と言えばもう1枚ある。そう「徐行」。教習所や商業施設の駐車場では見たものだが、公道ではそう見ない。というか見た記憶が薄い。ということで徐行標識のありかを探して行ってみた。

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あった。

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4枚も。

「徐行」の標識があったのは調布市内某所。住宅街の路地にひっそりと設置されていた。

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 現場は急な下り坂で、道幅は比較的狭くカーブしている。この図の坂を上りきったところの「ここまで」の補助標識はなぜか裏返っていたが存在した。

 復習しておくと、徐行の意味は「車両等が直ちに停止することができるような速度で進行することをいう。」ということ。徐行すべき場所はいろいろあるが、ここの下り坂に徐行標識が坂下の1枚しか設置されていないのは、急な下り坂は標識がなくても徐行の義務が発生するからだとおもわれる。上り坂は義務がないから標識で義務にしているのだろう。たぶん。

 「徐行」の標識の枚数は、日経などの記事によると全国に約1000枚、都内には約150枚しかないというレア標識だ。この「徐行」標識も英語表記のニューバージョンが決定していて、こちらも順次交換する予定だそうだ。

 今回見に来たのは「新しい標識に交換されていないかな」と期待していたのだが交換されていなかった。ちょっと残念だったが、逆に言えば交換される前の古いものが見られたのは今だけだったのかも。

 暫くしたら交換されていないか、また見に行こう。


by yunomi-chawan1 | 2017-09-26 00:00 | 散策 | Comments(0)

返還の動きがある厚木基地引込線をたどる

愛甲石田方面にサイクリングに行った帰り、気になる鉄道路線があったのでついでに見てきました。

その鉄道路線は記事の題名の通り厚木基地への引込線で、相鉄本線の相模大塚駅付近から厚木基地に向かって伸びる貨物線です。数か月前、返還に向けて動き出しているというネットのニュースを見て気になったのです。以前1度見たことはあるのですが、正式に返還される前にじっくり見ておこうと行ってみました。


この記事は2017年9月23日に公開したものです。該当地については平成29年9月30日に返還されました。詳しくは防衛省自衛隊HP。http://www.mod.go.jp/j/press/news/2017/09/29a.html
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▲厚木基地の引込線の位置

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引込線の厚木基地に接する部分。基地に向けては柵でふさがれ、基地内の線路は既に撤去されているようでした。結構最近まで基地内にも線路があったようですが。

そもそもこの引込線は基地への燃料輸送のための線路でしたが、1998年以降列車は走っていないようで休止状態が続いてるそうです。まだ廃止にはなってないようです。

ここから相鉄本線に向けて順に追っていきます。

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こちらは基地に一番近い踏切。踏切の警標や警報灯もそのまま残されています。まだこの線路が使われていた当時にあったのかわかりませんが、遮断機はありませんでした。


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踏切には「CAUTION」と英語も書かれています。


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線路はカーブして相鉄本線方向に進んでいきます。線路は全線単線で、写真を見るとわかるように架線が張られています。

休止になった当時も電化されていたようですが、現在でも比較的綺麗な状態で架線が張られているのを見ると、現在もメンテナンスがされているんですかね。

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路線には第4種踏切なのか、勝手踏切なのか、通り道が何か所かありました。


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カーブを曲がり終えると東名高速道路を越えることになります。右に見える防音壁が東名高速道路です。

東名高速道路の側道にも踏切が設けられています。


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東名高速道路を越える部分は橋になっています。高速道路を走っていてこの線路の架線に気づくドライバーもいることでしょう。上り線の大和トンネルの手前です。

この引込線自体は東名高速道路ができる前からあるようです。現在でも線路も比較的綺麗で、20年近く列車が走っていないとは思えない状態でした。

米軍基地への引込線といえば横田基地があり現在でも列車が運行していますが、そこと比べても結構綺麗な状態に見えます。横田基地のは電化されていませんでしたね。

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東名高速道路を渡った反対側の側道にも踏切があります。


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さらに相鉄線方面に進むと、木が覆っている場所がありました。ここが一番休止線みたいな場所ですかね。


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またさらに進んで踏切。こちらは北側には警標とかは設置されていませんでした。


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さらに進んで県道40号線の踏切です。「踏切あり」の標識も設置されています。一般的に車は踏切で一時停止の義務がありますが、ここで一時停止している車は10パーセントくらいでした。列車が走らなくなってから暫く立ちますが、まだ一時停止の義務はあるんですかね?ただ標識はありますしどうなんでしょうか。ちょっと危ないかもしれませんね。

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県道40号から見た線路はこんな感じ。草こそ生えているものの比較的綺麗な状態でしょうか。

鉄道用の機器の箱と思われる装置も設置されています。


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さらに進んでまた踏切。


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さらに進むと相鉄本線の線路脇に合流します。この写真は厚木基地方面に向いています。引込線入口部分は工事用フェンスでふさがれていました。


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引込線はそのまま暫く相鉄本線と並行して続いていました。写真の一番左の線路です。側線ですかね。当時は相模大塚駅から一度側線に入ってUターンして厚木基地に向かっていたのでしょうかね?


さて、この線路の返還について。詳しくは下記記事で書かれています。
厚木基地1・3ヘクタール返還へ日米が合意|カナロコ|神奈川新聞ニュース
http://www.kanaloco.jp/article/264532

ここ近年でも、由木通信所の全部返還があったり、多摩サービス補助施設の一部返還もあったりしていますが、近いうちに正式に返還されるでしょうかね。


by yunomi-chawan1 | 2017-09-23 00:00 | 鉄道 | Comments(1)

府中3・4・16号府中東小金井線ほか 進捗状況2017

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府中市の多磨駅付近~東八道路で行われている府中都市計画道路3・4・16号府中東小金井線の進捗状況を見てきました。

府中3・4・16号府中東小金井線白糸台から多磨2丁目に至る全長約2350mの都市計画道路です。北はさらに小金井市の都市計画道路と続いていきます。計画代表幅員は16m。都市計画決定は1962年(昭和37年)7月26日の建設省告示第1781号。

このうち現在事業中の区間は人見街道から東八道路に至る全長約1155mで、南側の約744mが1期区間北側の約411mが2期区間として、東京都府中市が事業を進めています。なお、事業区間から南の甲州街道から人見街道間はあんず通りとして既に供用されています。

今回は東八道路から南に向けて見に行きます。

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◆2期区間の事業案内看板

2期区間は概ね現在ある道路を拡幅する形で事業が行われることとなります。事業認可は2016年(平成28年)4月5日の東京都告示第792号で、現在の事業期間は2022年度(平成34年度)まで。


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◆東八道路から南を見る

武蔵野公園の駐車場入口の交差点です。ここから南に向けて続く街路にそって道路が建設される予定です。

この付近には多磨霊園府中運転免許試験場があります。ここから北側の小金井市方面には現在のところ道路の建設事業は行われていませんが、第4次事業計画の優先整備路線に選定されています。この道路については小金井市などで反対グループが出ています。

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◆道路建設予定地沿いにあった看板

武蔵野公園は東京都が管理整備する都市計画公園(特殊公園)(府中・小金井7・6・1号武蔵野公園)です。都市計画決定は1957年(昭和32年)11月25日建設省告示第1483号です。

現在、公園は東八道路の北側の一部が開園していますが、都市計画としては東八道路の南側や野川の北側も含まれています。

武蔵野公園については、2017年(平成29年)5月22日に「都立武蔵野公園の整備計画(改定)」が答申されました。整備計画では将来の公園の姿としてゾーニング計画計画平面図等について定めています。個人的には、公園の整備のほか、小金井方面に向けた道路の建設に向けた下準備ではないかなと思っています。

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◆2期区間より北を見る

まっすぐした街路が伸びています。この付近は武蔵野公園の都市計画決定範囲でもあります。

現在のところ交通量はほとんどありませんが、一部抜け道で使っているであろう交通がありました。


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◆1期区間北端から南を見る

府中市道1-131号線から南側は1期区間となります。

1期区間の事業は2期区間より6年ほど早く始まり、2010年(平成22年)4月7日に事業認可を得ています。既に用地を取得した場所から工事が行われている場所もある状況でした。以下、北から順に1期区間も見ていきます。

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◆1期区間途中から南を見る

1期区間は多くの場所で用地が取得済みとなっていました。

写真の場所はもともとある市道の半分が都市計画道路の範囲となるような状況です。この場所では既に電線共同溝の設置工事などが進められているようでした。

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計画幅員は16mで、歩道部分の広さは左右に4.5mとなっています。幅が16mの道路は歩道の幅が左右に3.5mが一般的ですが、それよりは広めになっています。自転車は車道ではなく歩道に内包される形です。

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◆現場に設置されていた工事看板

現在は電線共同溝(CCBOX)の設置工事が行われています。電線共同溝は電線類を地中化し無電柱化するものです。無電柱化については小池都政等で大々的にアピールされておりますが、東京都に新設される道路は数年前から既に無電柱化の流れで来ています。

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◆1期区間南端から南を見る

道路は人見街道と交差したのち、あんず通りとして甲州街道まで既に供用されています。


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◆人見街道とあんず通りの交差点

この交差点から北に向かって府中東小金井線ができることになりますが、これとは別に多磨駅方面に道路の建設事業が進められています。


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◆多磨墓地前線の案内図

多磨駅方面にできる道路は、府中都市計画道路3・4・11号多磨墓地前線で、事業認可は2016年(平成28年)4月5日、施行者は府中市です。

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by yunomi-chawan1 | 2017-09-17 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

調布3・4・7号喜多見国領線 進捗状況2017

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調布市で行われている調布都市計画道路3・4・7号喜多見国領線の進捗状況を見てきました。

調布都市計画道路3・4・7号喜多見国領線狛江市岩戸北二丁目から調布市国領二丁目に至る全長約2.5kmの都市計画道路です(狛江市は調布都市計画区域)。

このうち、品川通りから甲州街道に至る約580mが2007年(平成19年)7月から事業化されています。施行者は東京都計画幅員は18m~24m、事業期間は現在のところ2019年度(平成31年度)までです。

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◆旧甲州街道入口交差点から南を見る

旧甲州街道入口交差点は甲州街道から旧甲州街道が分岐するY形の交差点で、喜多見国領線が完成するとX形の交差点となる計画です。

現在でも信号現示が多少複雑に設計されており、喜多見国領線が完成するとより複雑な交差点になりそうですが、どのように交通を処理するのか気になるところです。

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◆甲州街道から南を見る

用地はおおむね取得している状態で、現在は電線共同溝の設置工事が行われていました。道路はこの先緩やかに右カーブし、横切る京王線をアンダーパスで立体交差することになります。

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◆柴崎4号踏切を南を見る

調布3・4・7号喜多見国領線の直上にある柴崎4号踏切です。京王線はここから調布駅側は調布駅付近連続立体交差事業により地下化されています。この踏切は廃止されずに現在も残されていますが、喜多見国領線が完成するとどうなるかわかりませんね。

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◆柴崎4号踏切付近から北を見る

喜多見国領線アンダーパスについては現在このようになっています。舗装はされていませんが、構造等は既におおむね完了しているように見えました。京王線の南側では、アンダーパスに溜まった雨水を配水するポンプ室の設置工事が行われていました。

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◆京王線から南を見る

喜多見国領線は野川に沿って南下していくことになります。

そもそもこの道路は都営住宅の建て替えと合わせて建設されているもので、国領駅東地区住宅市街地総合整備事業整備計画にそって事業が進めらています。この写真の左側にも従来は都営住宅がありました。

国領駅東地区住宅市街地総合整備事業整備計画
事業地区一覧,国領地区/東京都第二市街地整備事務所 | 東京都都市整備局

また、あわせて野川に架かる車橋の架け替えも行われていました。

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◆中間付近から北を見る

道路予定地は柵で囲まれ工事が行われていました。この部分にはもともと団地の駐車場があったようです。

道路はこの付近からアンダーパスに入っていくようです。

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◆品川通りから北を見る

喜多見国領線はこの部分で品川通りと接続する計画です。大町橋の右岸です。

京王線の地下化が完成し、並行する狛江通りの拡幅も進んでいて、正直重要度がなさそうだと感じた道路でした。


by yunomi-chawan1 | 2017-09-14 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

南多摩駅前の分量樋が改修

南武線の連続立体交差事業と、南多摩駅前の再整備・土地区画整理事業で改修が行われていた南多摩駅前の水路の改修がおおむね完了していました。

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南多摩駅前は近年目まぐるしく景色が変化しています。昨年から今年にかけて北口にロータリーが完成・拡幅されたりしています。このことについては以前記事にしました。


このたび、南多摩駅前を通りかかると、駅北東側で改修工事が続けられていた用水路の改修と公園の整備がおおむね完了していました。

公園には昔から駅前に流れている大丸用水を生かした作りになっていました。南武線が高架化するまでは駅前には桜並木があったようで、それを象徴するように1本だけですが桜の木が残されていました。公園内にはまだ植栽がなされていない区画があるので、そこに何が植わるのでしょうかね。

ただ、ここに行った9月10日現在、まだ開放はされていません。

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大丸用水は昔よりこの部分に分量樋があり、水を分水していました。この部分もきれいに改修されなおされていました。a0332275_23141376.jpg

2014年に撮影したこの部分はこんな感じ。多摩川から分水した大丸用水の「うち堀」がここで分水し、川下に向かって左が「菅堀」、右が「大堀」になります。当時は堀の幅は2:1だったようです。


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公園の名前は「分量橋公園」と名付けられるようです。

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by yunomi-chawan1 | 2017-09-13 00:00 | 散策 | Comments(0)

たまらん坂を通る

このブログでも何度か坂をテーマにブログを書いたことがあったが、今回は多摩地区でも有名な部類に入るであろう坂を通った。

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国立駅から自転車で東へ進む。多喜窪通りをしばらく進むと現れるのが「たまらん坂」、または「多摩蘭坂」だ。忌野清志郎の曲で有名になった場所でもある。ただ私はその曲はよく知らないのだが、この坂はこの地域を調べていて何度か出てきて気になっていた。

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たまらん坂を上り切る手前の坂の途中には石碑が立っていた。

この坂は、国立から国分寺に通ずる街道途中の国分寺市境にあたります。大正時代国立の学園都市開発の際、国立と国分寺をつなぐ道路をつくるために、段丘を切り開いてできた坂です。諸説もありますが、一橋大学の学生が「たまらん、たまらん」といって上ったとか、大八車やリヤカーをひく人が、「こんな坂いやだ、たまらん」といったことからこの名がついたと言われています。当字で「多摩蘭坂」とも書きます。

この坂は国分寺段丘によってできたもの。段丘の坂道はいろんなところで名前がついていたりする。ちなみに、たまらん坂の標高差は約10メートルほど。大した標高差でもなく、距離もそこまで長くない。どうやら戦時中になだらかにされたようだ。

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坂の途中にあるコープみらいの店舗名は「たまらん坂店」だった。

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坂を上りきったところにあったバス停の名前は「多摩蘭坂」。

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坂を上りきって後ろを振り返るとこんな感じ。坂の途中にはマンションが建ち昔とは景色が変わってしまったようだが、段丘の上と下というのは景色の変わり目、町の変わり目だったりしてなかなか面白い場所なのだ。下は国立、上は国分寺だ。

国分寺段丘、立川段丘等、河岸段丘の崖には名前の付いた坂がまだまだあるようだ。探してみるのも楽しいかもしれない。


by yunomi-chawan1 | 2017-09-12 06:00 | 散策 | Comments(0)

国分寺3・4・6号小金井国分寺線 進捗状況2017

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国分寺市内で行われている国分寺都市計画道路3・4・6号小金井国分寺線の進捗状況を見てきました。

国分寺3・4・6号小金井国分寺線国分寺市本多五丁目から日吉町三丁目に至る全長約2880mの都市計画道路です。幅員は概ね16mですが、鉄道交差部などは最大30.6mで計画されています。都市計画決定は1966年(昭和41年)8月24日の建設省告示第2887号です。

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現在認可されている区間は東恋ヶ窪一丁目から西恋ヶ窪一丁目に至る全長約470mで、計画幅員は16~26mです。

事業認可は2013年(平成25年)4月16日で、事業主は東京都です。

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◆西恋ヶ窪一丁目交差点を東に見ています

前面に横切る道路は府中街道で、左が東村山方面、右が府中方面になります。新設される道路は突き当りまっすぐに東へ抜ける計画です。現在、府中街道から東側に50mほど道路がありますが、進入できないようになっていました。


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◆ガスト西国分寺店隣から東に見ています

正面右側に見えるのが熊野神社です。

道路計画地はこの先の東の端までおおむね用地取得が完了しているように見えました。というのも、この道路が事業化する前からずっとこの状態が続いている気がします。何年か前に来た時とほとんど景色が変わっていません。

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◆正面に見えるのが西武国分寺線で東に見ています

計画されている道路はそのまま東に進みます。途中で西武国分寺線とぶつかりますが、国分寺市の都市計画図によるとアンダーパスによる立体交差が予定されているようです。

現在、計画する道路と並行に幅の狭い熊野神社通りが通っており、道路が完成すればこの道路の代替となることとなります。なお、熊野神社通り自体は市道なのに、なぜ計画されている道路は東京都が施行するのか気になるところではあります。

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◆西武国分寺線の西側から東を見ています

この先も同じように用地取得はおおむね完了していました。沿線のマンションは都市計画道路の敷地を避けるように既に建設されており、異様な風景にも思えました。

ここを見に行った9月時点で、熊野神社通りに面する敷地で大型マンションの建設工事を行っている関係で歩道が撤去されており、歩行者は都市計画道路の歩行者通路に迂回するよう促されていました。

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◆西武国分寺線の西側から西を見ています

後ろに振り返って西武国分寺線を見るとこんな感じ。正直なところ今すぐにでも着工できそうにも見えました。ストリートビューで見ても2010年ごろから景色がほとんど変わっていません。市議会録や都議会録を見ても、この道路に関して活発に議論されている様子が見られないのでどうなっているのかわかりません。

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◆計画東端から西を見ています

道路用地だけ開いているのがよくわかります。この先国分寺駅北口方面にかけては比較的広い道路が続きます。この区間だけ熊野神社通りは狭くなっているとも言えますね。なお、東へ行った西武多摩湖線と交差する付近も東京都により拡幅と立体交差が計画されています(第4次事業化計画)。


by yunomi-chawan1 | 2017-09-11 17:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

国立3・4・10号国立榎戸線 進捗状況2017夏

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東京都国立市のJR国立駅の東側で行われている「国立都市計画道路事業3・4・10号国立榎戸線」の建設状況を見てきました。

国立都市計画道路3・4・10号国立榎戸線国立市北一丁目から東一丁目に至る全長約360mの都市計画道路で、1961年(昭和36年)10月5日に都市計画決定されました(建告第2295号)。計画幅員は16m

このうち、中央線高架下にあたる国立市北一丁目交差点から国立市東一丁目交差点(2017年9月現在地名坂撤去)間の約70mについては、中央線の連続立体交差事業に合わせて2006年度(平成18年度)より道路を拡幅する事業に着手し、2017年(平成29年)春に完成しました。

残る国立市東一丁目交差点から旭通りまでの約151mについては、「南工区」として2011年(平成23年)5月30日より事業に着手し(都告第907号)、現在は工事が進められています。事業者は国立市です。

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現場には事業の内容を知らせる看板が設置してありました。なお、一部が事業用地に入るため「国立都市計画道路3・4・6号国立駅東線」についても記載があります。

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◆事業南端 旭通りから北側を見る

ここからJR中央線の手前まで「南工区」として事業が進められています。右側に入る路地は道路の整備に伴って切り下げ構造となる計画です。

付近は駅から近いこともあってマンションが立ち並び、その間を抜けるように道路が通ることになります。

現在、JR中央線を挟んだ南北の交通は南口ロータリーや東側高架下を経由したルートに集中していますが、この道路や駅西側の南北道路などの整備によって南口ロータリーへの交通の集中を避ける狙いがあるようです。

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◆南工区北側 国立市東一丁目交差点から南側を見る

既に用地の取得などはおおむね完了しているようで、現在は無電柱化するための電線共同溝の工事を行っているようです。

この交差点は現在、横断歩道の設置が1か所のみで、歩行者用の信号機が一切設置されていない状況です。そのためなのか、歩行者を見落として突破する車も見られました。私が横断中も車が突っ込んできてちょっと危なかったです。

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◆2014年ごろの交差点

この交差点の信号機は2016年初夏ごろまで、信号機ファンの間で「角形」と呼ばれる古い信号機が使われており、その頃は「国立市東一丁目」という地名坂も設置されていました。信号機の更新後はLED化したほか、地名坂が撤去されています。

このころから歩行者用の信号機はなく(よくわからない3灯式があったが)、信号機の更新の際にそのままの規模で増設したのかもしれません。このあたり雑だなぁなんて思ったりします。ぜひとも早めの対応をお願いしたいところです。

南工区」に関しては、今のところ事業期間は2017年度(平成29年度)(2018年3月)までとなっています。ただし、市議会では2020年度(平成32年度)の完成を見込んでいると答弁があります。(事業期間は数年単位で認可されるのが一般的で、終わらない場合は期間末にその都度延長の認可がされることが多いため、期間内に必ずしも終わるとは限りません。)

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◆高架下区間を北方向に見る

高架下の区間については2017年春ごろに完成しました。

歩道部分についてはインターロッキングブロック舗装がなされたほか、電線類は地中化し、車道は2車線で供用されています。


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◆2014年ごろの高架下

この道路はJR中央線の連続立体交差事業が完成するまでは、高架が3mと低く、さらに車が相互通行ですれ違うことが困難でした。そのため、国立市北一丁目交差点国立市東一丁目交差点の信号サイクルを連動させ高架下に入る交通を片側交互通行にしていました。

2010年(平成22年)に連続立体交差事業が完成すると高架は現在の形になりましたが、道路は2017年春に拡幅が完了するまで狭隘な状態が続き、信号サイクルも同じままとなっていました。

2017年の拡幅完了後も、なぜか信号サイクルは変更されず、高架下の道路に入る交通は片側交互の状態となっています。そのため2つの交差点の信号は特殊なサイクルで、中には1分以上信号待ちする向きがあります。

信号サイクルは下の動画に簡単にまとめましたのでご覧ください。ちょっとわかりにくいです。(スマホの場合レイアウトが崩れます。動画のリンク

正直なところ、行政の縦割り感があって、どうしてそういうところうまくできないのかな…と思ってしまいます。。。

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◆高架下から北側を見ています

高架下の拡幅も国立市北一丁目交差点までとなっています。こちらの信号機も同時に更新され、地名坂が撤去されています。

ここから先は都道222号線付近まで国立都市計画道路3・4・10号国立榎戸線が続きます。この先の区間は「北工区」として、「南工区」の完了次第の着手が予定されているようです(市議会録より)。ただ、何年着手といった正確な時期は答弁があいまいな感じです。

北工区」については、2016年(平成28年)3月に策定した「東京における都市計画道路の整備方針」いわゆる「第4次事業化計画」において、10年以内に優先的に整備着手する「優先整備路線」に選定されています。

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◆北工区内で北に見ています

現在の北工区はセンターラインのない俗にいう1.5車線道路で相互通行です。この区間も高架下同様に2車線で計画されています。

東側には大きなマンションが建っていますが、都市計画道路の区域は公開空地として空けてあるように見えました。建築の制限がかかるため、西側についても都市計画道路区域は2階建てになっている建築物も見られました。


by yunomi-chawan1 | 2017-09-11 01:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

日野バイパス(延伸)Ⅱ期 進捗状況2017

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日野バイパス(延伸)Ⅱ期は日野市西平山~八王子市北野町を結ぶ道路です。2017年度(平成29年度)より事業化しました。全長は約1.5kmで、事業者は国です。

このうち、おおむね浅川より東側の日野市は「日野都市計画道路3・3・2号東京八王子線」で、西側の八王子市は「八王子都市計画道路3・3・2号東京八王子線」として都市計画決定しています。

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これより東側の新宿方面には日野バイパス(延伸)が既に事業中で、西側の高尾山インター方面も八王子南バイパスが事業中です。このほか、新宿方面にかけて東八道路放射5号として東京都が道路建設事業をしており、完成すると新宿~高尾山インターまで1本道でつながることになります。

今回は西側から東側に向けて見ていきます。

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日野バイパス(延伸)Ⅱ期の終点となる国道16号八王子バイパスとの交点北野町交差点です。

写真の奥に向けて日野バイパス(延伸)Ⅱ期となり、手前側が八王子南バイパスとなります。


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北野町交差点から東側は幅28メートルで計画されています。この付近は掘割構造となる計画です。

現在は概成しており、広い中央分離帯と片側1車線の道路で構成されていますが、日野バイパス(延伸)Ⅱ期の事業によって再整備されることになると思われます。

現在の道路は浅川の手前までしかないため、道路の幅に対しては交通量は少ないです。

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浅川の右岸(西側)より西側を見ています。この付近は倉庫等が集積していて、トラック等を多く見かけました。

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なお、この付近は「交差点における交通の円滑化及び安全性の向上を図るため」(理由書引用)、2015年12月17日付けの東京都告示第1811号で、道路構造が地標識から掘割式に、また一部幅員が都市計画変更されました。

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その先浅川を越えることになります。


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浅川より東側は日野市となり、日野市内では西平山土地区画整理事業が進行中です。

日野バイパス(延伸)Ⅱ期は今年度から事業化したということもあって、まだまだ形になっていません。土地区画整理事業は日野バイパス(延伸)の用地を確保しながら事業が進められる予定で、国が本整備するまでの間は土地区画整理事業によって仮整備を行う予定です。

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西平山では農地が目立つ部分もあります。この付近はJR中央線の西豊田駅(仮称)を新設する請願する動きもありますね。

将来、何年後になるかわかりませんが国道が開通すれば付近の形式も大きく変わっていることでしょう。この付近から南側には多摩丘陵の山並みがよく見えます。

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西平山地内では日野バイパス(延伸)Ⅱ期の道路に沿って遺跡発掘調査も行われていました。


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日野バイパス(延伸)Ⅱ期はこの付近が起点となります。この先は日野バイパス(延伸)となります。この日野バイパス(延伸)はいかにもな名前ですが、実際供用すればどのような名前になるのでしょうか?

この写真の左側は「日野都市計画道路3・4・24号旭が丘南北線」が事業中です。これについては別の記事で書いています。

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この先の日野バイパス(延伸)は形になってきているところもあります。


by yunomi-chawan1 | 2017-09-07 15:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

横浜環状西北線・横浜青葉JCTの進捗を見る

現在、港北JCT~(仮称)横浜青葉JCTで建設中の首都高速横浜環状北西線横浜青葉JCTの建設状況を見てきました。撮影日は2017年8月20日です。

計画の内容等については首都高速道路のホームページをご覧ください。
http://www.shutoko.jp/ss/hokusei-sen/

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横浜環状北西線の港北JCT側の橋脚です。横浜青葉~港北間はおおむねトンネルで建設される計画で、既にシールドマシンは発進しています。

これらの橋脚は右側から、「東名→西北線」「インター→北西線」「北西線→東名」のランプの橋脚になるものと思われます。

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東名高速道路の横浜青葉インターは1998年に供用開始された比較的新しいインターチェンジですが、主に高架でできている大規模なインターチェンジで、北西線も高架で接続する予定です。北西線はそこから港北方面でトンネルになるため、高架は徐々に高度を下げています。


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北西線のトンネルの手前では盛土等による区間もありました。料金所になる場所でしょうか?


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ここは横浜青葉インターの現在の料金所付近。右側の大きな高架が料金所で、2本のランプは東名につながっています。

北西線は中央の空間に接続するようです。東名高速道路に横浜青葉インターが開設された当初から既に首都高速道路ができることを考慮していたようですね。

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横浜青葉インター一帯は現在、ランプの高架等の建設が真っ最中。どれがどのランプの高架になるのか確かなことが言えないので書きませんが、今しか見られない光景ですね。

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巨大な仮橋脚を用いて橋梁の工事をしている光景も。既存のインターランプの間を縫うように工事が行われていました。

横浜青葉インター開設当初から北西線の建設を見据えた設計になっているようではありますが、当時準備したであろう橋脚の出っ張りが使われない部分もあるようです。そこも道路好きとしては面白い部分です。

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中にはアンバランスに見える橋梁も。不安定に見えますが、安全なのでしょう。すごいや。

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横浜青葉付近は工事のため通行できなくなっている区間があります。幹線道路等は通常通りで、田んぼや畑沿いの道が通れなくなっている状況です。付近は住宅は少ないので用地取得等もそこまで時間はかからなかったのではないかと思います。さらに港北方面にかけてトンネルが続くため、沿線の景色もそれほど変化はなさそうです。

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工事現場にあった工事看板。首都高速横浜北西線は東名高速道路と接続するため、首都高速道路と中日本高速道路の看板がありました。この看板の工事ですべて終わらせるのかわかりませんが、政府が2020年までの開通を目指すとしているという報道もあり、完成は意外と近いかもしれませんね。

開通すれば多摩南部や川崎・横浜北部から東京湾や羽田空港に向けてアクセスが良くなりそうです。空港アクセスバスのルート変更も可能性としてありそうですね。


by yunomi-chawan1 | 2017-09-06 18:00 | 道路計画や開通など | Comments(2)


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