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東八道路・放射5号 進捗状況2017初夏

三鷹市と杉並区の境で東八道路を延伸する事業が行われていますが、その様子を見てきました。

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東京都や国は、都心から八王子市の高尾山までを繋ぐ道路の建設を進めています。

23区内の都市計画道路名称は「放射第5号線」で、市部の都市計画道路名称は自治体(都市計画区域)によって番号が異なりますが「東京八王子線」と名付けられています。全線で開通すれば、甲州街道のバイパスとしての役割も果たすと期待されています。

上の地図の緑で示した部分は既に開通しており、「東八道路」「日野バイパス」「八王子南バイパス」として親しまれています。赤で示した実線は事業中で、破線は今年度より着手が見込まれています。

なお、東八道路~日野バイパス区間と、日野バイパス延伸部については既に別に記事にしていますので、そちらをご覧ください。

今回記事にするのは地図の一番右側(東側)の区間です。

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放射5号線の様子

現在建設が進められている「放射5号線(久我山)」は、中央道高井戸インター付近~牟礼橋までの約1.3kmです。高井戸インター付近~環八通り(高井戸西)も整備が行われていますが、今回は見ていません。

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道路構造は中央に国指定史跡でもある玉川上水を配置し、その両側に緑地、車道、環境施設帯が整備される計画で、計画幅員は60mです。

もともとは計画幅員50mでしたが、地域の環境への配慮や玉川上水の保全の観点から2004年(平成16年)5月14日に都市計画変更(東京都告示第867号)され現在のようになっています。

事業認可は2005年(平成17年)12月20日(関東地方整備局告示第509号)で、2017年5月現在都のHPによると2017年度(平成29年度)の開通を目指しているようです。2016年(平成29年)4月1日現在の用地取得率は99%。

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▲ローソン上高井戸二丁目店前の交差点から西側を見る[地図]

この辺りから道路は北側(写真右側)に逸れて玉川上水方面へと向かいます。

写真上の高架は中央自動車道で、手前側に高井戸インターが、奥に行くと高井戸シェルター(トンネルのようなもの)があります。現在の道路は中央自動車道の高架下両脇にありますが、整備されると車道は中央自動車道の真下になり現在車道の部分は歩道等になる計画です。

現在は中央自動車道高架下に車道が一部分だけ整備されているのがわかります。

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東京都が発行している資料などを基に将来どのように車道が配置されるのか図にしてみました。赤色の場所がそれです。


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▲玉川上水との合流地点付近から東側を見る[地図]

この場所から中央自動車道高架下につながるようです。写真反対側が玉川上水です。

中央自動車道の橋脚を見る感じ、自動車道建設当初からちゃんと将来建設されるこの道路のことを考慮してあるようですね。

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▲抜け道として利用されている区界通り[地図]

なお、現在この区間には大きな道がないため、区界通りが抜け道として利用されている状況です。新道完成後はこの道路を走る交通量も減るのではないでしょうか。


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▲放射5号線(久我山1-1付近)[地図]

この付近はおおむね整備が終了の段階に入っているようです。車道は供用されていますが、これはもともとあった道路の代替として使われているようで、東八道路のための供用ではありません。

写真からも分かるように、左側に玉川上水があり、その脇に緑道、車道、環境施設帯があります。この付近は将来交差点レーンが設置されるため若干構成が異なっています。


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▲都立玉川上水緑道の看板[地図]

緑道部分は「都立玉川上水緑道」と名付けられたようで、銘板も設置されていました。緑道と車道は植え込みと石垣のようなもので区切られていて、緑道の途中から無理やり車道に出ることはできないようになっているようです。


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▲車道はほとんど完成した区間[地図]

放射5号線の整備区間でも、場所によって進捗はまちまちですが、一番進んでいそうな場所でこんな感じでした。

この場所では緑道部分はおおむね整備が完了しています。車道もほとんど完成しているように見えました。この場所ではまだ交通開放されていません。

この場所の環境施設帯は、手前部分は「副道」を設けるパターンで、奥部分は「植樹帯」を設けるパターンとなっています。植樹帯は築堤を造る計画のようで、現在その基礎の部分を建設していました。

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▲整備が遅い部分(岩崎橋付近)[地図]

工事の進捗は緑道を整備中のところもあったりしてばらつきがあります。個人的な勝手な予想ですが、交通開放までには1年以上はかかるんじゃないかなと思います。


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▲牟礼橋の工事の案内[地図]

人見街道の牟礼橋は架け替えを行っています。

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昔使われていた牟礼橋の隣に新しい橋を建設、その橋に人見街道を迂回させ元の場所に人見街道用の新しい橋を建設。迂回させていた橋は放射5号線に転用・・・という方法のようです。

なお、放射5号線と人見街道は将来的にも接続しない計画のようです。私自身、てっきり接続させるのかと思っていました。交差点の形状が複雑になることや警察との協議の結果決まったようですね。

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▲現在の牟礼橋[地図]

現在の牟礼橋は、放射5号線用の橋に人見街道を迂回させ、人見街道用の牟礼橋を建設しているところです。牟礼橋の横にある大ケヤキは残す計画のようです。

この付近で三鷹市に入り、都市計画道路の名称は「三鷹3・2・2号東京八王子線」と変わります。

三鷹3・2・2号の様子
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三鷹3・2・2号東京八王子線の事業区間は、三鷹市牟礼一丁目地内の約500mで、2004年(平成16年)5月24日に認可(関東地方整備局告示第206号)されました。

計画幅員は30~36mで、両側に7mの歩道を設け、車道は中央分離帯付の4車線平面式です。幅員はおおむね30mですが、外環ノ2との交差部分は36mとなっています。

外環ノ2(東京都市計画道路幹線街路外郭環状線の2)は、外環自動車道の側道として計画されていました。その外環自動車道は地下(大深度地下)で建設することになり都市計画変更されましたが、外環ノ2はそのまま地上にかつ側道幅員のままで取り残されています。外環ノ2のあり方について東京都が住民との話し合いの会「杉並区における地上部街路に関する話し合いの会」や「武蔵野市における地上部街路に関する話し合いの会」を行っていましたが、休止する方針などあり方が問われているようです。

三鷹3・2・2号東京八王子線が外環ノ2との交差部分で幅が広くなっているのは立体交差とする都市計画のためですが、外環ノ2のあり方が決まらない以上、東京八王子線は現状平面交差で建設されています。

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▲牟礼橋付近から見た東京八王子線[地図]

用地の取得はおおむね完了し、整備も終盤に向かっています。

牟礼橋付近では、アスファルトで舗装するなど完成形に近い形になっていました。中央分離帯の建設や植栽など、まだやることはあるようにみえます。
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▲特養老ホーム恵比寿苑付近[地図]

中には植栽工も完了しているところもありました。ここの中央分離帯は上下線でツツジの色を分けているのかな・・・と思いましたが、そうではない場所もあり謎です。

この場所では仮舗装になっています。


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▲開通済の東八道路に合流[地図]

暫くすると、既に開通した東八道路に合流します。ここから府中にかけて東八道路が続きます。将来的には高尾山まで繋がる計画です。

この付近には外環道の「東八道路インター(仮称)」が建設予定で、その用地取得も進んでいました。


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▲東八道路東端から新宿方面を見る[地図]

全体的に想像以上に整備が進んでいましたが、本格的な開通にはあと1年はかかるんじゃないかなと感じました。


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東八道路インター予定地はこんな感じ。用地取得も進んでいます。外環道はシールドマシーンの発進が始まったとニュースになっていましたが、いつごろ開通するのか待ち遠しいところです。


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高速道路といえば、中央自動車道の高井戸インターは下り方面の入口がなく、入口用のスペース(通称イカの耳)が用意されています。東八道路の整備で付近に用地の余裕ができますが、こちらの整備の方針はないのでしょうかね?


参考サイト等
・官報(該当告示日)
「三建・放5かわら版」の発行―東京都建設局
「三建・放5ニュース」の発行―東京都建設局
主要事業の用地取得進捗状況等について
杉並区における外環の地上部街路に関する話し合いの会―東京都建設局
玉川上水・すぎなみの会
東京外かく環状道路―東京都建設局
・東京都公報(該当告示・公告日)
東京都市計画道路放射第5号線事業―東京都建設局
東京都市計画道路放射第5号線建設事業 都市計画事業及び環境影響評価書のあらまし―東京都建設局
放射第5号線(久我山)
放射第5号線(高井戸西)
武蔵野市における外環の地上部街路に関する話し合いの会―東京都建設局
関連告示・公告
★東京都環境影響評価条例に基づく環境影響評価書案の告示(平成15年3月5日東京都告示第232号)
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★都市計画案の公告(放射5号等) (平成15年3月5日東京都公告)
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★都市計画案の公告(高井戸公園) (平成15年3月5日東京都公告)
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★都市計画案の公告(玉川上水緑地) (平成15年3月5日東京都公告)
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★都市計画変更の告示(放射5号等) (平成16年5月14日東京都告示第867号)
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★都市計画変更の告示(玉川上水緑地) (平成16年5月14日東京都告示第868号)
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★都市計画変更の告示(高井戸公園) (平成16年5月14日東京都告示第869号)
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★三鷹3・2・2号の事業認可 (平成16年5月24日関東地方整備局告示第206号)
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★放射5号線の事業認可 (平成17年12月20日関東地方整備局告示第509号)
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by yunomi-chawan1 | 2017-05-31 18:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

調布3・4・17号狛江仙川線(若葉町)松原通り 開通

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5月21日(日)14:00に、調布都市計画道路3・4・17号狛江仙川線(若葉町)約320mの区間交通開放されました。

当日は、10時より開通記念式典が開かれていました。私は寝坊したので途中からの参加です。

開通直前期の状況と許認可については以前記事にしていますので、そちらを参照してください。

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この道路は「松原通り」として親しまれていて、都道114号武蔵野狛江線に指定されています。

今回、若葉町の約320mの開通により、甲州街道~世田谷通りまで1本道で繋がることになり、仙川駅南側での迂回が必要なくなります。

甲州街道から北側は中央自動車道付近まで道路の新設が事業中であり、甲州街道~世田谷通り間の未拡幅区間の一部でもいわゆる第4次事業化計画の優先整備路線に指定されています。


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前述のとおり、当日は10時より記念式典が開かれ、主催者挨拶や来賓祝辞があったようです。私が到着したころには既にそれらは終了していました。とりあえず会場だけ撮影。

写真にも写っていますが、会場の至る所にオリンピックの幟が置かれていました。


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私が到着した直後にテープカットが行われました。

オレンジ色のTシャツを着ているのは地元の若葉小学校の児童らで、スーツを着ているのは左から調布市の長友貴樹市長、都議会自民党の栗山よしゆき都議会議員、東京改革議員団の尾崎大介都議会議員東京都北多摩北部建設事務所長です。テープカットを見るのはおそらく2回目ですが、こう見えて難しいんですね。


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そのあとくすだま割りが行われました。割れると同時に拍手がわきました。


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その後は来賓を先頭に参加者が通り初めを行いました。通り初めは式典会場から北に向かって開通区間の終点までで、通り初め終了と同時に式典も終了しました。

式典終了は11時ごろで、会場の片付けをして14時の開通に備えます。


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新設される信号機につけられていたカバーも外されていきます。信号機の点灯は開通直前に行われます。


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13:50より現場に設置してあったカラーコーンなどの撤去が行われました。その後も14時まで立ち入りはできません。

13:58に周辺交通が一斉に通行止めになりました。その間に、横断歩道に目隠しをしてあったシートの撤去、信号機の点灯(14:00まで赤制御)など開通までの最後の準備が行われました。

そして14:00ちょうど、北と南の両側から白バイの先導による交通開放がなされました。白バイの後ろには東京都の車両、その後ろには一般車が並びました。開通待ち車両がいたかどうかは確認できませんでした。


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交通開放後、これまで旧道を走っていた交通は新道の方に移動したようで、道路は車両でいっぱいになりました。なお、旧道を走る路線バスについて現時点でルートの変更はないようです。


開通した道路について
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開通区間は都市計画決定通りに道幅16mで建設されました。

電線類は地中化される計画で、開通後にその工事が行われる予定だと都職員が仰っていました。そのため歩道部分については現在は仮舗装です。


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歩道は両脇に幅3.5mが整備され、車道の両脇にはカラー舗装の自転車専用レーンが整備されました。自転車専用レーンは全国的に設置が相次いでいるようですが、車道9mに整備すると若干狭く感じますね。

街路樹にはツツジの低木も植えられ道路緑化が図られています。舗装は低騒音舗装が施されているようです。

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開通区間の南端の交差点ですが、新道の開通により5差路となりました。

信号制御は大通りの3方向のみで、他の小さな2本については制御されていません(1本は一方通行入口)。

一方通行入口の道路は抜け道として利用されているようで、通り抜けをする車が結構多かったです。この道路の入口は交差点の内部にある形ですが、本当にこの構造でよかったのかと多少疑問でした。

なお、この交差点は未完成の都市計画道路の線上でもあり、東方向(図の上方向)は優先整備路線でもあります。その道路ができたら交差点がより複雑になりますが、そのときどういう構造になるのか不思議です。


by yunomi-chawan1 | 2017-05-21 22:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

調布駅付近連続立体交差 5年前との比較

5年前の夏に行われた調布駅付近連続立体交差事業の線路切り替え。

線路が地下化してからしばらくたちますが、当時撮った写真と比較して現在どうなったのか見に行ってみました。

左側が2012年に撮影したもの、右側が2017年に撮影したものです。当時の構図に合わせて撮影したため、構図が変になったものもあります。

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▲京王線と相模原線が分岐する踏切

京王相模原線が京王線から分岐するところにあった踏切の場所です。当時の調布駅は平面交差だったため、この付近で信号開通待ちとかよくありましたね。この踏切もよく閉まっていたイメージです。

当時の線路跡には現在ビックカメラを核テナントとする京王電鉄による商業施設が建設中。つい最近まで線路跡は空き地の状態でしたが、駅の周辺はだんだんと景色が変わりつつあります。

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▲相模原線分岐点の踏切から京王八王子・橋本方面

1枚目の写真の場所から反対方面を見ています。2012年の写真は地下化当日のもの。

この場所には「映画の街 調布」を代表する「シネマコンプレックス」が建設中で、この秋にも開業する予定です。そのほか、横断する道路は綺麗に舗装が直されています。

線路跡はこの先の西調布・京王多摩川方面にかけて暫定駐車場くらいにしか使われていないのが現状で、これからどうなっていくのか気になるところです。

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▲調布-布田駅間

右側が調布駅方面、左側が布田駅方面です。線路は地下化され現在はアスファルトで覆われています。この辺りは特に利用も図られていないようです。当時、調布駅止まりの電車はこの本線上で折り返しをしていたため、そのための渡り線が見えます。

当時あった特徴的な建物が現在でも目印になりました。

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▲調布-布田駅間から調布駅方面

当時あった踏切から調布駅方面を見ています。

右側のアパートや当時のマンションはほとんどそのまま残っていますが、調布駅付近で新たなビルが建設されて遠景がちょっと変わっています。当時の線路跡には地下の換気口のほか、調布駅直上では商業施設が絶賛工事中です。

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▲調布-布田駅間から調布駅方面

線路跡は資材置き場として利用されていました。当時ひっきりなしに電車が来ていたのが懐かしく思えます。よく電車が詰まっていたよね。

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▲布田駅舎

地下化直前は仮設の橋上駅舎でした。現在は地下駅となって、駅舎もシックな感じになっています。

実はこの2012年当時の写真の中に、現在と比較できるものが何一つと写っていませんでした。似たような場所から道路標識を対象に撮影してみましたが、この道路標識も移動しているのは明らかです。おそらくこれより30mほど西側なんじゃないかなと思います。

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▲布田駅西側から布田駅

当時の布田駅は対面式でした。この辺りはシールドトンネル区間なためか、地上部は掘り返したようなあとはそこまでありませんでしたね。

この辺りも現在は暫定駐車場として利用。今の写真は何を撮っているのかわからないような構図になってしまっています。

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▲国領駅西側の狛江通り

狛江通りは踏切で渋滞することもありましたが、その渋滞も現在はほぼ解消しています。

国領駅前には駅前広場が整備されました(写真左側)。

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▲国領駅ホームから調布駅方面

地下化直前の国領駅ホームは島式。工事が始まる前は対面式ホームだった記憶があります。

当時撮影していた場所は駅前広場の車道になったため、近くから撮影。

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▲国領駅

当時の国領駅ホームの場所は駅前広場になりました。右奥の商業施設が見えます。この真下にいまのホームがあるのでしょう。

国領駅はこの2年ほどで当時とは想像もつかないほどきれいな駅になりました。こんなに賑わっていたかな・・・と思わなくもない。

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▲国領駅の南東側の回転場

国領駅の南東側には小さな回転場がありましたが、現在でもほぼそのままの状態で残っていました。

線路が地上にあったときは道路が行き止まりになっていてそれの回転場だったのだと思うのですが(長さ何メートルで回転場を設けなければならないと決まっている)、線路が地上からなくなっても行き止まりは解消していませんでした。この先の道路につなげる気もないのでしょうかね?

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▲連続立体交差事業の東の端

地下化が始まる区間の東側、新宿側の端です。

調布駅付近の地下化は仮線を造らず営業路線の真下にトンネルを掘る方式だったため、地下化直前期でも入口は蓋をしてその上を電車が走っていました。

現在、この写真を撮影した踏切の真下では都市計画道路が建設中。その道路が完成したらこの踏切もどうなるのか・・・わかりませんね。


by yunomi-chawan1 | 2017-05-19 14:30 | 鉄道 | Comments(0)

開通間近 調布3・4・17号狛江仙川線(若葉町)

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仙川駅の南側で建設中の調布3・4・17号狛江仙川線(若葉町)の約320mが5月21日日曜日に開通するということで、開通直前の様子を見てきました。


開通当日の様子は下記をご覧ください。

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調布3・4・17号狛江仙川線狛江市境の神代団地東側~緑ヶ丘団地中央を結ぶ調布市の東側を南北に貫く全長2,820m都市計画道路で、1962年(昭和37年)12月22日建設省告示第3183号で都市計画決定されました。

幅員は16mで、2015年(平成27年)3月31日現在では1,005mが施行済となっています。(データはいずれも都市計画図を参考にした)

今回開通するのは、このうち若葉町2丁目地内の約320mです。


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現場に設置された看板によると、事業認可は1997年(平成9年)11月28日で東京都が施行してきました。開通後も都道として供用される見通しです。

この開通で仙川駅南口の狭隘区間が解消され、一本道でつながることになりますね。約19年にわたって事業を続けてきたことになります。


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開通区間の北端です。

北端には押しボタン式信号機が新しく設置されました。開通区間の信号機(2箇所)はいずれも黒色のタイプが採用されました。

黒色の信号機は昔からありましたが、町田3・4・37号や立川基地跡地のように都内で新しく開通する道路に比較的多く黒色の信号機が採用されているように思えます。

開通予定の道路には「5月21日日曜日午後2時から通り抜けできます」と看板が設置してありました。

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現段階では舗装や植栽工事は完了し、区画線を残すだけという状況でした。

道路は対面通行式の2車線で、両脇に自転車専用レーンが整備される計画です。自転車専用レーンについては既に標識の設置は完了していました。

植栽の低木はツツジですかね。都道ではよく見かける木です。今の季節はピンク色に染まって綺麗でした。

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開通区間の道路は電線共同溝が整備され無電柱化されていました。街路灯の電線がもったいないなぁと感じてしまいますね。


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開通区間の南端です。

従来の都道に合流する形となります。この場所の旧道には歩行者用信号機がありますが、これは新道開通と同時に使用をやめ、新しく設置された交差点の信号機に統合されるようです。

この交差点は五差路になります。成熟した都市に都市計画道路を整備するとどうしてもこうした複雑で鋭角な交差点や狭すぎる残地が残ったりしますね。これを解消するための事業方法もあるようですが、あまり採用されていないのかな?

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交差点を反対側から見たところ

左の道路が従来の道路になります。現在のバス路線は従来の道路を走っていますが、新道開通後もそれは変更はないようです。またいずれ変更することはあり得るでしょうかね?


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なお、開通区間南端の交差点の旧道側には5月19日にセブンイレブン調布若葉町3丁目店がオープン予定。新道側じゃないのいいのかななど。


by yunomi-chawan1 | 2017-05-14 18:00 | 道路計画や開通など | Comments(5)

田んぼの中の相模線入谷駅

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神奈川県座間市、JR相模線の入谷いりや駅を訪ねた。

神奈川県の茅ヶ崎から海老名を経由して、相模原市の橋本まで繋ぐ単線の相模線。その海老名駅から一駅だけ橋本駅側にあるのが入谷駅だ。

海老名は最近、ららぽーとが開業したり、タワーマンションが建ったりして県央のにわかに熱い地域だが、この入谷駅の周りは田んぼ。駅の周囲に商業施設は一切ない。

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駅の入口はこんな感じ。

階段を数段上がるとホームがあり、切符改札機も券売機も存在しない。駅前には無料の青空駐輪場があってたくさんの自転車がとめられていた。そこそこの利用客がいるみたいだ駅入口の向こうには大山が見える。

この駅自体は、高圧送電線の「相模川線」をたどっていた時にすぐ脇を通り抜けていたので初めてというわけではないのだけど。

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切符改札機や券売機はないけど、ホームに乗車駅証明書発行機とICカードの読み取り機は設置してある。使用済み切符のための回収箱はあった。

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ホームは直線1面1線の棒線。4両編成の電車が停車する。

ネットで調べた限り、相模線に気動車が走っていたころとは屋根が延長されたのと歩道橋(跨線橋)が設置された程度で、駅も駅の周りもほとんど当時と変化がないみたいだ。

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そうこうしていたら、海老名方面から橋本行電車が到着。数名の乗客を乗り降りさせて走っていった。

神奈川県で一番田舎っぽい駅なのかなぁと。

相模線では無人化が進み(JR東日本全体の話だが)、旧来の木造駅舎の建て替えが進んでいるそうだ。


by yunomi-chawan1 | 2017-05-12 06:00 | 駅シリーズ | Comments(0)

相模総合補給廠内の新設道路を見てきた

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相模原駅北口から町田市側へ伸びる道路2017年(平成29年)4月22日土曜日開通したということで見てきました。

この道路は1949年(昭和24年)に米軍により接収され相模総合補給廠として運用されていた土地で、2014年(平成26年)9月に一部が返還され相模原市が道路として開通させたものです。今回開通した道路は南北道路と現在は呼ばれています。

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開通区間の北側は、かつては直角に道路が折れ曲がっていましたが、丁字路に改良され信号機が設置されていました。開通した道路はここからほぼ直線的に相模原駅北口まで進みます。

交差点に架かる橋は、米軍基地内に以前よりあったものですが、高さがあまりないように感じました。


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開通区間の中ほど。両脇には米軍基地が広がります。右側は共同使用としてレクリエーション施設等を検討しているようですが、まだ米軍による看板が設置されていました。

開通区間の道路は2車線で片側のみ歩道がありますが、これらは仮のものらしく、将来的には4車線自転車道ありのものを計画しているそうです。


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相模原駅の北側では小さめの回転路が整備されていました。バス停などもいまのところなく、回転するだけのスペースになっています。


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この道路ですが、以前より駅北口にあったロータリーや病院横の道には車道は一切接続されておらず、自転車や歩行者のみ通り抜けることができるようになっています。この構造に文句を言っている人も何人か見かけました。

将来的には、小田急多摩線を地下で唐木田~相模原~上溝と延伸し、JR横浜線を連続立体交差化、南北道路を4車線化した上でJR横浜線南側まで接続・・・という壮大な計画があるようですが、実現性はいかに・・・。

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現在は、区域の東西道路の建設が進められています。この道路と南北道路が接続される場所では交差点用地として若干面積が広くなっていたりしました。


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このほか、南北道路とその延長町田市方面にかけて新たな都市計画道路として都市計画決定する方針なほか、南多摩尾根幹線についても相模原市側へ延伸するために都市計画決定する方針です(第4次事業化計画内で明記)。

これまで市境を変更したり、橋の架け替えと拡幅を行ったり、多摩ニュータウン通りの延伸工事を行っているなど町田と相模原の両市で良い関係が築けているように見えるので、これからも両市で発展していったらいいなと思います。


by yunomi-chawan1 | 2017-05-07 18:00 | 道路計画や開通など | Comments(2)

上平尾・小田良区画整理の進捗2017春と今昔比較

2010年から行われている上平尾かみひらお区画整理と、2012年から行われている小田良こだら区画整理の進捗を見てきました。

両区画整理についての詳細な説明は過去の記事で何度もしているので省きます。

上平尾区画整理についての過去記事一覧

小田良区画整理についての過去記事一覧

上平尾区画整理
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上平尾区画整理では、2017年4月25日小田良上平尾線及び栗木線が開通するなど、事業完了が近づいてきています。

この春には日本大学の学生寮(写真左側の建物)が完成し入居が始まったほか、野村不動産による分譲「プラウドシーズン栗平」が販売を再開するなど、街並みも発展してきています。

関連記事
小田良上平尾線・栗木線 開通 2017年4月25日公開
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2016年12月1日には区画整理地内で初の商業施設となる「ドラッグセイムス上平尾店」がオープン。日用品などが販売されています。

このほか、区画整理地内にはレストランの出店計画もあり、今後の街並みの発展に期待したいところです。その出店予定地では地鎮祭の痕跡があり、これから建設が進むんじゃないかなと思います。

2017年7月追記
レストラン出店計画地(消防署の向かい)には、ファミリーレストランの「ジョイフル」と「マツモトキヨシ」が2017年秋ごろオープン予定です。
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2016年5月30日に開通した上平尾トンネルの出口付近には稲城消防署上平尾消防出張所が開署されました。冬ごろから仮運用は行っていたようですが、2017年3月25日に落成式が行われたようです。

稲城市は東京都の島嶼部を除いて唯一独自に消防を行っていて、市役所付近の消防署と分散して配置することで早い駆け付けとバックアップを果たすそうです。

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2017年4月ごろには区画整理地内の信号のある交差点に名前が付けられました。

区域中央の上平尾区画整理バス停前の交差点は「稲城消防署上平尾消防出張所前」となったほか、区域南側のラーメン店前の交差点は「上平尾」となりました。

2016年5月に開放されたセイムスの下の公園(1号街区公園)は「三反田湧水公園さんだんだゆうすいこうえん」と名付けられたほか、4号街区公園の一部も開放されました。

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上平尾消防出張所前交差点から北側へ、小田良方面の道はトンネルとする予定です。ただ、上平尾・小田良の両区画整理の進捗の違いや、上平尾区画整理の早期の換地の必要性、トンネル上に来る学園通りに水道管があることなどから、稲城市施行での整備になったと聞いています。

稲城市も2017年度(平成29年度)の工事発注予定でトンネル工事を予定するなど、これから整備が本格化すると思われます。現在の予定では2019年(平成31年)春の開通予定です。

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区画整理区域の北側を走る学園通りも一部で拡幅が完了しました。

2016年5月に開通した上平尾トンネルの効果で、二中前~浄水場の区間の学園通りの交通量は激減しました。ただ、二中前~若葉台間の学園通りは交通量が若干増えたのかな・・・という印象です。

写真右側の二中前~若葉台入口交差点までの多摩3・4・17号坂浜平尾線は東京都整備区間で工事が進められていて、三沢川に架かる坂浜橋(仮称)は下部工事で構造物が出来上がってきたほか、架設工事も入札が完了したようです。

坂浜平尾線の設計図は都庁で見てきましたが、出来上がるのが待ち遠しい限りです。

小田良区画整理
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小田良区画整理では絶賛土木工事中で、まだまだ目立った構造物は出現していません。

写真の場所は、上平尾からトンネルで接続する予定の場所で、この下に道路ができる予定です。

小田良は谷戸の農地などが残る地域でしたが、多くの場所で盛土が行われその景色も現在は失われました。上平尾もそうでしたが、今後どんな街並みになっていくのか楽しみな場所でもあります。

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この上平尾と小田良は2013年ころから継続して撮影してきましたが、その景色がどう変わったのか、当時とほぼ同じ位置から撮影してきました。

撮影した場所の尾根がなくなって同じ場所から撮影できなくなっていたり、当時はあまり考えていなかったので車道予定地で撮影したために今は撮影できなかったり、構図が変になったり・・・と色々思うところはあります。

下のYoutubeにて簡単にまとめたのでご覧ください。

(埋め込み動画です。スマホ版の画面ではレイアウトが崩れる場合があります。動画のURL:https://youtu.be/E3Df62saneU)


by yunomi-chawan1 | 2017-05-05 17:00 | 地域 | Comments(0)


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