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坂浜平尾土地区画整理事業と坂浜新駅構想とその経緯

新着記事情報
【追記】5月30日に上平尾土地区画整理地内の区間が開通しました!詳しくはこちら


このブログでも何度か紹介をしている稲城市の「稲城上平尾土地区画整理事業」と「稲城小田良土地区画整理事業」。これらは稲城市の南部、京王相模原線若葉台駅の東側、小田急多摩線栗平駅の北側で行われている大規模な区画整理事業です。

この付近の地主が「組合」を作り民間が施工をする区画整理事業です。都立公園や都市計画道路は自治体から補助が出ますが、ほとんどが地主のお金で施工することになります。
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稲城上平尾土地区画整理事業の区画整理組合設立認可は平成22年7月29日。稲城小田良土地区画整理事業は平成24年12月25日です。
しかし、よく調べていると、これらの認可の前に、これらの地区に加え北側も含めて、東京都が施工で坂浜平尾土地区画整理事業なるものを計画していたことがわかりました。
ただ、その東京都施工の範囲の内部で、現在地元の地主による組合が区画整理をしているということは、東京都の計画はどうなったのか。と、ふと疑問になったのです。

インターネットが盛んになった以降の計画はほとんどがインターネット上にその情報があるので調べやすいのですが、坂浜平尾土地区画整理事業はそれ以前のものらしく、ほとんどインターネット上に情報がありませんでした。
そのことから、東京都に情報公開請求で情報開示を求めてみることにしました。

以前の記事(以前のブログの方に飛びます)別窓


この記事の目次




マスコミなどが役所などの行政に対して行うイメージのある情報公開請求ですが、法律上は誰でも行うことができることになっています。
『行政機関の保有する情報の公開に関する法律』の第3条には
何人も、この法律の定めるところにより、行政機関の長(前条第一項第四号及び第五号の政令で定める機関にあっては、その機関ごとに政令で定める者をいう。以下同じ。)に対し、当該行政機関の保有する行政文書の開示を請求することができる。
とあり、何人=「誰でも」できます。

法律にも規定があるようですが、個人を特定できるような情報は公開できなかったりし、公開できないことへの不服申し立ても法律に規定されています。

公開の請求については、各自治体などが条例で定めているようですが、方法などは多少異なったりするので、確認してみてください。ここでは東京都の情報公開請求についてです。



東京都の情報公開請求はインターネット、FAX、郵送で申し込むことができます。インターネットは早くて便利なのですが、スマートフォンのブラウザには対応していなかったので、郵送で行いました。

その後、都から電話があり、開示内容を相談。窓口での縦覧もしくは写しの交付という流れになります。規定により、請求代と写しの場合はコピー代を払う必要あります。


開示の担当をしてくださったのは、東京都 都市整備局 市街地整備部の方。
電話相談の際、「開示を請求された公文書をすべてコピーしていたら何千円にもなってしまうので、都庁にいらして必要な部分だけコピーされてはいかがですか。」との相談。「はい、行きます。」と、即決しました。そこまでお金が膨らむとは私自身考えてなかったのですが、配慮をしてくださって嬉しかったです。

8月の来る日。都庁に初登庁。(駄洒落じゃないよ)
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無駄にでかいぜ

開示の電話で相談をしてくださった方と、もう一方と計1時間40分ほどお話をしました。ありがとうございました。開示内容以外にもいろいろ聞くことができ勉強になりました。もう、取材になってしまいました。



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平成18年3月時点での計画図。最初の都市計画は平成9年で、それから何度か計画が変更されている(後述)。稲城市ホームページより引用。

坂浜平尾土地区画整理事業は、頭にも書いたが、京王相模原線若葉台駅の東、小田急多摩線の栗平駅の北側に位置しています。
地図には栗平駅の記載がありませんが、図の左下あたりにあります。

「坂浜平尾」というのは2つの地名で、「坂浜」と「平尾」があります。坂浜というのは現在の若葉台地区も昔は坂浜でした。この計画図の上側にあたります。平尾というのは計画図の下側で、既に平尾団地という団地もできています。
稲城市では平尾は隔離されたような位置で、市内の他の地区とは違って、小田急多摩線の栗平駅や、小田急小田原線の新百合ヶ丘駅を使う人が多い地区です。ちなみに、平尾団地は昭和45年に入居が始まりました。

この地図についてですが、稲城市ホームページが更新され、『平成18年3月に策定された「坂浜平尾まちづくりイメージ図」は、策定当時に想定したまちづくり手法と対象区域を示したものです。そのため、必ずしも現都市計画等と合致するものではありません』とされました。



多摩ニュータウンと坂浜平尾

多摩ニュータウンは昭和30年代後半~40年代前半にかけて計画されました。当初では、この坂浜平尾地区も多摩ニュータウン計画の1つに入っていたそうです。
多摩ニュータウンは、当初は「新住宅市街地開発法」に基づく、「新住宅市街地開発事業」として開発が行われる予定でした。これは、土地を全面的に買い上げて、公団が住宅を販売する方式です。
しかし、もともとその土地に住んでいた人からは難色が出ました。買い上げも比較的低い価格で、かつ自分の思うようにはならない部分もあったからだそうです。そこで、東京都などは「区画整理」という方法を用いて土地を開発することにしたそうです。
この「区画整理」では、現在の多摩ニュータウンには8箇所が該当します。その一部は多摩市南野付近です。

ただ、坂浜平尾地区はその計画からも外れたそうです(正式には平成9年まで外れてはいない)。この地区は「市街化調整区域」(=開発が制限された地区)として、取り残される結果となりました。

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一般的に言われる多摩ニュータウンと坂浜平尾地区
http://www.openstreetmap.org/

市街化の波とバブル経済

西側の多摩ニュータウンに続々と入居が始まり、東側の新百合ヶ丘駅付近も発展を見せます。さらには南側の小田急多摩線の沿線でも住宅地化が進みます。地区内には京王相模原線が通り、都心まで40分程度という好立地です。

そんな地区の真ん中に取り残された広大な未開発地「坂浜平尾」。市街化調整区域に指定されていて、開発もできない、土地の価格が上がらない。そういったことで、地主らも痺れをきかせて、都に「早く開発してくれ」とお願いされたそうです。
そこにバブル経済の波。

東京都は平成元年ごろに長期計画を決定し、付近の開発を行うことを決めます。


坂浜平尾土地区画整理事業の決定とその後

平成9年8月1日。東京都は「坂浜平尾土地区画整理事業」を正式に事業認可します。(東京都告示874号)
これは東京都が施工する方式でした。
しかし、平成9年はとっくにバブル経済は終了。
さらに、この年の同じ月に、東京都はお金を削減する意味もあって、「これ以上東京都が施工する区画整理はしない」との決定をしたそうです。

なんとも笑い話ですね。話をうかがった担当の方によると、都庁内でも縦割りで部署外での連絡がうまくいってなかったそうなのです。

それでも、坂浜平尾土地区画整理事業はすると決めたことだから行う方針を続行。その後、3度の計画を変更するも大きな動きがない日が続きます。
「区画整理事業」をすると、4メートル以上の道路に面していないと家を立て替えられない(この付近の道路は狭い)、下水道を整備できない(するなら区画整理で一括して行うから)など、法的に様々な制約が出ます。
そんななか、なかなか事業が進まないことへ、地主や稲城市から不満が出ます。

そこで坂浜平尾土地区画整理事業の中に「上平尾土地区画整理事業」「小田良土地区画整理事業」を民間(地主)施工で行うことになったそうなのです。


平成9年8月1日以降、3回の計画変更をしています。

平成9年8月1日 事業決定[東京都告示第874号]
平成19年8月4日 坂浜西地区地区計画の決定に伴う削除[第1277号]
平成21年11月20日 都市計画道路の変更に伴う変更[第1532号]
平成23年12月19日 都市計画公園の変更に伴う変更[第1777号]

事業決定(平成9年8月1日)

都市計画事業決定[告示874号]
┣市街化区域及び市街化調整区域の変更[告示875号]
┣都市計画道路の変更[告示876号]
┣都市計画公園の変更[告示877号]
┣都市計画緑地の変更[告示878号]
┗新住宅市街地開発事業の削除[告示879号]

はじめに付け加えておくと、告示というのは都が毎日出している公報にでた番号のこと。公報に掲載されて初めて一般にでたことになる.。


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このときに設定された都市計画道路がこちら。区域右上に駅前のような広場を作ることがわかります。

それに付随する道路として、多3・4・32号清水谷戸小田良線多3・4・33号坂浜京王南線多3・4・34号坂浜京王北線多3・4・35号坂浜京王南北線です。

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それと同時に市街化調整区域から市街化区域に変更された区域です。ほぼ全域で、かなり広大です。

坂浜西地区地区計画の決定に伴う削除(平成19年8月4日)

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当初予定していた坂浜平尾土地区画整理事業の区域のうち、おおむね鶴川街道(主要地方道町田調布線:都道19号線:多摩都市計画道路 3・4・15号 東長沼坂浜線)より北側の地区を除外します。
これは、この区域を区画整理ではなく、土地計画に基づいて町作りをすることに決めたからです。土地計画というのは、「○メートル以上の道路にする」だとか「○は作らない」というように、ルールをつくって町作りをする方法です。これによって、面積が約27.6ha減少しました。



都市計画道路の変更に伴う変更(平成21年11月20日)
都市計画公園の変更に伴う変更(平成23年12月19日)

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この変更では、現在の計画と同じ姿となりました。東京都の計画図では、京王線への新駅のアクセス路が消滅。北へ延びていた都市計画道路も軒並み消えました。



風の噂に聞く「坂浜新駅構想」。しかし、その構想は実はなぞ。東京都の担当者に直接質問しました。

坂浜新駅構想の経緯
京王相模原線の稲城駅~若葉台駅は3.3kmの距離があり、複々線(扱い)になっている笹塚~新宿駅を除けば京王で最長の距離で、相模原線建設当初から計画が存在しました。そのため、建設当初から付近は線路の勾配をなだらかにしているらしいです。(駅を設置するのに勾配の基準がある)
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構想がある(あった)区域
東京都の当初の計画でも、上の図からもわかるように駅前広場を設置して、駅を開設する計画でした。

このとき、東京都と京王とのやり取りは以下のようになっていました。
平成6年6月29日。東京都多摩都市整備本部(現存せず)は京王電鉄に区画整理の計画説明と、駅設置の検討協力を依頼しました。
(略)
さて、東京都では多摩ニュータウン並びに周辺地区整備計画の一環として稲城市坂浜平尾地区の面積約212ヘクタールの区域につきて、土地区画整理事業による新市街地の整備を行うことを計画しております。
この、坂浜平尾地区の市街地整備計画につきましては、東京都第3期長期計画により施工方針を決定し、(略)、事業化へ向けて権利者の機運が高まっています。このためには、当地区を通過している京王相模原線に新駅を開設して、まにづくりの核として事業を施工する必要があります。
つきましては、新駅の設置に係わる諸問題について、ご検討、ご協力をお願いいたします。


平成6年10月4日、京王からは
(略)坂浜・平尾地区の新駅は、同地区の発展に大きく寄与し、ひいては地権者の利益を大きく増進するものであると考えます。しかしながら、当該区画整理事業による市街地熟成に長期間を要するため、当社にとりましては、請願駅の建設費を(都が)全額負担いたはだきましても、なお駅運営等にかかる費用が大きな負担となります。このような状況のもとにおいて、新駅については、建設費はもとより運営に係る費用を新駅か開設によって便益を受ける区画整理事業全体でご負担担いただかなければ、新駅設置は困難であると考えます。
と回答しました。

平成6年10月5日。都と京王は次のような確認を交わしました。
(略)

1.駅等の運営で発生する乙(京王)の超過負担については、新駅設置によって、受益を受ける区画整理事業地内で負担すべきであるという乙(京王)の主張を理解し、区画整理事業区域内において乙(京王)が所有する土地の換地により補填する。(鉄道外用地 7200平米、鉄道敷用地(法面)12000平米)

2.甲(東京都)は乙(京王)が所有する鉄道外用地および鉄道敷用地(法面)について、住宅地に一括換地する。

3.この他は協議して決める(略)。


こうして、当時は計画が進んでいきました。
今もそうですが、鉄道会社は自費で新たに駅を作りたがりません。多摩ニュータウンへの延伸時は、自社の不動産屋が分譲できるわけでもなく(公団がやっていた)、延伸さえ渋っていたのは有名です。
また、都と担当者の話によると、坂浜の新駅については、当時の京王電鉄は「新駅は若葉台駅と稲城駅の利用客が移るだけ」との考えもあったそうです。


そして、東京都は区画整理を実行できないまま月日が過ぎました。

平成21年9月9日。東京都は京王電鉄に計画の取り下げを申し入れます。これにて、東京都の新駅の構想はなくなりました。


現在の新駅構想
現在の計画では新駅構想はどうなっているなか質問した。
答えは、「東京都の計画にはない。京王電鉄の計画にもない。民間の区画整理組合の計画にもない。」そうだ。これは駅設置の10~30億円を負担できないらしい。
しかし、「稲城市の計画にはある」とのことです。

「えっ!?」と問うと、
「誰が費用するかもわからない。でも、稲城市の計画にはある。」
とのこと。ますます謎。

その計画図が冒頭にも出したこれらしいです。
ただし、これは平成18年3月に策定された「坂浜平尾まちづくりイメージ図」であり、策定当時に想定したまちづくり手法と対象区域を示したもの。現在の都市計画と合致するものではないと稲城市ホームページではされています。





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(元図は稲城市HPより)

区域内の3本の都市計画道路の開通時期がわかった。

・ 多摩都市計画道路3・4・36号小田良上平尾線
神奈川県との県境部分については、早ければ9月にも開通する予定だそうです。
平成27年12月追記:現在もなお開通しておらず、現場の方にうかがったところ、「工事は平成28年3月にも終わりそうだが、市に引き渡して開通となると6月くらいになるかも」とのことでした。
平成28年6月追記:6月現在工事は川崎市側の川崎市施行部分数十メートルも含め終了しています。開通は警察との協議のもと決定するそうです。平成28年秋との情報もあるが・・・?
小田良土地区画整理事業地も工事中でこちらは未定。

その先の京王線より北側は稲城市が施行するが、まだ事業化はされていない。この道は稲城市でも整備のランクが上から3番目で、いつ着工できるのかさえ不明らしいです。
平成28年6月追記:小田良土地区画整理事業北側~鶴川街道区間が、第四次優先整備路線に選定されました。平成28年から10年で優先的に整備すべき路線です。



・多摩都市計画道路3・4・17号坂浜平尾線
2年後をメドに全線開通を目指しています。組合施工区間は進んでいるが、東京都施工部分が遅れているそうです。
平成28年5月31日追記:上平尾区画整理地内は5月30日14:45を持って開通しました。都整備区間は引き続き工事続行中です。

2014年撮影

・鶴川街道
用地買収が進んだため、もうすこしで着工できる。

区域内の公園緑地についても、費用が大きく、なかなか整備が進んでいないそうです。


今後は、小田良土地区画整理事業、上平尾土地区画整理事業ともに入居が進んで町らしくなっていくことでしょう。なお、坂浜平尾土地区画整理事業内の他の地区でも組合による区画整理を検討中らしいので、またなにか動きがあるかも…しれません。


忙しい中、私に熱心に説明してくださった東京都の職員の皆様に御礼申し上げます。

参考サイト(50音)
ウェブサイトはすべて平成27年8月24日閲覧。
・25 坂浜西地区-稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/chikukeikaku/ichiran/25sakahamanishichiku.html
・稲城上平尾地区-稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/kumiaisekou/kamihirao.html
・稲城小田良地区-稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/kumiaisekou/kodara.html
・坂浜平尾土地-稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/kentouchiku/sakahamahirao.html
・多摩3・4・17号坂浜平尾線の事業に着手します。-東京都
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/11/20mbc300.htm
・多摩ニュータウンガイド-UR都市機構
http://www.ur-net.go.jp/syutoken/nt/
・坂浜平尾土地区画整理事業における稲城市坂浜地内に設置を計画する新駅に伴う確認書などの公文書


ご意見、ご感想、訂正はコメントまでお願いします。
長くなってしまいましたが、最後までお読みくださいましてありがとうございました。

2015年10月29日 追記
記事が半分ほど消えてしまい、Googleのキャッシュから復元したため、画像をクリックで拡大できないなど、問題があるかもしれません。

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by yunomi-chawan1 | 2015-08-25 18:00 | 地域 | Comments(4)

稲城長沼駅前に「いなぎ発信基地ペアテラス」整備へ ガンダム像も設置

4月1日追記:4月23日(土)オープンです!

昨年秋ごろに、稲城市が発表していた「稲城長沼駅前に観光拠点を整備する」ことの詳細が8月発表されました。市の広報にも掲載され、市民、市内への通勤通学者を対象として、ネーミングを募集しています(8月31日まで)。

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稲城長沼駅付近計画の超略図

場所は稲城長沼駅前の改札を出て正面の場所ですが、現在、付近では区画整理中で、将来できる道路(多摩都市計画道路3・4・14号線稲城長沼駅前通り線)もできていないため、わかりにくいです。

いまは、改札を出ると北口と南口にわかれていて、付近にはほとんどなにもありませんが、区画整理の計画では、改札の正面に幹線道路、北口と南口の両方に駅前広場ができる予定です。
観光発信拠点は、改札を出て幹線道路をわたった高架下に設置される予定です。

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現在の高架下を川崎方面に望む。高架の橋が平らな部分の下に都市計画道路(幹線道路)ができ、その奥の高架の脚がある部分の左側に観光発信拠点ができる。

計画では面積240平方メートル。施設の隣には市の整備で広場も設けられるそうです。
施設には、市のコンシェルジュ機能としてイベント案内、またマーケット機能、観光発信としてギャラリースペース機能、プロモーション機能を持たせる他、稲城市にゆかりのある大河原邦夫さんのガンダム、ザクの高さ3.6メートルの像を作るそうです。

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直リンク注意
10/3追記:リンク切れ確認

開設予定は平成28年4月の予定です。

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多摩都市計画道路3・4・14号線稲城長沼駅前通り線の高架下。杭が打たれはじめた。

稲城長沼駅の都市計画道路もちょっとずつ工事の進展が見られます。道路の計画線には場所を示すものと思われる小さな杭が打たれ始めました。
また、周辺の立ち退きも進むと共に、新しい建物も出来始めています。
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北口からの景色。右側では新しい建物を建てている。


この付近の地区計画では、
「本地区は、稲城市北部のJR南武線稲城長沼駅周辺市街地であり、土地区画整理事業の事業効果の維持と増進を図るとともに、土地の合理的かつ健全な高度利用による中心地区にふさわしい商業・業務機能等を備えた生活拠点の形成、利便性の高い快適な都市型住宅地の形成及び低層住宅と中層住宅が調和する住宅市街地の形成を図ることを目標とする。」(稲城市HPより引用)
としていて、低層住宅中心だった駅前にも、今後変化がありそうです。

ちなみに、稲城市内ほとんどの地区でもそうですが、特産である梨への害虫を予防するためイブキ類は植えてはならないことになっています。

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北口広場予定地の現在。

観光発信拠点、完成が楽しみですね。
その他、JRによる高架下利用も気になるところです。

10/3追記
稲城市などにより10/2、高架下の利用計画が策定されましたことが発表されました。詳しくは稲城市ホームページを確認ください。駐輪場なども計画されています。




11/26追記
25日の記者会見で「いなぎ発信基地ペアテラス」に正式名称が決まったことが発表されました。
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11月24日の様子
11月末現在、基礎工事などが行われていたようです。建設のためのプレハブ小屋は南口駅前に設置されています。
また、北口では旧仮駅舎があった場所で道路の建設工事が行われていました。





参考サイト(リンク切れ注意)
稲城市観光発信拠点内の施設の名称を募集します-稲城市
https://www.city.inagi.tokyo.jp/kanko/kanko_tokusyoku/kankou/kankouhasshinnkyoten.html
(同ページ内、各種ファイル)

稲城稲城長沼駅周辺地区-稲城市
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/shisekou/naganuma.html

17 稲城長沼駅周辺地区-稲城市
https://www.city.inagi.tokyo.jp/
shisei/machi_zukuri/chikukeikaku/ichiran/naganuma.html


命名 いなぎ発信基地-読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20151125-OYTNT50488.html


稲城長沼駅関連の当ブログ記事(一部以前のブログに飛びます)
稲城長沼1番線使用開始!3月の稲城長沼駅
2014年10月29日 1番線の完成が迫る
2014年7月28日 旧駅舎解体
2014年2月26日 新駅舎
2014年2月21日 旧駅舎
2013年12月24日 上り線高架化当日
2013年12月23日 上り線高架化前日
2013年8月



11月26日
「稲城長沼駅前に観光発信拠点整備へ ガンダム像も設置」から「稲城長沼駅駅前に『いなぎ発信基地ペアテラス』整備へ ガンダム像も設置」へ改題しました。
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by yunomi-chawan1 | 2015-08-16 09:40 | 地域 | Comments(2)

県境じゃないのに「県境バス停」?その謎に迫る

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ここは東京都稲城市。
鶴川街道沿いに「県境」というバス停が立っている。

バス停の名前というのは利用者にとって分かりやすいことが求められ、大抵が「○○前」だとか「○○入口」、さらにその土地の名前が付けられることが多い。

この「県境」というバス停も県境とだけあって、土地の目印となりそうだ。

しかし、県境には存在しない

地図を見ていただこう。
a0332275_01170831.jpg(© OpenStreetMap Contributor)

地図上の赤い矢印が「県境バス停」があるところだ。もっとも近い県境までおよそ900メートルもあるのだ。まったく県境ではない。

上にも書いたが、バス停の名前にはその土地の地名が付けられることが多いので、もしかしたら字とかで「県境」という地名があるのではないかと調べたが、そうではなかった。

このバス停に来る2つのバス会社にそれぞれ問い合わせてみることにした。
1つめは神奈中バス、2つめは小田急バスだ。
ただし、神奈中バスは免許維持路線と言って、バス運行の免許を維持するためだけに運行しているので、週1本(上下合わせて2本)しか運行していない。(バスの運行許可を得るのはものすごく大変らしく、今後何かのためにこのようなことをすることが多い。)



先に神奈中から回答があった。
そのまま載せるわけにはいかないので、要約する。

 神奈中バスでは昭和33年(1958年)6月10日にバス停を設置した。当初のバス停は現在よりも神奈川県寄りの実際の県境付近にあった。その後、現在の場所に移設したが年月日や理由など詳細は不明。
 名前は小田急バスが既に同じ場所にバス停を設置していたことから同一名称とした。そのため、由来に関しては理由や経緯はわからない。
(要約)

なるほど。
もともとは本当の県境に存在したことは確かなようだ。

続いて小田急バス。
 小田急バスでは昭和24年(1949年)12月27日に、調布駅~柿生駅を結ぶ路線として新規設置した。当初は東京都と神奈川県の境にあったと考えられ、その地にあったことが名前の由来と推測される。
 しかしながら、柿生線の運行当初は小田急バスの前身の武蔵野乗合自動車にて道路占用を取得し、その後譲渡されたと考えられ、そのため停留所に関する資料が乏しく詳しくは調べることができない。
(要約)

やはり、県境にあったことは確かみたいだ。
武蔵野乗合自動車から小田急バスになったのは昭和25年9月1日のことであり、翌年である。

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その、現在の実際の「県境」というのはこのような感じだ。

京王相模原線の高架が横切り、すぐ先に若葉台駅がある。そして、なんと県境付近には「下黒川」というバス停が存在するのだ。
県境を横取りしてる。

さらに、下黒川バス停と県境バス停の間に「於部屋」なるちょっと変わった名前のバス停も存在する。

このバス停について小田急バスは、
下黒川と於部屋バス停は昭和48年(1973年)6月13日に設置された。しかし、県境バス停移設との関連はわからない。
(要約)
ということだ。
おそらくこのバス停の新設のときに移設したのだろう。しかし、なぜ移設する必要があったのか…それはよくわからない。

京王相模原線(京王よみうりランド駅~京王多摩センター駅)の開通が昭和49年(1974年)10月18日。下黒川バス停の新設はこれに合わせたものなのかもしれない。

ネットで調べてみると、県境バス停とは直接は関係ないが、鶴川駅と、下黒川バス停のさらに神奈川県側の黒川バス停を結ぶバスが、京王相模原線の開通後に下黒川バス停まで延長されてるらしい。
その後1999年4月5日に、若葉台駅にロータリーができてその路線も下黒川バス停から脇道にそれて、若葉台駅ロータリーの若葉台駅バス停が終着となっている。



結局、時期や理由は不明なものの、県境バス停はもともと県境にあったことがわかったので謎が解けた。


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ちなみに、下黒川バス停と県境バス停の間にある「於部屋」というバス停は地名から来ている。
於部屋の由来は、 富永氏の御部屋様という人の居住地だったという伝説があるらしい。
一応、字以下の地名として今もあるようだが、この近辺は大字で地名を呼ぶことが多いので、滅多に見かけることはない。

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ただ、このバス停の於部屋という地名も、本来は今の県境バス停付近をさすようだ。県境バス停から歩いてすぐの三沢川の橋の名前にもなっている。



さらにさらに蛇足だけれど、このバス路線の日影、中の橋、宮の台、鶴巻や、戸隠も古い地名や字以下地名なので、普段の生活では滅多に見かけない地名だ。
バス停をたよりに地名を調べてみるのも面白地かもしれない。


参考サイト(50音順)
いなぎ歴史探検<いなぎ歴史探検MAP<坂浜(若葉台・長峰含む)
トップページURL:http://inagi.info/index.html
該当ページURL:http://inagi.info/sakahama.html

カナちゃん号-神奈中バス(神奈川中央交通-かなちゅう)ファンページ<神奈中バス(神奈川中央交通-かなちゅう)車両&路線&方向幕順位等一覧< 系統番号が付く前の過去路線-神奈中バス
トップページURL:http://kanachango.web.fc2.com/
該当ページURL: http://kanachango.web.fc2.com/kako.htm
※トップページのみリンクを推奨しているため、該当ページは記載のみとします。


新浅川鉄道の部屋<小田急バス私設ファンクラブ<小田急バス雑記帳<1999年
トップページURL:http://www.shin-asakawa.jp/index.html
該当ページURL:http://www.shin-asakawa.jp/odakyu-bus-fan/odq_topic/topic_99.htm



※このページは投稿日詐称記事です。12月に書きました。
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by yunomi-chawan1 | 2015-08-10 00:00 | 地域 | Comments(0)

京王8000系大規模改修 第6弾は8708F

本日、京王8708Fが大規模改修を行うため、若葉台検車区の道路側の線路で作業を行っていました。ネット情報によると、先に改修工事をしていた8711Fは、昨日試運転を行ったそうです。
8703F、8713F、8714F、8705F、8711Fと改修を行ってきましたが、今月より第6弾として8708Fが入りました。

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17:00頃では、側面のすべてのドアが開けられ、作業を行っていました。
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車内の椅子は撤去させられて、一部の壁(化粧板)が撤去させられていたり、毎度ながら作業がすごく早いです。

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私が様子を見たときは、新宿側から7両目以降は建物のなかで作業が行われていました。
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改修の目玉、中間運転台は今回も貫通化するようです。この編成は電車のスカートがない編成でしたね。


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電車から持ち運ばれる箱。床下についていたものだろうか。慎重に運ばれていました。

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奥に見える若葉台駅ホームには都営新宿線の10-520Fが停車中。顔を会わせました。

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今までのペースだとこの先4ヶ月ほど工事に入ります。ちょっとずつ、更新車が増えてきたかなぁという印象を受けます。

京王では、7月23日のニュースリリースで、2015年より新型のVVVFインバーター装置を8000系に本格導入するとアナウンスされましたが、この編成も対応するんですかね?
さらに環境に優しい電車に生まれ変わります! - 京王電鉄 [PDF]

8711Fの床下器機もどうなってるか気になるところです。床上、目立つところでは吊革がまた変わったとか何とか。
京王相模原線で8730F(8両編成)を使ってVVVF(?)の試運転を行っているのは最近よく見かけます。



おまけ
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奥で9000系がこんな表示をしていました。化け特。
深夜に数本見られる表示ですね。
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by yunomi-chawan1 | 2015-08-04 22:00 | 鉄道 | Comments(0)


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