カテゴリ:道路計画や開通など( 64 )

環状5の1号線・明治通り(千駄ヶ谷)進捗状況2017冬

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渋谷区~新宿区で行われている環状5の1号線(千駄ヶ谷)の道路新設・拡幅の進捗状況を見てきました。

この道路は渋谷区千駄ヶ谷五丁目~新宿区内藤町の間で行われているものです。新宿御苑の西側では新しく道路を新設し、既に完成している区間へと接続します。事業延長は約805m幅員は14~35m

事業区間の南側は、現在開通区間を含めて明治通りと呼ばれています。新規区間は今後何と呼ばれるのかわかりませんが、新宿四丁目などを通過する明治通りのバイパスとしての役割を果たすことになりそうです。

道路の都市計画決定は1946年(昭和21年)3月26日(戦災復興院告示第3号)。今回記事にする千駄ヶ谷区間の南側は1991年(平成3年)1月10日に事業認可(建設省告示第34号)、北側は2006年(平成18年)に事業認可され、現在も工事が行われています。2016年度(平成28年度)末での用地取得率は99%。

ここを見に行ったのは2017年12月13日です。記事公開時には状況が変わっています。(PC版では画像はクリックで拡大表示します。)

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▲工事を知らせる看板

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新宿御苑の西側の区間は、新宿御苑への配慮などから上下線2層構造になる計画です。既に北側のトンネル本体は完成しているようで、現在は南側の区間のトンネルや掘割の構築が行われているようです。

現場には事業案内所があったのですが、入っていいのかわからず、警報音が鳴るみたいなことも書かれていたので入るのが躊躇われました。


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▲事業区間の南側「鳩森小学校西信号」

鳩森小学校西信号から事業区間が始まります。

この南側の明治通りでも別の事業が行われていて、道路の拡幅が計画されています。それについてはこちら


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▲南側の事業案内

鳩森小学校西信号から新宿御苑手前までの区間は1991年(平成3年)に事業認可を受けています。その先、新宿御苑西側の区間は、平面式から都市計画変更をし現在の計画になり、その後平成18年に事業認可されています。


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▲新宿二丁目方面のトンネルが分岐する付近

現場に掲げられている事業看板などから予想すると、この付近から新宿二丁目方面への道路が分岐するようです。

現在は車道や歩道の形状を変更し工事が行われているようで、仮の路面などもありました。まだ大きな構造物は見えませんでした。

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▲千駄ヶ谷五丁目南信号

千駄ヶ谷五丁目南信号です。現在は信号付きの横断歩道があります。

工事により、道路は2車線に減少していて、車道は西側に寄せられています。今後、この信号箇所にはバリアフリー化した横断歩道橋が設置される予定です。


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▲現場に掲示されていた案内

2017年12月19日にはこの付近の切回しが変更される予定で、南行き車道が東側に寄せられるようです。北行きと南行き車道の間には空間ができるようで、今後トンネルや掘割の建設が行われるのかもしれませんね。


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▲ここから新設区間

計画道路は千駄ヶ谷五丁目交差点の北側から東側にそれ、新設区間へと向かいます。用地は既に確保されているようで、トンネル等の構築工事が行われていました。工事中のため現場には近くからカメラを向けていません。


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▲新規区間の分岐点より南を見る

ビルが道路際まで迫っているのがわかりますね。写真左側の路床は仮設のものになっています。真下に既にトンネルがあるのでしょうか。


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▲北側、甲州街道から南向き

新宿御苑都立新宿高校の間を抜けて、甲州街道の副道と交わります。甲州街道はこの西側でトンネルとなっているため、本線部分とは交差しません。実質的に甲州街道と立体交差となっているとも言えそうです。


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▲仮囲いの間から見えたトンネル

仮囲いの間からトンネルが見えました。その他はあまりよく見えませんでした。


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▲甲州街道から北向き

新設区間から北側は既に交通開放されています。甲州街道新宿二丁目交差点間は事業区間になっている資料と、そうでない資料があり、どちらが正しいのかわかりません。ただ、新設区間が開通する前に中央分離帯や交差点の改良は行われそうですね。

  ☆  ☆

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▲現在の明治通りで渋滞する自動車

新宿五丁目交差点~新宿四丁目交差点では渋滞が発生していました。開通後には軽減できるでしょうか。


by yunomi-chawan1 | 2017-12-22 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

環状5の1号線・明治通り(北参道)拡幅 進捗状況2017冬

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渋谷区千駄ヶ谷二丁目~千駄ヶ谷五丁目で行われている環状5の1号線(北参道)の拡幅進捗状況を見てきました。

事業延長は約900mで、2003年(平成15年)3月5日に事業認可されています(関東地方整備局告示第46号)。事業担当は東京都建設局第二建設事務所。

道路幅は27~30mです。事業区間の北側と南側ではそれぞれ別認可の事業が行われています。

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▲事業案内看板

現在ある道路から数メートル拡幅する形です。なお、平成29年度第二建設事務所事業計画によると、用地取得率は95%とのこと。


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▲千駄谷小学校交差点

事業区間の南端となる千駄谷小学校交差点です。ここから北へ向けて約900mが事業区間となります。道路は明治通りとして親しまれています。現在の道路は4車線で、拡幅後も4車線となる計画です。道路の両脇の高い建物は都市計画道路用地の外にあります。

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▲用地確保された土地

都市計画道路の範囲は建築制限があり低層や公開空地だった場所も多かったようです。用地取得箇所は簡易的に舗装され、歩道として供用されている箇所もありました。今後しっかりと整備をしていくものと思われます。


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▲S字カーブする

明治通りはゆったりとS字を描くようにカーブしていきます。この道路の地下には副都心線が通っていて、北参道駅はこの真下にあります。この付近の用地取得範囲は道路東側(写真の右側)のようです。


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▲北参道駅前

用地取得された箇所は簡易舗装で歩道として仮供用されています。見た感じ、4~5m程度の拡幅でしょうか。拡幅後は歩道4.5mを両脇に配置する形が標準となるようです。

この区間では電柱が立っていますが、道路の完成後は電線共同溝を設置し電線類は地中化されるようです。

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▲北参道交差点

北参道交差点で北参道と交差します。上に通っている高架は首都高速4号新宿線です。この交差点では、明治通りを南側から来た車は日中の右折が禁止されています。完成後は右折が可能になるのでしょうか?


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▲JR中央線と交差する

JR中央快速線・中央総武各停線と交差します。かなり古そうな橋ですね。歩道部分が狭いですが、計画上はどうなっているんですかね。ちなみに、この写真の左側には日本共産党の建物があります。


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▲鳩森小学校西信号

事業区間はここで終了します。ここから北は環状5の1号(千駄ヶ谷)へと続いていきます。こちらは目に見えるように工事が進んでいました。同時に見てきたので後で記事にします。



by yunomi-chawan1 | 2017-12-19 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

補助81号線(都電雑司ヶ谷~向原間) 進捗状況2017冬

東京さくらトラム(都電荒川線)都電雑司ヶ谷停留所向原停留所間で行われている道路の新設事業の進捗状況を見てきました。

東京都市計画道路事業幹線街路補助線街路第81号線(補助81号線)豊島区南池袋二丁目から北区西ケ原一丁目に至る全長約3.6kmの都市計画道路です。都市計画決定は1946年(昭和21年)4月21日(戦災復興院告示第15号)です。

南池袋二丁目~南池袋四丁目間
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南池袋二丁目南池袋四丁目間は環状5の1号線放射26号線(都道435号線)を結ぶ区間です。南側には東京さくらトラム(都電荒川線)都電雑司ヶ谷停留所があり、北側には東池袋四丁目停留所間があります。

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事業認可は2005年(平成17年)11月16日(関東地方整備局告示第485号)で、事業延長は約260m、計画幅員はおおむね25mで、中央に東京さくらトラム(都電荒川線)を配置し、両脇に車道と歩道を設けるものとなっています。

管轄は第四建設事務所です。この路線は雑司が谷・南池袋の木造住宅密集地域(木密)に隣接しており、震災時の火災の延焼遮断帯や避難救助の空間ともなるよう東京都の特定整備路線に選定されています。東京都では特定整備路線にかかる関係権利者に対し特別の支援を行い整備を加速することにしています。

資料により計画標準断面の幅員が異なります。

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▲都電雑司ヶ谷停留所から北を見る

この付近から事業区間が始まります。現在は工事は始まっておらず、東京さくらトラム(都電荒川線)の軌道も今まで通りの姿が残されています。


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▲都電雑司ヶ谷停留所の北側から北を見る

この先に見えている首都高速5号池袋線の下にある日出通りの部分で南池袋区間は終わります。その先は東池袋区間が始まります(この記事下に記載)。

事業区間は短いうえに事業認可から10年以上たっていますが、進捗率は低めのように見えます。

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▲事業区間の北側から南を見る

事業区間は日出通りで終了します。東京さくらトラム(都電荒川線)東池袋四丁目停留所は日出通りの南側には三ノ輪橋方面行、北側には早稲田方面行の乗降場があります。写真に写っているのは三ノ輪橋方面行。

ここから見ても分かるように、あまり用地取得は進んでいません。

東池袋四丁目・五丁目
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補助81号線(東池袋)日出通りから春日通りまでの約610mです。道路幅は25mで、中央に東京さくらトラム(都電荒川線)を配置し、両側に片側1車線の車道を設けるものです。

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事業認可は2005年(平成17年)11月16日です。周辺は木造賃貸住宅が密集している地域で狭隘な道路も多く、道路整備と一体的に沿道街づくりを進めることとしていて、都市整備局第二市街地整備事務所が管轄しています。


東京都都市整備局―東池袋地区
東池袋地区補助81号線沿道まちづくり協議会

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▲事業区間の南端から北を見る

手前の道路は日出通りで、ここから北側が事業区間になります。南側は南池袋区間で、別に事業化しています。

春日通りの北側には東京さくらトラム(都電荒川線)東池袋四丁目停留所の早稲田方面行の乗降場があります。

なお、この写真の左側の約0.3ha区域は2017年(平成29年)10月20日東池袋四丁目2番街区地区市街地再開発組合の設立が認可され、今後「東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業」(組合施行)が行われることになります。2019年(平成31年)6月に工事に着手し、2022年(平成34年)には竣工しする予定です。市街地再開発事業では232戸の住宅、店舗・事務所、子育て支援施設、駐車場を含めた地上36階地下2階高さ約125メートルの高層ビルが建てられる予定です。事業費は約166億円。

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▲東池袋4-1付近から北を見る

東京さくらトラム(都電荒川線)の両側で用地取得が進んでいました。暫定歩行者通路のようなものもできている区間がありました。


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▲都電がカーブする

この付近では豊島区が施行する補助176号線が接続する予定で、旧造幣局も含めた整備が検討されているようです。

東京さくらトラム(都電荒川線)のカーブする右側にクレーンが見えますが、そこでは東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業(組合施行)が工事中で、地上21階地下1階高さ70メートルのビルが完成する予定です。

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この右側が東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業地ですが、都市計画道路の用地も使って工事が行われているようでした。


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▲坂下通りから北を見る

この付近では東京さくらトラム(都電荒川線)の路盤の改良も行われていました。用地も広々としていて、一番完成が近そうな場所でもありました。


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▲改良された線路

路盤が綺麗になったほか、架線柱もやや茶色がかったデザイン性のあるものが採用されています。2017年4月28日に東京都が都電荒川線東京さくらトラムという愛称をつけましたが、この区間はトラムらしい景観になるかもしれません。

このブログでは東京さくらトラム(都電荒川線)と表記することにしましたが、私個人としてはあまり好みの名前ではありません。浸透するのかなぁ…

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▲向原停留所の南側

用地取得箇所は歩行者通路となっていました。


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▲事業区間の北側

横切る道路は国道254号春日通りです。東京さくらトラム(都電荒川線)向原停留所は春日通りの南側に三ノ輪橋行、北側に早稲田行の乗降場があります。見える停留所は三ノ輪橋行乗降場。

今後道路だけでなく、沿道のまちづくりも進んでいくこの地区。数年後にはまた景色が変わっているのでしょうかね。


by yunomi-chawan1 | 2017-12-15 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

環状5の1号線(雑司ヶ谷) 進捗状況2017

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東京都市計画道路事業幹線街路第5の1号線渋谷区広尾五丁目から北区滝野川二丁目に至る全長14kmの都市計画道路です。1946年(昭和21年)3月26日に都市計画決定されました(戦災復興院告示第3号)。今回記事にするのはこのうち豊島区髙田三丁目~南池袋二丁目に至る全長約1400mの区間です。

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道路は地下式(トンネル構造)・立体交差往復2車線と、地表式平面交差往復2車線が建設される予定で、地表式の道路の中央には東京さくらトラム(都電荒川線)が配置される計画です。道路幅は30~40mです。

工事の管轄は第四建設事務所です。

1998年(平成10年)7月10日に当初事業認可され用地取得に着手し、暫定道路の整備に係る用地については2010年度(平成22年度)に取得が完了しています。(地下に存在する副都心線の着工は2001年(平成13年)。)

2011年(平成23年)4月4日に該当区間のうち約995mの区間が従来の平面4車線幅30~35mの計画から、現在の計画に都市計画変更されています(東京都告示第656号)。

2012年度(平成24年度)から地下道路整備に必要な用地取得を進め、2016年度(平成28年度)末時点での用地取得率は66%です。

工事については2002年度(平成14年度)から埋蔵文化財調査に着手しています。その後、2006年度(平成18年度)から沿道の利便性を図るため順次暫定整備を開始し、2012年(平成24年)9月に完了しています。

東京都交通局に委託したトンネル工事(2工区)は2012年度(平成24年度)から着手、学習院側の擁壁工事は2013年度(平成25年度)から実施、3工区のトンネル工事は2015年度(平成25年度)から着手しています。

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地下部の道路は開削方式により建設が行われていますが、地下には東京メトロ副都心線、地上には東京さくらトラム(都電荒川線)が走っており、また下水道もあるなど大規模な工事が行われています。

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▲3工区にあった看板

工事は1~3工区に分けて行われていて、この写真は3工区に掲げられていたものです。看板にもある通り、この事業は東京都建設局第四建設事務所の所管で、2工区については東京さくらトラム(都電荒川線)があるため東京都交通局に委託されているようです。


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▲3工区にあった英語の看板

すべて英語で書かれた事業案内看板もありました。需要有るのかな……?

☆ THE KAN 5-1 AREA 3 ☆
(KAN GO NO ICHI 3 KOUKU)
BUILD THE CAPITAL WAY
"THE KAN5-1" is KANJOU line (Belt line). This Project is very important constraction project of tokyo. The Kan5-1 is main capital way. This project has build the underground tunnel, U type retaining wall and L type retaining wall.
(大文字小文字そのまま)

とてもさっぱりとした説明です。


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それでは工事の進捗を南側から順に見ていきます。

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▲事業区間南端

神田川の北側のあたりが事業の南端のようです。この道路は明治通りとして親しまれていて、都道305号として東京都が管理しています。

この付近の道路は平面4車線で、中央分離帯は設置されていません。道路の東側には東京さくらトラム(都電荒川線)が走っていますが、軌道は独立した形が取られています。都市計画道路の範囲は都電の部分も含まれます。道路・都電ともに北へ向かって上り坂が続きます。

この付近は道路の大きな改変は行われないのではないかなと思います。

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▲学習院下停留所の横

東京さくらトラム(都電荒川線)学習院下停留所の横にある横断歩道から北に向かって撮影したものです。右端に見切れているのが停留所です。

この付近から地下式道路が道路中央から分岐していくようです。しばらく掘割が続いた後、トンネルとなり分岐します。

左側は拡幅工事が行われています。擁壁などはほとんど完成しているように見えます。擁壁の左側には学習院と区立千登世橋中学校があります。ちなみに、拡幅箇所が2011年の都市計画変更で都市計画道路区域に編入された部分です。

正直、もう少し工事が進んでいるのかと思っていましたが、この場所ではトンネル・掘割の構造物さえ見えずどうしたものかと思いました。

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▲千登世橋

明治通りを北へ進むと目白通りと立体交差します。目白通りには千登世橋が設けられ、その下を明治通りがくぐるようになっています。この橋は1932年(昭和7年)に竣工した歴史ある陸橋で、その姿の美しさは現在もなお引き継がれていますね。


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▲千登世橋付近の道路構造

明治通りは千登世橋をくぐった後、池袋駅方面へ進みます。この先の都市計画道路は補助171号線となり、環状5の1号線の工事範囲から外れていきます。

立体交差した明治通り目白通りは連絡道路で結ばれています。

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▲目白通りから環状5の1号線を北向きに見る

環状5の1号線地上部東京さくらトラム(都電荒川線)を挟むようにして、目白通りから降りていくようです。

地下部は東池袋付近までトンネルが続きます。

現在、東京さくらトラム(都電荒川線)はトンネル工事に伴って仮設の路盤となっている箇所があります。

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▲鬼子母神前停留所付近

中央奥に見える屋根が鬼子母神前停留所です。この停留所はかつては互い違いにホームがあった記憶ですが、工事に伴って対面式になっています。

現在、地上部は暫定的に交通開放されていますが、住宅地内の交通がほとんどで交通量はほとんどありません。

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▲鬼子母神前停留所の踏切から北向き

見てのとおり線路がグネグネとしています。結構高低差のある土地なんですね。


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▲雑司ヶ谷大鳥神社前から北向き

ずっと工事区間が続きます。トンネルの建設の進捗がどんなものなのか気になりますが、地上からはわかりません。

この付近は木造住宅密集地域(木密・もくみつ)でもあり、こうした幅の広い道路は災害時の火災の延焼遮断帯ともなりえます。(この都市計画道路は特定整備路線ではありません)

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▲断面図(パンフレットを参考に作成)


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▲北東向きに補助81号線が分岐する

都電雑司ヶ谷停留所付近から北東向きに補助81号線が分岐します。補助81号線も東池袋四丁目停留所・向原停留所に向けて事業中です。なお、補助81号線のうちここから東池袋四丁目停留所までの区間は特定整備路線に指定されています。

環状5の1号線はやや西方向に向きを変え、豊島区役所東池袋交差点方面へと進みます。

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▲豊島区役所の南側

補助81号線を分岐後、トンネルだった地下部が再び姿を現す計画のようです。

写真の左側の大きな建物が豊島区役所が入る高層ビルです。この付近でも大きな工事が行われていました。


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▲豊島区役所の前

やがて環状5の1号線東池袋交差点グリーン大通りと交差します。交差点上部には首都高速5号池袋線が走っています。


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▲東池袋交差点より事業区間を見る

東池袋交差点の分離帯にある歩行者通路から撮影しています。道路の範囲が開けているのがわかります。

建設事務所の資料などを見ると、東池袋交差点は道路開通後はやや複雑な交差点になるようで、どうなっていくのかも今後注目ですね。そういえば池袋にLRT何て構想もあった気がしますがどうなったのやら。

環状5の1号線を全体的に見ると、交通開放までにはもう少し時間がかかりそうな感じです。地下部の進捗がどうなっているのか気になります。


by yunomi-chawan1 | 2017-12-12 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

補助第74号線(諏訪通り)高田馬場 進捗状況2017冬

新宿区高田馬場四丁目~大久保三丁目で行われている、東京都市計画道路事業幹線街路補助線街路第74号線補助第74号線)「諏訪通り」の工事進捗状況を見てきました。

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補助第74号線は日本武道館付近の靖国通りから井草八幡宮付近の青梅街道付近を結ぶ都市計画道路です。このうち、高田馬場駅付近の高田馬場四丁目地内~大久保三丁目地内で工事が行われています。

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幅6mの道路を幅28mにし、山手線・山手貨物線・西武新宿線をアンダーパスで立体交差します。側道部と本線部に分けられ、どちらも鉄道とは立体交差しますが、本線は鉄道東側で他の道路と立体交差します。事業延長は約650m、事業認可は1993年(平成5年)4月14日(建設省告示第1198号)。1994年(平成6年)より鉄道西側から用地取得に着手していて、2016年度末(平成28年度末)の用地取得率は99%2002年度(平成14年度)から工事に着手していて、鉄道との立体交差部は鉄道各会社に工事を委託し2015年度(平成27年度)に完了しています。

状況を西側から東に向かって見ていきます。

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▲事業区間の西側から西を見る

道路を小滝橋方面に見ています。道路は2車線で、比較的広い歩道が伸びています。左側は都営百人町四丁目アパートで、右側は戸建て住宅が広がっています。


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▲事業区間の西側から東を見る

交差点を過ぎたあたりから本格的な工事区間が始まります。


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▲本線部と側道部が分岐する部分

交差点を過ぎると、本線部と側道部が分岐する部分に差し掛かります。本線部分は鉄道西側まで掘割になるようです。

現在も本線部分の交通開放はなされておらず、すべての交通が側道部に流れるようになっています。

この付近から鉄道部分まで下り坂が続きます。

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▲アンダーパス部分の全景

鉄道と立体交差する部分の全景です。鉄道がある付近が一番標高が低いようですね。道路の左右に大きな建物が建ち並んでいます。


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▲本線の掘割

本線の掘割は鉄道の手前までほぼ完成しているようです。擁壁などを見るかんじ出来上がってからかなり時間がかかっているようにも見えます。

本線は2車線となるようです。側道の勾配は9%なのに対し、本線の勾配は7%と緩やかになっています。

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▲アンダーパス部分

鉄道との立体交差部分も本線と側道部分に分けられます。この工事が行われるまでは幅6mの道路が鉄道と立体交差していました。


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▲現在のアンダーパス

現在は南側(新大久保側)の側道部分のトンネルのみ相互通行で交通開放されています。現在は北側側道と本線部分の整備が行われています。見た感じ、側道部は高さ制限が継続されそうですね。


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▲アンダーパスを東側から見る

アンダーパスの東側、「大久保スポーツプラザ入口」交差点から西側を見ています。工事が行われている側道・本線のアンダーパス部分は仮囲いがあるのがわかります。

この交差点は本線部分はトンネルとなって立体交差していきます。

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▲大久保スポーツプラザ入口交差点付近から東側を見る

写真の右奥にオレンジコートショッピングセンターが見えます。その前の交差点は「保善高校入口」交差点です。

この付近の本線部分はトンネルとなっていて、この付近では見ることができません。

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▲保善高校入口交差点から東側を見る

保善高校入口交差点から東側から本線部分は再び姿を現し、掘割となり、その先で平面に戻って側道と合流します。

現在は掘割の擁壁などは完成しているようです。


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▲事業区間東端から西を見る

写真の先に本線の側道部が見えます。そこからガードレールが分離帯のように伸びていました。


by yunomi-chawan1 | 2017-12-10 22:30 | 道路計画や開通など | Comments(0)

町田街道 小山Ⅱ期区間 拡幅進捗状況2017年秋

町田市小山町町田街道で行われている拡幅事業の進捗状況を見てきました。

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この道路は町田都市計画道路第3・3・36号相原鶴間線として都市計画決定され、主要地方道 都道57号八王子町田線として供用されている町田街道です。

このうち、小山Ⅱ期小山駐在所前交差点付近~小山市民センター付近までの全長約500mで、2車線の道路を4車線に拡幅するものです。

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▲小山駐在所付近から西を見る

用地取得はおおむね完了していると思われ、今年の夏ごろにはもともとあった道路の南側に建設された新しい道路に交通が切り替えられました。今後、もともとあった道路部分を整備し、4車線化するのではないかと思われます。道路の幅は25mと多摩地域の一般的な4車線道路幅と言えそうです。

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▲ローソン前から西を見る

町田街道高尾横浜町田インター付近を結ぶ、町田市を横切る幹線道路で、古くからある道路です。

最近では相原駅付近で拡幅と鉄道との立体交差に着手したほか、常盤~本町田付近では町田街道と並行する通称:新町田街道などの整備も進んでいます。町田駅付近では町田街道と並行して仮称:町田バイパスの事業化も視野に入れられています。また、従来の町田街道もみちづくり・まちづくりパートナー事業を活用した交差点付近の拡幅も行われていたりします。

この付近でも交通量は比較的多い印象を受けました。

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▲小山市民センター付近から東を見る

もともとあった道路部分は柵で囲まれ、新たな工事が行われていました。今後電線共同溝などの整備後に、道路の街築が行われていくのではないかと思います。


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▲事業区間の西端から西を見る

西側はここから町田西郵便局付近まで拡幅が完了しています。中央分離帯等も整備されていますが、現在のところ4車線化はされていません。今後、周辺の拡幅に伴って4車線化するのか気になるところです。


by yunomi-chawan1 | 2017-11-22 15:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

南多摩尾根幹線の歴史・現況・今後について

南多摩尾根幹線とは
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多摩都市計画道路第3・1・6号南多摩尾根幹線調布市多摩川三丁目町田市小山町に至る全長約16.6kmの都市計画道路です。標準幅員は43mです。

なお、道路愛称としての「南多摩尾根幹線道路」は町田市小山町~稲城市百村に至る区間のみとなっています(百村~矢野口間は鶴川街道)。地域からは「尾根幹(おねかん)」「尾根幹線(おねかんせん)」などと以前から呼ばれていますが、正式にこのような愛称が決定したのは2014年(平成26年)4月1日になってからです。

北側は都市計画道路調布保谷線とも接続し、埼玉方面から神奈川方面を結ぶ、多摩地域の骨格を形成する重要な路線として位置付けられています。

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広い中央分離帯が残る現在の尾根幹線

現在は多摩市連光寺・稲城市若葉台・長峰地区の一部を除き全線で開通していますが、稲城市百村~多摩市唐木田付近は広い中央分離帯があり片側1車線の暫定的な整備にとどまっています。


南多摩尾根幹線の歴史

南多摩尾根幹線の歴史は多摩ニュータウン開発から始まります。

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1963年(昭和38年)に多摩ニュータウン構想が示されますが、南多摩尾根幹線とほぼ同じルートで幹線道路が示されるのは、都市計画学会報告書の第3次案からとなっています。第4次案ではアクセスコントロール(自動車の乗り入れを特定の場所に限定すること)を行う道路ととして位置付けられています。

1966年(昭和41年)12月24日に初めて、「多摩都市計画道路1・3・4号」として都市計画決定されました(建設省告示第4123号)。

1969年(昭和44年)には詳細な設計を行い、『多摩ニュータウン尾根幹線道路基本設計調査報告書(基本設計'69案)』として取りまとめています。その中では、

尾根幹線は、この広域幹線道路網に、南西部の放射幹線として取り囲まれている。中央道及び東名高速道路が、主として遠距離交通を受け持つのに対して、尾根幹線は、多摩ニュータウンという大規模開発地域から発生する交通、および相模原、町田方面からの交通を処理するほか、津久井湖周辺遠くは富士五湖を目的とするレジャー交通の用にも供するものとみなされている。
とされています。a0332275_22504999.jpg

そのうえで、南多摩尾根幹線は本線部分と側道部分からなる複道システムとして計画され、主要交差点には本線へのランプを設け、本線部分は時速80km/hの高速道路であるが料金は徴収しない「フリーウェイ」道路として計画されました。

一方で、南多摩尾根幹線の東側の調布市内は計画幅員18mであることや、ニュータウン域外の稲城市内の計画幅員が25mであることから、その部分でボトルネックになることが既に指摘されています。また、1995年(平成7年)に交通開放された現在の稲城大橋(仮称:第二多摩川原橋)である、多摩都市計画道路第2・1・1号線(当時)に分岐させることも検討されていたようです。

1969年(昭和44年)5月20日には、「多摩 広路1号」として名称・延長が都市計画変更されました。この時期から多摩ニュータウン開発と並行して工事に着手しているようです。

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多摩ニュータウン開発の進展に伴って、1971年(昭和46年)には諏訪・永山地区からニュータウンへの入居が始まります。

そうしたなか、1974年(昭和49年)4月に多摩ニュータウン諏訪・永山地区に入居した住民から、南多摩尾根幹線工事用道路の公害防止、工事用道路として使用されている側道を一般道に切り替えることへの反対、団地内通り抜け車両の占めだし、自然環境や生活環境の破壊などを理由に南多摩尾根幹線建設反対運動が起こります。

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住民は「おねかんミニミニ情報」(のちに「おねかんニュース」になる)というビラを作成し、のちに尾根幹線を阻止して住民による町づくりをすすめる会を結成して建設反対を訴えていくようになりました。

同年11月には道路封鎖にまで発展します。また同時期には会のメンバーが警察に連行される事態も起こっていたようです。


その後、再三にわたって議会への請願が出されます。

尾根幹線に関する請願
請願第三号 昭和49年9月7日受理
請願者 [当ブログでは掲載しません] 他16名
 多摩市当局のご指導に依り、小野路地区住民念願の多摩市民になり得た事は、ニュータウンの将来を考へ喜に堪へません。然し乍ら、此の事業の当初より計画されし尾根幹線道路に付き、公団当局を通じて機会有る毎に、其の修正を懇願して参りましたが、一度の話合が持たれぬままに、昭和45年度に計画決定がなされ今日に及んだことに、関係者一同憤激に堪へない次第です。
 然し乍ら、現在多摩市民として、又、ニュータウンの将来を展望する時、私達の街造りを真剣に考へるべき時期ですが、本件道路が部落の中央を横断する状況を思ふ時に、高速高架の構造では安住の地を願ひ、将来発展を夢見る該当部落は、交通公害に依り発展は愚か、破滅の方向を辿る恐は多分に有り、いまだ区画整理の出発点さへ合意して居りません。斯様な状況から、本件道路が部落と共存共栄を基本として
一、高速帯の設置位置を十分研究し合意を得る事。
一、沿道サービスを可能な構造にする事。
一、公害対策を十分に行って欲しい。
一、現コミュニティを維持できる様配慮して欲しい。
一、減歩は増加させない様、配慮して欲しい。
一、工事施行に当っては住民の意向を配慮して欲しい。
 右項目を最小必須の要望として関係当局に強く要請しつゝ、猫額の土地乍ら、子々孫々が評価出来る基盤造りが私達の責務と決め、既設高速付近の見聞等、其の対策を講じつゝ居りますが、将来の設計が決らぬ現在、心中落日の思ひで憂慮ニ堪へず、貴議会に其の御指導方をお願に及んだ次第です。
 以上、私達の意を了とせられ、貴議会に於かれましても特段の御配慮と御指導を賜り度く、関係者一同連署をもって請願申上ます。
昭和49年9月8日
***1974年(昭和49年)9月30日趣旨採択
尾根幹線(多摩都市計画街路多摩・広路・1号)の計画の破棄等を求める請願書
請願第14号 昭和50年6月20日受理
請願者 [当ブログでは掲載しません] 外12,082名
 私たちは、公害、環境破壊、自然破壊を現在以上に大きくさせてはならない、多摩市を文字どおり「太陽と緑に映える都市」にしなくてはならあい、との見地から、別冊「請願書名簿」の連署を添えて次のとおり請願いたします。
請願事項
(1)貴議会におかれましては、尾根幹線(多摩・広路・1号)計画を東京都知事に破棄させることを決議し、その旨同知事に要請するとともに、東京都議会に対しても同議会が同趣旨の決議を行い、都知事にその実現をはからせるよう要請して下さい。
(2)貴議会におかれましては、多摩市長に対して、同市長が東京都知事に対し、尾根幹線計画の廃棄を求めることを要請してください。
(3)貴議会におかれましては、尾根幹予定地及び同予定地と多摩ニュータウン南縁の「ニュータウン区域界」の間の地域を、自動車道路はもとより、自然、住環境を損う恐れのあつ都市施設は一切つくらせない「緑地帯」にすることを決議し、その旨東京都知事に要請して下さい。
 また、その際の具体的な土地利用計画の決定に当っては、私たちにこの請願する者たちの意思が最優先されるよう措置してください。
(4)貴議会におかれましては、東京都中央卸売市場多摩ニュータウン市場の計画を多摩市長に破棄させることを決議し、その旨同市長に要請して下さい。
昭和50年6月10日
***昭和51年3月26日 不採択
尾根幹線側道を一般普通道として早急に通行使用できる陳情
陳情第30号 昭和50年12月23日受理
陳情者 [当ブログでは掲載しません] 外302名
 平素市議会の諸先生方には色々と問題が山積する現在、日夜市政発展の為にご尽力賜り、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。
 さて既に計画決定のなされて居る仮称尾根幹線の側道を、一般普通道路として通行の促進を願うものであります。此の道路は、事業以来の道路の付け替え道路で、我々住民の生活道路であり、日常活動にも支障をきたしているしまつです。
 御承知の通り、此の側道は現在日本住宅公団の通行証の有る者以外は通行出来ず、周辺の住民はもとより、多くの多摩市民をはじめ近隣地住民も非常に迷惑しており納得できません。
 この様な実情を考慮され、一刻も早く自由に通行出来る生活道路の姿にもどしていただくよう、特段の御配慮を賜り度く、ここに連署をもって陳情申し上げます。
昭和50年12月23日
***昭和50年1月31日 趣旨採択
尾根幹線(多摩都市計画街路・多摩広路・1号)の計画の公害問題に対応する処置に関する意見書(知事宛)
議員提出議案第5号 昭和51年3月26日 原案可決
 多摩ニュータウンに於ける尾根幹線については、都市計画決定をみており、将来の都市機能に対応する道路である。
 然しながら、住宅優先時点におけるこの計画は、現況に於いては公害問題が予想され、住民の強い反対要望が生じている。住民の不安感の排除と優良な住環境の向上を願い、今後の尾根幹線(多摩広路1号)の事業決定については、当多摩市議会とも十分なる事前協議を経たうえで、左記事項を速やかに実施するよう強く要望する。
一、幹線(中央部分)についての自動車用道路計画は再検討すること。
二、五・六住区(諏訪・永山地区)の北側々線は緊急時(災害・地下埋設物の補修)以外の自動車の通行を禁止し、そのかわり南側に生活道路を早急に実現すること。なお、南側道路ができるまで北側々線は現状のまゝ工事用道路とし、以後この利用については事前に協議すること。
三、今後建設される住宅や学校は、側道部分から十分離して建設し、緩衝地帯、緑地帯等を設けること。
 右、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

こうしたなか、工事を行っていた公団と東京都は調整を行い、意見書を踏まえた対応策をまとめ、1972年(昭和51年)6月には住民説明会の開催により周知を図ったものの了解は得られませんでした。

反対意見がある一方で、側道の早期完成の要望も出されていることから、工事着手を決定し、1979年(昭和54年)10月23日に着手しました。その後も反対、促進の運動が展開されていきました。その後、1983年(昭和57年)4月に永山~諏訪間の側道が交通開放されました。この開通した道路形態は2017年(平成29年)と変わっていません。

一方、1977年(昭和52年)には、南多摩尾根幹線の幅員が多摩ニュータウン域内と稲城・調布市内で違うことによる不整合や、自転車歩行者道の幅員が2.5mと狭いこと、社会情勢により'69案のような複道システムは厳しい批判があること、などから南多摩尾根幹線の総合的な解決の方向を探るため「多摩ニュータウン尾根幹線道路 基本設計'77」を取りまとめています。

この基本設計'77の中では、5つの案について比較検討を行っています。

A案は「ブールバール方式」とし、車道を道路の中央部に寄せ、自転車道、歩道および植栽等を含めた環境施設帯を道路の両側になるべく広く均等に確保しようとする案です。

B案は「パークウェイ方式」とし、原則として車道を道路の片側に不自然にならないように寄せ、これによって生み出された余空間を広域サイクリングロードを含んだ環境施設帯として確保しようとする案です。

C案は「リザーブウェイ方式」とし、従来の設計で貧弱とされていた自転車道・歩道および植栽帯を多少豊かにしたほかはほとんど従来どおりで、道路の中央部に余空間としてのリザーブ空間を確保しています。そのうち、リザーブ空間に「広域サイクリングロード」を設置するC-1案、「新交通システム」を導入するC-2案、さらにリザーブ空間を利用し「交差点連続立体化」するC-3案を作成しています。

こうした中、'77案では従来までの複道システム計画についてはC案で一部記述があるものの、全体的に難しいことをにおわせています。また、ここまで南多摩尾根幹線の性格が明確になっていないようにも思えます。

1989年(平成元年)には東京都が「第4種第一級の都市計画道路として整備する」との方針を打ち出し、新住宅市街地開発事業(多摩ニュータウン事業)では稲城の鶴川街道~町田街道間の側道を整備し全区間の供用開始を目指すことになりました。

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その後、1991年(平成3年)には南多摩尾根幹線の都市計画を変更します。地表式(平面構造)であった計画を、唐木田~聖ヶ丘・長峰~向陽台区間は掘割式に、聖ヶ丘~長峰区間は地下式(トンネル式)に、唐木田以西と向陽台以東は地表式に変更するものです。

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東京都はその後、尾根幹線をこの都市計画変更のように着手に向けて動き出しますが、公団等が1993年(平成5年)に刊行した『多摩ニュータウン諏訪・永山地区の活性化方策に関する基本構想検討調査報告書-尾根幹線道路の沿道地域を中心とする“都市更新”試案-』では、複雑な地形での掘割式による事業費が高いことなどを指摘しています。

その後、2001年(平成13年)11月に公表した行政評価では南多摩尾根幹線整備の「抜本的な見直し」と評価され、多大な事業費や長期の事業期間を要するため、事業手法は社会経済状況の変化を踏まえ改めて検討が必要と指摘されています。

その後、2004年(平成16年)7月には「行政評価結果を踏まえた事務事業の見直し状況」を公表し、掘割式を地表式にすることで建設コストを抑えられ、大きな交通混雑も生じず環境基準内に抑えられると結果を出します。東京都は2003年(平成15年)に、都市再生機構は2006年(平成18年)に新住宅市街地開発事業を終了し、多摩ニュータウンの公的な開発は終了することになります。南多摩尾根幹線は道路事業として整備されることになります。

一方、2006年(平成18年)に策定した「多摩地域における都市計画道路の整備方針」いわゆる第3次事業化計画では、南多摩尾根幹線は今後10年で優先的に整備をすべき優先整備路線には位置付けられず、「神奈川県の都市計画道路との接続検討」「概成(暫定2車線)区間の整備形態の検討」が示されます。

2014年(平成26年)5月21日は当時の舛添要一東京都知事が多摩地域を視察。その際、南多摩尾根幹線についても視察をしています。

2014年(平成26年)12月には東京都が「長期ビジョン」を策定し、この中で南多摩尾根幹線は東京都の主要な幹線道路網の一路線に位置付けられます。

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2015年(平成27年)2月には「南多摩尾根幹線の整備方針」を策定。これは暫定2車線区間の南多摩尾根幹線の早期整備を実現するため道路構造の基本的な考え方や今後の整備を定めたもので、基本的な考えとして、
・渋滞の緩和、広域的な幹線道路の機能確保のため、全線4車線とする。
・沿道のアクセスやまちづくりとの一体性などから平面構造とする。
・現在の道路用地を有効活用し、沿道環境に配慮した道路形態とする。
多摩市及び稲城市の市境付近はトンネル構造とし、保全地域に配慮したルートの検討を行う。
ことが掲げられました。

詳しくはこのブログの過去の記事で扱っています。
南多摩尾根幹線 整備方針を策定 平面4車線化へはずみ?

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整備方針では、1991年(平成3年)に掘割式として都市計画変更した区間を地表式に都市計画変更し、若葉台・連光寺地区はトンネル構造とすることとしています。なおトンネル区間は連光寺・若葉台里山保全地域に指定(2014年11月14日指定)されているため、これに配慮したルート検討を行うことにしています。

また、従来より地表式で都市計画決定していた唐木田以西については準備ができ次第工事に着手する方針となりました。このため、唐木田大橋については2016年1月ごろ(?)に車線を引き直し4車線化し、大妻女子大~ぐりーんうぉーく前の交差点間(唐木田区間)は2017年(平成29年)から準備工事に着手、同年10月から本体工事に着手しました。

2016年(平成28年)3月に策定された「東京における都市計画道路の整備方針」いわゆる「第4次事業化計画」では,南多摩尾根幹線は優先整備路線に選定されます。その後、12月に策定された「都民ファーストでつくる『新しい東京』~2020年に向けた実行プラン」では南多摩尾根幹線の整備を推進し多摩ニュータウンの魅力を向上することなどが示されています。

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2017年(平成29年)10月~11月には、都市計画変更を予定していた区間のうち多摩東公園交差点多摩市総合福祉センター前交差点間で事業に着手するため、都市計画変更の手続きである都市計画変更素案を公表、環境影響評価の手続きである「特例環境配慮書」を告示・縦覧に供しました。

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この区間は計画段階環境影響評価の対象となったことから、鶴牧区間諏訪・永山区間で複数案を作成しています。今後環境影響評価の手続きによりそれぞれ1つに絞り環境影響評価書を作成、同時に都市計画変更の案を告示縦覧に供し、都市計画決定。その後工事に着手することとしています。
詳しくは当ブログで記事にする予定です。

(2017年11月現在はここまで)
現在の状況

現在の尾根幹線について西側から東側に向けてざっと見ていきます。特筆がない限り東側に向けて撮影しています。もっと詳しい現況は別に記事にしたいと思います。

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▲南多摩尾根幹線の西端から

南多摩尾根幹線の西端の町田街道から撮影しています。ここから多摩境通りに向かって小山沼陸橋をぐっと登っていきます。

この区間は1995年(平成7年)に着手し、2014年(平成26円)11月9日に開通しました。本線部分は4車線ですが、自転車等は通行できず側道を通る必要があります。

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▲相模原方面への延伸を待つ

南多摩尾根幹線は相模原方面へ新たに都市計画道路を決定し延伸する計画があります(仮称:町田3・3・50号小山宮下線)。この先、境川を越えて相模原市に入りますが、相模原市方面でも相模原3・5・3号宮下横山台線を延伸・拡幅する計画です。2017円(平成29年)11月には都市計画決定のための説明会が行われる予定だそうです。

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▲小山長池トンネル

多摩境通りを越えると小山長池トンネルをくぐります。このトンネルの上には「戦車道」で知られる尾根緑道があります。


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▲清水入陸橋

小山長池トンネルを抜けると4車線の広い道路がしばらく続きます。途中、南多摩斎場入口交差点清水入陸橋による立体交差となっています。この陸橋は2005年(平成17年)7月7日に開通しました。同時に小山長池トンネルの車線数も増やされたようです。尾根幹線で唯一の交差点の立体交差になっています。


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▲長池上小山田陸橋から

途中、この付近には旧道が残っています。この写真は旧道の長池上小山田陸橋から撮影したものです。

旧道には米軍の由木通信所がありましたが、2016年7月1日に変換され、現在では通信設備だけが残されています。通信所が変化された現在となっては旧道はほとんど用なしの状態です。
旧道については別に記事にしています。
尾根幹 長池公園脇の旧道

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▲ぐりーんうぉーく前の交差点

ここから稲城方面にかけてはほとんどが2車線となります。この交差点は直進車線が2つあるにもかかわらず、受ける側がすぐに1車線に減少するため合流時に渋滞がしばしば発生します。ここから先、大妻女子大付近までは「唐木田工区」として2017年(平成29年)10月から4車線化に向けた拡幅の本体工事が始まっています。
南多摩尾根幹線 唐木田工区着手へ現況

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▲唐木田大橋

しばらく進むと唐木田大橋を越えます。唐木田大橋は小田急多摩線を越える跨線橋で、この下に小田急多摩線とその車庫があります。上下線が分離された橋でかつては1車線ずつの通行帯でしたが、2016年(平成28年)初頭前後に区画線が引き直され片側2車線になりました。

現在は暫定的にすぎないため、稲城方面は橋を渡ってすぐの多摩市総合福祉センター前交差点で左側車線が左折専用になっていたり、相模原方面は右側車線が消滅したりと、その効果は発揮できていない状況にあります。現在は車線についての予告がないため、知っているドライバーは準備して走行していますが、知らないドライバーはトラップに引っかかっています。

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▲多摩市総合福祉センター前交差点

唐木田大橋を渡り終えると多摩市総合福祉センター前交差点に差し掛かります。奥に見える建物が福祉センターで、アクアブルーという屋内プールは多摩市民だけでなく周辺の人に人気のある施設です。

ここから先、稲城市方面にかけては広い中央分離帯を有する片側1車線の道路が続きます。「歴史」の項目でも書いたように、中央部分に本線を立体的に建設する予定でしたが、結局建設されないまま計画を凍結し、平面4車線で建設する方針になっています。

そのうち、ここから多摩市の多摩東公園交差点までは、2017年(平成29年)現在都市計画変更に向けた関連手続きを実施中です。

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▲多摩市鶴牧のY字橋から

多摩市鶴牧のY字の形をした歩道橋から撮影しています。ここから多摩南野交差点付近まで、上下線で高低差のある作りとなっています。このことから、今後平面4車線で建設する場合もそれなりの制約が生まれるため、2017年(平成29年)10月現在、2つの案をつくって比較検討を行っています。

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ちなみに、1991年(平成3年)に都市計画変更した際の環境アセスメントでの完成予想図はこんな感じです。


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▲一本杉橋から

一本杉公園に隣接する遊歩道「一本杉橋」から撮影したものです。

多摩南野交差点から多摩卸売市場前交差点付近までは上下線にさほど高低差は無く単調な道路が続きます。今後の都市計画変更でも上下線の高さがそろった平面で建設される方針です。

中央部の大きな中央分離帯は工事用車両の停車場所として使われることもあり、見に行った現在この場所では一本杉橋の改修の関係車両が使用していました。昔はもっと残土があった気がするのですが、徐々に減らしているのでしょうか。

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▲多摩卸売市場前交差点

鎌倉街道と交差する多摩卸売市場前交差点です。写真の右側奥に1983年(昭和58年)に開場した東京都の多摩ニュータウン市場があります。取扱量としては少ない方です。この市場の建設に当たっても、ニュータウンに入居した周辺住民から反対の声があったようですね。

この交差点は南多摩尾根幹線鎌倉街道をオーバーパスで越える立体交差点として都市計画変更される予定です。

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▲対面2車線になる

永山区間では対面通行の2車線になります。これは「歴史」の項でも書いたように住民の反対運動があったからで、諏訪・永山団地に近い北側を遊歩道として開放し、自動車が走る部分は南側に寄せる形になっています。このあたりでも上下線で高低差があり、都市計画変更の手続きの中で2つの案を作成し比較検討を行っています。

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▲諏訪・永山地区の団地と遊歩道

諏訪・永山地区は多摩ニュータウンでも初期に入居が始まった地区で、反対運動もあった地区ですが、南多摩尾根幹線から住宅地までの距離が他の地区に比べて近いのも特徴です。この地区では段階的に団地の建て替えも進行しています。

こうした中、2016年(平成28年)3月に多摩市が公表した『多摩ニュータウン再生方針』では、「広域的な視点で、次世代を見据えた産業・業務、商業機能の誘致や育成を図り、多摩ニュータウンにおける新たな付加価値を創造する場としていきます。」としており、今後周辺環境が変化することも考えられますね。

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▲エコプラザ付近のS字カーブ

対面通行になっているエコプラザ多摩前交差点の西側ではS字を書くように蛇行した道路状況になっています。

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これはこの付近で南多摩尾根幹線の都市計画線に川崎市がかかっているためで、これを迂回し川崎市に入らないようにしています。都市計画線がはみ出たりすることは珍しいことではないと思いますが、当時の公団などが行政境の変更や都市計画線の変更も検討しましたが、結局そのまま多摩ニュータウン事業は終了し東京都に引き継がれています。

今度の都市計画変更でもこの線形は変更せず、川崎市にはみ出して南多摩尾根幹線は建設される計画です。この部分には「よこやまの道」と呼ばれる遊歩道があるため、建設にあたってはそのルートの変更等が生じる予定です。

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▲多摩東公園交差点

その後、諏訪・永山区間を抜けると再び広い中央分離帯が現れ、片側1車線ずつの道路になり、多摩東公園交差点に差し掛かります。この交差点は土曜・日曜を中心に横切る道路などがしばしば渋滞していて、南多摩尾根幹線の都市計画変更素案及び特例環境配慮書の説明会で配布されたパンフレットの図では、平日最大980mの渋滞が発生しているとしています。ただ、今度の都市計画変更では平面交差になる計画です。

右に見えるのは永山中継局というデジタルテレビの中継局で、2010年(平成22年)に開局しました。これとほぼ同時に多摩南野にあった多摩中継局がなくなっています。この中継局の足元には都道137号線が通っていますが、南多摩尾根幹線を陸橋で越えていき直接接続しません。

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▲2車線の区間(若葉台)

多摩市から稲城市に入ると対面通行の広めの2車線道路になります。都市計画道路としてはこの道路の北側、多摩カントリークラブの方にあり、トンネルで建設される計画です。


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▲長峰区間、多摩カントリークラブ前付近から

稲城市長峰の杜の一番街の付近で再び広大な中央分離帯のある道路になります。この付近の幅員は58mでかなり広いものとなっています。この付近の標高は115mほどで、この先稲城駅付近の標高40mまで一気に下っていきます。眺めがよく都心の高層ビル群や、東京スカイツリー、東京タワーも見ることができます。

この写真の奥に遊歩道の「くじら橋」があります。その手前の交差点「稲城中央公園交差点」の手前の数十メートルは計画道路幅の半分が多摩ニュータウンの事業範囲ではなく、稲城方面行き道路は事業範囲から出ないように迂回する形でS字カーブを描いていましたが、2012年春ごろ(?)に直線的に直されています。

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▲くじら橋から

くじら橋からの景色もこんな感じです。もともとここは稲城駅方面から続く竪谷戸があり、多摩ニュータウン開発で大きく盛土されています。もうそんな面影はありません。


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▲竪谷戸大橋

竪谷戸大橋ではJR武蔵野線(貨物線)を越えます。この部分の武蔵野線は多摩ニュータウンの都市計画決定以前の1965年(昭和40年)6月に事業化し、1967年(昭和42年)10月にこの付近の工事に着手しています。

多摩ニュータウン開発以前はこの付近は谷戸であったため、当初の計画では武蔵野線は谷戸に盛土をして谷戸を横切る計画でした。その後、南多摩尾根幹線が計画決定され、武蔵野線は橋梁で谷戸を横切るように計画が変更されています。このときの計画では、南多摩尾根幹線は武蔵野線の橋梁のをくぐる予定でした。

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▲竪谷戸大橋の下に武蔵野線の橋梁がある

その後、多摩ニュータウンの計画が進み向陽台地区の土量の調整を図る必要があることから、南多摩尾根幹線は武蔵野線のを跨ぐ計画に変更されています。

1985年(昭和60年)の運輸政策審議会答申第7号の整備計画で武蔵野線(武蔵野南線)の旅客化が盛り込まれ、当時の公団も向陽台地区に新駅を設置する検討を行っています。この旅客化と尾根幹の変更などを契機に、武蔵野線に蓋をかけてトンネル化することも検討されましたが、旅客化の計画はなくなり、JRもすでに運行していた列車への影響などから蓋掛けを承諾せず、そのままの状態で現在に至っています。

この竪谷戸大橋2006年(平成18年)2月1日に交通開放されました。武蔵野線の下の部分が当時の地面レベルであり、周辺は相当盛土されているのがわかりますね。

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▲川北下地区

竪谷戸大橋の東側から鶴川街道にかけての川北下地区は、2007年(平成19年)4月14日に交通開放されました。当初この地区は土地区画整理事業で整備する計画でしたが、その後道路は東京都が都道として整備しました。この開通により、鶴川街道から町田街道まで繋がることになりました。

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▲稲城福祉センター前交差点

この交差点で鶴川街道にぶつかります。都市計画道路としての南多摩尾根幹線はこの先矢野口まで多摩川まで続きますが、愛称としての南多摩尾根幹線道路はここで終了し、町田方面から来た鶴川街道に名前を譲ります。


今後のこと
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唐木田区間については現在は2017年(平成29年)10月から2019年(平成31年)2月下旬までの予定で本体工事が行われています。数年後には4車線として通れることでしょう。


聖ヶ丘五丁目~南野三丁目間は今後、都市計画変更と環境影響評価の手続きを終了後、事業の認可を得て順次着手していく予定です。工事は3つの工区に分けられ、早いところでは2019年度(平成31年度)から工事に着手する計画です。

稲城市区間についてはトンネル区間のルートの検討を行っており、今後手続きを進めていくことになります。

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相模原方面については新たな都市計画道路の設定に向けて準備を進めています。


参考資料
・おねかんニュース
・稲城市議会議会録
・多摩市議会議会録
・東京都議会議会録
・多摩ニュ-タウン開発計画1965報告書 昭和41年  日本住宅公団
・多摩ニュータウン尾根幹線道路基本設計調査報告書 昭和44年4月 日本住宅公団南多摩開発局
・多摩ニュータウン尾根幹線道路基本設計’77調査報告書 昭和52年2月 Y.C.E.設計事務所
・南多摩尾根幹線環境影響調査 報告書 平成5年7月 東京都多摩都市整備本部
・多摩ニュータウン諏訪・永山地区の活性化方策に関する基本構想検討調査報告書-尾根幹線道路の沿道地域を中心とする“都市更新”試案- 平成5年10月 住宅・都市整備公団南多摩開発局
・多摩市史 資料編4 平成10年 多摩市
・多摩ニュータウン開発事業誌-通史編- 平成18年3月 都市再生機構東日本支社多摩事業本部
・多摩ニュータウン開発事業誌-市域編-1 平成20年3月 都市再生機構東日本支社ニュータウン業務部
・多摩ニュータウン開発事業誌-市域編-2 平成20年3月 都市再生機構東日本支社ニュータウン業務部
・稲城市都市計画図 平成24年3月 稲城市
・南多摩尾根幹線の整備方針 平成27年2月 東京都都市整備局
・多摩市都市計画図 平成27年3月 多摩市
・多摩ニュータウン再生方針 平成28年3月 多摩市
・多摩都市計画道路3・1・6号南多摩尾根幹線(多摩市聖ヶ丘五丁目~南野三丁目間)建設事業 特例環境配慮書 平成29年10月 東京都
・都市計画変更素案及び特例環境配慮書のあらまし 多摩都市計画道路3・1・6号南多摩尾根幹線(多摩市聖ヶ丘五丁目~南野三丁目間)パンフレット 平成29年10月 東京都
※このブログは2017年11月17日現在のものです。
by yunomi-chawan1 | 2017-11-18 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(4)

東村山3・4・5号久留米東村山線 進捗状況2017

東久留米市と東村山市で事業中・および事業化に向けて準備が行われている東村山都市計画道路3・4・5号久留米東村山線の進捗状況を見てきました。

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東村山都市計画道路3・4・5号久留米東村山線東久留米市前沢五丁目東村山市久米川町三丁目に至る都市計画道路です。東村山市と東久留米市は同じ東村山都市計画区域に属しています。

東久留米市の延長は約2,370m、東村山市の延長は約1,487mです。このうち東久留米市は西側の約290mが事業中で、東村山市は約640mの1期が事業中、約560mの2期が事業化に向けた準備が行われています。

東久留米市区間
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東久留米市の事業区域の東側にある西団地南交差点です。この交差点は新山通り滝山中央通りが交わり、北に行くと久留米西住宅(団地)が、東に行くと滝山団地があります。

この写真は西側の事業地方面を向いていて、この先数十メートルでこの幅の道はなくなります。写真の反対側は滝山団地の中心部方面です。

この付近の道路は比較的街路樹が大きいような印象を受けました。

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事業区間の東側の端となります。現在の道路はここでカクっと右に曲がっています。将来はこの先に直線的に道路が整備される計画です。

東久留米市区間の事業延長は約290m計画幅員は16mで標準的な幅と言えます。事業期間は平成21年度からです。

この道路は第三次みちづくり・まちづくりパートナー事業での施行となっていて、施行者は東久留米市です。この事業は用地や大規模構造物等の費用を東京都が負担し、設計やその他工事費用を自治体が負担することで、自治体と東京都が協力して都道を整備するものです。

なお、東久留米市の区間は2011年(平成23年)9月30日都道129号東村山東久留米線に編入されています(都告示第1417号)。

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事業区間では途中、黒目川を越えることになります。

黒目川はこの付近ではさほど大きくはありませんが、東久留米市のマスタープラン(平成24年改訂)で「人と生物が行き交うことのできる水と緑の軸」として位置付けられています。

東村山3・4・5号線は橋梁で川を越えることになり、現在は橋梁の建設工事が行われていました。

黒目川の遊歩道などは工事に伴い一時的に通行止め箇所があり、工事状況がどのような感じなのか近くで見ることはできませんでした。

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事業区間の西側です。道路の形に沿って用地が確保されています。今後一気に道路の構築が進んでいくと思われます。

東久留米市ではこの道路の開通に先立ち、“沿道の土地の適正かつ合理的な土地利用を誘導し、周辺環境と調和した良好な市街地環境の形成を図ることを目標とする”ため、2016年(平成28年)11月29日には、久留米東村山線沿道柳窪地区地区計画を決定しています。

なお、市議会によると、開通(交通開放)は2018年度(平成30年度)中を見込んでいるようです。

市境 既成区間
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東久留米市と東村山市の市境付近は既に整備が完了しています。

これは組合施行による恩多柳窪土地区画整理事業によって面的に整備されたもので、東村山市市議会録によると1985年(昭和60年)3月15日に交通開放されています。

なお、東久留米市の区間は先述した2011年(平成23年)9月30日都道129号東村山東久留米線に編入されたほか(都告示第1417号)、東村山市の区間は後述する事業中の区間も含めて2011年(平成23年)8月26日都道に編入されました(都告示第1282号)。

なお現在も都道ではあるものの、街路灯(防犯灯)などは市の管理になっていました。舗装なども完成してから年数が経過していることもあって傷んでいる箇所が見られます。東村山市市議会によると、舗装や付属物等の補修については、事業中の区間が完成し東京都に引き継がれる際に協議を行いたいとしているようです。

東村山市 第1期
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東村山市の第1期の区間は出水川付近恩多町五丁目付近までの約640mです。計画幅員は16mで、東久留米市内と変わりません。

事業期間は2009年(平成21年)からで、現時点では2020年度(平成32年度)までを見込んでいます。

この道路は「第三次みちづくり・まちづくりパートナー事業」によって整備が進められていて、この区間は2011年(平成23年)8月26日に都道に編入されました(都告示第1282号)。

写真の区間は出水川の手前で、事業区間の東の端となります。出水川はさほど大きくはない河川ではありません。道路はここから北西に向けて緩やかな上り坂が続きます。

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緩やかな上り坂が続きます。用地の取得も大分進んでいるように見えました。


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事業区間の中ほど、用地取得が進んでいる場所では水道管と思われる工事が行われていました。

ここに来たのは日曜日だったためか工事の作業は行われていませんでした。


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途中で野火止用水を越えることになります。写真の左側が久留米市方面(西側)、右側が東村山方面(東側)です。

野火止用水は玉川上水から分水し埼玉県方面に流れる歴史のある用水路で、現在も水が流れています。

道路は橋で用水を越えることになると思われ、現在は水路の改良工事のようなものが行われていました。

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野火止用水から北向きに上り坂は続き、その先で1期区間の標高の最高点になるみたいです。その先で都道にぶつかって1期区間が終了します。

この付近は工事が行われているようには見えませんでした。


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1期区間の西の端です。丁字路になっていますが、道路はこの先に接続し十字路になる計画です。

交わる道路は都道226号線で、写真の左に行くと全生園へ、右に行くと久米川駅方面に行きます。


東村山市内 既成区間
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この先約160mの区間は既に整備され供用されています。

この道路は久米川駅方面に伸びる東村山3・4・26号線の整備に合わせて整備されたもので、現在は都道226号東村山清瀬線となっています。

東村山市議会録によると、2007年(平成29年)3月10日にテープカット式が行われ交通開放されたようです。

東村山市 第2期
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第2期は残る部分の整備にむけて現在準備が進められています。延長は約560mで、計画幅員は16mです。

事業は他の事業中の区間と同様に第三次みちづくり・まちづくりパートナー事業により整備が進められる計画で、事業期間は10ヶ年を予定しているようです。

写真は事業予定区間の南端です。急に道が狭くなります。この先空堀川で標高が一時的に下がりますが、その後北に向けて上り坂となっています。

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途中、農地がありました。この付近の無人販売はロッカー方式が多いですね。町田市内では屋根の下に置かれた野菜を専用ポストにお金を入れて持っていくシステムが多いですが。

この道路の整備に向けて、2017年(平成29年)10月には住民対象の事業概要及び測量説明会が行われていたようです。

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道路は東村山市民スポーツセンターの近くで東村山3・4・27号線とぶつかって終了する計画です。

道路は写真の右側に来ます。なお、3・4・27号から鷹の道までの短い区間は既に道路付属部分として用地が確保されています。


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ちなみに・・・東村山3・4・27号東村山駅秋津線は秋津方面に向けて事業中で、2017年(平成29年)3月31日に既に整備が完了した一部区間が交通開放されています。3月上旬に見に行った時の記事は下記。


参考
・東京都公報 平成23年8月26日付
・東京都公報 平成23年9月30日付
地区計画|東久留米市ホームページ
都市計画道路3・4・5号線整備事業(第1期)/東村山市
都市計画道路3・4・5号線整備事業(第2期)/東村山市
都市計画道路|東久留米市ホームページ
都市計画マスタープラン|東久留米市ホームページ
・東久留米市 平成29年第2回定例会5日目 議事録
・東村山市 平成19年3月16日予算特別委員会 議事録
・東村山市 平成27年9月定例会 議事録

by yunomi-chawan1 | 2017-10-21 00:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)

西東京3・4・11号練馬東村山線 着手前現況

西東京市で事業に向けた準備が進んでいる西東京3・4・11号練馬東村山線(伏見通り~保谷新道間)の現況を見てきました。

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西東京3・4・11号練馬東村山線は西東京市の北部を東西に結ぶ都市計画道路です。このうち、東小学校東伏見通り間と、保谷新道ひばりヶ丘駅の南側の区間は既に供用されています。

伏見通り保谷新道間は整備されていないため、西東京市では整備に向けた説明会が行われているようです。なお、この区間の道路は第3次みちづくり・まちづくりパートナー事業で整備される計画です。

都市計画道路の都市計画決定は1967年(昭和42年)5月23日。

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伏見通り側から見た事業区間の東側

丁字路になっていて、ここから先に直線的にひばりヶ丘駅方面につながれる計画です。

ここから後ろ側、保谷駅方面については東小学校東交差点まで整備が完了していますが、これについはみちづくり・まちづくりパートナー事業および新みちづくり・まちづくりパートナー事業で整備が行われた箇所になっています。

計画では幅員16mの標準的なもので、事業延長は約820mです。現在のところ、事業期間は2026年(平成38年度)までの10ヶ年で計画されています。事業認可の取得は2019年度~2020年度(平成31年度~平成32年度)で計画されています。

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保谷新道側から見た事業区間の西側

保谷新道側は変則的な4差路になっています。


by yunomi-chawan1 | 2017-10-19 10:30 | 道路計画や開通など | Comments(0)

西東京3・4・21号ひばりヶ丘駅北口線 進捗状況2017

西東京市のひばりヶ丘駅北口で建設中の西東京都市計画道路事業3・4・21号ひばりヶ丘駅北口線の建設状況を見てきました。

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西東京3・4・21号ひばりヶ丘駅北口線は西武池袋線のひばりヶ丘駅北口から北の新座市境へ通じる都市計画道路です。事業区間は全線で、施行者は西東京市。新座市内は別途都市計画道路が決定されており、既に供用されています。

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道路の基本構造は、幅員16mに2車線の車道幅7m、両脇に歩道4.5mを配置する構造です。自転車走行スペースは歩道内に内包されるタイプで、車道は若干狭めです。電線類は地下化される計画です。


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●事業期間の北側から北を見る

写真奥の交差点(横断歩道がある箇所)が施行境界となります。写真奥が新座市、手前が西東京市ひばりヶ丘駅方面となります。

施行境界から南へ約130mの区間(奥の横断歩道から撮影地点付近まで)は完成し、2017年(平成29年)4月に交通開放されたとのことです。

なお、施行境界付近のL=13mは厳密には別の都市計画道路になっています(西東京3・4・13号保谷秋津線)。

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●駅方面(南方向)を見る

現道から外れる付近から先は、現在でも工事が実施中でした。奥の方には駅前の西友などの商店が見え、駅舎も見通せます。


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●セブンイレブン脇から駅方面(南方向)を見る

沿道の建物は都市計画道路に沿って改築・新築されていて、道路の開通を待った状況です。工事についても大詰めを迎えている状況です。

西東京市議会によると、2017年度(平成29年度)はひばりが丘北通り南側までの約140m区間道路整備工事と、2018年度(平成30年度)に予定している駅前広場整備の先行工事として道路排水管布設工事、電線共同溝整備工事等を実施する計画です。道路整備工事の完了は2018年度(平成30年度)末とのこと。(完了と開放が一緒になるかは不明)


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●東西に横切る道路から駅方面を見る

こちらも駅まで見通せる状況です。

現在、駅の北口周辺は狭い路地に歩行者があふれているような状況でした。新しい歩道付きの道路ができればその流れも変化しそうですね。

ちなみに、この記事一番上の地図の都道25号線から西向きに都県境までは、都市計画道路の事業化に向けた動きがあり、数年以内に着手されるものと思われます。

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●駅前広場予定地から北を見る

駅前には既に階数の多い建物がいくつか建っていました。その建物の形状からも、どんな駅前広場になるのか想像がつきそうな感じです。

ちなみに、ひばりヶ丘駅北口周辺は「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」に基づく街並み再生地区として平成22年に東京都から指定された場所でもあります。

駅周辺は街路整備に伴い、民営の駐輪場が減ったこともあって、西東京市では生産緑地の買い取りの申し出を受け、2017年度(平成29年度)に事業用地として取得した上で新規自転車駐車場の整備を行う予定だそうです(市議会より)。

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ひばりヶ丘駅の駅舎については、西武鉄道が北口にエスカレータとエレベータを設置するバリアフリー化を実施する計画で、西東京市議会によると2018年(平成30年)夏ごろに完了する計画だそうです。このため、駅前の交通広場の土地の一部を平成59年(2047年)3月31日まで無償貸付することが市議会で決定しています。

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現地に貼ってあった駅舎の完成予想図はこんな感じ。

ひばりヶ丘駅北口は道路が狭かったためバス停は駅から少し離れた場所にありましたが、駅前交通広場が完成するとバスが駅のすぐそばまで来ることになるでしょう。バス停と駅が近づき利便性は高まりそうですが、バス停と駅間にあった商店街には少し痛いかもしれませんね。

以上、1年程度で完成しそうなひばりヶ丘駅北口線でした。


by yunomi-chawan1 | 2017-10-13 01:00 | 道路計画や開通など | Comments(0)


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