坂浜平尾土地区画整理事業と坂浜新駅構想とその経緯

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【追記】5月30日に上平尾土地区画整理地内の区間が開通しました!詳しくはこちら


このブログでも何度か紹介をしている稲城市の「稲城上平尾土地区画整理事業」と「稲城小田良土地区画整理事業」。これらは稲城市の南部、京王相模原線若葉台駅の東側、小田急多摩線栗平駅の北側で行われている大規模な区画整理事業です。

この付近の地主が「組合」を作り民間が施工をする区画整理事業です。都立公園や都市計画道路は自治体から補助が出ますが、ほとんどが地主のお金で施工することになります。
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稲城上平尾土地区画整理事業の区画整理組合設立認可は平成22年7月29日。稲城小田良土地区画整理事業は平成24年12月25日です。
しかし、よく調べていると、これらの認可の前に、これらの地区に加え北側も含めて、東京都が施工で坂浜平尾土地区画整理事業なるものを計画していたことがわかりました。
ただ、その東京都施工の範囲の内部で、現在地元の地主による組合が区画整理をしているということは、東京都の計画はどうなったのか。と、ふと疑問になったのです。

インターネットが盛んになった以降の計画はほとんどがインターネット上にその情報があるので調べやすいのですが、坂浜平尾土地区画整理事業はそれ以前のものらしく、ほとんどインターネット上に情報がありませんでした。
そのことから、東京都に情報公開請求で情報開示を求めてみることにしました。

以前の記事(以前のブログの方に飛びます)別窓


この記事の目次




マスコミなどが役所などの行政に対して行うイメージのある情報公開請求ですが、法律上は誰でも行うことができることになっています。
『行政機関の保有する情報の公開に関する法律』の第3条には
何人も、この法律の定めるところにより、行政機関の長(前条第一項第四号及び第五号の政令で定める機関にあっては、その機関ごとに政令で定める者をいう。以下同じ。)に対し、当該行政機関の保有する行政文書の開示を請求することができる。
とあり、何人=「誰でも」できます。

法律にも規定があるようですが、個人を特定できるような情報は公開できなかったりし、公開できないことへの不服申し立ても法律に規定されています。

公開の請求については、各自治体などが条例で定めているようですが、方法などは多少異なったりするので、確認してみてください。ここでは東京都の情報公開請求についてです。



東京都の情報公開請求はインターネット、FAX、郵送で申し込むことができます。インターネットは早くて便利なのですが、スマートフォンのブラウザには対応していなかったので、郵送で行いました。

その後、都から電話があり、開示内容を相談。窓口での縦覧もしくは写しの交付という流れになります。規定により、請求代と写しの場合はコピー代を払う必要あります。


開示の担当をしてくださったのは、東京都 都市整備局 市街地整備部の方。
電話相談の際、「開示を請求された公文書をすべてコピーしていたら何千円にもなってしまうので、都庁にいらして必要な部分だけコピーされてはいかがですか。」との相談。「はい、行きます。」と、即決しました。そこまでお金が膨らむとは私自身考えてなかったのですが、配慮をしてくださって嬉しかったです。

8月の来る日。都庁に初登庁。(駄洒落じゃないよ)
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無駄にでかいぜ

開示の電話で相談をしてくださった方と、もう一方と計1時間40分ほどお話をしました。ありがとうございました。開示内容以外にもいろいろ聞くことができ勉強になりました。もう、取材になってしまいました。



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平成18年3月時点での計画図。最初の都市計画は平成9年で、それから何度か計画が変更されている(後述)。稲城市ホームページより引用。

坂浜平尾土地区画整理事業は、頭にも書いたが、京王相模原線若葉台駅の東、小田急多摩線の栗平駅の北側に位置しています。
地図には栗平駅の記載がありませんが、図の左下あたりにあります。

「坂浜平尾」というのは2つの地名で、「坂浜」と「平尾」があります。坂浜というのは現在の若葉台地区も昔は坂浜でした。この計画図の上側にあたります。平尾というのは計画図の下側で、既に平尾団地という団地もできています。
稲城市では平尾は隔離されたような位置で、市内の他の地区とは違って、小田急多摩線の栗平駅や、小田急小田原線の新百合ヶ丘駅を使う人が多い地区です。ちなみに、平尾団地は昭和45年に入居が始まりました。

この地図についてですが、稲城市ホームページが更新され、『平成18年3月に策定された「坂浜平尾まちづくりイメージ図」は、策定当時に想定したまちづくり手法と対象区域を示したものです。そのため、必ずしも現都市計画等と合致するものではありません』とされました。



多摩ニュータウンと坂浜平尾

多摩ニュータウンは昭和30年代後半~40年代前半にかけて計画されました。当初では、この坂浜平尾地区も多摩ニュータウン計画の1つに入っていたそうです。
多摩ニュータウンは、当初は「新住宅市街地開発法」に基づく、「新住宅市街地開発事業」として開発が行われる予定でした。これは、土地を全面的に買い上げて、公団が住宅を販売する方式です。
しかし、もともとその土地に住んでいた人からは難色が出ました。買い上げも比較的低い価格で、かつ自分の思うようにはならない部分もあったからだそうです。そこで、東京都などは「区画整理」という方法を用いて土地を開発することにしたそうです。
この「区画整理」では、現在の多摩ニュータウンには8箇所が該当します。その一部は多摩市南野付近です。

ただ、坂浜平尾地区はその計画からも外れたそうです(正式には平成9年まで外れてはいない)。この地区は「市街化調整区域」(=開発が制限された地区)として、取り残される結果となりました。

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一般的に言われる多摩ニュータウンと坂浜平尾地区
http://www.openstreetmap.org/

市街化の波とバブル経済

西側の多摩ニュータウンに続々と入居が始まり、東側の新百合ヶ丘駅付近も発展を見せます。さらには南側の小田急多摩線の沿線でも住宅地化が進みます。地区内には京王相模原線が通り、都心まで40分程度という好立地です。

そんな地区の真ん中に取り残された広大な未開発地「坂浜平尾」。市街化調整区域に指定されていて、開発もできない、土地の価格が上がらない。そういったことで、地主らも痺れをきかせて、都に「早く開発してくれ」とお願いされたそうです。
そこにバブル経済の波。

東京都は平成元年ごろに長期計画を決定し、付近の開発を行うことを決めます。


坂浜平尾土地区画整理事業の決定とその後

平成9年8月1日。東京都は「坂浜平尾土地区画整理事業」を正式に事業認可します。(東京都告示874号)
これは東京都が施工する方式でした。
しかし、平成9年はとっくにバブル経済は終了。
さらに、この年の同じ月に、東京都はお金を削減する意味もあって、「これ以上東京都が施工する区画整理はしない」との決定をしたそうです。

なんとも笑い話ですね。話をうかがった担当の方によると、都庁内でも縦割りで部署外での連絡がうまくいってなかったそうなのです。

それでも、坂浜平尾土地区画整理事業はすると決めたことだから行う方針を続行。その後、3度の計画を変更するも大きな動きがない日が続きます。
「区画整理事業」をすると、4メートル以上の道路に面していないと家を立て替えられない(この付近の道路は狭い)、下水道を整備できない(するなら区画整理で一括して行うから)など、法的に様々な制約が出ます。
そんななか、なかなか事業が進まないことへ、地主や稲城市から不満が出ます。

そこで坂浜平尾土地区画整理事業の中に「上平尾土地区画整理事業」「小田良土地区画整理事業」を民間(地主)施工で行うことになったそうなのです。


平成9年8月1日以降、3回の計画変更をしています。

平成9年8月1日 事業決定[東京都告示第874号]
平成19年8月4日 坂浜西地区地区計画の決定に伴う削除[第1277号]
平成21年11月20日 都市計画道路の変更に伴う変更[第1532号]
平成23年12月19日 都市計画公園の変更に伴う変更[第1777号]

事業決定(平成9年8月1日)

都市計画事業決定[告示874号]
┣市街化区域及び市街化調整区域の変更[告示875号]
┣都市計画道路の変更[告示876号]
┣都市計画公園の変更[告示877号]
┣都市計画緑地の変更[告示878号]
┗新住宅市街地開発事業の削除[告示879号]

はじめに付け加えておくと、告示というのは都が毎日出している公報にでた番号のこと。公報に掲載されて初めて一般にでたことになる.。


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このときに設定された都市計画道路がこちら。区域右上に駅前のような広場を作ることがわかります。

それに付随する道路として、多3・4・32号清水谷戸小田良線多3・4・33号坂浜京王南線多3・4・34号坂浜京王北線多3・4・35号坂浜京王南北線です。

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それと同時に市街化調整区域から市街化区域に変更された区域です。ほぼ全域で、かなり広大です。

坂浜西地区地区計画の決定に伴う削除(平成19年8月4日)

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当初予定していた坂浜平尾土地区画整理事業の区域のうち、おおむね鶴川街道(主要地方道町田調布線:都道19号線:多摩都市計画道路 3・4・15号 東長沼坂浜線)より北側の地区を除外します。
これは、この区域を区画整理ではなく、土地計画に基づいて町作りをすることに決めたからです。土地計画というのは、「○メートル以上の道路にする」だとか「○は作らない」というように、ルールをつくって町作りをする方法です。これによって、面積が約27.6ha減少しました。



都市計画道路の変更に伴う変更(平成21年11月20日)
都市計画公園の変更に伴う変更(平成23年12月19日)

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この変更では、現在の計画と同じ姿となりました。東京都の計画図では、京王線への新駅のアクセス路が消滅。北へ延びていた都市計画道路も軒並み消えました。



風の噂に聞く「坂浜新駅構想」。しかし、その構想は実はなぞ。東京都の担当者に直接質問しました。

坂浜新駅構想の経緯
京王相模原線の稲城駅~若葉台駅は3.3kmの距離があり、複々線(扱い)になっている笹塚~新宿駅を除けば京王で最長の距離で、相模原線建設当初から計画が存在しました。そのため、建設当初から付近は線路の勾配をなだらかにしているらしいです。(駅を設置するのに勾配の基準がある)
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構想がある(あった)区域
東京都の当初の計画でも、上の図からもわかるように駅前広場を設置して、駅を開設する計画でした。

このとき、東京都と京王とのやり取りは以下のようになっていました。
平成6年6月29日。東京都多摩都市整備本部(現存せず)は京王電鉄に区画整理の計画説明と、駅設置の検討協力を依頼しました。
(略)
さて、東京都では多摩ニュータウン並びに周辺地区整備計画の一環として稲城市坂浜平尾地区の面積約212ヘクタールの区域につきて、土地区画整理事業による新市街地の整備を行うことを計画しております。
この、坂浜平尾地区の市街地整備計画につきましては、東京都第3期長期計画により施工方針を決定し、(略)、事業化へ向けて権利者の機運が高まっています。このためには、当地区を通過している京王相模原線に新駅を開設して、まにづくりの核として事業を施工する必要があります。
つきましては、新駅の設置に係わる諸問題について、ご検討、ご協力をお願いいたします。


平成6年10月4日、京王からは
(略)坂浜・平尾地区の新駅は、同地区の発展に大きく寄与し、ひいては地権者の利益を大きく増進するものであると考えます。しかしながら、当該区画整理事業による市街地熟成に長期間を要するため、当社にとりましては、請願駅の建設費を(都が)全額負担いたはだきましても、なお駅運営等にかかる費用が大きな負担となります。このような状況のもとにおいて、新駅については、建設費はもとより運営に係る費用を新駅か開設によって便益を受ける区画整理事業全体でご負担担いただかなければ、新駅設置は困難であると考えます。
と回答しました。

平成6年10月5日。都と京王は次のような確認を交わしました。
(略)

1.駅等の運営で発生する乙(京王)の超過負担については、新駅設置によって、受益を受ける区画整理事業地内で負担すべきであるという乙(京王)の主張を理解し、区画整理事業区域内において乙(京王)が所有する土地の換地により補填する。(鉄道外用地 7200平米、鉄道敷用地(法面)12000平米)

2.甲(東京都)は乙(京王)が所有する鉄道外用地および鉄道敷用地(法面)について、住宅地に一括換地する。

3.この他は協議して決める(略)。


こうして、当時は計画が進んでいきました。
今もそうですが、鉄道会社は自費で新たに駅を作りたがりません。多摩ニュータウンへの延伸時は、自社の不動産屋が分譲できるわけでもなく(公団がやっていた)、延伸さえ渋っていたのは有名です。
また、都と担当者の話によると、坂浜の新駅については、当時の京王電鉄は「新駅は若葉台駅と稲城駅の利用客が移るだけ」との考えもあったそうです。


そして、東京都は区画整理を実行できないまま月日が過ぎました。

平成21年9月9日。東京都は京王電鉄に計画の取り下げを申し入れます。これにて、東京都の新駅の構想はなくなりました。


現在の新駅構想
現在の計画では新駅構想はどうなっているなか質問した。
答えは、「東京都の計画にはない。京王電鉄の計画にもない。民間の区画整理組合の計画にもない。」そうだ。これは駅設置の10~30億円を負担できないらしい。
しかし、「稲城市の計画にはある」とのことです。

「えっ!?」と問うと、
「誰が費用するかもわからない。でも、稲城市の計画にはある。」
とのこと。ますます謎。

その計画図が冒頭にも出したこれらしいです。
ただし、これは平成18年3月に策定された「坂浜平尾まちづくりイメージ図」であり、策定当時に想定したまちづくり手法と対象区域を示したもの。現在の都市計画と合致するものではないと稲城市ホームページではされています。





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(元図は稲城市HPより)

区域内の3本の都市計画道路の開通時期がわかった。

・ 多摩都市計画道路3・4・36号小田良上平尾線
神奈川県との県境部分については、早ければ9月にも開通する予定だそうです。
平成27年12月追記:現在もなお開通しておらず、現場の方にうかがったところ、「工事は平成28年3月にも終わりそうだが、市に引き渡して開通となると6月くらいになるかも」とのことでした。
平成28年6月追記:6月現在工事は川崎市側の川崎市施行部分数十メートルも含め終了しています。開通は警察との協議のもと決定するそうです。平成28年秋との情報もあるが・・・?
小田良土地区画整理事業地も工事中でこちらは未定。

その先の京王線より北側は稲城市が施行するが、まだ事業化はされていない。この道は稲城市でも整備のランクが上から3番目で、いつ着工できるのかさえ不明らしいです。
平成28年6月追記:小田良土地区画整理事業北側~鶴川街道区間が、第四次優先整備路線に選定されました。平成28年から10年で優先的に整備すべき路線です。



・多摩都市計画道路3・4・17号坂浜平尾線
2年後をメドに全線開通を目指しています。組合施工区間は進んでいるが、東京都施工部分が遅れているそうです。
平成28年5月31日追記:上平尾区画整理地内は5月30日14:45を持って開通しました。都整備区間は引き続き工事続行中です。

2014年撮影

・鶴川街道
用地買収が進んだため、もうすこしで着工できる。

区域内の公園緑地についても、費用が大きく、なかなか整備が進んでいないそうです。


今後は、小田良土地区画整理事業、上平尾土地区画整理事業ともに入居が進んで町らしくなっていくことでしょう。なお、坂浜平尾土地区画整理事業内の他の地区でも組合による区画整理を検討中らしいので、またなにか動きがあるかも…しれません。


忙しい中、私に熱心に説明してくださった東京都の職員の皆様に御礼申し上げます。

参考サイト(50音)
ウェブサイトはすべて平成27年8月24日閲覧。
・25 坂浜西地区-稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/chikukeikaku/ichiran/25sakahamanishichiku.html
・稲城上平尾地区-稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/kumiaisekou/kamihirao.html
・稲城小田良地区-稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/kumiaisekou/kodara.html
・坂浜平尾土地-稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/machi_zukuri/jigyo/kukakuseiri/kentouchiku/sakahamahirao.html
・多摩3・4・17号坂浜平尾線の事業に着手します。-東京都
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/11/20mbc300.htm
・多摩ニュータウンガイド-UR都市機構
http://www.ur-net.go.jp/syutoken/nt/
・坂浜平尾土地区画整理事業における稲城市坂浜地内に設置を計画する新駅に伴う確認書などの公文書


ご意見、ご感想、訂正はコメントまでお願いします。
長くなってしまいましたが、最後までお読みくださいましてありがとうございました。

2015年10月29日 追記
記事が半分ほど消えてしまい、Googleのキャッシュから復元したため、画像をクリックで拡大できないなど、問題があるかもしれません。

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by yunomi-chawan1 | 2015-08-25 18:00 | 地域 | Comments(4)
Commented by まるーべり at 2015-08-30 19:02 x
区画整理について情報収集ができました。
Commented by yunomi-chawan1 at 2015-08-30 21:26
ありがとうございました。
Commented by 菊池和美 at 2016-08-30 18:23 x
始めまして、菊池和美と言います。30年ほど前から稲城市の自然や農業について調べています。私も坂浜や上平尾が大好きで、蛍の調査もずっと行ってきました。
坂浜平尾の開発計画の時には、ただ反対するのではなく、なぜ開発が計画されたか、農家の人たちはどう考えているかを知らなくてはならないと思って、調べました。
それをまとめて本を自費出版しました。稲城の図書館に「地域農業ミュージアム」という本がありますので見てくださるとうれしいです。消えていく坂浜平尾の風景も載せました。
また今、大学に行ってそれを論文にしています。
同じ思いの方がいると思ってうれしくなりました。
さて、一つ質問があります。坂浜平尾の計画はもともとはニュータウンの白抜き地区から始まったものです。
その白抜き地区の場所はニュータウンと鶴川街道の間なのですが、「坂浜西地区」と呼ばれています。
その開発計画が平成2年に調整区域全域に広がったのです。
坂浜西地区の地図を資料出見ると今の坂浜西地区と少し違っています。本当はどちらかが正しいのか、または単に地図に書き込みをした人が間違ったのか?それが知りたいと思います。
もしわかるようでしたら教えてくれますか?
どうぞよろしくお願いします。(元稲城の自然と子供を守る会、南山の自然を守り育てる会代表)
Commented by yunomi-chawan1 at 2016-09-08 09:20
菊池和美さん
返信が遅くなりましてすみません。

この記事を書いた昨年夏以降、当地域を詳しく調べていて坂浜平尾土地区画整理事業の認可前後の記述が少し違うのではないかと思い、現在も坂浜平尾地区と多摩ニュータウンとの関連を時折調べているところです。

この記事の地図についてですが、「坂浜平尾土地区画整理事業の位置」の項にある新駅が書かれた地図は稲城市ホームページより引用、その他カメラで撮影した地図は告示のもとになったものを都庁で確認したものです。

坂浜西地区ですが、平成19年8月4日東京都告示第1277号と稲城市のホームページで確認できる「坂浜西地区地区計画」とは異なっています(高勝寺付近)。
告示1277号は坂浜平尾土地区画整理事業からの削除であり、同年10月4日に坂浜西地区地区計画が決定されています。
稲城市都市計画図を見ますと、高勝寺付近は現在もなお坂浜平尾土地区画整理事業の範囲内であり、坂浜西地区地区計画の範囲内でもあるようです。
このようなことから違いが生まれているものと思われます。

ただし、坂浜平尾土地区画整理事業の範囲が、鶴川街道の西側までか、東側までか、告示1277号と稲城市都市計画図とでことなっており、この部分は今のところよくわかりません。


http://ricebowl.exblog.jp の続きです。鉄塔、鉄道、街作り、用水など。


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